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Metal Deathcrusher!!



・MEGATOMB - Louder than a Thousand Deaths MLP ORANGE VINYL / BLACK VINYL 各¥1800 (Me Saco Un Ojo)



スウェーデンの新鋭ブラック・デスラッシュ・メタルが、Me Saco Un Ojoから6曲入り1st ミニLPをリリース。ぶっちゃけますと、MSUO常連海外地下デスメタラーの間ではたいして話題にもなってないリリースでして、それはやはり、いつものMSUO作品とちょっと毛色が違うタイプだからだと思います。しかし、このカッコいいジャケ・アートからも匂わせるように、これはデスメタル・ファンよりも、アンダーグラウンド・スラッシュ寄りのデス・ブラック・ファンにオススメのリリースだと思います。限定500枚リリースで、そのうちのltd.100枚オレンジ・ビニールも入荷してますので、ご希望のカラーをお選びください。



スラッシュ寄りのブラック・デスラッシュと言っても、切れ味鋭く暴走するMERCILESSタイプではなく、一言で言って、かなりNIFELHEIMウォーシップなスタイルです。BATHORYルーツの鈍いパウンディング・ブラック・スラッシュに、KREATORの最もダークでプレ・デスメタルなルーツ的重要作とされるPleasure to Killの頃のようなイーヴィルな爆発力も時折ミックスして、そこに正統派メタル的熱血ドラマチックなフレーズが絡まったりすると、スラッシュの切れ味があったMORBID INSULTERよりも、ある意味、もっとNIFELHEIMに近い形となって表れています。今回入荷したMEGATOMB MLPとMALICIOUS テープのMSUOリリース2作は、どっちもキーワードにNIFELHEIMがあるようなタイプで、かなり当店好みのタイプでした!!オススメです!!







・MALICIOUS - Mental Illness TAPE ¥800 (Me Saco Un Ojo)



2011年結成のフィンランド若手デスメタル・バンド、Me Saco Un Ojoからの4曲入り1stデモテープです。メンバーの雰囲気も完璧にアーリー90'sデスしててカッコいいけど、サウンドも新人とは思えないほど完成された感があって、「今、デスメタルはフィンランドが一番だ」とMSUOオーナーが断言するのも納得の、昨今のフィンデスの層の厚さを実感させるグレート・デビュー作です!!



しかしサウンドは典型的なフィニッシュ・スタイルではなくて、POSSESSED, BATHORY影響下のスウェディッシュ・サタニック・デスメタル、といった感じです。必然的にNIFELHEIMにも似てくるタイプですが、このバンドはリフワークと感触を見事にスウェデス・タッチで再現しきっていて、王道のスウェディッシュ・デスメタル・ファンにもぜひチェックしていただきたいカッコよさです。MEFISTO, OBSCURITY, NIFELHEIM, NECROCURSEなどのファンは確実に必聴!!ちょっと気持ちが先走りすぎだと言われそうですが、これはまたしても、大手レーベルによる新鋭デスメタル・バンド青田買いのターゲットにされそうな予感の、MSUO輩出若手バンドです!!





*ちなみに、今年からMe Saco Un Ojoのアナログ盤についてたあのストレンジな日本語帯シリーズをやめました。個人的には、あの間抜け具合がBOYにはちょうどいい感じで愛着もあったんですが、まぁほとんどの人がイヤだったみたいですし・・・。それと、今回から日本流通という大袈裟な名目を取っ払って、今後はMe Saco Un Ojoリリースの日本国内取扱いは当店限定販売になる予定です。苦しい状況の中、今までがんばって付き合ってオーダーしていただいた他店さんには、だいぶご迷惑をおかけしてきましたが、他店さんも皆、その店独自のカラーを出すことに一層力を注いでいられる状況なので、必然的にMSUO作品のオーダーも減少して、最近は当店販売分のみでほぼ事が足りるくらいまで落ち込み、日本国内流通などと言うのも恥ずかしいくらい小規模になってきました。この状況をレーベル・オーナーと話した結果、MSUOとしてはBOYだけでいいから販売してほしいし、BOY以外での日本流通は一切考えていない、とまで言い切ってくれましたので、これからは基本的に当店だけでの販売となります。しかし、日本のバンドのリリースなどがあった時は、そのバンドがギャラ分を販売するようなこともあるでしょうから、あくまでも、「基本的には」というスタンスです。今でもMSUOリリースを買い続けてる方々は、本当にアングラ・オールドスクール・デスメタルが大好きな人達なわけですから、その人達のためにも、規模は縮小しますが、今後もまだMSUOは応援していきます!!







