RECORD BOY

Metal Deadness!!


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・DRAWN AND QUARTERED - Proliferation of Disease CD 税込1,836円 (Vault Of Dried Bones)

1993年にPLAGUE BEARERという名前で活動を始めて、デモを発表した後にDRAWN AND QUARTEREDと改名。1999年の1stアルバム以降、2000年代はMoribund Recordsからアルバム各種を発表してアメリカン・デス・メタル/lowデス・メタル・ファンに高い人気を誇ってきたUSシアトル出身デス・メタル・バンドの現時点での最新録音作となる、2015~2016年録音デモ・アルバムです。カセットとデジタル配信フォーマットも存在しますが、いずれも収録内容が微妙に異なるようです。このCDバージョンは昨年2017年にVault Of Dried Bonesからリリースされて、全10曲入りとなっています。

Nuclear Winterから2012年にリリースされた前作 Feeding Hell's Furnace以来となるわけですが、もともと音圧で黒い重さを増強させるようなタイプとはちょっと違うバンドだとは思うけど、本作はデモゆえに生々しさの方がより強く出たサウンド・プロダクションとなっています。しかし本質はそこではなくて、この非常に個性的な楽曲センスではないでしょうか。MORBID ANGELタイプのカオスが混迷を深めたような暗黒テクニカル・デス・メタルに、AFTER DEATHやSTARGAZERほど黄昏たエピックではありませんが、ちょっとエスニック風味も漂う独特のギターソロが執拗に絡みついて、PORTALやMORBID ANGELが泥沼に浸かってるような混沌テクニカル・ダーク・デス・メタルが激渋!!オススメです!!



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・ATARAXY - Where All Hope Fades CD 税込1,836円 (Dark Descent)

スパニッシュ・デス・メタル ATARAXYの2018年発表2ndフル・アルバムCD。これまでATARAXYが歩んできた進化/深化の終着点と言ったら語弊はあるけど、確実に現時点での最高傑作と言える、初期から聴いてきたファンはちょっと驚きも感じるであろう渾身の力作に仕上がっています。

MORBUS CHRONやMIASMALなどはもはや別世界のようなシーンへと巣立ち、アンダーグラウンドに根ざしてきたKRYPTSやUNDERGANGなども地下シーンで確固たる地位を確立した現在では、新人発掘を使命とするMe Saco Un OjoとDark Descentがサポートしてきたバンドをフォローしてきた者からすると、それら北欧バンドの同期のようなイメージもあるスペインのこのATARAXYは、セールスだけを「成功」の物差しにしてしまうとちょっと遅れをとっているような印象も受けなくはないですが、言い換えれば前述した北欧バンドのような、好き嫌いを度外視せざるを得ない強烈な個性に欠けていた、と、意地悪な見方も出来ます。しかしATARAXYは本作で彼ら流のドゥーム・デス・メタルを完全に確立したと思いますし、それが音圧を重視してデス・アンビエントなアプローチと重なる2010年代型の手法と全く異なるスタイルを選んだのも非常に興味深く、そして素晴らしいと思います。初期はASPHYXとBOLT THROWERのミックスのような爆発力が魅力のデス・メタルでしたが、前作1stアルバム Revelations of the Etherealでグルーミーなスロウネスとエピックなムードをさらに深め、そして今回はもはやフューネラル・ドゥーム・メタル系ファンにも大推薦したい荒涼とした黄昏れた音色へと変化。ESOTERICやKATATONIAなどのファンにもオススメできそうですが、しかしそういった退廃的美意識が強いドゥーム・デスよりもアポカリプティックな荒涼感が、密度の濃い昨今のヘヴィ・ディストーション・デス・メタルの傾向に反旗を翻しているかのようで頼もしいです。渋い!!



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・KRYPTS - Unending Degradation LP SPLATTER VINYL 税込2,592円 (Me Saco Un Ojo)

スプラッター・ビニールで待望の再プレス!

フィンランド・ヘルシンキ出身デス・メタル KRYPTSの1stアルバムです。LPはMe Saco Un Ojoからのリリース。SENETENCED, AMORPHIS, DEMIGOD, DEMILICH, etcのフィンランド・デス・メタル諸先輩方からの影響を公言しながらも、新世代らしい感覚で表現した、かなり壮絶な内容になっています。前作7"EPの延長線上ではありますが、アルバムで聴かせることを明らかに意識した作風で、DEMIGODスタイルの重厚な突進力と叙情性のコンビネーションを、より黒く退廃的にスロウダウンさせていて、現行フィンランド・デスメタル・シーン最前線を引っ張る、HOODED MENACEにも匹敵する表現力を身に付けています。過去のアナログ盤2作品とはまた違った魅力も見えてくる、力作と呼ぶにふさわしい内容です。

