RECORD BOY

Thrash To The Death!!


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・WARGASM - Why Play Around? CD 税込1,944円 (Dark Symphonies)

遂に初オフィシャル再発!!!!!オリジナル盤CDがコレクターに大人気のレア盤のため、これまで各種ブートCDが長年に渡って出まくっていたボストン・スラッシュ・メタル WARGASMの1988年発表1stアルバムCDが、デス・メタル系を中心に高額メガ・レア盤再発でおなじみのDark Symphoniesから、ようやく正真正銘のオフィシャルで再発されました。2014年のRaising Hell Records盤もやはりブートレグだったそうです。各種デモをまとめたコンピレーション・アルバムのSatan Stole My Lunch MoneyはLP / CDともにオフィシャル・リリースだったので、今回のWhy Play Aroundは無理にボーナスを加えてSatan Stole My Lunch Moneyとダブった内容で曲数を増やすのではなく、ブックレットから独立したミニ・ポスター状のインナーにジャケ・アートと歌詞を掲載して、Dark Symphonies初の試みとして帯を付けた限定1000枚デラックス・バージョンでの復刻です。日本発祥の帯も、今ではほとんどが表ジャケ部分に被らないようスリムなモノになってますが、このWARGASMの帯はクラシックな昔ながらのビッグ・サイズで作っていて、やはりDark Symphoniesはわかっている奴だと感心してしまいました。今までのミスやトラブルも帳消しにして、手のひら返しでDark Symphoniesを絶賛してやりたいと思います。ブックレットには当時の写真の他、ベース&Vo.のBob Mayo氏によるセルフ・ライナー・ノートも掲載。個人的なWARGASMへの想い入れをDark Symphoniesに切々と語ってたら、今回は恐れ多くも日本国内はBOYで流通することになりましたので、張り切ってプッシュしていきます!!!

1988年にProfileの流通で発売されたこの1stアルバムは、WARGASMが直接契約したRock Hotel RecordsとProfileとの間での流通提携が突如打ち切りになったため、実は完成から1年以上経ってからの発売だったそうです。CRO-MAGS, MURPHY'S LAW, LEEWAY, あとDISCHARGEやDESTRUCTIONのライセンス・リリースなどもしていたProfile Recordsは、当時関わったハードコア・シーンのバンド界隈では非常に評判が悪いけど、その原因についてもBob Mayo氏はこのCDのライナー・ノートで触れていて、RUN DMCのビルボード・チャート1位獲得でProfileは完全に舞い上がってしまい(Profileは元々老舗のヒップホップ・レーベル。余談ですがSLAYERやDANZIGも契約したDef Jamもヒップホップ・レーベルとして有名でした)、地道なプロモーション活動やディストリビューションなど一切やらなくなったのが、ちょうどWARGASMのこのアルバムを発表した頃だったそうです。MOTORHEADが大好きだった3人がOVERKILLという名前でバンドを始めて、その後MANIACに改名し、Rich(ギター)とBob(ドラム)のSpillberg兄弟がローディーをやっていたSTEEL ASSASSINからいろいろアドバイスやチャンスをもらった初期の話など、長文ですがライナー・ノートもとても面白いのでぜひ読んでほしいです。

ZOETROPEとこのWARGASMは、アメリカのスラッシュ・メタル・バンドで1番大好きなのに、一体どういうところがカッコいいのか自分にはなかなか上手く説明できません。とにかくキャラと雰囲気と曲と演奏と、全てがメガ渋いとしか言いようがないのです。全パートが堅実な素晴らしい演奏力で、多くのバンドがやりたいことに演奏力が追いついてなかったのが当時のスラッシュ・メタルの良さでもあったわけですが、WARGASMの場合は出来ることを全てやってしまわないような渋さが当時から感じられました。WARGASMの特徴に速くない曲が超激渋だという点がありますけど、ベイエリア・スラッシュ・メタル・バンドのつまんないミドル・テンポの曲だけになった80年代後期~90年代初め頃のアルバムとはまるで違う話で、確かにWARGASMの速い曲の爆発力はモノ凄いんですが、最強のアンサンブルで一見地味だけど難易度の高い曲を淡々と演奏する様は、やっぱり速くない曲の方がメガ渋で最高にカッコいいです。BobのNWOBHM崇拝と、WRECKING CREWやBIOHAZARDなどとも仲の良かったRichのハードコア趣向が完璧な形となって融合した結果、CARNIVOREとは違った表現方法で、MOTORHEADやTANKに代表される男臭い3ピース・メタル・バンドの理想的なスタイルを確立していたと思います。バッキバキのソリッドなサウンドがモダン・スラッシュ好きにも受けている反面、リアル・タイムで体験したアラフォーにも熱狂的に支持されているのはそういう男臭さと、MERCYFUL FATEみたいな曲のBullets & Bladesのように、へヴィメタルの古典がしっかり土台にあるのがヒシヒシと伝わってくるからだと思います。

