RECORD BOY

Hardcore Reality!!


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・EXCEL - The Joke's on You LP PURPLE VINYL 税込2,916円 / CD 税込2,160円 (Southern Lord)

BEOWULF, NO MERCYと並んでSUICIDAL一派第1世代を代表するUSカリフォルニア・ヴェニス出身クロスオーバー・スラッシュ・バンド EXCELの1989年発表2ndアルバムが、1stアルバムに続いてSouthern Lordからデラックスな仕様で再発。ジャケットを新装し、ボーナスでBlaze Some Hateも収録した全12曲入りで、アナログ盤はゲートフォルド・スリーブ。今回は限定パープル・ビニールで入荷しました。

NO MERCYやBEOWULFのサグいスピード・メタル・ハードコアよりもキャッチーさが際立っていたけど、当時はUSHCファンよりもメタル側のスラッシャーに人気が高かった印象の強い作品です。後にINFECTIOUS GROOVESに参加するギタリストとドラムが素晴らしいテクで、POLICEの名曲 Message in a Bottleカバーや、「METALLICAが俺達をパクった!」と後にメンバーが騒いだという"Tapping Into the Emotional Void"のようなアコースティック・ギターなど、パンク、ハードロック、スケート・ロックなどの非ファンク・メタルなミクスチャー的要素もあり、クロスオーバー・スラッシュとしてかなり質の高い作品です。演奏力に見合ったサウンド・プロダクションで録られた作品なので、荒々しいロウ・ハードコア・スラッシュを求める人には向かない感触ですが、スラッシュ・メタルとのクロスオーバーしたスピード・スラッシュ・パートももちろん随所にあって、パンクのキャッチーさとメタルのアンサンブルのマッチとしては完璧ではないでしょうか。もちろん現代的なモダン・クロスオーバーとはまるで違う、80年代流のダイナミズムです。

余談になりますが、METALLICAを訴えることまで本気で検討していたという"Tapping Into the Emotional Void"は実際かなり"Enter Sandman"に似てるけど、Black Albumの頃のMETALLICAに多大な影響を与えたのはファッションと音楽性ともにDANZIGだったのは明らかで、EXCELの"Tapping Into the Emotional Void"をDANZIGの"Twist of Cain"風にアレンジすると、METALLICAの"Enter Sandman"が完成するかと思いますが、いかがでしょうか?当時はDan Lilker氏がこの2ndアルバム・ジャケのTシャツをよく着てましたし、メジャー・スラッシュのメタルヘッズも油断できない音楽的センスとアイデアが、EXCELには備わっていたのかと思います。



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・UNIFORM CHOICE - Screaming For Change LP 税込2,592円 (Southern Lord)

80年代US西海岸SxExを代表する大傑作 U.C.の1985年1stアルバムが、Southern Lordからアナログ盤で再発。これまで何度も再発されてきた名盤を、なぜSouthern Lordがアナログ盤のみで再発するのかは、古くからのファンならば納得のいく話で、Southern Lordオーナーでsunn o)))ギタリストのGreg Andersonは、80年代シアトルに存在したストレートエッジ・ハードコア・バンド BROTHERHOODに在籍していたのは、ハードコア・ファンには有名です(BROTHERHOOD以前はGregはFALSE LIBERTYもやってた) 。BROTHERHOODはU.C.よりちょっと後の80年代後期に短期間活動したバンドだったから、このアルバムは恐らくBROTHERHOODメンバーが青春を捧げて燃えた作品だったのでしょう。そんな彼の経歴を踏まえずに比較しても過去の再発盤とは比べ物にならないデラックスな仕様で、ジャケット・アートの元となった熱狂のライブ写真インサートを、シールドの下にエクストラ・カバーのような形で挟み込んでいます。ジャケットはゲートフォールドで、初公開写真多数含む12"サイズの全8ページ・ブックレットも大興奮の素晴らしいリイシューです。

サウンドはMINOR THREATウォーシップの最高峰のようなピュアSxExで、NYHCと同化して捉えられたりする東海岸のSxExハードコアとはまるで違う感触です。Vo.のPatrick Dubar氏はUNITYの時とさほど変わりないハイトーン・スタイルですが、UNITYはNO FOR AN ANSWERほど極端ではないにしろスピードが速かっただけに、ここまでMINOR THREATへの愛情を丸出しにした曲調にすると、Patrick Dubar氏のIan MacKayeなりきりっぷりも完璧すぎるくらいにきまってます。と、オープニングを飾る名曲 Use Your Headだけ聴くと毎度思うのですが、今回数十年ぶりにフルで聴いたら、いやはや、やっぱりこの時代のUSHCはホントカッコいいな!!と改めて思いました。もちろん基礎を構築してるのは完全にMINOR THREATなんだけど、ウェストコーストやイーストコースト関係なく、焦燥感を煽るかきむしるようなリフ・ワークと畳みかけるような展開は、80年代のUSHCが好きならば嫌いだとは絶対に言わせないトゥルー・クラシック・アルバムです!!ちなみにメタル・ファン用に補足しますと、Vo.のPatrick Dubar氏はCELTIC FROSTのReed St.Mark氏らとMINDFUNKを結成したあの人ですよ。



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・BREAKDOWN - 87 Demo LP 税込2,484円 (540 / Painkiller)

80年代中~後期NYHCの音楽的変化/深化を象徴するバンドの一つと言っても過言ではないBREAKDOWNの名作1stデモが、2ndデモもヴィニール化していたPainkiller Recordsと540のタッグでLP化再発。古くはBlackout!が7"EP化していたNYHCファンにはおなじみの名作デモですが、LPサイズでのリリースは今回が初。A面に87 Demoの9曲を収録し、B面には同年8月、WNYU RadioのCrucial Chaosというラジオ・ショーにて演奏されたライブ音源8曲を収録した、全17曲入りです。オリジナル・デモ・テープのスリーブや歌詞などを掲載し、その裏面には当時のローディー / MADBALLメンバー / In Effect ZINE / Wardance Recordsなど関係者のライナーノートや写真とフライヤーも載せたインナーは、思わず見入ってしまいます!!

