RECORD BOY

EL ZINE #31


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・EL ZINE - Vol.31 BOOK 税込600円

Doll MAGAZINEの編集者だった山路氏によるパンク・ファンジンの最新号となる#31です。表紙と巻頭インタビューはちょっと懐かしいスウェディッシュ・メロコア重鎮 NO FUN AT ALL。他は来日を控えてるロシア・ステンチ・メタルクラスト FATUMとニューヨーク HANK WOOD AND THE HAMMERHEADS, こちらも念願の初来日が決定したキングス・オブ・ブラジリアン・クロスオーバー・スラッシュ RDP, 韓国のSLANT, ワシントンの日本人Voを擁する羅生門, 福岡のクラスト・パンクEND OF POLLUTION等々!!


●NO FUN AT ALL
(10年ぶりとなるニュー・アルバム『Grit』を4月にリリースしたスウェーデンのキング・オブ・メロディック・パンク・バンド、NO FUN
AT ALLのヴォーカルであるIngemarへのインタヴュー)

●NO FUN AT ALLアルバム紹介
(NO FUN AT ALLがこれまでにリリースしたアルバム6枚のディスク・レヴュー)

●RIXE
(フランス/パリのオールドスクールなOi!パンク・バンド、RIXEへのインタヴュー)

●FATUM
(ZAYの招聘により8月に来日を予定しているロシア/モスクワのメタリック・クラスト・バンド、FATUMへのインタヴューby 鈴木智士氏)

●HANK WOOD AND THE HAMMERHEADS
(7月に来日を予定しているニューヨークのガレージ・ハードコア・パンク・バンド、HANK WOOD AND THE
HAMMERHEADSへのインタヴューby Shogo氏/GREAT DANCE & Jin Windam氏/LOVE OVER
VOLTAGE)

●Umea Punk City
(ex.AC4~現ACID BLOODのKarlによる、スウェーデンUmeaの現地情報コラム)

●END OF POLLUTION
(福岡市博多区のクラスト・パンク・バンド、END OF POLLUTIONのギター・ヴォーカルであるJet氏へのインタヴューby ツトム氏/悲観レーベル)

●SLANT
(SCUMRAIDやAGARI、BLOODKROW BUTCHERなどのメンバーらによる韓国の新バンド、SLANTへのインタヴューby
Shogo氏/GREAT DANCE)

●Dra at helvete!
(正体不明の覆面バンド、SKITKLASSのヴォーカルであるSkitkatt氏によるコラム)

●CHAIN CULT
(DIRTY WOMBSやCONSPIRACY OF DENIALなどのメンバーらによるギリシャ/アテネのポスト・パンク・バンド、CHAIN
CULTへのインタヴュー)

●RATOS DE PORAO
(7月に来日を予定しているブラジルのベテラン・ハードコア・バンド、RATOS DE PORAOのヴォーカルであるJ.
Gordoへのインタヴューby Rafael Yaekashi)

●高松ハードコア特集 発売記念トーク・ライヴ・レポート
(前号vol.30で掲載させて頂いた「高松ハードコア特集」をキッカケに開催されたトーク・ライヴのレポート記事by 井川氏/IMPULSE
RECORDS~TOONICE etc)

●羅生門
(ワシントンのハードコア・バンド、羅生門でヴォーカルとして活動している浦上皓平氏へのインタヴューby Shogo氏/GREAT DANCE)

●ニューヨーク2018 後編
(2018年3月にニューヨークを旅してきた鈴木智士氏による紀行文、及び「ジェントリフィケーション」についての解説)

●DOWNHATTA
(ブラジルのハードコア・バンド、DOWNHATTAへのインタヴューby Rafael Yaekashi)

●LASHING SPEED DEMONS:MOTORHEAD/Robbo & Wurzel Era
(前号vol.30の続きとなる、"黄金トリオ"期以降の、1982~95年のMOTORHEADについてby 大越よしはる氏)

●チャレンジ・インタヴュー
(クボラ氏[Slight & Slappers])

●ES GIBT KEIN WERT
(発行人によるディスク紹介)

FRAMTID - 5 Tracks Devastation EP REPRESS 7"


*毎週水曜は当店の定休日ですが、昨日フィニッシュできなかった商品を先ほどカートアップしました。受注対応は明日木曜日以降になります。



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・FRAMTID - 5 Tracks Devastation EP REPRESS 7" 税込1,500円 (self release)

限定追加プレスされました!!2017年のA Varning From Montrealフェス用に制作されたシングルで、ジャケットが150枚ほど残っていた分のみ追加されたそうです。前回はあまり海外に行き渡らなかったので、今回の追加プレスは海外ディストロ用に既に大半が確保されてしまったようですから、前回買い逃した方も油断せずに押さえておきましょう。

カナダの名物パンク・フェスティバル A Varning From Montreal に今年2017年遂に念願の参加を果たした大阪クラストコア・ノイズ・ロウ・パンク FRAMTIDの2017年新作EP。King Cobra SquatにてMTRで一発録りされた全5曲収録で、現編成での過去曲の新録4曲と新曲1曲。スカンジナビアン・ハードコアの黒く原始的なスラッシュ・サウンドを継承するスタイルでは、世界中のパンクスから最高峰とあがめられる最重要バンド!!

Bestial till Death!!


