RECORD BOY

Deathmetalcrush!!



・MUTANT SUPREMACY - Infinite Suffering LP ¥1600 / DIGIPACK CD ¥1200 (self release)



 NYで活動するデスメタル・バンドの2010年1stアルバム。バンド自身による自主リリースで、あまり積極的にディストリビューションしてなかったようですが、熱心なデスメタル・マニアには好評の作品だと聞いてます。メンバーは日本のパンク・レコード・ショップでもEPが入荷してたATTAKEというクラスト・パンクもやってて、サンクス・リストでも表明しているようにMPDSクルーでもあります。Levil Uniform the Magazineにインタビューが掲載されていて、その号に付いていたサンプラーCDの中では一番カッコ良かったので名前は覚えてましたが、これはもっと多くのデスメタル・ファンに聴いてもらいたい素晴らしい内容です。地元NYでは、FUNEBRARUM, GOREAPHOBIA, ACHERON,という重鎮揃いのそうそうたるメンツをサポートするライブも予定されていて、注目に値するバンドだと思いますので、遅ればせながらちょっと張り切ってプッシュしてみようと思います。



助走なしでのっけからマックスのテンションでブラストする冒頭パートが、まずはいきなりド迫力でカッコいい!!NYデスメタルらしいクリーンでラウドな爆発力を持ったサウンドで、SUFFOCATIONをかなり彷彿させます。楽曲もSLAYERから初期SUFFOCATIONに継承されたようなギター・ワークがキャッチーな印象を与えていますが、ブルータル・デス要素は希薄で、もっとスラッシュ・ルーツのオールドスクールなアメリカン・デスメタルです。クラスト・パンクでもプレイしてたのが全く悪い方向に行ってなく、大味なダイナミズムとは違った爆裂感と疾走感が素晴らしく爽快で、TERRORIZERの破壊的な疾走感の上で、SUFFOCATIONのHuman WasteとPESTILENCEの2ndをミックスしたような極上の直線的疾走型ゴリゴリ・アグレッシブ・デスメタルで、とにかくカッコいい!!フロリダ・デスメタル好きも絶対必聴。オススメです!!!







・HERPES - Doomsday CDR ¥600 (Nihilistic Holocaust)



 オールドスクール・デスメタル勢が徐々に盛り上がりを見せるフランスから登場したバンドの1stデモ。このデモはレーベル関係者の間で評判が良く、Detest RecordsやDeath Invocation Recordsの人達もオススメしてました。もともとカセットでリリースされてたものを、CDRでDIYリリース再発したものです。サウンドはAUTOPSYとDEATHを思わせるタイプで、ベッタベタの感触とモコモコさ(これは単純に音質のせいもありますが)がアングラ臭満点デス!!Me Saco Un Ojo Recsファンも要チェック!!







・BASTARD PRIEST - Ghouls of the Endless Night LP ¥1900 / CD ¥1400 (Blood Harvest / Pulverized)



 LP再入荷!!到着前から既にたくさんお問い合わせをいただいてますスウェディッシュ・ハードコア・デスメタル BASTARD PRIESTの2ndアルバムです!!CDも絶賛発売中デス。



スウェディッシュ・ハードコア・パンクとデスメタルのダークネスに共通性を見出して表現するスタイルに変わりはありませんが、以前よりも楽曲やアレンジに工夫が見られて、今回はよりオールドスクール・デスメタラーに強くアピールするであろう作風です。オープニング・ナンバーは、Scream Bloody Gore 1stアルバムの頃のDEATH直系の直線的ドッカンドッカン爆走デスメタルで、これは初期デス野郎は極悪ヘッドバンギング必至&必死のカッコよさ!!!今回も明らかにスウェディッシュ・ハードコアを意識したようなストローク・リフのパンキッシュ・ナンバーはありますが、SVART PARADやカバーもやってたBOMBANFALL的なハードコアのダークネスは薄まって、影響モロ出しな1曲のDEATHを筆頭に、GENOCIDE / REPUSION, AUTOPSY, MASTER / DEATHSTRIKE, etcの、ハードコアもバックボーンにある初期USデスメタル的黒さが充満しています。フロリダのドライな空気から解放して、80年代後期のスウェーデンで育った初期DEATHみたいな世界観に、とにかく今回はヤラレました。脱帽デス。やっぱこのバンドは激渋!!!



