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Hardcore Reality!!


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・EXCEL - The Joke's on You LP PURPLE VINYL 税込2,916円 / CD 税込2,160円 (Southern Lord)

BEOWULF, NO MERCYと並んでSUICIDAL一派第1世代を代表するUSカリフォルニア・ヴェニス出身クロスオーバー・スラッシュ・バンド EXCELの1989年発表2ndアルバムが、1stアルバムに続いてSouthern Lordからデラックスな仕様で再発。ジャケットを新装し、ボーナスでBlaze Some Hateも収録した全12曲入りで、アナログ盤はゲートフォルド・スリーブ。今回は限定パープル・ビニールで入荷しました。

NO MERCYやBEOWULFのサグいスピード・メタル・ハードコアよりもキャッチーさが際立っていたけど、当時はUSHCファンよりもメタル側のスラッシャーに人気が高かった印象の強い作品です。後にINFECTIOUS GROOVESに参加するギタリストとドラムが素晴らしいテクで、POLICEの名曲 Message in a Bottleカバーや、「METALLICAが俺達をパクった!」と後にメンバーが騒いだという"Tapping Into the Emotional Void"のようなアコースティック・ギターなど、パンク、ハードロック、スケート・ロックなどの非ファンク・メタルなミクスチャー的要素もあり、クロスオーバー・スラッシュとしてかなり質の高い作品です。演奏力に見合ったサウンド・プロダクションで録られた作品なので、荒々しいロウ・ハードコア・スラッシュを求める人には向かない感触ですが、スラッシュ・メタルとのクロスオーバーしたスピード・スラッシュ・パートももちろん随所にあって、パンクのキャッチーさとメタルのアンサンブルのマッチとしては完璧ではないでしょうか。もちろん現代的なモダン・クロスオーバーとはまるで違う、80年代流のダイナミズムです。

余談になりますが、METALLICAを訴えることまで本気で検討していたという"Tapping Into the Emotional Void"は実際かなり"Enter Sandman"に似てるけど、Black Albumの頃のMETALLICAに多大な影響を与えたのはファッションと音楽性ともにDANZIGだったのは明らかで、EXCELの"Tapping Into the Emotional Void"をDANZIGの"Twist of Cain"風にアレンジすると、METALLICAの"Enter Sandman"が完成するかと思いますが、いかがでしょうか?当時はDan Lilker氏がこの2ndアルバム・ジャケのTシャツをよく着てましたし、メジャー・スラッシュのメタルヘッズも油断できない音楽的センスとアイデアが、EXCELには備わっていたのかと思います。



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・UNIFORM CHOICE - Screaming For Change LP 税込2,592円 (Southern Lord)

80年代US西海岸SxExを代表する大傑作 U.C.の1985年1stアルバムが、Southern Lordからアナログ盤で再発。これまで何度も再発されてきた名盤を、なぜSouthern Lordがアナログ盤のみで再発するのかは、古くからのファンならば納得のいく話で、Southern Lordオーナーでsunn o)))ギタリストのGreg Andersonは、80年代シアトルに存在したストレートエッジ・ハードコア・バンド BROTHERHOODに在籍していたのは、ハードコア・ファンには有名です(BROTHERHOOD以前はGregはFALSE LIBERTYもやってた) 。BROTHERHOODはU.C.よりちょっと後の80年代後期に短期間活動したバンドだったから、このアルバムは恐らくBROTHERHOODメンバーが青春を捧げて燃えた作品だったのでしょう。そんな彼の経歴を踏まえずに比較しても過去の再発盤とは比べ物にならないデラックスな仕様で、ジャケット・アートの元となった熱狂のライブ写真インサートを、シールドの下にエクストラ・カバーのような形で挟み込んでいます。ジャケットはゲートフォールドで、初公開写真多数含む12"サイズの全8ページ・ブックレットも大興奮の素晴らしいリイシューです。

サウンドはMINOR THREATウォーシップの最高峰のようなピュアSxExで、NYHCと同化して捉えられたりする東海岸のSxExハードコアとはまるで違う感触です。Vo.のPatrick Dubar氏はUNITYの時とさほど変わりないハイトーン・スタイルですが、UNITYはNO FOR AN ANSWERほど極端ではないにしろスピードが速かっただけに、ここまでMINOR THREATへの愛情を丸出しにした曲調にすると、Patrick Dubar氏のIan MacKayeなりきりっぷりも完璧すぎるくらいにきまってます。と、オープニングを飾る名曲 Use Your Headだけ聴くと毎度思うのですが、今回数十年ぶりにフルで聴いたら、いやはや、やっぱりこの時代のUSHCはホントカッコいいな!!と改めて思いました。もちろん基礎を構築してるのは完全にMINOR THREATなんだけど、ウェストコーストやイーストコースト関係なく、焦燥感を煽るかきむしるようなリフ・ワークと畳みかけるような展開は、80年代のUSHCが好きならば嫌いだとは絶対に言わせないトゥルー・クラシック・アルバムです!!ちなみにメタル・ファン用に補足しますと、Vo.のPatrick Dubar氏はCELTIC FROSTのReed St.Mark氏らとMINDFUNKを結成したあの人ですよ。



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・BREAKDOWN - 87 Demo LP 税込2,484円 (540 / Painkiller)

80年代中~後期NYHCの音楽的変化/深化を象徴するバンドの一つと言っても過言ではないBREAKDOWNの名作1stデモが、2ndデモもヴィニール化していたPainkiller Recordsと540のタッグでLP化再発。古くはBlackout!が7"EP化していたNYHCファンにはおなじみの名作デモですが、LPサイズでのリリースは今回が初。A面に87 Demoの9曲を収録し、B面には同年8月、WNYU RadioのCrucial Chaosというラジオ・ショーにて演奏されたライブ音源8曲を収録した、全17曲入りです。オリジナル・デモ・テープのスリーブや歌詞などを掲載し、その裏面には当時のローディー / MADBALLメンバー / In Effect ZINE / Wardance Recordsなど関係者のライナーノートや写真とフライヤーも載せたインナーは、思わず見入ってしまいます!!

