RECORD BOY

Metal Deadness!!


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・THIRD STORM -Taritiya Me CD 税込1,620円 (Dark Descent)

SARCASMのヴォーカル Heval Bozarslan氏が1980年代にやっていたスウェーデンUppsalaの知る人ぞ知るブラック・ドゥーム・メタル・バンドが2014年に復活。Jimmyというギタリストもオリジナル・メンバーのままで、他はSwedish Death Metal BOOKの著者でありDELLAMORTEやIRON LAMBなどでもおなじみのDaniel Ekeroth氏がベースを担当し、ANGUISHやVETERNUSもやってたDavid Eriksson氏がセカンド・ギタリストで参加。驚いたことに、Jimmy氏とDavid Eriksson氏のギタリストお二人は親子だそうです。兄弟は珍しくないけど、親子が一緒のバンドで活動するのはなかなかありません。しかもJimmy氏がバンドの中心のようですから、他メンバーはやりずらいだろうな・・・。80年代はデモを2本残したのみだったようなので、公式販売リリースはこれが初となります。

しかし、Metal Of Death構成員親子によるバンドという話題性を抜きに考えても、なかなか興味深く聴き応えのあるCDです。10分以上に及ぶ長尺ナンバー2曲で構成されたEPで、Metal Of Death一派の特徴であるカオティックなデス・メタルをプリミティブ&邪悪にしたような、まるでMetal Of Death版NIFELHEIMのような独特のノリでスタートしつつ、途中からは完全にANGUISHのようなCANDLEMASS影響下ブラック・ドゥーム・パートへと展開して、これはいいな!!北欧トラディショナルな雰囲気と邪悪Vo.のマッチがとても良くて、ANGUISHファンには絶対おすすめデス!!



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・TYRANNY - Tides of Awakening CD 税込1,836円 (Dark Descent)

カルト・ドゥーム・メタル・レーベル Painiacから1st LPを発表していたWORMPHLEGMのメンバーがやってるフィンランドのドゥーム・メタル・バンドの、Dark Descentから発表した2ndアルバムCDです。2005年に1stアルバムを発表していて、フューネラル・ドゥーム・マニアには既に10年前から高い評価を得ていたバンドのようです。

クサいドラマチックなメランコリーは一切無いけど、絶望系ドゥームの中に漂う退廃的な暗黒美は、ESOTERICのような恍惚としたアトモスフェリック・フューネラル・ドゥームの感触で、やはりWORMPHLEGMとの共通性を強く感じさせます。ギタリストはWORMPHLEGM以外にも、CORPSESSEDやWeird Truthからアルバムを発表していたPROFETUSでも活躍する人物ですが、荘厳デス・メタリックな感触はCORPSESSEDにも通じます。THERGOTHONやSKEPTICISMなどが起源とされるフューネラル・ドゥームの本家フィンランド流極悪黒性を継承しつつ、現代のリチュアル・デス・メタルともシンクロした作風となっています。WORMPHLEGM, ESOTERIC, LOSS, WORSHIPなどのファンにおすすめデス!!



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・ADVERSARIAL - Death, Endless Nothing and the Black Knife of Nihilism CD 税込1,836円 (Dark Descent)

PAROXSIHZEMメンバーらによるカナディアン・デス・メタルの2ndフル・アルバムです。2010年に発表した1stアルバムが好評で、その後Nuclear War Now!からANTEDILUVIANとのSplitアルバムも出して話題を呼びました。久々となる今回のフル・アルバムも、RITES OF THY DEGRINGOLADEからNUCLEARHAMMER (ADVERSARIALのベーシストはex.NUCLEARHAMMER)が継承しているようなカナディアン・エクストリーム・メタルの王道スタイルが炸裂した傑作です。

激烈ドラミングを柱にしたカナディアン・ブラスティング・カオティック・デス・メタルというスタイルに変わりはなく、オーバー・プロデュースでリチュアルを装っただけの昨今のトレンドとはやはり全然違うカッコよさです。目まぐるしいカオティック・リフは確かにかなり作り込まれた音像で迫りますが、MORBID ANGELやNOCTURNUSなどのSci-Fi系デス・メタルのオールドスクールなテイストを土台にしていますし、切れ味も素晴らしく、TYRANTS BLOODのファンなどにもオススメできるかと思います。もちろん、RITES OF DEGRINGOLADEやNUCLEARHAMMERのファンは必聴の圧巻な内容。これぞカナディアン・エクストリーム・メタル!!



