RECORD BOY

Death 'til Thrash!!


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・GRAF SPEE - Reincarnation CD 税込2,160円 (Dies Irae)

昨年2015年にブートレグのコンピレーションCDが出回って当店でも大反響を呼んだ南米ウルグアイのカルト・デス/スラッシュ・メタル・バンドの音源が遂に初オフィシャルCD化!!ブートCDは唯一のLPだった"Reincarnation"とカセットEPの"Mother Fucker"をカップリングしてボーナスを加えたモノでしたが、今回の初オフィシャルCDはアルバムとEPを別々にして2種リリースされています。こちらは"Reincarnation" LPにデモ2種(ウチ1つはたぶん以前入荷したブートCDのボーナスと同じ)を追加した全12曲入り。スリップケース付きなんですが、これがかなりタイトなサイズでジュエルケースをピッチピチに締め付けてるので、取り出すときはイライラしないようくれぐれもご注意ください!!


"Reincarnation" LP (1989年)
1. Intro
2. Freedom
3. Eunuchs
4. Reincarnation
5. Perfidy
6. Kali-Yuga
7. Of The Three Gunas Tamas
8. Self Destruction
9. Patala Loca

"El Lugar De Las Asuras" 1985 Demo
10. El Lugar De Los Asuras

"1986 Demo"
11. Autodestruccion
12. Prisioneros


このバンドの凄いところは、フレーズや演奏は確かにスラッシュやへヴィメタルのそれなのに、一体何を目指したらこうなったのかが推測できないカオス・メタルと化してるいうところです。展開が複雑なのはヨーロピアン・プログレッシブ・スラッシュ?カッコつけてライドで不穏な雰囲気を煽ってるところはSLAYERのJesus Saves?など、断片的には元ネタが推測できなくもないけど、それらを個々が思い思いにただやってるだけで、曲作りの段階で浮かんできた何百何千というアイデアを1個もボツにしないで何も考えずに全部やってしまったようなムチャクチャさが本当に凄い。REENCARNACIONみたいなアナーキーとは違いますが、再生してしばらくは何が起こってるのか理解できないでしょう。少なくとも自分にはしばらく何が何だかサッパリわかりませんでした。そしてバッキングとは全く関係のないような音階をアホみたいに熱唱する"Kali Yuga"のVo.あたりでようやく我に返ることができました。"Reincarnation"のオリジナル盤LPは南米カルト・メタル・コレクターの鬼門的必殺最上級レア盤で、近年の中古市場相場は$500前後というモンスター級カルト・クラシックですから、ぜひともこの機会に聴いてみてください。とにかく、こんなへヴィメタル、初めて聴きました。凄すぎる!!!!!



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・GRAF SPEE - Mother Fucker CD 税込2,160円 (Dies Irae)

こちらは"Mother Fucker" EPにオムニバス曲を追加した全7曲入り。やはりスリップケースがかなりタイトなサイズでジュエルケースをピッチピチに締め付けてるので、ようくれぐれもご注意ください!!


"Mother Fucker" TAPE (1992年)
1. Mother Fucker
2. Critical Confusion
3. Mother
4. It Might Be Possible To Cause A Revolution?
5. Bululu (Baby Song)

"Brigada Metalica" Split LP (1989年)
6. Eunucos
7. Reencarnacion


もともとは正統派へヴィメタルとして80年代中期から活動を始めたバンドが、スラッシュ/デス・メタル・ムーブメントに触発されて過激化したそうです。この92年カセットEPはだいぶデスラッシュらしさが強まっていますが、それでもまだまだCogumeloあたりの初期カルト・デスラッシュ並みで、ちょっとHOLOCAUSTOの1stに似てるような感じもあるような気がしないでもない今日この頃といったところにしておきましょう。SLAYERやCELTIC FROST、あとS.O.D.とかも聴いちゃったような感じもありますが、個人的には1曲目が"Mother Fucker"でEPのタイトルにもしておきながら、3曲目のタイトルが"Mother"とか、何歌ってるのか知りませんが、こういう感覚が完全に意味不明で震えてきます。そしてこういったカオスが演奏や曲の隅々にまでモノ凄いパワーでみなぎっているという点です。凄すぎる!!!!!



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・EXORCIST - Nightmare Theatre LP 税込2,916円 / 2CD 税込2,484円 (High Roller)

1985年にカナダのCobra RecordsからリリースされたNY産オカルト・スピード・メタルの唯一のアルバムが、High Rollerから遂に初オフィシャル再発。VIRGIN STEELEというヘヴィメタル・バンドの変装プロジェクトで、脱退したJack Starr氏との訴訟問題により、VIRGIN STEELEという名前の使用権がなかったためEXORCIST名義でリリース、というような情報を以前は聞いてましたが、話はもっとややこしいみたいで、真相はよくわかってません。とにかく、契約上なにかしら作品をリリースしなければならなかった状況と、メンバーがVIRGIN STEELEの音楽性とはかけ離れて実は好んでいたらしい当時のスラッシュ/スピード・メタル・ムーブメントを楽しんで制作されたという条件が見事に合致して生まれた、80'sスピード・メタル・カルト・クラシックを代表する1枚です。

