RECORD BOY

Thrash Legends from the Graves!!





・LEEWAY - Born To Expire 25th Anniversary Edition CD 税込1,944円 (Marquee)



NO MERCYに続いて死ぬ気でオーダーしてたクロスオーバー・スラッシャー待望のリイシュー盤CDが届きました!!!NYHCシーンから登場したバンドでは、スラッシュ・メタル・ファンに最も評価の高かったLEEWAYの初期名作2作品が、ブラジルのスラッシュ・メタル・レーベル Marquee Recordsからオフィシャル再発。オリジナル・リリースは、ハードコア・ファンにはCRO-MAGSやMURPHY'S LAWなど、そしてスラッシュ・メタル・ファンにとってはWARGASMの1stなどで馴染みのあったProfile Recordsから発表されていて、当時から日本でも割と入手しやすいレーベルでしたが、近年はアナログ盤よりもCDの方が非常に入手が困難で、作品によってはかなりの高額で取引されています。特にWARGASMとこのLEEWAYは、CDのオリジナル・バージョンがマニアに大人気のレア・アイテムと化しています。



当時のNYHCはAGNOSTIC FRONTとCRO-MAGSの2大バンドが頂点に君臨していて、そのどちらのバンドもメタルから強く影響されたクロスオーバーな時期が絶頂期だったと評価される一方、NYHCシーンでのアンチ・メタルな空気も根強く、Profileがジャーマン・スラッシュ・メタル DESTRUCTIONのRelease from AgonyアルバムをUSでライセンス・リリースして、USツアーのサポートにCRO-MAGSをブッキングした時は、ダイハードなNYHC信者にはかなりのブーイングだったそうです。そんな中でもLEEWAYは最もメタルに接近していたハードコア・スラッシュでしたが、AGNOSTIC FRONT, CRO-MAGS, CARNIVORE, SHEER TERRORに代表されるスキンズ・スラッシュと呼ばれる先輩極悪NYバンドのメタル・アプローチやキャラクターとは一線を画した存在感で、当時からハードコア・ファンにもスラッシュ・メタル・ファンにも、比較的好意的に受け入れられていた印象があります。





Tracks 1-12 : "Born to Expire" LP (1988年)

Tracks 13-21 : Live at The Ritz, New York (1986年)





こちらはメタル・スラッシャーも狂喜する驚異の1stアルバムに、86年のライブもボーナス収録した21曲入りです。C.O.C., D.R.I., SUICIDAL TENDENCIES, ATTITUDE ADJUSTMENT, etcの代表的なUSクロスオーバー・バンドの魅力でもあったガサツな荒っぽさがLEEWAYには全く無く、完全にハードコア・パンクの域を越えた素晴らしい構成力と演奏力が爆発していますが、そのLEEWAYサウンドの要だったのは、やはりギターのA.J. Novello氏とVo.のEddie Sutton氏の2人のブレインだったと思います。ソリッドな切れ味はスラッシュ・メタリックだったけど、ハード・ロックやソウルも下地にあるようなA.J. Novello氏のギター・プレイと、それにも負けないほど感情豊かでエモ―ショナルなEddie Sutton氏のVo.のコンビネーションが素晴らしく完璧で、緊張感に満ちたメタルコア・スラッシュで疾走しています。ボーナスの86年ライブでのEddie SuttonのVo.なんて、神掛かっています!!!疾走ナンバーはこっちの1stアルバムの方が多いのですが、ゴリゴリでバッキバキのスラッシュ・タッチのまま緊迫したグルーヴを突き詰めた2ndアルバムの方が、NYHCファンには評価が高いので、ぜひ聴き比べてみてほしいです。





* Marquee RecordsのCDによくある、ジャケ・ブックレットとステッカー(余白部分にですが)にツメ噛み跡がついてるものがありましたので、キレイなモノからお売りしていきます。









・LEEWAY - Desperate Measures CD CD 税込1,944円 (Marquee)



こちらはNYHCファンに絶大なる人気と高い評価を誇る91年2ndアルバムに、同年オランダでのライブをボーナスで加えた18曲入りCDです。





Tracks 1-10 : "Desperate Measures" LP (1991年)

Tracks 11-18 : Live at JC Staddijk, The NETHERLANDS (1991年)