後にメンバーはRAW DEALやKILLING TIMEに参加する、ニュー・スクール系ビートダウン・ハードコアのルーツの一つともされるバンドで、この1stデモはオリジナル・ラインナップで残した唯一の音源です。Revelationからの"NYHC~The Way It Is"と、Blackout!からの"NYHC~Where The Wild Things Are..."の、NYHCを代表するオムニバス・アルバムの2枚どちらにも参加していたのはGORILLA BISCUITSとこのBREAKDOWNだけだったように(と言ってもGORILLA BISCUITSは"Where The Wild Things Are..."ではBUZZCOCKSカバーを1曲提供しただけだったけど)、パンク・シーンから分離して独自の体育会系ノリに変わっていく当時のNYHCシーンを体現したようなバンドだったとも言えます。オリジナルVo.在籍時のNAUSEAも参加していた"The Way It Is"でBREAKDOWNの"Sick People"を聴いたときは「なんてブルータルなメタルコアなんだ!」と思ったけど、このデモのオリジナル・バージョンはよりslow & rawなブルタリティーがSHEER TERRORにも通じるパンク・ルーツのメタルコア流ならではの粗暴さであり、またNYHC流のグルーヴから生まれるウネリも極上級です。パンクでもメタルでもスラッシュでもクロスオーバーでもない、これぞまさしくLate 80's NYHC!!SHEER TERROR 1stの再発盤を満喫した人などは絶対に聴いておきたいNYHCクラシック・デモ音源です!!!


* ジャケット角に少し折れシワがありましたので、なるべくキレイなものから販売していきます。



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・ABSOLUTION - Juxtaposition 7" 税込1,296円 (Wardance)

なんとABSOLUTIONの2017年新作!!!CBGBとABC No Rioの橋渡し的なバンドが出没してきた80年代最後期~90年代初めこそが、混沌としたNYHCの面白みが凝縮されていた最も濃密な時代だったと考える人も居るかと思いますが、そんな当時のNYHCを的確にリポートした名作オムニバスで、Combined Effort RecordsとVermiformが共同で1990年にリリースした"Murders Among Us"という7"EPがありました。LIFE'S BLOOD, NAUSEA, BORN AGAINSTという他3バンドが全て90年代以降のレジェンドやカルトとして語り継がれる屈強ラインナップを相手に、個人的にはそれら3バンドを僅差ながら抑え込み(あのオムニバスは4バンド全4曲とも本当に素晴らしい)堂々のベスト・トラックを披露してノックアウトしてくれたのが、このABSOLUTIONでした。このEPは、1988年当時には演奏されていながら録音されていなかった3曲と、当時はデモで1度録音されていた"Risk"の再録、つまり全4曲ともバリバリに活動していた当時の曲を改めてレコーディングしたモノです。しかしこの音源も録音は2011年だったという事ですから、発表まで5年以上かかった難産リリースであります。ダウンロード・コードも付いています。

SICK OF IT ALLで独りロングヘアーだった初代ベーシストのRich CiprianoがこのABSOLUTIONのTシャツを着てるのを見て「ABSOLUTIONって何者だ?」と昔から気になっていたけど、AGNOSTIC FRONTの"Liberty and Justice for..."でベースを担当したAlan Peters氏や、BURNのギタリストでSIDE BY SIDEやNY HOODSにも在籍したGavin Van Vlack氏らが始めたバンドだった、なんてのはもちろん後追いで知りました。当時このバンドに惹かれた人はみな黒人Vo.の Djinji Brown氏のハイパーなキャラクターに虜になったものです。現在はリズム隊が80年代とは変わっていて、ドラムはSUPERTOUCHの人のようです。しかしこれが文句なしにカッコいい!!ま、当時の古い曲なんで当たり前と言えば当たり前なんですが、NYHCらしいキャッチーなリフで疾走するスラッシュ・パートとダイナミック且つエモーショナルなスロウ~ミドルテンポをバックにソウルフルなシャウトを聴かせる Djinji Brown氏のVo.は、やはりBAD BRAINSからの影響を強く感じさせます。当時のBAD BRAINSウォーシップ・バンドやミュージシャンは、DCのSCREAMやNYのUNDERDOG~INTO ANOTHERのようにエモな深化を追求するか、ボストンのEYE FOR AN EYEのようにファンク要素をダイナミックな曲調とタイトな演奏で表現するか、またはCARCASSのBill SteerがEPをリリースするという情報も流れたボストンのSAM BLACK CHURCHのような突然変異型の変態スラッシュなんかが目立ちましたが、自分的にはCRO-MAGSこそがBAD BRAINSウォーシップの完成形だったと常々思っていたので、ABSOLUTIONのようなNYHCありきのBAD BRAINSインフルエンスには、どこかCRO-MAGSも感じてしまいます。しかしこのDjinji Brownさん、オッサンになっても本当カッコいいな!!


Distortion to Hell!!


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・WOLFPACK - A New Dawn Fades LP 税込1,620円 (Southern Lord)

ANTI CIMEX解散後にVo.のヨンソンが結成したスウェディッシュ・ハードコア・パンク WOLFPACKの96年1stアルバムがSouthern Lordから再発!今回はジャケ天に裂けが少しある状態で届いたので、値段はかなりお安くしました。この程度なら気にならない、と言う方はこの機会にどうぞ。

ANTI CIMEXが Absolut Country Of Swedenの頃のメロディアスなフレーズを初期のハードコア・サウンドに移植したような、猛烈野獣系スウェディッシュ・クラスト・パンクが今聴いてもかなり激烈です!!デスメタル、ブラックメタル連中にもリスペクトされるし、TRAGEDYと並んで2000年代のメロディアス・ダーク・ハードコアのお手本となった、90'sスウェディッシュ・ハードコアの最重要アルバムの一つ!!



