RECORD BOY

Metal Deadness!!

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・GRUESOME (US) - Savage Land CD 税込1,944円 (Relapse)

EXHUMED, DEKAPITATOR, etcなどで活躍するご存じMatt Harveyを中心に、伝説のフロリダ・オール・フィメール・デス・メタル DEMONOMACYのメンバーで現DERKETAのベーシスト Robin Mazenも在籍する話題のUSデス・メタル・バンドがRelapseからデビュー。参加メンバーの話題性と、フロリダDEATHウォーシップを強烈に打ち出したサウンドで、既に日本でもオールドスクール・デス・メタル・ファンを熱狂させています。

それにしても、見事に初期フロリダDEATHしています。メンバー編成もツイン・ギターで、Matt氏とその相棒に抜擢された現POSSESSEDのギタリストでもあるDaniel Gonzalez氏とのコンビネーションは、2ndアルバム Leprosyの頃のDEATHを彷彿させるメロディックなギター・ソロを絡めて、まだデス・メタルがSLAYER型スラッシュの発展系であり過激派と目されていた、古き良き初期アメリカン・デス・メタルそのもの。と言うかLeprosyまんまです。MALEVOLENT CREATIONにも在籍していたこともあるドラマーのGus Rios氏もオールドスクールなプレイに徹していて、日本のメタル・ヘッズにもお馴染みの初期フロリダDEATHドラマー Bill Andrews氏の、あの疾走感を殺したような独特なベッタリ・ドラミングを再現しようとしてるかのようで涙ぐましいです。フロリダDEATHファンはもちろん、80年代後期のUSデス・メタルは好きだったスラッシュ・ファンにもぜひ聴いてもらいたいデス!!ロゴもかっこいいな~!!




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・JOHANSSON & SPECKMANN - Mask of the Treacherous CD 税込1,836円 (Vic)

ご存じMASTERのPaul Speckmann御大と、Obliterationからのリリースで日本のデス・メタル・ファンにお馴染みの、RIBSPREADERやPAGANIZERなど多くのバンドで活躍するRogga Johansson氏のお二人による、US(と言ってもSpeckmann氏はもう長年チェコを拠点にしていますが)&スウェーデン・デス・メタル・ベテラン・ミュージシャン・コラボ・プロジェクトの2ndアルバムです。

1stアルバムが良くなかったわけではないですが、アルバムを何枚も出すようなテンションは続かないだろうと思ってたので、この2ndには正直あまり期待しないでいましたが、今回はMASTERテイストのゴリゴリ・ドライブ感を後退させて、疾走感がスウェディッシュ・デス寄りになってるような気がして、大味な一本調子じゃないので最後まで飽きずに聴けました。激速ビートが多いのもカッコいいです。なんかギター・ソロがほとんど適当な感じがするのが引っ掛かりますが、NECROCURSE, BOMBS OF HADES, TORMENTEDみたいに、重鎮によるピュア・デス・メタル・リバイバル・バンドとして今後も続いてほしい!と思わせる内容です。




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・CARBONIZED - For The Security LP 税込2,376円 (Vic)

CARNAGE, DISMEMBER, GENERAL SURGERY, THERION, etcでもVo.を務めたMatti氏を筆頭に、初期スウェディッシュ・デス・メタル・シーンを支えた数々のバンド・メンバーが在籍した、スウェーデン・ストックホルムのバンドの91年発表1stアルバムが、オランダのVic Recordsから再発。オリジナルはフランスのThrash Recordsからのリリースで、近年もブートが出回っていました人気作です。もちろんCDもオーダーしてましたが、1枚も含まれずに届いてしまったので、今回はアナログ盤のみの入荷です。すみません。

初期スウェディッシュ・デス・メタルの名盤でありながら、一般的なスウェディッシュ・デスとは全く異なる音楽性で、2ndアルバムで強めるプログレッシブなテイストも既に大きく作用しています。スラッシュ土台のデス・メタルと違い、アヴァンギャルドなグラインド・コアとの共通性を強く感じさせていて、後のパワー・バイオレンス・シーンで猛威を振るったマセマティックなグラインド・コアの先駆けのような部分もあります。この独自のスウェディッシュ・グラインディング・デスコア・メタルに至った経緯については、「CARCASSとNAPALM DEATHに魅了されて、尚且つVOIVODやCELTIC FROSTも大好きだったし、そしてガキだった」と、ライナー・ノートで語られています。スウェディッシュ・デス・メタル・マニアならずとも、GORGUTSやMORGUEのようなグラインディング・デス・メタル好きもぜひこの機会に入手して堪能してほしい名作デス!!