Dark Symphoniesリリースですから、アナログ部門のThe Cryptから後々LPも出るのかも知れません。オリジナル盤LPがCDのようなプレミアの付いてないアナログ盤再発は、正直言って日本では厳しいでしょうけど、「限定独占カラー盤やるか?」とか言われてしまったら、ちょっと冷静でいられなくなりそうです・・・。いずれにしろ、Dark Symphoniesは日本からの問い合わせが多くてビックリしてるそうなので、ガンガン買ってもっとビビらしてまりましょう!!そして、デラックスなカラー盤LPも出てほしい!!!いつか。



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・VIO-LENCE - Eternal Nightmare DELUXE EDITION 2LP 税込4,968円 (Wax Maniax)

ベイエリア・スラッシュ・メタルを代表するバンドの一つ、VIO-LENCEの1988年発表1stアルバムが、Wax Maniaxなる新レーベルからボーナスを加えた2枚組LPでオフィシャル再発。送られてきたインフォメーションに掲載の現物画像がなかなか素晴らしい仕上がりだったので、知らない名前のレーベルだけどコレは良さそうだ、と思いインフォ・メールに返信したら、もう20年も前から付き合いのあるHeavy Artilleryのオーナーだった(Heavy Artilleryやる前は某パンク・レーベルをやってた)人が新しく起ち上げたレーベルでした。Heavy Artilleryは若手スラッシュ/スピード・メタルの良質な新人を中心にリリースしていたレーベルで、ENFORCERの1stは大ヒットしたけど、メジャー・レーベルの青田買いとは違って、無名の新人発掘リリースも積極的に行っていました。その結果、最期は消滅してしまいましたが、AVENGER OF BLOOD, VEKTOR, SIGN OF THE JACKALなどのバンドはHeavy Artilleryで素晴らしい作品を残しています。


Tracklist

A1. Eternal Nightmare
A2. Serial Killer
A3. Phobophobia
B4. Calling In The Coroner
B5. T.D.S. (Take It As You Will)
B6. Bodies On Bodies
C7. Kill On Command
C8. Torture Tactics (Previously Unreleased Album Version)
C9. Eternal Nightmare (Mechanic Demo)
D10. Paraplegic (Mechanic Demo)
D11. Bodies On Bodies (Mechanic Demo)
D12. Kill On Command (Mechanic Demo)


