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Death Cult from the Graves!!


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・ANIALATOR - 1990 Unreleased EP + 1987 Demo Sessions 2LP 税込3,240円 (Weird Face prod)

これまでにカナダAGGRESSION "The Full Treatment"ピクチャー盤化再発や、MORBID SAINT "Destruction System"未発表2ndアルバムを初オフィシャル/初ヴィニール化再発して大手レーベルをも翻弄し、カルト・スラッシュ・メタルのアナログ盤再発では痒い所に手が届いてきたギリシャのWeird Face prod.が、Wild Ragsファンにはお馴染みのテキサスANIALATORの未発表EP音源/デモ・セッション/ライブを収録した2枚組LPをリリース。このレーベルの過去の実績とANIALATORの魅力を知る人ならばたまらない再発だけど、しかしこれがさすがのWild Ragsバンド・クオリティーに仕上がっていて、かなりダイハード・ゴミ・カルト・スラッシュ上級者向けのレコードとなっております!!

先にXtreem Musicから出てたCDにも収録されていた1990年未発表を目玉音源としてA面に収録し、他はライブと1987年のデモ・セッションを収録。しかしこの1987年デモが拷問のような内容で、B面/C面/D面がそのデモ4曲のバージョン違い3パターンを地獄のリピート!!!この1stデモの4曲は再録して1988年にWild Ragsから名作1st 12"としてリリースされた時も、A面/B面同じ内容にして繰り返し再生を誘発していましたので、彼らはこの4曲を今も相当執拗にプッシュして売り込みたいようです。しかし地獄はこれだけにとどまらず、その1stデモ各種セッションが、現代の技術を全く駆使してないらしく音質極悪!!!技術の進歩にともない、今では劣化したテープからでもそれなりに蘇らせてるレコードがほとんどなのに、このANIALATORのLPに至っては、そんな努力は一切感じられません。このレコードはずいぶん前から企画が持ち上がってて、改めてXtreem Music盤CDのクレジット見ると、ANIALATORにXtreem Musicを紹介したのはこのWeird Faceオーナーだったようなので、後から企画に参加ししたXtreem Musicオーナー Dave Rotten氏がバンドに的確なアドバイスをしてCDバージョンで素晴らしい仕事をしたということなのでしょう。


Tracks A1-A3 : 1990 Unreleased EP (DEMO 1990)
Tracks A4-A5, B5 : 1988-1989 live shows
Tracks B1-B4 : Original 1987 DEMO
Tracks C1-C4 : Unreleased 1987 DEMO I
Tracks D1-D4 : Unreleased 1987 DEMO II


しかしこの当時のANIALATORは、熱きクサレ・スラッシュ・メタル・カルトとしては完璧に近いくらい渋かったバンドであり、同郷スラッシュで日本でも知名度の高かったDEVASTATIONのメンバーが在籍したという点よりも、初期Wild Ragsを代表するバンドの一つとして、アンダーグラウンド・スラッシュ・メタル・ファンには根強い人気を誇ります。たいして工夫のないところを正統派と見るかガムシャラと捉えるか、いずれにしても絶対にメジャーで成功するはずのない純度120%のアメリカン・マイナー・スラッシュ・メタル・サウンドの土台になってるのはSLAYERで、随所にSLAYERのアイデアを拝借したようなキメやフレーズが聴かれます。DARK ANGELの2ndのような完全無欠のゴリ押しアグレッションではなく、Show No Mercy ~ Haunting The Chapelの頃のSLAYERをスピードアップしたようなスタイルは、DARK ANGELならば2ndより1st、またはニュージャージーのBLOOD FEASTなどのファンには絶対にたまらないようなタイプです。1990年未発表EP音源になると、ちょっとDARK ANGEL舎弟バンドのグレート・オブスキュア・スラッシュ・メタル RECIPENTS OF DEATHにも似たところや、やはりDEVASTATIONっぽく感じさせる箇所もあります。あと、Vo.がちょっとSHELLSHOCKっぽいです。