・SHROUD OF THE HERETIC - Boiled to LP ¥2200 (Blood Harvest)



女性ドラマーを擁するUSポートランドの3人組デスメタル・バンドが、Blood Harvestからデビュー作を限定300枚LPでリリース。



レーベルの解説にある通り、CRUCIAMENTUMやENCOFFINATIONなどと同じ系統にあるダーク・デスメタルです。しかし実に北米エクストリーム・メタルらしい冷たさが充満していて、オールドスクール・デスメタルのパーツで構成された暗黒の重厚音壁による圧殺は、ENCOFFINATIONのようなアホみたいに極悪重低音タイプではないにしても、荘厳リチュアルなブラック・デスメタル好きには必ずや満足してもらえる充実の内容です。Parasitic Recordsあたりのポートランド・アングラ・エクストリーム・メタル・ファン, そしてVASAELETHファンはぜひともチェックしてください。限定300枚!!







・PHLEBOTOMIZED - Preach Eternal Gospels / Devoted to God CD ¥1600 (Vic)



UTUMNOやFURBOWLのCDを再発してきた(どちらもレーベル在庫切らしてるそうで、残念ながら再入荷できてません)オランダのVic Recordsが、自国ダッチ・デスメタルの激レア・カルト・クラシック4タイトルを一挙再発!!なんだけど、1作品だけ丸々入れ忘れて送ってきて、今回は3タイトルだけのご紹介です。



BACTERIAL DISEASEという名前で89年にオランダ・ロッテルダムで結成されたデス・グラインド・バンドの、93年発表5曲入りミニアルバムに、91年2ndデモもボーナス収録したCDです。グラインドコアを出発点としてますが、ロウ・ダーティーなハードコア・ルーツではなく、キーボードも導入したアトモスフェリック・ドゥーミーな空気が全体を覆っていて、lowestなVo.の印象も強く残るので、DEMILICHに代表されるフィニッシュlow-endデスメタルがアトモスフィカルになったような、独特の世界観が非常に個性的で引き込まれます。グラインドコア・パートもあるけど、ドゥーミーなムードの中で、展開と言うよりは転調を繰り返して情景がドンドン変化していき、欧州の牧歌風民謡の一部を切り取ってそのまま導入してしまったようなパートなどもあったりして、NOCTURNUSがMORBID ANGEL的激烈テクニカル要素を除いて、初期PARADISE LOSTのドラマチックな叙情や、MINDROT, MORGIONあたりのUSカリフォルニア・パワーバイオレンス近辺デスメタルにも通じるコールド・エピック・ワールドに到達した、としたら、こんなでしょうか?凄く個性的で独特ですが、あの時代を体験したエクストリームおじさんには、妙に納得できる、どこか懐かしい感触があります。これはもう、アトモスフィカル・グラインド・メタルだ!!このカッコいいジャケは、数多くのスウェディッシュ・デス重要名作他北欧デス/ブラックメタル作品のジャケ・アートを手掛けてきた、GROTESQUEやLIERS IN WAITギタリストの Kristian Wahlinによるモノ。これはレア盤として人気が出るわけです。







・SWAZAFIX - Anthem of Apostacy CD ¥1600 (Vic)