後のMACHINE HEADメンバー在籍バンドという事実が短パン系さわやかスラッシャーにアピールして人気が高い反面、頑固なヘッドバンガ―には拒絶反応を起こす人も多い、ベイエリア・スラッシュいちの異端とも言えるバンドです。その最大の要因と言うか全責任はVo.のSean Killian氏のキング・オブ・すっとんきょうなスタイルにあったのは言うまでもありません。ファンの暴れっぷりはNYHCシーンよりもワイルドだったと当時悪評の高かったボストン・ハードコア・キッズから指をさされて笑われていたという逸話がEL ZINE#17でのボストン・ハードコア・パンク WRECKING CREWインタビューの中で語られてましたが、Sean Killian氏のあのまさしく唯一無比のVo.スタイルは、恐らくハードコアというものを少し勘違いして取り入れてしまったものだったのでしょう。どうやらSean Killian氏は他のVIO-LENCEメンバーよりも世代がちょっと上だったようですし、ギタリストで中心メンバーのPhil Demmel氏は付属インナーに掲載のライナー・ノートで、「MechanicデモからSeanは進化したハイ・レンジ・スタイルのVo.になった」と言ってるように、Sean Killian氏参加後初の音源である86年デモの時点ではまだ、いかにも当時のUSマイナー・スピード・メタル・バンドのVo.らしいヘタウマ・バイオレンスなスタイルだったわけですから、Sean Killian氏はやはり根っこは完全なメタル・ヘッズだったのは疑いがありません。しかし、そのSean Killian氏の暴走したVo.スタイルを迷走と片づけるわけにはいかない魅力を強烈に放っているのがこの1988年発表1stアルバムです。ハードコアへの接近はSean Killian氏の独断だったわけではなく、明らかにバンドが一丸となってベイエリア・スラッシュ・シーン随一のスピード志向スラッシュを目指していたような感じがありました。FORBIDDENは名作1stアルバム Forbidden Evilで、もう少しアメリカン・スピード・メタル土台も匂わせるサウンドでデビューし、TESTAMENTは2ndアルバム The New Orderでスリルのない退屈なミドル・テンポ・スラッシュに成り下がり、DEATH ANGELに至っては2ndアルバム Frolic Through the Parkでファンク・スラッシュにチャレンジして早々に軟派になったけど、それらは全て本作と同じ1988年に発表されていましたから、ベイエリア・スラッシュというものが確立されてしまった中で各々が個性を磨くのに躍起だったであろう当時、最も荒く直線的でスピードにこだわったベイエリア・スラッシュ・メタルだったのはこのアルバムです。

この2枚組LPはゲートフォルド・スリーブで、見開いた内側は写真/フライヤー/ZINE掲載記事など満載した、さすが元Heavy Artilleryな完璧な仕上がり。そしてPhil Demmel氏のライナー・ノートが「ここまで言っていいのか?」と思うくらい面白くて、こないだ入荷して即売り切れたFORBIDDEN EVILのデモ・ブートCD(お問い合わせ多いですが今のところ再入荷は見込みないです)の紹介の時、「FORBIDDEN EVILの最初の2本のデモの時はRob Flynnが在籍してたので、もしかしたら後にVIO-LENCEの曲で使った部分がある曲なのかも?」なんて冗談半分で書いたけど、しかしそれが事実だったようで、しかもPhil Demmel氏が指示した計画的犯行だったことを暴露しています。ゼトロをLEGACY (TESTAMENT)から引き抜いたEXODUSの話は有名ですが、2ndアルバム Oppressing The Massesの日本盤CDで初めて世に出たVIO-LENCEファンには有名な最強レア名曲 Torture Tactics誕生秘話なども、当時のベイエリア・スラッシュ界隈の上昇志向のえげつなさが垣間見えてきて、この暴露ライナー・ノートは絶対に必読です。

さらにボーナスが素晴らしい内容で、Sean Killian氏参加後初の86年2ndデモを1988年に再録してMechanic Recordsが配布した、通称Mechanicデモが怒涛のブルータル・スラッシュで激カッコよくてビックリ!!Sean Killian氏のVo.も、アルバム本編よりもこの重厚ゴリゴリ・ロウ・ソリッドなスラッジ・スラッシュ・サウンドの方が不思議にマッチしてます。いやー、このデモは本当ビックリするカッコよさです。この音源はブートCDが出回ったことが過去にあったようですが、公式リリースは今回が初めてです。2005年版2枚組CDでの再発の際はボーナスは2001年再結成ライブ音源でしたし、ファンならばよくご存じの通り、"FIRST TIME ON VINYL SINCE 1988!"のハイプ・ステッカーも貼ってあるように、このLPはオリジナル・リリース以来これまで1度も再発されたことがなく、このアルバムはLP / CDともにレアでコレクターに人気の高い作品です。日本盤CDなんか、桁違いのとんでもない値段で取引されています。前述した最強レア名曲 Torture Tacticsの未発表アルバム・バージョンも収録してます。

仮に2ndアルバムが再発されても果たしてBOYで入荷させるかは微妙なバンドですが、Ed Repka氏の仕事の中でも上位にランクする素晴らしいカッコよさのジャケのせいもあって、なんだかんだ言って自分もこのLPは1度も手放さずに所有してきました。数か月前から海外でも大々的に告知されていて、当店にも以前からボチボチ問い合わせありましたし、連休初日の今日、高額ながらも早速店頭で購入/確保していく方も数人いらっしゃいました。まさしく「オリジナル盤を持ってる人も必須」な売り文句がピッタリなグレート・リイシューです!!