A面に収録の未発表EPがしっかりしたクォリティーで再現されてるのがせめてもの救いで、音質はCDより激悪化ながら1stデモのオリジナル・バージョンをB面に持ってきてますから、話をスッキリまとめますと、つまりディスク2は完全に必要のない拷問ゴミ音源、という風に考えれば、このレコードが意図するモノがだいぶ鮮明に見えてきます。ここまで理解するのに、丸3日かかったぜ!!こんなもん、適当な解説で善良なリスナーやお客様に無責任に販売できません。個人的にBOYの外でのお仕事で、ちょうど80年代のクソ/ゴミ/バカ・カルト・スラッシュ・メタルをいろいろ振り返っていたところだったんですが、そんな時に届いたこのレコードには、真性クサレ・ゴミ・スラッシュ・メタル・カルトの洗礼を20年以上ぶりに受けたような気分です。ゴミ・スラッシュ好きをホイホイと吸い寄せて奈落の底に突き落とすこのANIALATORのレコードは、アラフィフにして若かりし頃の感覚を見事に蘇らせてくれました。ゲートフォルド・スリーブの限定250枚ナンバリング入り。日本に入ってきてる枚数は50枚にも満たないそうですが、こんな筋金入りのゴミ・スラッシュ・レコードを心の底から楽しめる人が日本に5人でも居たら、当店としては未来はむしろ明るい。一応最後にもう1回言っておきますが、この当時のANIALATOR自体は素晴らしき熱血クサレ・スラッシュ・メタル・バンドで最高です。なので良識のあるスラッシュ・メタル・ファンには間違いなくXtreemからのCDバージョンをオススメします。80年代マイナー・メタルとゴミ・スラッシュの本質を理解したクサレ・メタル・ヴァイナル・ジャンキー以外手出し無用の、一見さんお断りウルトラ・トゥルー・ダイハード・リリース!!!BUY ’TILL DIEEEGGGHH!!!!!



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・DEATH STRIKE - Fuckin' Death DIGIPACK CD 税込1,836円 (Vic)

Dark Descent盤CDが廃盤となっていましたが、このたびオランダVic Recordsからジャケットを新装してデジパックCDで再発!80年代初期にMASTERを結成したPaul Speckman氏が、他メンバーが固定しないためMASTERとしての活動を一時停止して、その間に活動させていたのがDEATH STRIKE。85年に残した唯一の公式音源であるデモにボーナスを加えて91年にNuclear Blastが再発して初期デスメタル・ファンに脚光を浴びました。Nuclear Blast盤ど同じく8曲入りでの再発です。

名作 Fuckin' DeathデモはMASTERで演奏する曲もあって、Paul Speckman氏のライフワークとも言えるMASTERの兄弟的バンドとして捉えてもらえば問題ないでしょう。したがってクラスト系ハードコア・ファンも度肝を抜かれるMASTER譲りの怒涛の疾走ダークネス・デスメタルが激渋カッコいいデス!!! 初期MASTERはBASTARD PRIESTも手本にしてるように、もはやスウェディッシュ・ハードコア並みの疾走ダーク・スラッシュですが、このDEATH STRIKEの方がMASTERよりも若干整合感が備わってるでしょうか。MASTERではChildren Of The Graveも爆走カバーしてたけど、サバス的ダークネスに踏み込んだような楽曲もDEATH STRIKEでは披露してます。



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・SADNESS - Ames de Marbre CD 税込1,836円 (Vic)

当時日本にも多くの作品が輸入されていた、マニアには有名なスイス名門レーベル Witchhunt Recordsから1993年に発表されたスイス産ドゥーム・デス・メタルの1stアルバムが、デモ2種をボーナスで加えてVic Recordsから再発。インパクトのあるジャケットと、また当時Howling Bullにより帯付で日本流通されていたこともあり、マイナーなわりには日本でもけっこう知られている作品かと思いますが、近年は海外でも評価が高まっているようです。