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・DISCHANGE - The Demos LP 税込2,160円 (Nuclear Fear / Rust and Machine)

スウェディッシュD-Beatクラスト系発掘音源としては当店でも久しぶりに思い切ってレーベルに直コンタクトした、ちょっと楽しみだったDISCHANGEのデモLPです。E.O.W.やC.F.D.L.とSplit EPを発表する以前の1989年と1990年のデモ2種をまとめた限定536枚リリースです。


Demo 1 (1989年)
A1. Blind Paths
A2. Fucking Madness
A3. USA - Image Of Welfare
A4. Bister Verklighet
A5. Ignorance Will...
A6. Agonized Faces

Demo 2 (1990年)
B1. Resist The Statecontrol
B2. Ignorance Will...
B3. Victims Of Madness
B4. The End Is Here
B5. Down The Right Hand Path
B6. Fight For Your Right
B7. Moral Downfall
B8. Agonized Faces
B9. Desperate Screams
B10. Power From Fear


UKのDISASTERと日本のDISCLOSE、そして同じスウェーデンのDISCARDなどとともに、DISCHARGEウォーシップを一つのサブジャンルとして確立させたスウェーデンのバンドで、Nuclear Blastから1stアルバムを発表して後は、MEANWHILEと改名して今も活動を続ける超ベテランです。このバンドに限らず名前を挙げたdisコア・バンドは皆当初はジョークとして捉えられることもありましたが、特にDISCHANGEの場合は名前も間違い探しみたいな感じだし、NO SECURITYのメンバーが始めたバンド、という情報が先走ってたので、どうしても本業バンドのあるミュージシャン達によるプロジェクトという印象が強かったように記憶しています。しかしサウンドはdisコアとして完璧なカッコよさで、特に初期スウェディッシュ・デス・メタル・ミュージシャンとしてもA級の面々ということもあり、ギター・ソロの切り込み具合なんかもバツグンだと思います。遅ればせながらメンバー構成を説明しますと、Demo 1はJalloとKenkoのNO SECURITYメンバー2人で録音されていて、Kenkoは初期スウェディッシュ(+MAYHEM fromノルウェー)デス・メタル名作オムニバス・アルバム Projections Of A Stained Mindにも参加してたHOUSE OF USHERメンバー。後にCHRONIC DECAYメンバーも2人参加します。



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・EXTREME NOISE TERROR - Phonophobia LP 税込2,160円 (Agipunk)

クラスト・コアというサブ・ジャンルを確立したUKイプスウィッチ出身バンド、E.N.T.の1991年にVinyl Japanから発表したMLPが、ボーナストラック2曲を追加した全10曲入りでイタリアAgipunkから再発。DeanとPhilによってリミックされています。

前作のSplit w/ FILTHKICKまでより飛躍的にダイナミックになった作品ですが、メタリックなダイナミズムなどではなく、DISRUPTやスウェディッシュ・クラストなどからの触発も感じさせるブルータルなダイナミズムで、エクストリーム・メタル・シーンへのアプローチを感じさせたこの後のEarache時代を第2期とすれば、本作までがピュア・クラストコア黄金期だったと言えます。DRILLER KILLERなどのファンにはこの作品が一番オススメ!!



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・EXTREME NOISE TERROR / REALITY CRISIS - Daily Holocaust SPLIT CD 税込1,620円 (MCR)

現在来日ツアー中のUKクラストコア最重要バンド E.N.T.と、今回のE.N.T.2017年来日ツアーをサポートする名古屋ハードコア・パンクス REALITY CRISISのSplit CDが本日発売!!E.N.T.は出来立てほやほや新録2曲とライブ1曲。REALITY CRISISはE.N.T.カバー怒濤の3連発!!


EXTREME NOISE TERROR
1. National Health Scandal
2. Consume and Obey
3. No one is innocent (Live)

REALITY CRISIS
4. Deceived
5. Raping The Earth
6. Show Us You Care



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・WARWOUND / WAR//PLAGUE - Split CD 税込1,620円 (MCR)

オブスキュア・ハードコアの発掘音源盤も出尽くした感の強い現代に於いて、2015年まで公式リリースされず最後の未再発大物バンドとも言われたUKHCバンド WARWOUNDがあっさり復活!!!しかもVo.はなぜかRatおじさん・・・。だったらVARUKERS名義にすれば?と思ってしまうでしょうが、VARUKERSはex.METAL MESSIAHのBiff氏がサウンドの要となってしっかり地に足付いた活動を続けてますので、ex.VARUKERS / SACRILEGEのDamianとは言えども、VARUKERSに出戻るわけにはいかないのです。ベースはDECADENCE WITHINのIan、と言うより、Trapped in a SceneなどのUKHCドキュメンタリー・ブックの著者としての方が有名なIan Glasper。そしてドラムは先頃再発されて予想以上に大好評のHELLKRUSHER 1stアルバムに参加していたSteve Wingroveというラインナップです。


WARWOUND
1. Faith or Fear
2. No escape
3. Brainwashed
4. War Crimes (*ボーナストラック)

WAR//PLAGUE
5. Crucible
6. Tyrants and Demons
7. Centrifuge (*ボーナストラック)