そんな状況の中で生まれたプロジェクトですから、メンバーはハードコアなアンダーグラウンド・メタル・シーンとは接点もほぼ無かったわけで、突如リリースされたこのアルバムは、当時のスラッシャーの間でミステリアスな存在として評判となりました。しかも面白いのは、カナディアン・キング・オブ・カルト・メタル PILEDRIVERの2ndアルバム ”Stay Ugly”と、メンバー全員女性のスピード・メタル・バンド ORIGINAL SINの ”Sin Will Find You Out”の、同じCobra Recordsから同年に発表された2作品もやはりVIRGIN STEELEメンバーが楽曲提供&演奏していて、ORIGINAL SINに至ってはVo.以外のバックは実は全員がVIRGIN STEELEメンバーによるデッチ上げ女性メタル・バンドだったというのです(しかも唯一のリアル女性メンバーのVo.はVIRGIN STEELEメンバーの妹)。

VIRGIN STEELEがどれだけレーベルに頭が上がらない状況だったのかは知りませんが、リスナーにとって一番重要な点はアルバムの内容です。そしてそのサウンドが実は一番のミラクル・ポイントで、このEXORCISTのサウンドが当時のスラッシャーにも上々の評判を得てしまったのも完全に納得のカッコよさ!!ドレミの歌みたいなイントロからMetal Militiaのようなロウ・スピード・メタル・スラッシュへとなだれ込む"The Invocation"を始め、Kill'em Allのパクリだろうけどキラーなリフを連発し、ソロはSLAYERのようで、そして1985年当時ではかなり邪悪度の高いスタイルだったVo.まで、プロト・ブラック・メタルなアメリカン・スピード・メタルとして申し分ないサウンドです。FANTOM WARIOR, BLACKTASK, SAVAGE DEATHなどのUS東海岸イーヴィル・スピード・メタル・スラッシュ・ファンは絶対に必聴death!!!666!!!

LPは限定1000枚で、今回はそのうちのltd.500枚レッド・ビニールで入荷。CDはオリジナル・ミックス/リミックス/2ndアルバム用未発表曲など、たんまりボーナスを加えた超ボリューム満点の2枚組でスリップケース付きです!!



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・SLAUGHTER LORD - Thrash 'til Death 86-87 LP RED VINYL 税込2,916円 / BLACK/WHITE MARBLE VINYL 税込2,916円 / BLACK VINYL 税込2,484円 (Invictus prod.)

伝説の80'sオーストラリア・カルト・スラッシュ・メタルのコンピレーション・アルバムが超待望のLP再発。このアナログ盤再発は待ってた人が多いかと思います。この音源集は1998年にHammerheartがディストリビューションでバックアップして、Invictus prod.のファースト・リリースとして発売されましたが、CDはその後たびたび再プレスされてきたけど、アナログ盤は1998年の最初のリリースのみでした。今回はレギュラーのブラック・ビニールに加えて、レッド・ビニールとブラック+ホワイト・マーブル・ビニールのカラー盤が2種存在します!!それぞれジャケに盤色を表すスレッカーも貼ってあって、1998年オリジナル・プレスにはカラー盤はなかった(はずです)ので、これもまた嬉しいデス。

SLAUGHTER LORDはオーストラリアン・アンダーグラウンド・メタルの極悪性を開花させたバンドで、OZスラッシュ・メタルの正統派で知られるMORTAL SINに後に参加するメンバーと、そしてその対極に位置したカルト・ブラック・メタル SADISTIK EXEKUTIONのメンバーも在籍していました。活動時にはデモを残したのみで、このコンピレーション・アルバムには恐らく彼らの全音源だったであろう9曲を収録。AT THE GATESがカバーした事により正統派デス・メタル・ファンにも存在をアピールしましたが、活動時はオムニバスの参加などはなかったにも関わらず、アンダーグラウンド・シーンでは一目置かれてファンジンで紹介されていました。このSLAUGHTER LORDは当時のスラッシュ/デス・メタルのアンダーグラウンド・ネットワークの重要性を再検証する上で最適なカルト・バンドで、ドイツのASSASSIN, ノルウェーのMAYHEM, そしてこのオーストラリアのSLAUGHTER LORDの3バンドによる強烈に邪悪なインターナショナル・トライアングルがマニアの間ではよく知られています。ASSASSINの1stアルバム・インナーには交流のあった数多くの世界中のスラッシュ・メタル・バンドの写真が載っていましたが、そこに異様なオーラを放出したSLAUGHTER LORDとノルウェーのMAYHEMのメンバー・ショットも載ってます。ご存知の通り、MAYHEMのユーロニモウスはこのSLAUGHTER LORDから派生したSADISTIK EXEKUTIONのTシャツを着てる姿が確認されていますし、MAYHEMとASSASSINのメンバーはCHECKER PATROLというスラッシュ・メタル・プロジェクトをやっていました。余談になりますが、ASSASSINの2nd LPにはCASBAHメンバーの写真も載っているのも有名です。

そしてSLAUGHTER LORDのサウンドが、初期KREATOR直系破壊的スラッシュを土台にしてスピードアップしたような、MERCILESSとも共通点の多いノイジー・サタニック・デスラッシュで、いつ聴いても完全にカッコいい!!!666!!!汚い音も最高ですし、革ジャン/袖きりGジャンの王道スラッシュ・メタル・ファッションなのに極悪なオーラ満点のジャケ写真も激渋です。初期スラッシュ・メタル・ファン、プロト・デス/ブラック・メタル・ファン全員必聴の完全無欠のオススメ盤です!!
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