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・LIVING DEATH - Back to the Weapons MLP 税込2,484円 (High Roller)

LIVING DEATHの絶頂完璧時代、Aaarrg Records時代の2作品が、High Roller盤も遂にリリース!!!Aaarrg Recordsのガードは固いことで有名で、LIVING DEATHの絶頂期Aaarrg Recs時代音源CDは毎度なんだか変なライセンス盤ばっかしでしたが、このたび第一線で活動する同じ国のレーベル High Rollerから再発されましたので、Aaarrg Recordsを取り巻く状況も(と言ってももう活動してないレーベルですが)いよいよ変わってきているのでしょうか。アナログ盤はオリジナル・リリース以来、実に25年以上ぶりとなる初再発で、限定500枚プレス。ブラック・ビニールがltd.150枚で少ないのですが、オリジナルがたいしてレアなわけではいこのレコードは、黒盤だったら容易に発見できます。今回の再発はやっぱり、本作初のカラー盤となるltd.350枚プレスのスプラッター・ビニールで入手しとくべきでしょう。黒盤は入荷させませんでした。

ジャーマン・スラッシュメタル・バンド、LIVING DEATHの1986年発表ミニLPです。LIVING DEATHは、初期はMOTORHEAD影響下の2バス・ドコドコ・スピードメタルでしたが、Protected from Realityで奇跡としか言いようのない完璧なスラッシュメタル・サウンドに達しました。Protected from Realityアルバムはフルアルバムとしての構成も踏まえた緊張感の高い作品だったけど、その一つ前に発表したこのBack to the Weaponsは、起承転結なんておかまいナシに全曲爆裂暴走したスカル・スマッシング・スラッシュメタル作品。ここでもやっぱり助走イントロも無しに、出だしからいきなりアクセル全開Nuclear Greetingsで爆音スタート。MOTORHEAD影響下のスピードメタルだった初期を思い出させる曲調だけど、初期には無かったキャッチーさがTANKに近い2曲目の Bloody Dance, LIVING DEATHの持ち味である刻みリフは多用せずに、ハードコアなストローク・リフでの突進ぶりが、時速200キロの重戦車のごとき3曲目の The Way, そしてヒステリックなメロディーを爆発させた激情性スラッシュメタル・ナンバーのラストのChild of Illusionまで、このミニアルバムの4曲は、LIVING DEATHのヒステリックで緊張感のあるスラッシュメタル・サウンドと猛烈なドライブ感、そしてその裏側にあったキャッチーな面までが完璧な形となって表現された、Protected from Realityと並ぶ最高傑作!!!



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・LIVING DEATH - Protected from Reality LP 税込2,592円 (High Roller)

1987年発表3rdアルバムです。こちらも限定500枚プレスでブラック・ビニールがltd.150枚で少ないのですが、本作初のカラー盤となるltd.350枚プレスのスプラッター・ビニールで入荷させました。

ベイエリア・スラッシュとは違う肌触りのソリッド且つダイナミックなサウンドと、粗雑さが魅力だった初期からは考えられない構成力によって生み出された緊張感は並みじゃありません。普通のメタル・バンドがやる大げさなオープニングなど無しに、のっけから一気に怒涛のカミソリ・スラッシュメタルが爆発してるように、この時代のLIVING DEATHの疾走感は、神掛かってすらいました。完全に80年代黄金期JUDAS PRIESTを連想させるWar of Independenceから、ラストのEisbeinに流れる展開は完全無欠のカッコよさ!!!

そしてLIVING DEATHと言えば、Vo.トトの切り裂くようなカミソリ・ハイトーン・シャウトが震えるほどにカッコイイ!!!当時からLIVING DEATHはちょっと苦手、と言う人も少なくはなかったようですが、それはこのトトのVo.が完璧すぎるほどに強烈だったからでしょう。凶器と化した声が演奏と一体となって迫る怒涛のスラッシュメタル。全ヘッドバンガーズ&スラッシャーズ必聴&dieデス!!!!!



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・LIVING DEATH - Protected from Reality / Back to the Weapons CD 税込2,052円 (High Roller)

上記2作品のカップリングCDバージョンもHigh Rollerからめでたく再発です!!
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