WARWOUNDは、VARUKERSの1984年発表完全無欠最高傑作 Another Religion Another Warでギター(Damian)とドラム(Andy)を担当したメンバーが、VARUKERSにスカウトされる以前にやっていた幻のUK D-Beatパンク。DamianとAndyはその後SACRILEGEを結成するためVARUKERSを脱退し、その時はRatは相当落ち込んだという話です。確かに、Another Religion Another Warのようなモノ凄い作品を共に制作したメンバーが揃って離れていったら、立ち直るのは簡単じゃなかったでしょう。なので、DamianとRatはもう2度と一緒にやらないと思ってたので、ドラムのAndyは居ないけど、やはりこの復活音源は興味津々です。7"バージョンがUSのDr.Strangeからリリースされてますが、この日本盤CDに収録のボーナス曲が、ファンが新生WARWOUNDに求めるメタリック・ハードコア・スラッシュが最も炸裂しています!!そしてUSミネアポリスのWAR//PLAGUE。どこかで聞き覚えのある名前だと思ったら、AMEBIXのBaron / VOIVODのAway / MISERYのJon Miseryらによるプロジェクト、TAU CROSSのギターの人のバンドです!!サウンドはいかにもミネアポリスのクラスト・パンクらしい、メタリックなブルータル・パンク・スラッシュ。こちらのWAR//PLAGUEもボーナス曲を追加していますし、ブックレットはJacky Crust War氏による翻訳付きとなっていますので、ぜひ日本盤で入手してください!!



Death Cult from the Graves!!


* 毎週水曜は定休日ですが、昨晩フィニッシュできなかったデス/スラッシュ・メタル系再発盤商品を先ほどカートアップ致しました。受注対応は明日木曜日以降になります。


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・SLAUGHTER - Nocturnal Hell, Surrender or Die CD 税込1,836円 (Vic)

モントリオールのAGGRESSIONと並ぶカナディアン・ハードコア・スラッシュ・メタル最高峰、トロントのSLAUGHTERの最高傑作音源と断言できる1985年デモ Surrender or Dieが、1986年にFringe prod.からリリースされた Nocturnal Hell 7"EPとカップリングでVic RecordsからCD再発。Surrender or Dieデモは、Marquee RecordsからのStrappadoアルバム25周年記念盤のボーナス音源としてここ数年は聴くことができましたが、過去に2度ヴィニールLP化され、CDも単独リリースされていた、SLAUGHTERファン必須の最凶音源ですので、やはりこのMad Marc Rude画伯のチェインソー・スカルon Second Comingを恐らく勝手に拝借したと思われるジャケ体裁で永遠に存在すべきなのです(このBATTALION OF SAINTSジャケ・パクリの真相については、ブックレットに掲載のライナーで触れてます)。Nocturnal Hellは過去にあまり再発されていなかった音源で、AgipunkからのNocturnal Karnage LPか、Terror from HellからのOne Foot In The Grave CDでしか確か再発されていなかったと思います。


1. Nocturnal Hell (Nocturnal Hell 7")
2. One Foot in the Grave (Nocturnal Hell 7")
3. Tortured Souls (Nocturnal Hell 7")
4. Disintegrator (Surrender or Die DEMO)
5. Incinerator (Surrender or Die DEMO)
6. Maim to Please (Surrender or Die DEMO)
7. Tyrant of Hell (Surrender or Die DEMO)
8. Shadow of Death (Surrender or Die DEMO)
9. Death Dealer (Surrender or Die DEMO)
10. One Foot in the Grave (Surrender or Die DEMO)
11. Surrender or Die (Surrender or Die DEMO)
12. Eve of Darkness (Surrender or Die DEMO)
13. Strappado (Surrender or Die DEMO)
14. Tales of the Macabre (Surrender or Die DEMO)
15. Cult of the Dead : Instro-Mental (Surrender or Die DEMO)


なだれ込むように落下するビートと、一応は刻んでるけど反復リフのシンプルなパターンで展開する楽曲を組み合わせたハードコア・スラッシュ・サウンドは、SHITLICKERS型D-Beatパンクとの奇跡的な共通性を感じさせる驚異のロウエスト・スラッシュ・メタルで、それが顕著に表れているのがSurrender or Dieデモです。HELLHAMMER, CELTIC FROSTを刻みリフにしたスラッシュを目指して、そこにハードコアからの影響も実際かなりあったと思う突進力をプラス。これほど "ドカドカドカ!!!"という表現がピッタリ来るスラッシュメタル・バンドは他には絶対にありません。Nocturnal Hell 7"EPもStrappadoアルバム直前の音源でかっこよくて、よりCELTIC FROSTの影響を強くしたミドルテンポのナンバーでは、トムG「ウッ!」を連発しています。シカゴのMASTERのデモ・アルバムと並んで、クラスティーズも腰を抜かすロウ・ダーティー・デスラッシュ最上級バンド!!



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・DEMISE (US Oregon) - Endless Torment LP CLEAR VINYL 税込2,808円 (Floga)

1992年に7"を1枚発表していたUSポートランドのデス/スラッシュ・メタル・バンドのコンピレーション・アルバムが、ギリシャのFloga RecordsからLPでリリース。ブラックx200枚とクリアx200枚の計400枚プレスで、今回はクリア・ビニールで入荷しました。


Tracks A1-A4 : "Inevitable Exit" DEMO (1990年)
Tracks A5-A6 : "Devious Deception" 7" (1992年)
Track B1 : "Devious Deception" 7" (1992年)
Tracks B2-B5 : "Sadistic Summoning" DEMO (1990年)


世界各国&ハードコア・シーンにも多いバンド名なのでややこしいですが、7"はListenableからのリリースだったので、このシングルは昔よく見かけたような気もします。初期はDEAD CONSPIRACYのギタリストが参加していて、インナー・シートに掲載の当時のフライヤーを見ると、DEAD CONSPIRACYやINSECTICIDEと頻繁にライブをやっていたようです。サウンド・スタイルもその2バンドと共通性の多い、と言うかいかにも80年代後期~90年代初めのアメリカン・デスラッシュらしいタイプで、テクニカルなスラッシュをインテリ方面に進めずに、ハードコアのスピードとデス・メタルのダークネスも加えて表現していて、SOOTHSAYERのデモ時代などカナディアン・スピード・デスラッシュ・メタルが好きな人にもかなりオススメです!!



