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Black Grim Metal!!


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・OFERMOD - Mysterion Tes Anomias MLP 税込2,484円 (I Hate)

2005年にNorma Evangelium DiaboliからコンピレーションCDが出ていたスウェーデンの初期ブラック・メタル・バンド MALIGNに出入りしていたメンバーによって1996年に結成。オリジナルは1998年に2曲入りの7"で発表した1st EPが、I Hate Recordsからボーナスを加えた4曲入り12"アナログ盤で再発されました。インナー・スリーブと歌詞インナー付きで、限定500枚ブルー・スプラッター・ビニールです!

MALIGNのCD発売と同時期にこのOFERMODの1st EPも、Norma Evangelium Diaboliから今回と同じ体裁の(カラー盤は存在しなかったですが)ボーナスを追加した4曲入り12"で再発されていましたが、DEATHSPELL OMEGA絶頂期の2000年代ユーロ・ブラック・メタルと共鳴して、そのシーンを象徴したレーベル Norma Evangelium Diaboliからも再発されていたのも納得の、カルトな雰囲気と高い音楽性を備えたブラック・メタルです。ボーナスで追加された2曲は2004年の録音で、再発盤ではありますが、1998年音源と2004年音源の全4曲でトータルな1枚の作品として捉える風な仕様に生まれ変わっていまして、実際、A面の1998年1st EPオリジナル音源からB面の2004年音源への展開に違和感はありません。しかし当時リアルタイムで体験した人にとって1st EPの衝撃は相当凄まじかったそうで、DISSECTIONやDARK FUNERALがフリージングなメロディック感より暴力性を増幅させて直情的にブチまけたような感じだったと捉えられたりしてたみたいです。今でこそ北欧ブラック・メタルの王道のように聴こえるスタイルですが、混沌とした不穏なダークネスを内包しながらも、叙情旋律で構成されたリフで爆発的に疾走する様は、メロディック・デスがオーバーグラウンドなシーンへと浮上していったスウェディッシュ・エクストリーム・メタルをアンダーグラウンドに呼び戻して、なお且つ音楽性と暴力性を両立して深化させようとしたような北欧スヴァート・メタルのプライドがヒシヒシと伝わってきます。もちろんB面の2004年録音も素晴らしくて、特にKhabs Am Pekhtのバイオレントなエピックは、北欧エクストリーム・メタル・ファンを自負する輩ならば震えずにはいられない叙情性を備えた爆発力で極渋!!WATAINともつながってくる人脈のバンドなので、2000年代以降のスウェディッシュ・スタイル・ブラック・メタルが好きな方にもぜひ聴いておいてもらいたい隠れた名作です!!



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・OFERMOD - Thaumiel LP 税込2,484円 (I Hate)

1990年代からストリート・ギャングのような生活を送っていた中心メンバーのMichayah Belfagor氏が、2000年代には犯罪組織の構成員となってしまい、拘留と出所を繰り返しバンド活動もままならない状態でしたが、音楽活動に専念すべく2000年代後半に足を洗い、北欧メタルのみならずロック・シーンを代表する大手レーベル Spinefarmと契約して2012年に発表した2ndアルバムです。このI Hate Recordsによる初ヴィニール化は、実は2014年に発売されていたのですが、モジモジしていたら早々に完売して、さすが伝説の多いミュージシャンによるバンドだけあって、熱狂的信者が多いと実感しつつ後悔してましたら、Mysterion Tes Anomias MLPの再発と合わせてめでたく再プレスされました。2ndプレスはクリア・ビニールになってます!!

そのデンジャラスなMichayah Belfagor氏は、1st EPの時はVo.以外の全パートを担当していて、音楽的才能もまた恐るべき人物なのですが、2000年代に入ってからはJ. Kvarnbrin氏という若手ミュージシャンがベースで加入し、この作品ではVo.も担当しています。曲調はズバリ言いまして、超WATAIN!!Moonfog期DARKTHRONEが、DEATHSPELL OMEGAに代表されるNorma Evangelium Diaboli系統の深化を遂げたような感じもありますが、Michayah Belfagor氏はWATAINともつながってますので、やはりこれは2000年代以降スウェディッシュ・ブラック・メタルの王道と捉えるべきでしょう。WATAINがシーンの妬みを一身に背負ってセルアウトやポーザーなどと呼ばれることが多いのに対して、OFERMODのこの作品は信者には異様に評価が高いのが面白いです。それは恐らく、Michayah Belfagor氏のカリスマ性に因るところなのでしょう。



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・AUTOPSY TORMENT - Tormentorum CD 税込1,728円 (Painkiller)

PAGAN RITES他、様々なバンドで活動するDevil Lee Rot氏が1980年代後期に始動させたスウェディッシュ・ブラック・メタルの2003年発表2ndアルバムCDです。避けて通ってもなんら支障はないかも知れませんが、スウェディッシュ・ブラック/デス・メタルを調べているとしょっちゅう目につくバンドですので、カルトの本質を追及してみたい人はぜひ1度体験してみてください。

もともとDevil Lee Rot氏のソロ・プロジェクト的にスタートしたバンドだったらしく、数あるDevil Lee Rot氏参加バンドの中でも、このAUTOPSY TORMENTが最も古くにスタートしていたようです。HELLHAMMERを祖とするドゥーム・ブラックと、DEATH SS的な極黒オカルト臭が融合し、結果ちょっぴりスカムなテイストすら放出したような、とにかく一聴してキョーレツさが伝わってくるサウンドです。スカスカのチョリチョリ刻みスラッシュ・リフで切れ込んできても、絶対に速いパートに突入しないところとかは本当に最高のセンスで、なんかちょっとArise!の頃のAMEBIXみたいなんじゃないですか?ポンコツ牧歌エピックな2分足らずのショート・ナンバー Death by Metalも最高。やっぱりDevil Lee Rotは凄い!!