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・BLOOD INCANTATION - Interdimensional Extinction CD 税込1,620円 (Dark Descent)

Dark Descent Recordsの拠点 USコロラド出身デス・メタル・バンドの4曲入り1st CDです。これまでに発表していたデモ曲を再録したものです。

DEMILICHやROTTREVOREにも通じる偏屈に低音域を徘徊するツイステッドなlowデス・メタルを土台に、キーボードは大々的に導入してないけどNOCTURNUSやTIMEGHOULを彷彿させるスペーシーなメロディック・ギターをブチ込んだSci-Fiデス・メタルです。メロディック・ギターはなかなか聴きもので、少々強引な荒っぽいプレイも、若手ならではの勢いを感じさせて好印象です。ズグズグlowなのに宇宙を感じさせるという、デス・メタルを聴いてないと意味不明なこの感覚は、地元コロラド出身の若者ならずとも、Dark Descentにピッタリの個性的な新鋭デス。TIMEGHOULファン必聴!!



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・GRAVE RITUAL - Morbid Throne CD 税込1,836円 (Dark Descent)

MEATHOLE INFECTIONという名前で活動を始めて、メンバー・チェンジを機にGRAVE RITUALと改名し、2010年に1stアルバムを発表していたUSアラバマ出身デス・メタルの、前作1st以来5年ぶりとなる新作2ndアルバムです。今回もDark Descentからのリリースです。

2010年前後は世界的にINCANTATIONウォーシップ・デス・メタルが猛威を振るい始めた頃で、オーストラリアのIGNIVOMOUS, イギリスのGOAT MOLESTERが改名したGRAVE MIASMA, SSPからデビューしたVASAELETH, そしてUSのFATHER BEFOULEDなど、続々と良質なバンドが名作や話題作を発表していました。それまではRaw War系に近かったプリミティブなデス/ブラック・メタル・バンドやミュージシャンが、進化を恐れずに大作主義傾向に寄ろうとした時、エクストリーム・メタルの枠をも超えて注目されトレンドとなっていたDEATHSPELL OMEGAのようなエクスペリメンタルな方向性は回避しつつ、激烈な轟音と地獄の谷底を表現したような極度の暗黒性がデス・メタル・シーン内で増幅して、2010年前後のアンダーグラウンド・エクストリーム・メタル・シーンは、ブラック・メタルの原始性とデス・メタルの低音化がシンクロした結果、とにかくドス黒い、まさにメタル暗黒時代(低迷という意味ではありません)のような様相でした。

そんな時代に於いて、このGRAVE RITUALはINCANTATIONウォーシップ一派とされながら地味な印象を持っていた人もいるかも知れませんし、そもそも今回初めて知った人も少なくないかと思います。久々となるこの新作を聴いて確信したのは、やはりこのバンドはINCANTATIONウォーシップの現代型エクストリーム・メタルによる轟音化競争のようなシーンにドップリなのではなく、GRAVEやAUTOPSY影響下のオールドスクールなlowデス・メタル・プライドを強くアピールしている点です。ジャリジャリしたギターだったら、かなり初期GRAVEに似た作品に仕上がってたのでは?と思います。音圧勝負ではないlowデス・メタルを求めてる人はぜひチェックしてほしい作品デス!!



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・HORRENDOUS - Anareta CD 税込1,836円 (Dark Descent)

2009年の結成以降、アンダーグラウンド・シーンで絶賛された1stデモを皮切りに、1stアルバム The Chills, そしてちょうど1年前の2014年末に発表した2ndアルバム Ecdysisと、いずれも世界中のオールドスクール・デス・メタラーを熱狂させてきたHORRENDOUSが早いペースでリリースした3rdアルバムCDです。今回もDark Descentからですが、これはもうMSUOが大嫌いなドイツの某大手あたりが引き抜きたくてウズウズしてるんじゃないでしょうか。相変わらずルックスはライブを見に来たファンよりも平凡なくらいなのでメジャー・レーベルが手を出さないのかも知れないけど、この3rdアルバムは前作Ecdysis以上にオーバー・グラウンドなエクストリーム・メタル・ファンを虜にするであろうオールドスクール・デス・メタル作品に仕上がっています。

Ecdysisアルバムをソフト過ぎると感じた人には、この繊細なデス・メタル・アルバムは甘すぎると感じることでしょう。とにかく優しくて、切ない・・・。IN FLAMESやAT THE GATESのような北欧型の叙情と、プログレッシブに進化していた頃のフロリダDEATHの融合と捉えるべきなんでしょうが、スロウ~ミドル・テンポのパートを中心にテクニカル&ドラマチックに展開するスリルよりも、たそがれた叙情の方が完全に勝っていて、もはやデス・メタル版シケシケ・エピックといった様相です。既に海外では大反響を呼んでいますし、店内で聴きまくっててもやはり反応してくるお客さんも(当店の人口密度で考えれば)とても多いです。とにかく、これはHORRENDOUSの過去作品を聴いてきた人はとりあえず絶対に1度は聴かなければなりません。究極のエピック・デス!!