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・MERCYLESS - In Memory of Agrazabeth 2LP OXBLOOD VINYL 税込3,456円 (Floga)

Legion Of Death Recordsの再発部門レーベル Armee de la Mort RecordsからCDで出ていたフレンチ・デスラッシュ・メタルのコンピレーション・アルバムが、ギリシャのFloga Recordsから2枚組でヴィニール化。CDはリハーサルやライブも収録していましたが、このアナログ盤はデモ音源のみで構成された2枚組となっています。ブラックx250枚とオックスブラッド・カラーx250枚の計500枚プレスで、今回はオックス・ブラッド・カラー・ビニールで入荷しました。


LP1 SIDE A : "Immortal Harmonies" DEMO (1988年)
LP1 SIDE B : "Visions from the Past" DEMO (1989年)
LP2 SIDE C : "Visions from the Past" DEMO (1989年)
LP2 SIDE D : "Vomiting Nausea" DEMO (1990年)


CCG Underground Demo Seriesで12"が出てた(7"バージョンも存在するようです)ので、日本でも年配のマニアには名の知られているバンドですし、The Cryptからの1stアルバム再発アナログ盤も大好評でしたから、当店ではおなじみと言っていいバンドです。その1stアルバムで、フロリダSOLSTICE, DEMOLITION HAMMER, MORBID SAINTの2ndのようなブルータル・スラッシュ・メタルのユーロ版のごとき猛烈ダイナミックなゴリゴリ・デスラッシュを確立する以前のデモ3種を収録していますが、この初期デモ時代もカルト・デスラッシュ・ファンにはたまらない魅力があります。1stデモはメロディックなギターも印象的なDEATHROW型ジャーマン・スラッシュを彷彿させる金属質リフの突進ロウ・ノイジー・スラッシュ。ちょっとANIHILATEDみたいなUKメタルコアっぽさも感じたります。2ndデモからはSLAYER影響下USブルータル・スラッシュ・メタルのような暴走ダイナミズムにベクトルが向き、ヨーロピアン・バンドならではのガムシャラさとバツグンにマッチしています。スピードコアとも呼べるような激速パートもあって、アメリカン・スピードコア・スラッシュのようなクロスオーバー・ムードになっていない硬質さも聴きどころです。ゲートフォルド・スリーブを開くと内側には当時の写真やフライヤー画像など満載で、最高の仕上がりのアナログ盤です!!サンプル貼った曲なんか、DARK ANGEL, KREATOR, DEATHROW, MEKONG DELTAのミックスみたいで最高ですね。



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・SOULBURN - 1996 Demo LP WHITE VINYL 税込2,700円 (Floga)

ASPHYXが解散状態にあった1996年に、ドラムのBob Bagchus氏とギターのEric Daniels氏がPENTACLEのベース&Vo.のWannes Gubbels氏を誘って始めたオランダ・デス・メタルの1stデモ音源が、Floga Recordsから限定500枚のLPでリリース。今回はltd.150枚のホワイト・ビニールで入荷しました。

この後、1998年にCentury Mediaから1stアルバムを発表して以降は、Martin van Drunen抜きのASPHYXのような存在感とサウンドで今日まで活動を続けていますが、このデモは後のアルバムで聴けるようなダッチ・デス・メタル・サウンドよりも非常にオカルティックなムードが強くて、ドゥーム・デス・ファンやブラック・メタル・ファンにも絶対オススメのカルト・ムード満点です。もちろんASPHYX組のお二人がメインですが、このデモで強烈な存在感をアピールしてるのはPENTACLEのWannes Gubbels氏。まるで初期PENTACLEがCELTIC FROSTウォーシップから若干BATHORYに寄ったような暗黒of doomブラック・デス・スピード・メタル・サウンドでメチャクチャかっこいい!!Wannes Gubbels氏のVo.はこの時もやっぱりメガ渋だし、ASPHYXファンに認知度の高いバンドですが、この音源に限ってはPENTACLEファン必聴&Die Death!!!



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・AUTOPSY - Skin Begins to Rot 3xTAPE BOXSET 税込3,996円 (Floga)

最も影響力のあるデス・メタル・レジェンドの一つ、USオークランドのAUTOPSYの初期3作品をカセットで再現してボックスに収めた、コレクターにはすっかりおなじみとなっているFloga Recordsによるカセット・ボックスセット・シリーズです。先にTHERIONがアップされた時から、おそらくこちらを待ってた人も多くいたことでしょう。PROTECTORのカセット・ボックスはスルーしました。ご要望があればPROTECTORのカセット・ボックスも次回やりますが、今回はTHERIONとこのAUTOPSYのみですので、今は安心してガンガンご注文ください。


TAPE 1. Severed Survival ALBUM (1989年)
TAPE 2. Mental Funeral ALBUM (1991年)
TAPE 3. Acts of the Unspeakable ALBUM (1992年)