ASPHYXの1st EPの頃に在籍してたギタリスト 故Theo Loomansが、ASPHYX脱退後に一時やってたダッチ・デスメタル・バンドが、活動時に残した91年と92年のデモを収録した8曲入りCDです。PESTILENCEが、1stほどスラッシュを引きずってなく、2ndほど完璧に整合された重厚突進デスメタルになる手前の、ちょうど1stと2ndの中間のような感じで、でももう少しガサツになり、TERRORIZERやバーニー参加直後のNAPALM DEATHっぽさも感じられる、けっきょくまたナニ言ってるのかわかんなくなったけど、これはスゲーかっこいいアーリー・デスメタルです!!メカニカルなリフはやっぱりPESTILENCE風だし、メロディックな流麗ソロも絡まってきて、テクはバツグンなのに、アグレッシブな演奏と曲の構成が非常に獰猛でホントかっこいい。Vo.もちょっとジョン・ターディーすら思わせる王道の激渋ガテラル・スタイル。ためしに、初期グラインドコアにも聴いてもらいたいです。オススメです!!







・ETERNAL SOLSTICE / MOURNING - Split CD ¥1600 (Vic)



以前にDark Descentが1stフル・アルバムをアナログ再発してたETERNAL SOLSTICEのファースト・リリース作品で、本作は90年の録音ですが、対戦相手のMOURNINGともに、オランダでイチ早くデスメタルをプレイし始めた伝説的バンドだそうです。さらにこの作品には面白いエピソードがありまして、元々はPROPHECY OF DOOMなどをリリースしていたPeaceville傘下のDeaf Recordsからリリースされる予定だったそうですが、MOURNINGの方がレーベルにマスターテープを全然送ろうとしなかったため、Deaf / Peacevilleからのリリースの話は消滅して、録音から2年後の92年にベルギーのMidian RecordsからCDで発売されたそうです。そのMidian Recordsオリジナル盤CDは中古市場では万単位で取引され、94年の再発盤も入手困難なレア盤と化してる、マニア待望の再発盤と言えます。



そして内容もカルトと呼ぶにふさわしい上級者向けの作品です。1stアルバムがちょっとスラッシュも引きずった疾走デスメタルで渋かったETERNAL SOLSTICEですが、このSplitでは、輪郭のぼやけた陰鬱さが特徴の、モサ―っとしたアトモスフィカルなデスメタルが、まるでNUCLEAR WINTERやROTTING CHRISTな90'sギリシャ・デスメタルにそっくりでド渋デス!!!プリミティブな疾走感が基本にあるので、クラスト・パンク上がりのNUCLEAR WINTER(何度も言いますが、Nuclear Winter Recordsオーナーで現DEAD CONGREGATION / EMBRACE OF THORNSのAnastasis氏が90年代にやってた伝説のクラスト・デスメタル・バンドです)を彷彿させますが、あのギリシャ特有のなんとも言えないたそがれは、ROTTING CHRISTの2ndあたりを思わせます。



対するMOURNINGは、いきなりゴッドファーザーのテーマを、まるで港町ブルース的な昭和風味の哀愁で表現したようなサックスでスタートするところにも表れている通り、アヴァンギャルドな味わいもあるグラインドコア・デスメタルで、屈折したストレンジな展開やアトモスフィカルなパートも絡めながら、ハードコアな疾走感でたたみかけます。もし実際にDeaf / Peacevilleから出てたら凄くハマりそうなグラインドコア・デスメタルで、デスメタル移行期のEaracheやPeacevilleのアヴァンギャルドなバンドが好きな人は必聴級のカルト・バンドです!!この解説だけでは、ちょっととっつきにくいヘンクツなバンドと思われてしまいそうですが、グラインドコアとデスメタルが一緒くただったあの時代を実体験してる人には、なぜか凄く懐かしい感じのカッコよさで、初期グラインド好きにもオススメです。そしてなんと言っても、この初期デスメタル・トップクラスのメガレア・カルト・クラシックを、ぜひこの機会に体験することをオススメ致します!!
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