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・MEFISTO - The Megalomania Puzzle LP 税込2,376円 (Vic)

LPも再発されました!

BATHORYに次いでスウェーデンでブラック・メタルのルーツとなったサタニック・スピード・メタルをイチ早く実践されたとされるカルト・バンドのディスコグラフィーが、オランダのVic Recordsから超待望の再発。86年にデモを2種制作して消滅したバンドで、99年にRegain RecordsがThe Truthというタイトルでそのデモ2種をまとめたアルバムをリリースしていました。残された音源がデモ2本のみなので、今回の再発も収録内容は同じですが、今回はメンバー自身によるセルフ・ライナー・ノートがインナーに掲載されていて、Quorthonと初めて会った時のことなども触れてて、かなり面白いです。やはりBlack MarkはMEFISTOにリリースのオファーをしてたそうで、結局それもかなわず解散したそうです。あと、今回のライナーでは触れてないけど、99年のRegain Records再発の時も解説しましたが、BLACK UNIFORMS, DRILER KILLER, ANTI-CIMEX, MODERAT LIKVIDATIONなどで活躍した極悪メタル・パンクス Cliff Lundberg氏が、BLACK UNIFORMS時代にこのMEFISTOのTシャツを着ています。

MEFISTOのサウンドはBATHORYよりもスラッシーで、特に1stデモは、VENOMなどの影響よりも、METALLICA影響下のユーロ・スラッシュみたいな感じで、スイスのMESSIAHなんかが近いように思います。ちなみに、MEFISTOのメンバーがQuorthonと初めて会った時に、CELTIC FROSTのTシャツを着てたらQuorthonに凄いイヤな顔された、とライナーに書いてあります(Quorthonが同世代のスラッシュ・メタルを嫌っていた逸話は数多くあります)。MEFISTOはスラッシュとしては未熟だったかもしれないけど、2ndデモではエピックなパートも導入したサタニックなデスラッシュ・メタルを確立して、後のスウェディッシュ・デス・メタルの多くのバンドに影響を与えました。この2ndデモが86年11月録音というのはちょっと凄いことで、BATHORYのUnder The Sign~が86年9月の録音ですから、ほぼ同時期です。しかもBATHORYはUnder The Signでブラック・メタルのスタイルを完成させましたが、MEFISTOの場合は後のデス・メタルのプロト・タイプのような起伏に富んだ展開のエピック・オカルト・スラッシュ・メタルを実践していたのが、とても興味深いです。これはMERCYFUL FATEからの影響が大きかったようで、当時King Diamondの電話番号を入手したMEFISTOメンバーは、Kingに電話をかけまくっていろいろアドバイスもらった、とライナーに書いてあります。

こういうエピソードやトリビアを挙げだしたらキリがないくらい、カルトで魅力的で、そしてスウェディッシュ・デス/ブラック・メタルのレジェンド・バンドに影響を与えたバンドですので、未聴の方はぜひこの機会に聴いてみてください!!




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・OBSCENITY - Suffocated Truth CD 税込1,836円 (Vic)

HOLY MOSESのSabina Classen姐さんと、ギターだったAndy Classen氏によるレーベルのWest Virginia Recordsから92年に発表されたジャーマン・デス・メタルの1stアルバムが、これまでもWest Virginia Records作品をいくつか再発してきたオランダのVic Recordsから再発。他のWest Virgina Recsリイシュー同様、こちらもまたオリジナル盤CDはメガレアで、マニアの間では200~300ドルで取引されるカルト・デス・メタル・クラシック・アルバムです。