アメリカのデス・メタル・バンドのほとんどは、SLAYERやPOSSESSEDなどのスピード・メタル/スラッシュ・メタルを土台に過激に進化した結果生まれたわけですが、AUTOPSYの場合はカリフォルニア・オークランドというパンクやハードコアなどオルタナティブなロックに於いて鋭いセンスを発揮していた土地柄が作用していたせいか、1stアルバムはハードコア・パンクの基礎が強く出ていて、ハードコアにだいぶ接近していた当時のアンダーグラウンド・メタル・シーンでも、AUTOPSYの1stアルバムは衝撃的でした。UKデスもスウェディッシュ・デスも、スラッシュ・メタルよりハードコア・パンクから枝分かれして生まれたようなものでしたので、そういう意味ではAUTOPSYはアメリカン・デス・メタルよりもイギリスやスウェーデンのデス・メタルと強く共鳴したような感性があります。しかし実は伝統を重んじていた英国のハードコアや、美しさも備えていた北欧デス・メタルとは違い、BLACK SABBATHにインスパイアされたBLACK FLAG的なサイコパスや、GG Allinのスカム・バイオレンスなど、アメリカン・パンクの狂気がヘヴィメタルの様式に土足で踏み入れたようなタブーを犯してる感覚が凶劣なのがAUTOPSYの最大の魅力です。ストローク・リフのハードコアなリフで構成して絶妙にメロディックなソロも乗せながら、中心的存在であるChris Reifert氏の独特のタイム感のドラミングでバッタバッタと突き進む1stから、スロウなナーバス・ブレークダウン・パートをより強調していった2ndと3rd、誰もがAUTOPSYの最凶傑作と認める3作ですので、マニアやコレクター以外の方もぜひどうぞ!!


Nuclear War Now! Merchandises


* Nuclear War Now!マーチャンダイズ各種のご予約を受け付けます。ご希望の方は通常のカート購入と同じように、サイズとご清算方法もあらかじめ指定してカートに入れていただきたいのですが、他商品とのまとめてのご精算は現時点ではお受けできませんので、必ず今回のNWNご予約商品のみでカートを進めてください。入荷はおそらく4月中旬以降になるかと思いますが、今週の中頃にはご予約を締め切ります。完売の場合はご容赦願います。



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・HOLOCAUSTO - War Metal Massacre T-SHIRT ご予約受付商品(Nuclear War Now!)

先にNuclear War Now! Fest 2016会場先行で発売されたHOLOCAUSTOの新作Tシャツが、一般流通用にバックプリントを変更して発売となります。サイズはS / M / L / XLの4種で、Gildanボディ。値段は2000円台中~後半くらいになるかと思います。



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・DEATH WORSHIP - Extermination Mass T-SHIRT ご予約受付商品(Nuclear War Now!)

お問い合わせの多いNuclear War Now製DEATH WORSHIPのTシャツです。サイズはS / M / L / XLの4種で、Gildanボディ。実はこの件に関してはレーベルからいまだに全く詳細知らされてないのですが、このバンドはやはり通常よりも値段が高いようなので、3000円台中盤~後半くらいにまでなってしまう可能性大です。



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・DEATH WORSHIP - Extermination Mass SLEEVE PRINT ZIP UP HOODED SWEAT SHIRT ご予約受付商品(Nuclear War Now!)

こちらは左袖部分のみにプリントしたジップ・パーカーです。フロントとバックにはプリントはありません。サイズはS / M / L / XLの4種で、Hanesボディ。恐らくREVENGEのパーカーの時と同じくらい、6000円台後半~7000円台くらいにまでなってしまう可能性大です。



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・DEATH WORSHIP - Extermination Mass FRONT/BACK PRINT ZIP UP HOODED SWEAT SHIRT ご予約受付商品(Nuclear War Now!)

こちらは左胸とバックにプリントしたジップ・パーカーです。サイズはS / M / L / XLの4種で、Hanesボディ。やはり6000円台後半~7000円台くらいにまでなってしまう可能性大です。



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・SADISTIK EXEKUTION - 30 Years of Agonizing the Dead T-SHIRT ご予約受付商品(Nuclear War Now!)

SADISTIK EXEKUTIONマーチャンダイズ商品の新作も各種発売されました。こちらは30 Years of Agonizing the Deadデザインです。サイズはS / M / L / XLの4種で、Gildanボディ。値段は2000円台中~後半くらいになるかと思います。



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・SADISTIK EXEKUTION - Death Lobotomy T-SHIRT ご予約受付商品(Nuclear War Now!)

こちらはDeath Lobotomyデザインです。サイズはS / M / L / XLの4種で、Gildanボディ。値段は2000円台中~後半くらいになるかと思います。



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・SADISTIK EXEKUTION - Forever We Die T-SHIRT ご予約受付商品(Nuclear War Now!)

こちらはForever We Dieデザインです。サイズはS / M / L / XLの4種で、Gildanボディ。値段は2000円台中~後半くらいになるかと思います。



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・SADISTIK EXEKUTION - Sadistik Exekution LONG SLEEVE SHIRT ご予約受付商品(Nuclear War Now!)

こちらはロングスリーブです。サイズはS / M / L / XLの4種で、Gildanボディ。値段は3000円台中~後半くらいになるかと思います。


Scandinavian Jawbreakers Death!!


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・MORDICUS - Dances from Left CD 税込2,160円 (Temple of Darkness)

80年代後期~90年代に活動したフィンランド出身デス・メタル・バンドの1993年発表名作1stアルバムCD、2015年オフィシャル再発盤CDです。MERCILESSの1stやMORPHEUSなど、これまでにも初期デス・メタルの名作をいくつか再発しながらも流通が薄くてあまり頻繁に入荷してこなかったスペインのTemple of Darknessからの再発で、この2015年版も日本にはあまり入荷してきてなかったようです。2008年の最初の再発盤もTemple of Darknessからでしたが、2015年にロシアで悪質な模倣ブートCDが出回った事に対抗してか、ボーナス・トラックを1曲増やした全17曲入り新バージョンになっています!!


