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・PLASMATICS - Coup de Grace LP 税込2,916円 (High Roller)

メタル・パンクの元祖ともされる故Wendy O. Williamsが率いたNYのPLASMATICSの1982年録音未発表デモ音源11曲を収録したLPが、High Rollerからリリース。タイトルからもわかる通り、3rdアルバム Coup d'Etatのデモ・バージョンで、収録内容もCoup d'Etatオリジナルと微妙に違いますし、ジャケ/ポスター/インナーもWendyのキメ・ポーズとも言えるいつもの片腕上げた写真で、まぁとにかくWendy好きには持っていないわけにはいかない嬉しいLPです。限定500枚プレスで、今回はそのうちのltd.200枚レッド・ビニールでの入荷です。

1970年代後期のNYパンク・シーンで誕生して、その後メタル・アプローチを強め、マッドマックスとお笑いウルトラクイズのミックスのような世界観や過激なステージング、MOTORHEADの故Lemmyとの親密すぎる交流などもあって、Wendyは破天荒な女性ロッカーの代表的な存在として永遠の人気を誇ります。1980年発表1stアルバム New Hope for the Wretchedまでは、One Voiceアルバムあたりでジョックなスタイルを極めたAGNOSTIC FRONTのRoger Mirretのルーツのようにも聴こえる彼女のタフなVo.とシンプルなR&Rのミスマッチが最高最凶ファンタスティックにカッコいいですが、1981年の2ndアルバム Beyond the Valley of 1984では70'sパンク的なフレーズと哀愁を残しつつもへヴィメタリックなエッジが加わり、そして3rdアルバムで曲調も大幅にアメリカン・へヴィメタルへと接近しましたので、この音源はメタルヘッズには一番評価が高い作品のデモ・アルバムということになります。MOTORHEAD "No Class"のカバーも有名だけど、後にジーン・シモンズもWendyのプロデュースをやってたように、この時代のPLASMATICSはヘアー・メタル系グラムっぽい哀愁とバイオレンスな鋼鉄タッチのミックスという、実に日本人好みな要素が強いのも特徴です。そう言えばDESTRUCTIONがカバーしたThe Damnedは、過渡期だったDESTRUCTIONにも見事にハマってました。しかし誰が聴いても一番耳を奪われるのはやはりWendyの凶裂すぎるVo.スタイルで、盛りのついた猫のような鬼婆のごときシャウトに犯られまくります。High Rollerには今後、スラッシュ/パワー・メタル・ファンに一番人気の高いゴリゴリの名作 WOWのKommander of Kaosを再発してほしいところです。



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・S TO S - S/T LP 税込3,456円 / CD 税込2,484円 (Sommor)

1978年に発表されたベルギーのオブスキュア・ハードロック・バンドの唯一の作品が、サイケ/ガレージ/プログレ/フォークなどの発掘再発を専門とするスペインのレーベルから初の復刻。自主制作で300枚のみのプレスされたというオリジナル盤はやはり相当なプレミアがついて取引されてきたようですが、これまではオブスキュアなヴィンテージ・ロック・マニアの極一部のみに神格的に崇められる存在で、恐らくリプロの類も過去には出回ってなかったようなので、これは近年めっきり減ってきた、「正規再発後に存在が広く知られてオリジナル盤の相場価格が上昇」するタイプのカルト・クラシックではないでしょうか。実際、海外ではメタル・シーンの業界関係者の間でも話題になり始めて当店にもそのウワサが舞い込み、BOYのレギュラー商品とはちょっと毛色が違う作品だけど、凄く面白そうなのでチャレンジしてみました。とりあえず、このジャケの雰囲気だけでビビッと来ないわけないのですが、サウンドも1970年代後半のベルギーにして奇跡の爆音プロト・へヴィメタルで、High Rollerなどのヴィンテージ・メタル発掘を得意とする欧州のレーベル各社も「これはスッパ抜かれた~!」と、地団駄踏んでいることでしょう。これはかなりビックリです!!!