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・AUTOPSY TORMENT - Graveyard Creatures DIGIPACK CD 税込1,944円 (Atolinga)

こちらは2005年発表3rdアルバムの、メキシコのレーベルからデジパックで初CD化されたものです。このバンドを今の時代に再発するなんて相当根性の入ったレーベルですが、なかなかどうして、改めて聴いてみると新しい発見があります。1989年のSplattered DEMOとインタビューをボーナス収録した、全19曲入り。

このアルバムはこれまでDeath To Mankindからのアナログ盤でしかリリースされてなかったのですが、過去にそのLPが入荷して聴いた時と印象がまるっきり違って、サウンドは他のAUTOPSY TORMENT作品より各段にダイナミックです。これは恐らくリマスタリング効果でしょう。でもこうなるとちょっと残念なところもあるわけで、あのスッカスカの極悪サウンドが恋しくなるけど、このCDはボーナスの89年デモ音源がエグすぎる!!!AUTOPSY TORMENT本来のチープなサウンドは南米メタルのようなハエが飛び回ってる音みたくなっていて、演奏力も曲も超ゴミ。たぶんリズムはプログラミングだと思います。そしてDevil Lee RotさんのVo.はピッチシフター使ったゲボゲボlowボイスになっていて、これはもう南米ノイズコア・グラインド並みの最下層ゴミ音源!!ラストはイビキで締めくくります。何言ってるかわからないけど、インタビューも明らかにちょっとおかしいぞ。こんな凄いインタビュー、初めて聴いた・・・。ゴミ好きのゴミ人間に超オススメdeath!!!



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・ORCRYPT - Mercenaries of Mordor CD 税込2,160円 (Iron Pegasus)

OLD FORSETの中心人物であるドラマーのJohn Sexington aka Lord GrondがUglukの名前で始動させたUKブラック・メタル・バンドの9曲入り1stアルバムが、Iron Pegasusからリリース。

OLD FORESTはMEADS OF ASPHODEL人脈らしいフォーク/トラッド要素の強いファンタジックなブラック・メタルですが、このORCRYPTはその流れも踏まえたドラマチックな展開やフォーク基盤の旋律をパーツにしつつも、よりグリムなロウ・ブラック・メタルで、これはまたしても小憎らしいIron Pegasusの鋭い感覚とセンスの良さに悔しくも脱帽せざるをえない、カッコいいブラック・メタル・バンドの登場です!!ファストなパートは控えめのミドル・テンポ中心の曲調が多く、北欧バンドのチリチリ・ノイジーなリフや極寒フリージング・ブラックのような感覚のメロディーとは違うフォーキーなコード・リフとアトモスフェリックな展開で構成しつつ、サウンドは極黒でドッカドカ。Uglukの荒々しいロウ・ドラミングを骨格にしたドス黒さと、流れるような旋律のエピック・メタルとのミスマッチが完璧に極上です。鬱系ブラックやオーバー・プロデュースなリチュアル・オカルト・デスなど、昨今のトレンドとは全く無縁な、BURZUM, ULVER, ISENGARD, SUMMONING, etcのファン必聴のピュア・ゴブリン・ブラック・メタル!!オススメです!!



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・EURYNOMOS - Eye of the Pantheon 7" 税込1,296円 (Iron Pegasus)

1stシングル Unchained from the Crypt 7"が即完売だったジャーマン・ブラック・スピード・メタルの新作2nd 7"です。一瞬、1stと同じジャケ?、と思ってしまいましたが、BATHORYみたいな悪魔の向いてる方向が逆だし、見比べてみると細部も違ってました。今回も1st EP同様、再プレス無し1度きりのプレスで終了だそうですので、1stを買えた人も逃した人も、まずはポチっといてください。

バンド名見た瞬間に??!!となりますが、ユーロニモウスではありません。ユーリノモス、って読むのでしょうか?1stと似たようなジャケにするところからも、ちょっとジョークのような感じでやってるバンドと思われがちですが、そう言えばHeadbangers Against The Discoを起爆剤にしたブラック・メタル・ミュージシャンによる90年代のスピード・メタル・リバイバルも、最初は遊びバンドのように捉えている人がほとんどだったような気がします。このEURYNOMOSはDESASTERの初代ヴォーカリスト Okkulto氏がシーンに戻ってきて始めたジャーマン・ブラック・メタルということで、1st 7"発表のアナウンスと同時にファンの間で熱い注目を浴びていたバンドです。サウンドもHellbangers系メタルヘッズは狂喜乱舞、そしてヨーロッパ/北欧のブラック・スピード・メタルが好きならば絶対にオススメのオールドスクール・プライド全開!!DESASTERよりももっと80'sスピード・メタルっぽい疾走感とリフで、1st聴いた時はVENOM系ドランクなテイストのない北欧のBATHORY影響下バンドとも通じるところがあるように感じたけど、今回はちょっとCELTIC FROSTに寄ったような曲も印象的です。メンバーのルックスもまた激渋カッコいい!!引き続き大注目デス!!
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