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Thrash from the Graves!!


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・BULLDOZER - The Day Of Wrath / The Exorcism DIGIBOOK 2CD 税込2,592円 (F.O.A.D.)

BULLDOZERの名作各種をアナログ盤で再発してきたF.O.A.D.からCDも新装再発!!考えてみたら、Metal Mindのデジパックがソールドアウトになって以降、CDは久しく入荷しない状態が続いてました。しかも今回は初公開写真も掲載の豪華デジブック仕様です!!Roadrunner期の1stと2ndは権利関係でどこのレーベルも難儀するそうですので、CDを探してた方はこの機会にぜひどうぞ。


CD 1 : The Day of Wrath ALBUM (1985年)
CD 2 : The Exorcism - Lost 1984 Demo + Fallen Angel EP (1984年)


このCDは1985年発表1stアルバム The Day Of Wrathをディスク1に、そしてプロモーション用に1984年に録音していたデモ音源を発掘して、同じく1984年録音の名作激レア1st 7" Fallen Angelの2曲も合わせて再発し大反響を呼んだThe Exorcism CDをディスク2にした2枚組です。VENOMにメロディックなギターで哀愁をトッピングして疾走したような1stアルバムは、プロデュースを要請したKing Diamondには「俺にはパンクすぎる」と断られ、その結果TANKのAlgy Wardがプロデューサーに決定したそうで、確かにロッキンなバツグンのキャッチャーさは初期TANKにも通じます。The Exorcismの発掘プロモ・デモ音源は、A.C. Wildがベース兼Vo.で、ギターがAndy Panigada, ドラムがDon Andrasの3人編成。つまり1stアルバム Day of Wrathと同じラインナップで、同年録音のFallen Angel EPの時に一緒に録ってたアウトテイク的な音源ではなく、本当にプロモーション用のためにしか使われなかった貴重な音源です。1stアルバムでも録音される名曲の数々は、既にこの時点で完璧なカッコよさに達しています。音質も含めて文句なしに最高!!!後にNEURODELIRIを結成する 故Dario Carriaがベースを担当して、A.C. WildはVo.専任だった、4人編成のオリジナル・ラインナップ時BULLDOZERの唯一の音源であるFallen Angel EPは、A面のタイトル曲も、そしてどのオリジナル・アルバムにも収録されなかった幻の名曲 B面のAnother Beerも、これぞ初期BULLDOZERな激渋チューンでまた完全にカッコいい!!Welcome death!!!



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・BULLDOZER - The Final Separation DIGIBOOK CD 税込2,484円 (F.O.A.D.)

BULLDOZERはイタリアン・スラッシュ/スピード・メタルを代表するバンドであり、ブラック・メタルのルーツの一つともされるVENOMフォロワーですが、3rdアルバム以降にプレ・ブラックなスタイルを確立していく以前は、VENOMのサタニックなキャラクターをキャッチーなR&Rテイストでドライブ感満点に表現したようなスピード・メタル・サウンドで、ABIGAILのフルリスペクトも宣伝効果となり、現在ではメタルパンクのルーツとしても人気が高いです。この1986年発表2ndアルバムはまさしく1stアルバムと3rdアルバムの橋渡し的な作風で、それがまだ消化されきってないとされ、世のスピード・メタル&ブラック・メタル・ファンには長年人気の低いBULLDOZERのアルバムとされてきました。しかしこの作品を飛ばして1stと3rdだけ聴くとか、そういう聴き方は本当にダメだと思いますし、そして何より今回の再発は、バンドが所有してた音源をリマスタリングして、オリジナルより断然優れたサウンドで蘇っていますので、本作が多彩なギター・フレーズや曲のカッコ良さなどが全て殺されてしまった不運の名作だったことが完全に証明されています。Ride Hard-Die FastやSex Symbol's Bullshitなどの隠れた名曲の素晴らしさに気付いて震えてくるはずです!!



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・EXORCIST (Poland) - Voices from the Graves / After the North Winds LP 税込2,808円 (Nuclear War Now!) / CD 税込1,944円 (Thrashing Madness prod.)

1986年結成ポーランド・ワルシャワ出身スラッシュ・メタルのデモを収録したコンピレーション・アルバムです。LPはNuclear War Now!からのリリースで、限定バージョンは存在しないブラック・ビニールのみのltd.250枚プレス。NWN!では早々に完売しています。CDはポーランドのThrashing Madness prod.からのリリースで、未発表やライブなどボーナス追加の全13曲入り。帯付で、グロッシーなブックレットには当時の写真も満載して、ジャケの雰囲気からピンと来た嗅覚の鋭いオブスキュア・スラッシュ・メタル・マニアは、仕上がりも内容も大満足であろうグレートな発掘盤です。


Track 1-4 from "Voices from the Graves" DEMO 1987
Track 5-7 from "After the North Winds" DEMO 1988
Track 8-9 from "Tutanchamon" 未発表デモ (CDボーナストラック)
Track 10-11 from "Thrash Camp" DEMO ~ live in Rogoznik 1988 (CDボーナストラック)
Track 12-13 from "Live in Stegny" ~ live in Warsaw 1987 (CDボーナストラック)