基本路線は全く1stと変わってませんが、エモーショナルなフィーリングが少しこっちの2ndの方が強調されています。のっけからグル―ヴィンなパートでスタートしますが、メタル・ヘッズの方たちに誤解してほしくないのは、これはミクスチャー・ファンキーという薄っぺらいトレンドに流されたのではなくて、BAD BRAINSウォーシップを完璧に表していたという点です。CRO-MAGSの1stの遅いパートもまるでBAD BRAINSでした。そういえばBAD BRAINSのQuicknessでドラムを担当したCRO-MAGSのMackie氏も、このLEEWAYの初期に参加していたそうです。ここまでの解説だとクロスオーバー・テイストは後退したように思われるスラッシャーの方もいるかも知れませんが、2曲目 All About Dopeなどは1stアルバムからカットしたような直線的疾走スラッシュですし、4曲目のStand Forなんて2ビートじゃないのに驚異的な刻みまくりで、しかも曲調はDCエモみたいだから、このバンドの想像力とミュージシャンシップの高さには改めて恐れ入ってしまいます。ちなみに、このアルバムは1stとは比べ物にならないほどめったにお目にかからない幻リリースだったため、1stでノックアウトされた熱心なNYHCファンとクロスオーバー・ファンにのみ絶賛されて姿を消し、スラッシュ・メタル・ファンには存在もなかなか知られてない激レア盤です。



今回の再発は25周年アニバーサリー・エディションと銘打ったスペシャルなリリースで、ジャケ・ブックレットにはNYHCシーンを彩った名だたるミュージシャンらによるライナー・ノートを掲載。1stには、Craig Setari (NYC MAYHEM, STRAIGHT AHEAD, REST IN PIECES, SICK OF IT ALL, etc)や、BAD BRAINSのDarryl Jenniferなどが、この2ndには、Dan Lilker氏(NUCLEAR ASSAULT, BRUTAL TRUTH, S.O.D., etc)などが寄稿しています。もちろん写真やフライヤーなど貴重な資料もたくさん載ってますし、帯とステッカーまで付けて、Marquee Recordsもかなり気合いを入れて臨んだデラックスなバージョンです。NO MERCYを当店でイチ早くチェックしていただいた筋金入りハードコア・スラッシャーの方々からは以前からけっこうお問い合わせいただいてましたのでガッツリ入れましたが、ここ数年はMarquee Recordsも以前ほど流通は良くないですし、カナディアンSACRIFICEのリイシューがスリップケース付きが初回のみだったことを考えると、帯やステッカーも付いたこの仕様での確保は早めの方がいいかと思います。何より、80'sクロスオーバーを代表するバンドの名作ですので、ファンも未聴の方も必須のグレート・リイシューです!!!









・FINGERNAILS - Heavy Night 1984 CD 税込1,728円 (Blasphemous Art prod.)



イタリアンMOTORHEADウォーシップ・メタル FINGERNAILSの84年録音未発表デモ9曲に84年/85年ライブも加えた17曲入りCDが、限定500枚でリリース。中心メンバーであるギター&Vo.のMaurizio "Angus" Bidoli氏のライナー・ノートが掲載されていますが、このCDは女性Vo.の故Adele Sperati在籍時の数少ない音源をかき集めたモノです。



実はこのAdele Speratiは、Sara Speratiという名で70年代に活躍したイタリアのポルノ女優で、メタル・フェスで見かけたAngus氏が彼女の素晴らしいキャラクターと歌声に惚れ込んでFINGERNAILSに誘ったそうです。で、実際このAdele Speratiさんのヴォーカルが本当に素晴らしい!!ジャニス・ジョップリンのカバーもやってるけど、もともとブルーズ・ミュージックを好んでいたようで、大橋純子みたいなショートヘアーのルックス(Sara Speratiで検索すると、もっと綺麗な方だったみたいです)からは想像もつかない、どっちかと言うと曽我町子みたいなパワフルでソウルフルなスタイルです。それをへヴィメタル向けにして、より迫力のあるコブシで歌い上げてるので、まるでCHASRAINのLeather Leoneのようなロニ―・ジェイムス・ディオ・タイプの女性Vo.となっています。Angus氏のギターも既にあのブルージーでエモ―ショナルなフレーズ全開で、やっぱりFINGERNAILSは世界的に見てもMOTORHEADウォーシップの最高峰バンドだったのが実感できます。それにしても故Adele Speratiさん、ホントかっこいいな!!ライブ録り(リハっぽいヤツです)の音源の方もマジで素晴らしすぎます。カルト・ムービーで活躍した方だったみたいですが、映画も見てみたくなってしまいました。ACID, VULCAIN, ベルギーKILLERなどのファンも絶対に必聴です!!
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