RECORD BOY

Metal Deadness!!


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・SPECTRAL VOICE - Eroded Corridors of Unbeing CD 税込1,836円 (Dark Descent)

BLOOD INCANTATIONのメンバーが3人在籍する、Dark Descent Recordsお膝元のUSコロラド出身デス・メタル・バンドの2017年発表1stアルバムCD。2015年3曲入りデモのCD再発盤が入荷していたバンドで、そのデモも各種フォーマットでリリースされ、欧米では好セールスを記録してアンダーグラウンドで高い評価を得ていましたが、この1stフルは既に予想を超える大ヒットを飛ばしています。

当店で海外のアンダーグラウンド・デス・メタル・シーンの動向を追ってる限りでは、ここ10年ほどのデス・メタル・トレンドは、AUTOPSYブームから重さの質がINCANTATION系へと移行し、そこからリチュアルなドゥーム・デス・アンビエントまで波及した後、グルーミーなタイプの盛り上がりは収束し、この1~2年はNOCTURNUSやTIMEGHOULなどのコズミックなタイプがいろいろ出てくるかな?と推測していました。そのきっかけは言うまでもなくBLOOD INCANTATIONの大ヒットなわけですが、プログレッシブでもあるSFデス・メタルはやはりそうやすやすとクローンが生まれにくいようで、BLOOD INCANTATIONに続くような新鋭は今のところBOYの入荷ではメキシコのQUESTIONくらいではないかと思います。

そしてBLOOD INCANTATIONメンバーらによるこのSPECTRAL VOICEですが、重みはINCANTATION系のファンにもアピールする黒さで、突進リフのパートなどはDISMAも彷彿させたりしますが、冷たい質感はUS東海岸スタイルとはまるで違い、KRYPTSやSWALLOWEDなどのフィンランド勢や、UNDERGANGメンバーらによる注目のバンド PHRENELITHなどの北欧暗黒デス・メタルにも通じます。しかしこのバンド、どうやら狙いはオーストラリアのカルト・ドゥーム・デス・メタル・バンド disEMBOWELMENTのようで、確かにドローン手前のフューネラリー・スロウ・ドゥーム・パートと爆裂ブラスト・パートのコントラストは、disEMBOWELMENTからの影響を強く感じさせます。ただ、あえて避けてるのか到達できなかったのかは不明ですが、disEMBOWELMENTのようなあの非人間的なまでに冷徹なアヴァンギャルドな質感ではないので、BINAHやESOTERICなどのUKデス・メタルの荘厳さに似たところも感じます。

とにかく、Dark DescentやMSUOなどを追っかけている海外のデス・メタル・ファンを今一番熱狂させている作品ですので、日本のデス・メタル・ファンも今からぜひチェックしておきましょう!!


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・BESTIA ARCANA - Holokauston DIGIPACK CD 税込1,728円 (Dark Descent)

USコロラド・ブラック・メタル重鎮 NIGHTBRINGERメンバーらによるバンドの2017年新作2ndアルバムがDark DescentからデジパックCDでリリース。これまでは2011年にアルバムを1枚発表していただけでしたが、NIGHTBRINGER関連を追いかけている信者のみならず、アンダーグラウンド・ブラック・メタル・マニアにもカルトな人気と高い評価を得ているバンドです。

邪悪性と美意識を同居させたスタイルで、近年のリチュアル・デス・メタル・ファンにも絶対オススメの圧倒的な内容です。感触はもう完全にデス・アンビエント/リチュアル・デス・メタルながら、冒頭からトレモロ・リフの奇怪さを極めたような精神分裂フレーズを連発して猛烈に突撃してきます。PORTALの手法にも通じるところがあり、デス・アンビエントな叙情で覆ったような感触はILL OMENやVASSAFORなども思わせ、当店でオセアニアのリチュアル・デス・メタルに魅了された人なんかはノックアウト必至かと思います。アメリカン・ブラックならではの狂気も漂いますが、北欧バンドとは違う美意識を常ににじませているのも凄い。全4曲で40分オーバーのフル・アルバム。これはカルトなファンが存在するのも納得です!!



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・OCCASVS - Nocturnal Majestic Mysteria CD 税込1,728円 (Unspeakable Axe)

当店でもファンの多いUSデス・メタル・レーベル Dark Descent Recordsが別名義で運営するUnspeakable Axeからリリースされた、チリ・サンチアゴ出身ブラック・メタルの7曲入り1stアルバムです。2002年結成で、これまでは2005年にデモを発表しているのみですが、本作1stアルバムは業界関係者の間で既に高評価を得ている注目作です。

南米特有のプリミティブな演奏力や音質などとは全く違うけど、呪術的な不気味さも漂うブラック・メタルです。MAYHEMやWATAINなどからの影響を強く感じさせるスタイルながら、オールドスクール・ブラック・デス・メタルの骨格が強調されていて、不協和音リフと古典的なトレモロ・フレーズ/テクニカル・リフの対比やバランスも絶妙なので、南米のみならず世界的にもクオリティーの高いチリの現行デス/ブラック・メタルを追いかけているファンならば要チェックでしょう。Invictus prod.やSepulchral Voiceあたりのデス・ブラック・メタル・ファンにもオススメ!!