WHIPLASHとKREATORにインスパイアされた、とメンバーがライナーで語っている通りのサウンドですので、すなわち、最も強い影響を感じさせるのは、誰が聴いてもDESTRUCTIONということになります。WHIPLASHとDESTRUCTIONのリフワークには共通性もあるから、テクニカルなスタイルはWHIPLASHの影響、と言い張ることも出来るけど、どう聴いてもDESTRUCTIONまんまなフレーズもけっこう飛び出してきます。いずれにせよ、80'sオブスキュア・スラッシュ・メタルのデモ音源として最高級の逸品に違いはありません。1stデモはNECRONOMICONファンも大興奮必至のDESTRUCTIONウォーシップ・スラッシュながら、共産圏という環境からか、DESTRUCTIONのSentence Of DeathやNECRONOMICONの1stなどでは感じられないほどの冷徹な殺伐さが強く、ノイジーなサウンドによる暴力性と緊張感がもの凄いです。2ndデモは音質と演奏も向上していて、Vo.はミレ・ペトロッツァとヴェンターのミックスのようにもなってきてまいます。さらに完全にジャーマン・スラッシュな哀愁フレーズが素晴らしく、ジャーマン・メタルの牧歌エピックが好きな人にはこちらの2ndデモが超オススメ。とにかく全編オススメのカルト・スラッシュ・メタル・リイシューです!!



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・HEXX - Quest for Sanity / Watery Graves CD 税込1,836円 (Vic)

1983年にUSサンフランシスコで結成され正統派パワー・メタル・バンドとしてスタートし、その後80年代の一大スラッシュ・メタル・ムーブメント最重要拠点となった地元サンフランシスコのドラスティックな変化とともに音楽性が過激化していったHEXXの、間違いなくターニングポイントであり重要作である名作EP 2種がカップリング再発。初期のパワー・メタル期音源も近年再発されていましたが、オールド・スラッシュ・メタル・ファンにとってはこの2作品こそが念願であった再発でしょう。


"Quest for Sanity" (1988年)
1. Racial Slaughter 
2. Sardonicus 
3. Fields of Death 
4. Mirror of the Past 
5. Twice as Bright

"Watery Graves" (1990年)
6. Watery Graves
7. Edge of Death
8. Under the Spell


Dark Symphoniesから先に再発されている1991年3rdアルバム Morbid Realityも、ギタリスト Dan Watson氏の超ロング・ライナーノートが掲載されていたけど、このCDでもやはり彼がこの作品当時の思い出をびーーーっしりと綴っています。そしてこれが面白い!!あまりにも膨大なテキストなので1/3くらいで断念しましたが、なぜこの人のライナーノートが面白いのかと言うと、自分らHEXX以外にも周辺人物や当時のベイエリア・シーンについてもアレコレおしゃべりが止まらない、と言った感じの話が盛りだくさんなのです。Quest for Sanity MLPは後にMETAL CHURCHに加入するギタリスト John Marshal氏が録音とプロデュースを担当していましたが、彼はMETALLICAのKirk Hammetのローディーだった人物で、James Hetfieldがスケボーで怪我してVo.に専念して臨んだライブでサポート・ギターもやってました。親父さんに勘当されて家を追い出されたJohn Marshalが、「METALLICAのツアーが始まるまで寝るところないから泊めてくれよ~」と転がり込んできたり、Kirkの豪華なマンションにJohn Marshalと招待されてKirkのコミック&おもちゃコレクション・ルームに入れてもらったとか、SCORPIONSのKlaus Meineとの記念撮影など、まぁ本作品とはたいして関係ない、しかし面白い話と写真がいろいろ載ってます。

でも、名作Quest for Sanity MLPでの激変についてもちゃんとDan Watsonは語っています。これより以前に制作した最初の2枚のアルバムはShrapnel Recordsからのリリースでしたが、レーベルは1986年の2ndアルバム Under The Spell発表後にツアーをブッキングすることもなく、メンバーの精神状態は2ndアルバム発表後が長い歴史の中でどん底だったそうです。そんなさなかに地元ではよりアグレッシブなスラッシュのムーブメントが勃発していたのですから、そりゃ演奏も過激になるでしょう。もともとスーパー・ギタリスト・フィーチャリング・メタルで名の知れていたShrapnel Records所属のバンドですから演奏力は申し分ないわけだけど、起伏に富んだ激しい展開の曲調に見事にフィットす荒々しさが素晴らしくて、LAAZ ROCKITのような正統派メタル・スタートのスラッシュ進化論よりも、さらに激しさが強く、この2作があのカルト・ハードコア・メタル・レーベル Wild Ragsからリリースされていたのも十分に納得できます。ブルータル・スピード・メタル、と言った感じのWatery Graves MLPも素晴らしい!!

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