後にメンバーはRAW DEALやKILLING TIMEに参加する、ニュー・スクール系ビートダウン・ハードコアのルーツの一つともされるバンドで、この1stデモはオリジナル・ラインナップで残した唯一の音源です。Revelationからの"NYHC~The Way It Is"と、Blackout!からの"NYHC~Where The Wild Things Are..."の、NYHCを代表するオムニバス・アルバムの2枚どちらにも参加していたのはGORILLA BISCUITSとこのBREAKDOWNだけだったように(と言ってもGORILLA BISCUITSは"Where The Wild Things Are..."ではBUZZCOCKSカバーを1曲提供しただけだったけど)、パンク・シーンから分離して独自の体育会系ノリに変わっていく当時のNYHCシーンを体現したようなバンドだったとも言えます。オリジナルVo.在籍時のNAUSEAも参加していた"The Way It Is"でBREAKDOWNの"Sick People"を聴いたときは「なんてブルータルなメタルコアなんだ!」と思ったけど、このデモのオリジナル・バージョンはよりslow & rawなブルタリティーがSHEER TERRORにも通じるパンク・ルーツのメタルコア流ならではの粗暴さであり、またNYHC流のグルーヴから生まれるウネリも極上級です。パンクでもメタルでもスラッシュでもクロスオーバーでもない、これぞまさしくLate 80's NYHC!!SHEER TERROR 1stの再発盤を満喫した人などは絶対に聴いておきたいNYHCクラシック・デモ音源です!!!


* ジャケット角に少し折れシワがありましたので、なるべくキレイなものから販売していきます。



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・ABSOLUTION - Juxtaposition 7" 税込1,296円 (Wardance)

なんとABSOLUTIONの2017年新作!!!CBGBとABC No Rioの橋渡し的なバンドが出没してきた80年代最後期~90年代初めこそが、混沌としたNYHCの面白みが凝縮されていた最も濃密な時代だったと考える人も居るかと思いますが、そんな当時のNYHCを的確にリポートした名作オムニバスで、Combined Effort RecordsとVermiformが共同で1990年にリリースした"Murders Among Us"という7"EPがありました。LIFE'S BLOOD, NAUSEA, BORN AGAINSTという他3バンドが全て90年代以降のレジェンドやカルトとして語り継がれる屈強ラインナップを相手に、個人的にはそれら3バンドを僅差ながら抑え込み(あのオムニバスは4バンド全4曲とも本当に素晴らしい)堂々のベスト・トラックを披露してノックアウトしてくれたのが、このABSOLUTIONでした。このEPは、1988年当時には演奏されていながら録音されていなかった3曲と、当時はデモで1度録音されていた"Risk"の再録、つまり全4曲ともバリバリに活動していた当時の曲を改めてレコーディングしたモノです。しかしこの音源も録音は2011年だったという事ですから、発表まで5年以上かかった難産リリースであります。ダウンロード・コードも付いています。

SICK OF IT ALLで独りロングヘアーだった初代ベーシストのRich CiprianoがこのABSOLUTIONのTシャツを着てるのを見て「ABSOLUTIONって何者だ?」と昔から気になっていたけど、AGNOSTIC FRONTの"Liberty and Justice for..."でベースを担当したAlan Peters氏や、BURNのギタリストでSIDE BY SIDEやNY HOODSにも在籍したGavin Van Vlack氏らが始めたバンドだった、なんてのはもちろん後追いで知りました。当時このバンドに惹かれた人はみな黒人Vo.の Djinji Brown氏のハイパーなキャラクターに虜になったものです。現在はリズム隊が80年代とは変わっていて、ドラムはSUPERTOUCHの人のようです。しかしこれが文句なしにカッコいい!!ま、当時の古い曲なんで当たり前と言えば当たり前なんですが、NYHCらしいキャッチーなリフで疾走するスラッシュ・パートとダイナミック且つエモーショナルなスロウ~ミドルテンポをバックにソウルフルなシャウトを聴かせる Djinji Brown氏のVo.は、やはりBAD BRAINSからの影響を強く感じさせます。当時のBAD BRAINSウォーシップ・バンドやミュージシャンは、DCのSCREAMやNYのUNDERDOG~INTO ANOTHERのようにエモな深化を追求するか、ボストンのEYE FOR AN EYEのようにファンク要素をダイナミックな曲調とタイトな演奏で表現するか、またはCARCASSのBill SteerがEPをリリースするという情報も流れたボストンのSAM BLACK CHURCHのような突然変異型の変態スラッシュなんかが目立ちましたが、自分的にはCRO-MAGSこそがBAD BRAINSウォーシップの完成形だったと常々思っていたので、ABSOLUTIONのようなNYHCありきのBAD BRAINSインフルエンスには、どこかCRO-MAGSも感じてしまいます。しかしこのDjinji Brownさん、オッサンになっても本当カッコいいな!!


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