スウェディッシュ・デス勢はちょっと注目されるとすぐに大手に引き抜かれるパターンが多くなっていますが、それに対してフィンランド・デス・メタルは、やはりどれも根が暗いと言いますか、表面的にはCONVULSEやDEMILICHなどのような病的デスメタルの手法を用いてなくても、病んだ黒さが体内に根を張ってるバンドが多いと思います。US東海岸デスメタルも飲み込んだ冒涜激烈ダークネスなGOREPHILIA, MAVETH, CRYPTBORN, ゴリゴリ・アグレッシブなSTENCH OF DECAY, そして病的ズルズル・ドゥーム・デス極北のSWALLOWEDあたりは今後も注目です。そしてそれらの若手を引っ張るHOODED MENACEにも肉迫する圧巻の退廃混沌デスメタル・ワールドを、KRYPTSはこの1stアルバムで確立しています!!



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・UNDERGANG - Misantropologi LP GREEN VINYL 税込2,592円 (Me Saco Un Ojo)

日本のアンダーグラウンド・デス・メタル・ファンの間でも人気の高いデンマークのUNDERGANGの2017年4thアルバムです。フィンランドDISGRACEのカバーも含む全10曲入り。アナログ盤はMe Saco Un Ojoからのリリースで、3rdプレス・グリーン・ビニールで再入荷。初回盤、2ndプレス赤盤に続いて、この緑バージョンも既にレーベルでは完売して、4thプレスの予約が始まっています!!

いきなりAUTOPSY節全開なリフで幕を開け、前作で頂点に達したlow-endスタイル路線ももちろんキープし、今回もファンは安心の内容です。ただ、前作よりさらに顕著になって気付いたのは、曲の短さです。今回は5分以上の曲は1曲もなく、「これはもう速くないゴア・グラインド・デス・メタルだ!!」なんて前作で言ったのが、だいぶ真っ当な意見になってきたような感じの作風です。あと、こういう曲の短さになるとやはりハードコアな初期デス・メタルっぽさも増していて、しかもこの激lowゴアグリーなVo.が乗るから、まるでPROPHECY OF DOOMのようなステンチネスも感じさせます。曲調はパンキーでなくてもパンクのスカム・シックネスを漂わせるあたりも、AUTOPSYウォーシップ・デス・メタルの現行バンドで最高峰とされる所以でしょう。最高に最凶death!!!



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・ORACULUM - Sorcery of the Damned CD 税込1,728円 (Invictus prod.)

WRATHPRAYERメンバーが2人在籍するチリのブラック・デス・メタル・バンドの、Invictus prod.から2014年に発表した5曲入り1st CD。今回Invictusの旧作をしっかりチェックしてみて、今まで当店で入荷漏れていたヤツをいくつか入れてみましたが、これはチリのデス/ブラック・メタルを追いかけているマニアならずとも、ぜひチェックしておいてほしいかっこよさです!!

一昔前ならばGRAVEYARDや初期ATARAXYなどのスパニッシュ・デスなどと比べて例えられそうな、疾走感もリフワークも必殺のオールドスクール・パターンで攻め倒すタイプですが、ドラム埋もれ気味の黒く歪んだ重音圧が現代的な質感で、より邪悪性の高いイーヴィルなダークネスが冷たく爆裂して迫ります。REPUGNANTからVAMPIREへと継承されたスラッシング・デス・スピード・メタルにも通じるところがあるけど、SLAYERミーツBOLT THROWER、またはスウェディッシュ・デスとSEPULTURAの融合のような爆発力を伴った冷徹な重厚さは、かなりドイツのEXCORIATEを彷彿させます。Sepulchral Voiceファンにもちろんオススメですが、スイスのDEATHCULTが好きな人はKO必至でしょう!!



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・ORACULUM - Always Higher CD 税込1,728円 (Invictus prod.)

こちらは2017年発表4曲入り新作2nd CDです。前作 Sorcery of the Damnedは、スウェディッシュ・デスとINCANTATION系リチュアル・デスのミックスのような冷たく爆裂したリチュアルな重音圧が、オールドスクールなパターンの曲構成とバツグンにマッチしていましたが、本作もまた2017年現在でのアンダーグラウンド・デス・メタルのトレンドを絶妙に反映させたような感触にしていて、さすが他バンドで経験値の高いミュージシャンだからか、かなり器用な印象を抱きます。今回はDEGIALなどのスウェーデンMetal Of Death系も脳裏によぎるブラック・カオティックな感触で、曲調はさらにスラッシュ/スピード・メタルへとさかのぼり、VAMPIREやサイケ・テイスト皆無だったころの初期TRIBULATIONを彷彿させる、オカルト・スピード・メタル土台のスラッシング・デス・メタルがかっこいい!!ラストにジャーマンPOISONの名曲 Sphinxのカバーを披露していますが、このカバーがバッチリきまるようなスタイルになっています。

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