初期MASTERやスウェディッシュ・ハードコア的なストローク・リフ攻撃パターンが後退したからといって、クラスティーズやメタルパンク・ファン向けじゃなくなったという意味ではありません。むしろデスメタルとハードコアの共通性は、現代地下シーンのオールドスクール・スラッシュ・ミュージックの至る所に潜んでいることを実感できる作品です。サンクス・リストには盟友スウェディッシュ・クラスト・パンク&デスメタルの現行バンドが名を連ね、Fenriz & DARKTHRONEとFeral Wardの名前が並んで掲載され、マスタリングはJack Control氏が担当。スウェーデンのハードコア・パンクとメタルの地下源泉は今も昔もやはりコレなのです。これを聴かずして現代のメタルパンク/クラストの先っちょは見えてきません!!!だから今回も間違いなく必聴デス!!!







・CORPSESSED - The Dagger & The Chalice MLP JAPANESE EDITION ¥1800 (Me Saco Un Ojo)



 日本流通仕様アナログ、到着しました!!しかし海外真性デスメタル野郎の間ではそうでもないけど、日本じゃみんなDEATH STRIKEのアナログ再発ばかりに夢中で、私達はちょっぴり残念です・・・。MSUOオーナー氏も"CORPSESSEDは本当にキラーだぜ!!"と興奮しておりますし、先に出たCD聴いた方はお分かりでしょうが、内容はバツグンに文句なしです。ltd.100 colored vinylも入荷してます!!



最近のフィンランド・デスメタルの特徴として、従来の王道フィンデス特有のグルーム感からクリプティックなジメジメさをちょっと後退させ、同じ陰鬱要素でもスウェディッシュ・デスやINCANTATION系奈落の底デプス・テイストを強く出してるカッコいいバンドが続々出てきてるように思うのですが、このバンドももうそれ以上の解説は必要ないようなサウンドで、VASAELETHなどのファンは絶対チェックしておいてほしい注目の新鋭フィンデス!! しかしVASAELETHやGRAVE MISASMAあたりのタイプより北欧ならではの重厚な荘厳さが強くて、ズバリ言ってMAVETHのファンには絶対にオススメでしょう。INCANTATIONが北欧オールドスクール・デスメタルと出会って、冒涜さと荘厳なムードが同時に増幅したような激烈退廃暗黒世界の全6曲。激烈かつ極黒アトモスフェリックなオールドスクール・デスメタル好きは要注目必聴!!!



レーベルではとっくに完売してるMSUOリリース前回入荷のATARAXYとNECROWRETCHのltd.100枚カラーがBOYではまだ全然残っちゃってるのは、円高のせいで海外通販が減ったことも影響してるでしょうが、日本国内の反応があまりにも薄すぎです。"スラッシュやブラックと違って、初期デスメタルをリアルタイムで体験した世代以降は、日本じゃオールドスクール・デスメタルは理解されないだろう"と、ある人は言ってましたが、やっぱりそうなんでしょうか・・・。確かに単純明快にノリやすい音楽ではないですけど、だからこそ耳が肥えてきた方なら楽しめると思います。海外の現行アンダーグラウンド・オールドスクール・エクストリーム・メタルの熱さを感じたい人は、MSUO Recsは全種必聴です。







・DEATH STRIKE - Fuckin' Death SILVER COVER LP + 7" JAPANESE EDITION ¥2400 (Me Saco Un Ojo)



 日本流通盤アナログ、ようやく到着デス!!!も~、これは前々から待ってたお客さんや他店さんからも反響大きくて、今回はパンク寸前状態です。デスメタル系のアナログは黒盤がお好みのお客様もけっこう少なくないのですが、スミマセン、今回の当店販売分はltd.100 silver vinylのみになります。あと、US流通の金ジャケ・バージョンも他店さんにほんのちょっとずつ回して終了しましたので、黒盤や金ジャケがご希望の方はダッシュで他店さんにご注文ください。たまには、"BOYもなかなかいいヤツだ"とか言われたい気分です。



80年代初期にMASTERを結成したPaul Speckman氏が、他メンバーが固定しないためMASTERとしての活動を一時停止して、その間に活動させていたのがDEATH STRIKE。85年に残した唯一の公式音源であるデモにボーナスを加えて91年にNuclear Blastが再発して初期デスメタル・ファンに脚光を浴びました。長らく入手困難でしたが、未発表リハをさらに追加した12曲入りで遂に再発です。Metal Archivesではアナログの方が曲数少ないような解説になってるけど、ボーナスの4曲が7"EPに収録されてますので、CDと同じ曲数です。



名作 Fuckin' DeathデモはMASTERで演奏する曲もあって、Paul Speckman氏のライフワークとも言えるMASTERの兄弟的バンドとして捉えてもらえば問題ないでしょう。したがってクラスト系ハードコア・ファンも度肝を抜かれるMASTER譲りの怒涛の疾走ダークネス・デスメタルが激渋カッコいいデス!!! 初期MASTERはBASTARD PRIESTも手本にしてるように、もはやスウェディッシュ・ハードコア並みの疾走ダーク・スラッシュですが、このDEATH STRIKEの方がMASTERよりも若干整合感が備わってるでしょうか。MASTERではChildren Of The Graveも爆走カバーしてたけど、サバス的ダークネスに踏み込んだような楽曲もDEATH STRIKEでは披露してます。そして今回初公開の未発表リハがまた完全に初期MASTER状態でして、音質の悪さも相まってロウネスが倍増した極悪黒クラスティー・デスメタル音源が最高!!! Paul Speckman氏によるライナーノートも興味深い、初期デスメタル・ファン大興奮の再発盤デス!!!