ツイン・ギターのFulvioとMircoの2人が兄弟で、ドラムのGeorge AbryとやってたETNAと言うバンドを母体とするようです。ETNA解散後に、よりパワーとアグレッションに満ちたハードロックをやるために結成されたというS TO Sのサウンドは、「"Raw Power"期のTHE STOOGES, "Back in the USA"期のMC5, PINK FAIRIES, MOTORHEAD, HAWKWIND, 初期NWOBHMなどのファンに強力にオススメ」、とレーベルが解説していますが、それよりも「ファズ・ギターが狂ったスピードのドラミングとともに押し寄せる壁のごとく、デンジャラスでアグレッシブなサウンド」のくだりに、メタル・ヘッズやスピード狂は唸らせられることでしょう。ピアノやサックスが入ってくるサイケな曲調も途中ありますが、基本はTHE STOOGESやMC5影響下のR&Rを馬力全開のロウ・ドラミングでスピード・アップさせたため、ツイン・ギターもドラムに音を消されないようノイジーにファズ・サウンドを爆発させたような、まさしくバトルを繰り広げているかのハードロックです。そして、もうテンションが抑えられないと言った感じの後半がとにかく凄まじく、特にラスト2曲が1978年としては驚異の疾走感を爆裂させています。この作品の2年後の1980年にベルギーからKILLERのReady for Hellという名作が生まれて、後のスピード・メタルの誕生を大いに触発したMOTORHEADウォーシップ・メタルが産声をあげたわけですが、へヴィメタル・バンドとしての整合感も意識していたであろうKILLER, ACID, VULCAIN, etcよりもタチの悪い荒々しさで、THE STOOGESのI Feel AlrightやPINK FAIRIESのThe Snakeあたりの方法論が突然変異を起こした結果なんだろうけど、MOTORHEADのOverkillが1979年発表だったことを考えると、やっぱり1978年でこんなブッ飛んだスピードで演奏していたバンドが居たなんて信じられない!!!しかもちゃんと2バス連打、つまりMOTORHEADがOverkillで世に広めて、VENOMなどのスピード/スラッシュ・メタル・バンドが法則として打ち立てたスタイルを既にやっています。となると、フィルシー・アニマル・テイラーよりも、コージー・パウエルのような空気読まずにバッカスカ叩いて踏みまくるスタイルがルーツなのかも知れませんが、いやはや、驚きましたし、ムチャクチャかっこいい。さらにトドメをさすと、なんとこのドラマー、Vo.も兼任!!!

帯のように見えるのはシュリンクの上に縦長のステッカーが貼ってあって、なかなか面白い仕上がりです。表ジャケは御覧の通りの激渋さなんですが、裏ジャケやインナーの写真も最高で、ライナーノートも掲載。日本でも既に入手して堪能しまくってる非メタルのヴィンテージ・ロック・マニアの方もいらっしゃると思いますが、過去にPURE HELL, FINGERNAILSのデモCD, SATAN'S SATYRSなどを見つけてきた時に喜んでくれたようなBOYのお客さんにも、久しぶりにエキサイティングにオススメできるカルト・オブスキュア・プロト・パンク・メタルです!!


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・SILVER MOUNTAIN - Before the Storm LP SILVER VINYL 税込3,996円 / BLACK VINYL 税込3,780円 (Buried by Time and Dust)

日本でも熱狂的な信者が多く存在するスウェーデンを代表するへヴィメタル・バンドの一つ、SILVER MOUNTAINの1980年のデモを収録した限定500枚LPです。BBTADからのリリースで流通が薄いうえ、モノによってはウカウカしてると逃してしまうものもあるレーベルなので、これは2015年に出てたヤツなんですが発売前&入るたびにお問い合わせや店頭で売れてしまって、遅ればせながら今回が初のカートアップになります。ブラック・ビニール/シルバー・ビニールともに250枚プレスです。


A1. Spring Maiden
A2. Keep On Keepin On
A3. Not You Baby
A4. Vikings
A5. Looking For You
A6. Felo De Se
B1. Axeman And The Virgin
B2. Streetgirl
B3. Prophet Of Doom
B4. Before The Storm
B5. A.S.W.A.S.T
B6. Handled Roughly


バンド名にも表れてるとおり、リッチー・ブラックモアから強く影響を受けたギター&Vo.のJonas Hanssonのメロディ・センスが日本人にとってはバツグンに心地よくも熱くて、クラシックを基礎にしたリッチーの流れるような旋律を粗っぽい演奏で弾きまくったような彼のスタイルは、80年代のジャパニーズ・メタル・サウンドがリッチーやマイケル・シェンカーなどの影響で形成されていたところが大きかったのに対して、へヴィメタル不遇の時代を耐え忍んで活動したような80年代後期~90年代のダイハードなジャパニーズ・メタル・バンド・ミュージシャン達に愛されてきました。このデモ音源は確か昔分厚い2枚組で出てたデモ・コンピレーションCDなんかで収録されてたと思いますが、オフィシャルのリリースはこれが初めてです。



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