Tracks 1-10 : "Dances from Left" ALBUM (1993年)
Tracks 11-13 : "Wrathorn" TAPE (1992年)
Tracks 14-16 : "Three Way Dissection" 7" (1992年)
Track 17 : "Grown Under Shade of Sorrow" DEMO (1992年)


オリジナルはフランスのThrash RecordsからCDのみでリリースされていて、ボーナスで収録のWrathornカセットはWild Rags、Three Way Dissection 7"はSeraphic Decayの別名義レーベル Skin Drill Recordsからという、名だたるカルト・デス・メタル・レーベルから作品を発表していたバンドです。もちろんそれらのオリジナル盤は今では相当な高額で取引されていますが、しかしバンド自体はカルトの域を超えた非常に質の高いデス・メタルを演奏していて、ハッキリ言ってカルト・デス・メタル・ファンのみならず北欧デス・メタル・ファン全員必聴級のマスターピースだと断言できます。フィンランド出身ながら完全なスウェディッシュ・スタイルで、スラッシュ/ヘヴィメタル/ハードコア/ロックンロールといったデス・メタル誕生以前の北欧様式の伝統を継承して純正のデス・メタルを作り上げたENTOMBED直系超ど真ん中スタイルで、これは本当に凄い!!ジャジーなプログレ感もあるパートなどにフィンランド・デス・メタルらしいアヴァンギャルドさも漂いますが、こういうのを聴くと、初期HORRENDOUSはやっぱりENTOMBEDやこのMORDICUSあたりが一番近かったのかな、なんて再発見もあります。フィニッシュ・デスの病的さが無いのが物足りない人も居るかも知れませんが、このクォリティーを前にしては、そんなことはどうでもよくなります。ジャケ・ブックレットも素晴らしい仕上がりで、絶対にオススメdeath!!



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・CROMLECH (Sweden) - Eschatological Horrors CD 税込1,836円 (Dark Blasphemies)

活動中はデモ2本を残したのみで消滅した知られざるスウェーデンのデス・メタル・バンドのコンピレーションCDが、スペインのDark Blasphemiesから限定500枚でリリース。MESHUGGAHメンバーが在籍した同名バンドがスウェーデン国内にも居たようですが、今回リリースされた方のCROMLECHは当時オムニバスに参加したりといった情報も確認されてなく、まぁこのDark Blasphemiesは毎度よくここまで誰も知らないようなバンドで、しかも文句ないクォリティーのバンドを発掘してくるものだと感心してしまいます。


Tracks 1-3 : Deleterious Eschathological DEMO (1993年)
Tracks 4-7 : As One With The Earth DEMO (1994年未発表)
Tracks 8-10 : Forbidden Tombs of Horror DEMO (1991年)
Tracks 11-14 : Hidden DEMO (1992年未発表)


バリバリにスウェディッシュ・デスど真ん中なサウンドながら、バンド名はDARKTHRONEのSoulside Journeyアルバムの曲名から名付けたというだけあって、初期のデモは陰鬱なシックネスの強い曲調が目立ち、ベタベタしたスピード・パートの上に北欧メランコリーなリフで構成した曲をアグリーなlowボーカルがうなりまくるところなんかは、スウェディッシュ・デス云々抜きにカルト・デス・マニアにはたまらない真性の90's地下バンドらしい魅力にあふれています。しかしTHERION, TIAMAT, ENTOMBED, AFFLICTED, MERCILESS, DISMEMBER, etcのA級バンドとの共演を重ねていった成果か、後期のデモはもうENTOMBEDやDISMEMBERファンは万々歳なダイナミックな疾走感とメロディック・ギターのコンビネーションを備えて、スウェデス・ファンは文句なしのクォリティーに大成長しています。強いて言うならば、後期までハードコアな地下ムードがなぜかぬぐい切れなかったような雰囲気があると言えばあるような気がしなくもない気もしてくるようにも感じられなくもない気がしなくもない、、、ので、そこが陽の目を見なかった原因なのでしょうか。だからこそ、マニアには確実にオススメです!!



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・THERION - Order Of The Dragon 5xTAPE BOXSET 税込5,400円 (Floga)

大好評のFloga Recordsによるカセット・ボックス・セット・シリーズ、今回はTHERIONです!!1本ごとに換算すれば各税抜1000円ということですから妥当な値段ですが(現状、カセットは製作コストが非常に高いのです)、5本組となるとけっこうボリュームのある値段ですし、THERIONを当店ではどこで線引きしていいのか悩むところなので悶々としていましたら、やはりそこそこお問い合わせもいただきましたので、少し入荷させてみました。限定500セットです。

CARBONIZEDのギター&Vo.でもあったChristofer Johnsson氏らによるTHERIONは、スウェーデンのアンダーグラウンド・エクストリーム・メタル・シーンから登場して後に大きな成功を収めたバンドの代表的存在ですが、1stアルバムは今も地下デス・メタラーを熱狂させるカルト・クラシックとして高い人気を誇ります。ちょっとアヴァンギャルドさも漂っていたCARBONIZEDが、NAPALM DEATHやCARCASSなどのUKグラインド・デス・メタルのアグリネスに接近したような雰囲気が感じられて、しかもSunlightスタジオでの録音によってスウェディッシュ・デス特有のグルーム感とダイナミズムの完璧な融合で表現されています。目まぐるしく激しい曲展開を、起伏に富んでるのにここまで流れるように表現できるのは驚異的過ぎます。2ndアルバムにはそこにアトモスフィカルなパートも絶妙にプラスして、これまた文句なしにカッコいい大傑作。2ndが一番好きな人も多いのではないでしょうか?3rdからシンフォニックでオペラチックなヘヴィメタルを追求していきますが、どの作品も高いクォリティーを維持していて、メタルヘッズにはあまり評判のよくない(個人的には案外聴けたりしますが・・・)A'arab Zaraq-Lucid Dreamingまで含めずに、Theliアルバムで留めた5本組となってますので、ファンには納得のいく編集の初期5作品コンピレーション・ボックスセットでしょう。


1. Of Darkness.... ALBUM (1991年)
2. Beyond Sanctorum ALBUM (1992年)
3. Symphony Masses : Ho Drakon Ho Megas ALBUM (1993年)
4. Lepaca Kliffoth ALBUM (1995年)
5. Theli ALBUM (1996年)



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・MORPHEUS (Sweden) - In the Arms of... LP 税込2,808円 / CD 税込1,944円 (Temple of Darkness)

ようやくアナログ盤も入荷しました!!