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・NECROVOROUS - Plains of Decay CD 税込1,728円 (Dark Descent)

EMBRACE OF THORNSメンバーらによる2005年結成ギリシャ・デス・メタルの2017年新作2ndアルバムCD。Pulverisedからの1stアルバムがカッコよかったけど、2013年のSplit 7" w/ ANATOMIA以降音沙汰なく、この2ndアルバムも発表がアナウンスされてからかなり時間が経過してからようやく発売されました。今回はDark Descentからのリリースです。

音圧でねじ伏せられないと物足りない、と感じる若者には中途半端かも知れませんが、これぞまさにオールドスクール・デス・メタル!なリフ/ソロ/展開など必殺のフレーズやパートの応酬で、40代以上のファンには今回も最高の内容となっています。DEATHやAUTOPSYなどのアメリカン・デス・メタルに影響された北欧デス・メタルのようなトーンと、以前よりもスラッシュなテクニカル・リフに近づいたような疾走ナンバーなど、初期型のデス・メタルでありながらバラエティーもあります。AUTOPSY, GRAVE, UKのDESECRATORなどのファンにオススメ・デス!!



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・PHRENELITH - Desolate Endscape CD 税込1,836円 (Dark Descent)

UNDERGANGの中心人物であり、ANATOMIAのTanaka氏とのユニット WORMRIDDENや、自らのテープ・レーベル Extremely Rottenなどで精力的に活動するDavid Torturdod氏がギターとVo.を担当するデンマーク・コペンハーゲンのデス・メタル・バンドの8曲入り1stアルバム。先にMe Saco Un Ojoからリリースされたアナログ盤が入荷していましたが、海外では大ヒット中の話題作で、早くも2ndプレスが流通しています(アナログ盤の再入荷はもうしばらくお待ちください)。ちなみにLPで入荷した時全く気付かなかったけど、ベースのJakobは、Adult Crash RecordsでOBNOXIOUS YOUTHの1st LP出したり、古くはDISCLOSE / G.A.T.E.S Splitの10"バージョンも出してた元Plague Bearer RecordsのJakobでした。NUCLEAR DEATH TERRORもやってた人です。

北欧とUS東海岸をつなぐオールドスクール・デス・メタル・スタイルで、KRYPTSほどドゥーム感は強くなく、GOREPHILIAやMAVETHなどのDEAD CONGREGATION型INCANTATIONウォーシップでもなくて、切れ味も備えた殺人級の重厚リフで重苦しく突撃する様は、FUNEBRARUMやDISMAなどのニュージャージー・デス・メタルを彷彿させます。特に疾走ナンバーの爆発力は凄まじい!!FUNEBRARUM, DISMA, イギリスCRUCIAMENTUM, スペインATARAXY,etcのファンと、そしてもちろんこれまでのDavid Torturdod氏関連デス・メタルが好きだった人も絶対要チェックです!!



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・MALICIOUS - Black Fumes CD 税込1,620円 (Dark Descent)

CDバージョンもようやく入荷しました!!

Me Saco Un Ojoからの1stデモが好評だった2011年結成の若手フィンランド・デス・メタル・バンドの4曲入りCDです。デモは入荷のたびにすぐ売り切れたので聴きたくても入手できなかった人もいたでしょうし、このバンド自体まだあまり知られていないでしょうが、MSUOやSepulchral Voiceなどの北欧デス・メタル作品が好きな人は絶対に聴いてほしい力作に仕上がっています。

デモの時からスタイルに変化はありませんが、各段に成長しています。ちょっと前まではフィンランド・デスと言うと、CONVULSEやDEMILICHから継承したlowなグルーム感を強調したバンドや、DEMIGODとINCANTATIONの要素を増幅させたフィンランドmeetsペンシルバニアとでも言うべき荘厳なダークネスを聴かせるバンドが多くて、HOODED MENACE, KRYPTS, SWALLOWED, MAVETH, etcなどが中心となって盛り上がっていたように感じられましたけど、その辺のスタイルをフォローするバンドもだいぶ落ち着いた頃に凶烈なインパクトを放って当店でも大ヒットしたのが、VORUMのCurrent Mouthでした。このMALICIOUSの1stもVORUMが切り開いた新たなるフィンランド・デス・メタルの王道パターンに近いスタイルで、スラッシュ・ムーブメントの中で生まれてデス・メタルの基礎を築いたPOSSESSEDやKREATORなどのようなバンドから、テクニカルな演奏と邪悪性を共存させつつもより増幅させていたMORBID ANGELの登場へと深化&進化していたあの頃のスラッシュ~デスの段階を凝縮したスタイルなんですが、現代のバンドはそれらの先人達が徐々に失せていった原始的パワーを強烈に詰め込んでいるところが素晴らしい。当店ではどうにものめり込んでプッシュできなかったリチュアルなデス/ブラック・メタル・ムーブメントも、こういう新しいスタイルでの原始への回帰を目の当たりにすると、ただのトレンドではなかったのだと再評価できてきます。何が言いたいのかと言うと、柔軟で可能性に満ちた若いメタルヘッズがサウンド・プロデュース力を自然と身に付けることができるこの恐るべき状況が、こういうロウ・プリミティブなデス・メタルもさらに深化させて可能性を広げているように思います。VORUM, DEGIAL, 初期TRIBULATIONなどのファンは絶対必聴の大注目株デス!!

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