・FUNERAL BITCH - The Demos 7" ¥900 (Blackmass)



 MASTERやDEATH STRIKEなど、ここ最近頻繁にリリースされるPaul Speckman氏関連再発の目玉とも言えるリリース。Paul Speckman氏と、後にZNOWHITEにも参加するAlex Olvera氏の2人を中心に83年に始動したバンドの、86年と87年のデモ2種をまとめたEPが限定500枚でリリース!!!シカゴでFUNERAL~と聞くと、Turbo MusicからのアルバムやCCG Underground Recordsからのデモ12"シリーズも出てた激渋デスラッシュ・メタル FUNERAL NATIONが思い浮かびますが、そのFUNERAL NATIONはPaul Speckman氏のABOMINATIONとこのFUNERAL BITCHのメンバーらが後に始めたバンドだそうです。Paul Speckman氏絡みのシカゴ・ハードコア・メタル人脈はややこしいのでマニア以外は完璧に理解する必要もないでしょうけど、ジャケ中のPaul Speckman氏のライナーを読むとその一部分が垣間見えてとても面白いです。



このFUNERAL BITCHもセッション・プロジェクト的な感じで始まったようで、交流のあった初期DEATHなどと小さなクラブでプレイしていたようです。しかし当時人気絶頂だったCRO-MAGSとの共演では300人もの動員があり、このFUNERAL BITCHのブルドーザー級デスラッシュ・サウンドをCRO-MAGSメンバーもいたく気に入ったというエピソードもライナーで記述されていますが、確かにこのバンドはPaul Speckamn氏のこれまでの仕事の中では最もハードコア・テイストが強いです。86年デモはまるでREPULSION状態のMASTER / DEATH STRIKEといった感じの、爆速ドへヴィ・ブルータル・デスコア・スラッシュで驚愕デス!!!!!これはプレ・グラインド好きも腰を抜かすのではないでしょうか。まるで初期Earache周辺スピードコア/ステンチ・クラストの元ネタのようなサウンドです。87年デモでは音質も向上してもう少し整合感も備わってますが、Paul Speckman氏のVo.もちょっと似てるせいか、まるでブルータルな初期RIPCORDに聴こえて、こちらもまた最高のトータル・デス・サウンド!!MASTERのデモ・アルバムに続いて、スラッシュ・ハードコア・ファンはまたしてもPaul Speckamn氏の恐るべき偉業にブチのめされてください。全ロウ・デスメタル・ファン、オブスキュア・スラッシュ・ファン必聴!!!







・TORMENTOR (Mexico) - Vision from the Ancient Darkness CD ¥1200 (Time before Time)



 こんな事言ったら怒られそうですが、これはTime before Time一番のグレートなリリースではないでしょうか!!80'sメキシカン・ダーティー・デスラッシャーの、2004年に限定300枚アナログ盤でもリリースされた89年デモ・アルバムを元に曲数を増やして待望のCD化です!!当時の日本のメタル・ファンジンでも紹介された88年デモの5曲と、89年リハーサル6曲を収録した全11曲入り。ジャケ・ブックレットにはLPには載ってなかったデモ・アート/写真/英語ライナーも掲載されてます。



Distorted HarmonyからもEPを出してたメキシカン・デスメタル代表格 SHUB NIGGURATHへと後に発展するTORMENTORは、KERATOR前身のTORMENTORやAttila氏が在籍したハンガリアンTORMENTORにも匹敵すると言っても過言ではない最高のロウ・デスラッシュ・メタル。TRANSMETALに代表されるメキシカン・デスラッシュの最大の魅力である直線的刻みで爆走するスラッシュメタルなんですが、まぁとにかく速い速い!!!まるで南米版MERCILESSかPROTECTORのごとき猪突猛進スピード・デスラッシュが最凶デス。この時代のメキシコで、この激速デスラッシュ・サウンドは驚異的です。デモを残したのみのバンドでしたが、80's中南米スラッシュ/デスメタル・ファンは絶対に必聴級のバンドですし、中南米マニアならずともオブスキュア・デスラッシュ・ファンなら確実にガッツポーズ&ヘッドバンギングのダーティー・ファスト・ロウ・デスラッシュ・メタル!!
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