ズグズグ徘徊するリフ・ワークにメロディックなソロも絡みつく、初期スウェディッシュ・デス・メタルのオブスキュア名盤にも似た魅力のある作品ですが、恐らく基礎はPESTILENCEの名作2ndあたりを手本にしたような正統派のデス・メタルです。時折うっすらキーボードを乗せて荘厳さを出してるところも、PESTILENCE 2ndのちょっとエピックなパートを思い出します。ただ、感触はPESTILENCEのようなダイナミズムと爆発的突進力と全く違い、神経質な展開の曲調はWOMBBATHなどのスウェディッシュ・デス・メタルっぽいし、ゴアリーなジャーマン・グラインディング・デス・メタルほどじゃないけどlowでノイジーなリフがステンチで最高です。POSSESSED型のリフになると、ジョリジョリ具合がPENTAGRAM CHILEにも通じるように聴こえてきます。とにかく、初期デス・メタル・ファンならば、オリジナル盤が驚くような値段で取引されるのも完全に納得できる、アングラ・カルト・デスの名盤デス!!あと、ジャケもいいですね。




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・KORSAKOV - Unique Remains CD 税込1,836円 (Vic)

80年代後期に結成されてデモを3本残して解散したオランダのデス・メタル・バンドのディスコグラフィーCDです。3種デモ全17曲を収録しています。


TRACKS 1-4 : Prolong The Agony DEMO (1994年)
TRACKS 5-10 : Radiation Exposure DEMO (1991年)
TRACKS 11-17 : Hangover Hero's DEMO (1989年)


時代をさかのぼるように収録されていて、前半の94年3rdデモは適度にエピックなソロも効果的にきまったスウェディッシュ・デス・メタルに近いスタイルです。Sunlightスタジオで録音していれば、まるでオブスキュア・スウェデスなデモに仕上がっていたことでしょう。91年2ndデモはもう少し全体的にラフで疾走感も強く、ソロはやっぱりメロディックなので、フロリダDEATHっぽくも感じます。89年1stデモはよりイーヴィル&ノイジーで、最初から最後までなかなか楽しめるオブスキュア・デス・メタル再発盤デス!!




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・TOXODETH - Morbidest Reality (An Observation) CD 税込1,944円 (Chaos)

オリジナルは、"Lo mas morbido de la realidad (una observacion)"のタイトルで発表されていたメキシカン・デス・メタル TOXODETHの93年発表2ndアルバムが、1stアルバムに続いてChaos RecordsからCD再発。BLASPHEMYの1stアルバムなどで知られる伝説のUSカルト・ハードコア・メタル・レーベル Wild Rags Recordsから90年にリリースされた1stアルバムは、当時から日本のマニアックなデス/スラッシュ・メタル・ファンにはおなじみのカルト・クラシックですが、恐らく当時1stを聴いた大多数の人が失笑してすぐにレコード棚にしまったか売り払ったと思われるため、この2ndについて語られることは日本では今までほとんどなく、存在についても知らなかった人が少なくないかと思います。まぁ、2ndが存在したことを今になって知ったって「ふーん、あ、そうなの」程度の人がほとんどでしょうが、当時はCDでしかリリースされなかったっぽいこの2ndは長年入手がとても困難で、探してた人は躍起になってたようですので、これもまた念願の再発と言って騒ぎたいと思います。後半にBlack Metal Old School Demosと銘打って初期の未発表デモ音源がボーナス収録されていますが、たぶん以前にCDでリリースされてた "Demons Black Metal Demons"デモ・アルバムと被ってる内容だと思います。


Tracks 1-13 : Lo mas morbido de la realidad (una observacion) アルバム
Tracks 14-24 : 1985年~2003年録音デモ各種


1stアルバムは、CORONER, DESTRUCTION, MEKONG DELTAあたりのユーロ・スラッシュに影響されたと思われるテクニカルなフレーズと目まぐるしい展開の応酬が見事に崩壊しまくった、中南米ロウ・テク・メタル・ファン感涙の名作ですが、この2ndはだいぶやりたいことができるようになってしまってます。しかしこれが出来てないほうがまだ良かったような意味不明すぎる世界観で、前述したユーロ・テクニカル・スラッシュよりも、VOIVODやGORGUTSのようなアヴァンギャルドさに近づこうとしているのが感じられます。フロリダのNOCTURNUS / AFTER DEATHや、スウェーデンのDECOLATION, あとSIGHのようなアヴァンギャルド・デス/ブラック・メタル・ファンにもオススメ、などと言ったら、名前を挙げた全てのバンドのメンバーとファンからたぶん叱られるでしょうが、支離滅裂な展開とロウなサウンドのミスマッチは、この店内で聴いてる限り最高すぎます!!かっこいいなー。わけわからん!!
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