Tracks 1-7 : "Ames de Marbre" ALBUM (1993年)
Tracks 8-9 : "Eodipus" DEMO (1992年)
Tracks 10-13 : "Y" DEMO (1991年)


サウンドはアヴァンギャルドな感触もあるゴシック・ダーク・サウンドで、DEVIATED INSTINCTのNailedみたいな非メタルのダーク・コールドネスが好きな人にも好まれそうな感じです。そこにKATATONIAなども思わせるドラマチックで繊細なメロディーと、ANATHEMAなどの影響のような女性Vo.もプラスして、英国や北欧の初期ゴシック・ドゥーム・デス・メタルに非常によく似たところがありますが、彼らをこのスタイルに導いたのは、母国スイス・レジェンド CELTIC FROST "Into the Pandemonium"アルバムだったそうです。確かにUKゴシック・ドゥームや、あとオランダのアヴァンギャルド・ドゥームとも通じる感覚もありますが、退廃的な美しさと同時に不気味さも兼ね備えているところは、CELTIC FROSTやSAMAELといったスイス・バンドならではの特徴かも知れません。デモ時代はさらにデス・メタル色の濃い極悪耽美なドゥーム・デス・メタルで、こちらはETERNAL DARKNESSやCRYPT OF KERBEROSなどのスウェディッシュ・ドゥーミィー・デス・ファンから、PROPHECY OF DOOMやDEVIATED INSTINCTなどのデス・クラスト・メタル・ファンにもかなりオススメです!!



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・LORDS OF THE STONE - Roses for the Dead CD 税込1,836円 (Vic)

CELESTIAL SEASONとSplit 7"や、Massacre Recordsからフルアルバムも1枚発表していたオランダの男女ツインVo.ドゥーム・メタル・バンドのデモ集CDがVic Recordsからリリース。Vic Recordsが得意とする、ドゥームとデスの中間的なスタイルの90'sアンダーグラウンド・ダッチ・メタルの再発が好きな人にぜひ聴いてもらいたい、グレートなコンピレーションCDです。


Tracks 1-5 : The Rhymes of Bitterness DEMO (1992年)
Tracks 6-8 : Diamond in the Dust DEMO (1994年)
Tracks 9-11 : In an Eyelid's Fall DEMO (1995年)
Tracks 12-14 : Sweet Revenge DEMO (1998年)


80年代後期~90年代初めのユーロ・デスラッシュ好きには有名なGOD DETHRONEDのメンバーなどが、ドゥーム・メタルにチャレンジすべく1992年に始めたプロジェクト・バンドで、1stデモはCATHEDRALとPARADISE LOSTに影響されたスタイルだった、と、セルフ・ライナーノートでメンバーが語っています。実際、初期CATHEDRALからの強い影響は、楽曲からVo.のLee Dorrianなりきりっぷりにまで至る所に感じられますが、しかしこのバンドの特徴はそこに女性Vo.も乗せているところで、1stデモでの初期CATHEDRALのような地獄deslowドゥームに女性Vo.が被さるミスマッチは、アンダーグラウンド・デス・ドゥームならではの醍醐味です。そして3rdデモあたりになるとそのスタイルも見事に消化され、ゴシック・デス・ドゥーム要素も強まった楽曲と女性Vo.の相性も申し分なくきまっています。ダッチ・アンダーグラウンド・メタル・シーンはドゥーム・メタルも90年代からけっこう盛んで、当店は1990~2000年代のDispleasedのリリースはむしろドゥーム・メタルの入荷の方がメインだったなぁ、と、ちょっと当時の状況も思い起こしました。ドゥーム・デス・メタル・ファンから90'sユーロ・ドゥーム・メタル・ファンにまでオススメ!!


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