流通があまり良くないけど極上の初期デス/ブラック系再発も多いスペインのTemple of Darknessからのホームラン級オブスキュア・クラシック・デス・メタル・リイシュー盤です。スウェーデンのEXHUMEDが発展/改名して1991年に限定1000枚で発表した4曲入り1st MLPを、オリジナル・リリース以来20年以上の歳月を経て遂に初再発。オリジナル盤アナログは昨今では人気の高い入手困難レア・アイテムですし、この再発盤はEXHUMEDの1990年デモもボーナス収録した7曲入りとなっています!!CDも再入荷してます!


MORPHEUS "In The Arms Of..." EP (1991年)
A1. MORPHEUS - No Mans Land
A2. MORPHEUS - Among Others
A3. MORPHEUS - The Third Reich 3797 A.C.
A4. MORPHEUS - Thoughts Of Distrust

EXHUMED (Sweden) "Obscurity" DEMO (1990年)
B1. EXHUMED (Sweden) Obscure Desolation
B2. EXHUMED (Sweden) - Satanic Verses
B3. EXHUMED (Sweden) - What Life Has Brought


後にNECROPHOBIC ~ NIFELHEIMを渡り歩くJohan Bergeback氏とSebastian Ramstedt氏2人の、恐らくデスメタル・バンドのデビューがこのEXHUMED ~ MORPHEUSだと思います。極悪なお二人もまだ初々しさがあって、STRYPERにションベンかけてたSebastian Ramstedt氏も(既にちょっと怖いけど)とても若いです。スウェディッシュ・デスメタルの殿堂、Sunlightスタジオで録音されたこの1stミニは、極上のスウェデス・ダークネスだったEXHUMEDのスタイルを基本的には継承したスタイルですが、ズグズグ・リフが最強にキラーなEXHUMEDよりも、王道のスウェデスらしい展開の起伏とダイナミズムがバランスよくまとまっています。Vo.がEXCRUCIATEのオリジナルVo.だったようですが、EXCRUCIATEのようなスウェディッシュ・デス好きも必聴のサウンドです。しかし、やはり何と言っても鬱系の黒さが最大の特徴で、ロウ(low)&クリプティックなデスメタル・サウンドは、 ETERNAL DARKNESS, KRYPT OF KERBEROS, DARKIFIEDなどの雰囲気のスウェデス・ファンにもオススメかと思います。そしてボーナス・トラックのEXHUMEDがまたカッコいい!!フィンデスとは違うlownessが絶品で、低く徘徊しながらも爆裂する様がマジで激渋デス。全スウェディッシュ・デス・マニア必聴デス!!



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・GRAVEYARD AFTER GRAVEYARD - Hellhound On My Trail CD 税込1,728円 (Chaos)

ex.PAGANIZERドラマーと現GRAVEギタリストの2人によるスウェディッシュ・スラッシュ・デス・メタル・バンドの2015年発表7曲入り最新作CDです。ジャケ・アートは、ASPHYXやSOULBURNなどを手がけてきたRob Toderico氏によるデザインです。

スラッシュを土台にした、いかにもスウェディッシュらしいブラッケンドなデス・メタルは、トラディショナル・メタルのルーツもにじませるメロディックなギターも印象的で、MORDANTとBEWITCHEDの中間のような感覚です。そしてこのバンドの最大の特徴であるVo.のバイオレントっぷりが最高にかっこよくて、これは日本のメタルコア・ファンも「オッ!?」と思ってしまうのはないでしょうか。たぶん遊び半分なプロジェクトで人気が爆発するような感じは全くありませんが、北欧アンダーグラウンド・メタル・シーンの面白さはこういうところにこそあると思います。MORDANT, NIFELHEIM, BEWITCHED, あとPrimitive Art関連バンドが好きだったような人はぜひチェックを!!



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・DECOMPOSED - Wither CD 税込1,728円 (Chaos)

Blood Harvestからの1st、Memento Moriからの2ndともに好評だったスウェディッシュ・デス・メタル・バンドの2016年3rdアルバムCDです。現行デス・メタルを追いかけているファンならば安心のBlood HarvestとMemento Moriという2レーベルから、今回はメキシコのChaos Recordsに移籍しての発表となっていますが、実は前作発表後にギタリスト以外全員が脱退していて、このアルバムはギタリスト+セッション・メンバーという編成で製作された、ターニング・ポイント的な重みのある作品となっています。

NIHILISTとAUTOPSYのミックスのような王道のオールドスクール・スタイルから、前作ではMORBUS CHRONやTRIBULATIONなどのスウェディッシュ・デス・メタル・ニュー・ジェネレーションにも共鳴したかのサイケデリックな感触もプラスしてましたが、本作ではその暗黒感覚が倍増しています。ただ、MORBUS CHRONやTRIBULATIONなどの耽美なプログレッシブ風味を強調してるのではなく、窒息しそうな重苦しい曲調に退廃的な叙情をミックスしていて、VANHELGDに近いブルタリティーとグルーム感のバランスに仕上げています。Dark Descent, Me saco Un Ojo, Sepulchral Voice,etcのファンは大満足であろう、ダーク・エピック・デス・メタル力作death!!

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