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Metal Apocalypse!!



・DESOLATE SHRINE - The Sanctum of Human Darkness CD ¥1400 (Dark Descent)



フィンランドのブラッケンド・デスメタル・バンドの新作2ndアルバムがUSのDark Descent Recordsからリリース。デスメタルとブラックメタルのエクストリーム・メタルとしての伝統を踏襲しつつ、現代的なダークネスで表現する世界観は、コンテンポラリーなアトモスフィカル・デス・ブラック!の一言で煽って、エクストリーム・メタルの現状を理解してるフリしてみたいところですが、しかしそんな一言では到底済まされない、様々な要素が奥底に渦巻いてるのが見えてくる圧巻の大作です。



スロウ~ミドル・テンポを中心に構成して、アルペジオなどで静寂パートも多く導入した、退廃的コールド・アトモスフィカルなムードが全体を覆った作風ですが、重厚暗黒音壁リフは完全に北欧デスメタルをルーツとしていて、MAVETHに代表される昨今のフィンランド・デス荘厳叙情暗黒系から枝分かれして、ESOTERICのようなディープなドゥーム・テイストのデスメタルを、フューネラル系のハーモニー・リフではなく重工業系鋼鉄リフで刻んだような、冷たく重苦しいデプレッシブなアポカリプティック・デスメタル、などと、自分で分析しててもう何言ってるんだかよくわからなくなってきますが、それくらい、デス/ブラックメタルの様々な黒い要素が濃密に凝縮されています!!同じDark Descent Records作品だと、ANHEDONISTにも近い志向のような気がするので、Ajna周辺の北米エクストリーム・メタル・ファンにもオススメでしょう。聴き応え超満点!!







・MAVETH - Coils of the Black Earth CD ¥1400 (Dark Descent)



デビュー作のデモMLPで一躍脚光を浴びたフィンランド・デスメタルの待望1stフルアルバムCDがUSのDark Descent Recordsからリリース。近年のアングラ・デスメタル・シーンに増殖する、ブラックメタルとは微妙に異質な暗黒荘厳スタイルのデスメタル・バンドでは、既にトップクラスの完成度を誇るバンドです。



フィンランド・デスと言われて古いファンが思い浮かぶような病的lowなタイプではなく、ゴリゴリの突進力と荘厳な激烈さが魅力です。しかし本作はもう少しアプローチを広げていて、リフの感触はスカンジ・デス・ファンに心地よいタッチだけど、リフワーク自体は北欧陰鬱音階とは完全に違う勇壮な音階をテクニカル・フレーズで叩きだし、さらにマシンのようなバスドラ連打が凄まじくて、今回はまるでDIOCLETIANのような勇壮荘厳激烈デスへと激化!!INCANTATION系荘厳さも残したオールドスクール風味もありますから、IGNIVOMOUSファンにもオススメで、これはゴリゴリ野郎は相当必聴の激烈鋼鉄作品デス!!







・PROPHECY OF DOOM - Total Mind War CD ¥1300 (Selfmadegod)



CDも出てくれました!!UKステンチコア・グラインド・クラスト・メタル、PROPHECY OF DOOMの91年2nd Peel Sessionと96年デモを収録した後期レア音源コレクション・アルバム!!このバンドはCDで音源を入手するのが非常に困難だったので、これは嬉しいです。90年代入ってからの音源だからどうなのかな~?なんて戸惑った人もいるかも知れませんが、数年前にAgipunkが7"EP化した96年未発表曲シングル Tri Battle Throught Form Engagement (廃盤)はやはりカッコ良かったし、ここに収録の96年音源部分はそのEPより1曲多いというから、これはやはり興奮せずにはいられません。さらに91年のPeel Session音源では、存在すらほとんど知られてない幻の92年2ndアルバム Matrix からのナンバーも演奏してるということで絶対スルーはできません!!



DEVIATED INSTINCT, BOLT THROWER, AXEGRINDER, HELLBASTARDらとともに80年代後期~90年代初頭UKの、グラインド/デスメタルとハードコア・パンクの融合のド真ん中にいたバンド。BOLT THROWERとこのPROPHECY OF DOOMはデスメタルに接近したグラインド・サウンドだったので、海外ではクラスト/グラインド・ファンよりもメタルヘッズを中心に人気がありましたが、近年徐々にクラスト・パンクスにも再評価の高まってきたバンドです。



A面はPROPHECY OF DOOMの2回目のPeel Sessionとなる91年ラジオ・セッション。UKHCファンならPeel Sessionと聞いただけでその品質を疑う余地はないでしょうが、これが予想通り完璧なステンチ・グラインディング・デスメタル・サウンドでバリバリにカッチョイイ!!これぞまさしく初期UKデスメタル、つまりはグラインド・パンクとでも言いたい、ハードコアから生まれた黒くダーティーなエクストリーム・スラッシュが破壊的にカッコいいデス。同じくハードコア・パンクの存在と影響力が大きかったスウェーデンのデスメタルとの共通点と相違点を比べて聴いてみるのも楽しいと思います。96年音源はステンチなダークネスは維持しつつスロウなダイナミズムを強調したクラスト・デスメタルで、CELTIC FROST要素を強めた後期DEVIATED INSTINCTや、ちょっとDIVINE EVEのようなCELTIC FROSTウォーシップ・ドゥーム・デスメタルにも通じるところもあって、これまた激渋デス!!初期デスメタル・ファン、メタルクラスト・ファン完全必聴音源!!
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