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・FUNERUS - Reduced to Sludge CD 税込1,836円 (Ibex Moon)

INCANTATION, ROTTREVORE, GOREAPHOBIA, etc、カルト・デス・メタル・バンドを多く輩出したUS東海岸デス・メタル聖地 ペンシルバニアのアナザー・カルト・デス・メタル FUNERUSの、2011年にIbex Moonからリリースされた11曲入り2ndアルバムCDです。

2002年に復活するまではデモのみのリリースで、復活後にこの2ndアルバムを含むフル・アルバムを2枚発表しています。今年2015年にDark Descentから7"を発表するまで自分は知らなかったのですが、その7"が素晴らしいカッコよさでしたので、このCDも入れてみました。バンドの中心人物はベースとVo.を担当するJill McEnteeという女性で、この人はINCANTATIONの中心メンバー John McEntee氏の奥さんです。そしてJohn McEntee氏もまた、2002年の復活からこのFUNERUSにも在籍しています。

サウンドはINCANTATIONのお株を奪いかねない圧倒的なドス黒さのデス・メタルで、このCDもまた完璧にカッコよすぎます!!現代のINCANTATIONウォーシップ型バンドのほとんどが、重さと低さを混同して音響系エクストリームの方法論に近づいてるのに対して、身体の芯から放出してるようなFUNERUSの重く黒い音は非常に生々しく、ASPHYXやBOLT THROWERの冷徹な重厚さと、AUTOPSYやOBITUARYなどのアメリカン・デス・メタルの狂気を融合したようにも感じられるlowデス・メタルです。そしてなんと言っても男性顔負けのJill McEnteeさんのVo.がまた激悪渋にカッコいい!!当たり前だけど、本家とフォロワーの力の差と格の違いを痛烈に感じさせる傑作デス。素晴らしい!!



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・INSANITY - Visions of Apocalypse CD 税込1,836円 (Unspeakable Axe)

伝説のベイエリア産デス・メタル INSANITYの復活後初のフルレングスとなる2ndアルバムが、Dark Descent Recordsが別名義で運営するUnspeakable Axeからリリース。このレーベルは若手やオールドスクールなスタイルを基準にリリースしていて、音楽性の幅が広くなってきたDark Descentとは分けて始めたレーベルなのですが、それにしてもまさかこんなデス・メタル・パイオニア・レジェンドがこっちのレーベル名義で出すとは驚きです。しかし内容もオールドスクール・プライドを強烈に感じさせるカッコよさで、惚れ惚れさせられる復活作デス!!

SNAKEPIT MAGAZINE #15にデモ音源EPが付いてましたし、Area Death prod.からデジブック型でコレクションCD (現在は入手不可能です) も出てたので、覚えてる人も少なくないかと思います。1stアルバム Death After Deathは94年発表ですが、バンドは80年代中期には既に活動していて、アンダーグラウンド・シーンではREPULSIONなどと同様に、デス・メタルのパイオニア・バンドの1つと評価されています。Shane Embury氏も強くインスパイアされたバンドの一つとして公言していました。

スラッシュ・メタルを究極までテクニカル且つブルータルにスピード・アップしたようなデスラッシュ・サウンドがカッコよかったバンドですが、このアルバムもまさに現代版INSANITYといった感じで素晴らしいです。西海岸らしいところはDARK ANGELやSADUSなどを思わせるスラッシュ・ルーツで、超絶且つガッチガチに硬質なドラミングによるブラスト手前の暴走スピードは、まるでMASTERがREPULSIONのつんのめりスピードになったかのようです。このアルバムはオリジナル・メンバーのDavid Gorsuch氏とドラム担当のJuan Casarez氏の2人で制作したみたいだけど、仕上がりは文句なし。DISCHARGEのTシャツ着てるDavid Gorsuch氏も渋い。これぞアメリカン・デスラッシュ!!



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・MORTAL SCEPTER - As Time Sharpens the Sentence CD 税込1,620円 (Unspeakable Axe)

当店でもファンの多いUSデス・メタル・レーベル Dark Descent Recordsが別名義で運営するUnspeakable Axeからリリースされた、フランスのスラッシュ・メタル・バンドの6曲入り1st CDです。このUnspeakable Axe recsは、コンテンポラリーなエクストリーム・メタル傾向の強まるDark Descentの主力作品よりも、もっとオールドスクールなスタイルの新人や無名バンドを中心にリリースしています。

PulverisedからのディスコグラフィーCDが大ヒットしたデス・メタル・バンドのSKELETHALをサポートしてるメンバーもいます。サウンドはデスラッシュと言っても差し支えないような、イーヴィルなダークネスと暴走スピードを持ち味とするスラッシュで、テクニカル・リフで突進するKREATOR型の猪突猛進スラッシュや、ちょっとVIOLENT FORCEも思わせる2バス連打のMOTORHEAD影響下スピード・メタルのようなパートも聴かせる、80'sジャーマン・スラッシュ・メタル・ファンには懐かしくて嬉しくなってくるような若手です。DESTRUCTIONのカバーもやってます。
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