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・SLAUGHTBBATH - Contempt, War And Damnation CD 税込1,944円 (Hells Headbangers)

日本でも南米デスラッシュ・マニアに評価の高いKRATHERIONメンバーらによるチリ産ブラック・メタル・バンドのUS盤コンピレーション・アルバム。過去にチリのレーベルでもコンピレーションの類はリリースしてましたが、こちらは初公開の新曲で幕を開ける全7曲入りで、この新曲がまたファンの期待を裏切らないかっこよさ!!HADES ARCHER以外のバンドとのSplit音源が収録されるのも、このCDが初のはずです。


1. Astral Rape (新曲)
2. Nefast Fireground ( Split With Grave Desecrator)
3. Tyranny From Sodom ( Split With Grave Desecrator)
4. Inverted Hierophany (Split With Ill Omen)
5. Bestial Descension (Further Down To The Depths Comp.)
6. The Sands Of Despair (Split With Kill)
7. Black Revelation Of Death (Split With Hades Archer)


南米ベスチャル・デスラッシュと、BATHORY影響下北欧ブラック・スラッシュの理想的な融合、と言い切ってしまいたい、これぞチリアン・メタル!な魅力を凝縮したようなバンドです。プリミティブなBATHORY系統スラッシュの冷たさとへヴィメタル・プライドの熱さが同居したNIFELHEIMを、MERCILESSのノ―マーシ―な暴走一直線で叩きつけたような感じに、FORCE OF DARKNESSやEJECUTORなどに代表される近年のチリアン・ベスチャル・デスラッシャーらしい南米ダークネスをプラスして、南米ファンならずとも燃えるであろうカッコよさのあるバンドです。



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・NEXUL - Paradigm Of Chaos CD 税込1,944円 (Hells Headbangers)

故Trejenda氏の後任で2013年からBLACK WITCHERYのギタリストとしても活躍するNYOGTHAEBLISZ, HELLVETRON, BLACK WITHERYのAlal'Xhaasztur氏がドラムを担当するテキサス・エルパソ拠点のブラック・デス・メタル・バンド NEXULの1stアルバムCDです。他メンバーもHELLVETRON, NYOGTHAEBLISZのメンバーが参加しています。

SSPファンにはたまらない極悪ムードを漂わせるバンドですが、サウンドはBLACK WITCHERYやNYOGTHAEBLISZよりもちょっとデス・メタル寄りで、最近終息してきたINCANTATIONウォーシップ・バンドのファンに非常にオススメです。ファスト・パートの鈍い感覚はこのテのスタイル特有だけど、このバンドはブラスト・パートがたまにグラインディング感もあるつんのめった速さになっていて、NYOGTHAEBLISZやフィンランドARCHGOATなどのハーシュ・プリミティブなバンドには無いオールドスクール・デス・メタル感が魅力。Alal'Xhaasztur氏はギターのみならずドラムでもなかなかセンスのあるミュージシャンではないでしょうか。ベスチャル・ブラック・メタル・ファンからINCANTATION型デス・メタル・ファンにまでオススメです!!



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・OKSENNUS - Kolme toista REGULAR 2LP 税込3,240円 (Nuclear War Now!)

アナログ盤も入荷!A面/B面/C面に各曲を収録してD面がエッジングの2枚組。今回はレギュラー・ブラック・ビニールになります。

御覧の通りまたしてもおかしなヤツがNWNから登場しました。全3曲、トータル39分収録のフルレングス・アルバムですが、各曲ともちょうど13分、しかも全てアンタイトルなので、最初クレジット見た時は、1つの曲を3回も聴かせる拷問バンドか?と思いましたが、実際聴いてみるとそれぞれ違う曲でした。しかもこのニンジンみたいなジャケ。また奇をてらっただけの、やったもん勝ちのようなバンドが出てきたか、、、と思ったら、いきなりFEAR OF GODがVONに接近したようなプリミティブ・グラインディング・サウンドでスタートして即KO!!

フィンランド出身で、GoatwaRexやBestial Burstからも既にリリースのある、2010年結成のバンドのようです。とにかく1曲目の原始的グラインド・ブラックが目の覚めるようなかっこよさなんですが、やはり基本的に実験性の強いバンドで、2曲目はCORRUPTED, MELVINS, BLACK FLAG, CHAOS ECHOES, etcがミックスされて軽くなったような、インプロ感もあるサイキック・ドゥーム。B面は無造作にブツ切りで終了して、C面のアタマはその続き。つまり、SECT PIGの方法論よりもさらにこういうシーンの音楽やフォーマットの概念を打ち砕くようなバンドです。こんなジャケですからね。しかしかなり注目に値すると思います。エクスペリメンタル・エクストリーム・ミュージック・ファン必聴!!


Hardcore Punk Holocaust!!






・FETISH - S/T 7" 税込972円 (Beach Impediment)

POISON IDEAを脱退したThee Slayer Hippy氏とThe VegetableことEric Olsen氏が、PI近年作でギターを担当していたBrandon Bentley氏と、さらにLONG KNIFEからシンガー/ギタリスト/ベーシストの3人と結成した話題のバンド FETISHのデビュー作EPです。彼らと親交の深いFORWARDソウイチ氏がこのバンドの発足時からいち早く紹介していましたので、日本でも楽しみにしていた方は多かったと思います。カバー含む2曲入りですが、PIファンは期待通りのかっこよさです!!

トリプル・ギターの6人編成で、プロデュース力も高いThee Slayer Hippy氏がバンド全体をコントロールしているものと思われます。R&Rのルーツも踏まえたキャッチーさを必殺のドライビング・スピードで畳み掛けたA面のTake the Knifeは、まるでWe Must BurnあたりのPIを思わせるメガトン・パンク・ロッキン・スラッシュで いきなり超グレート!!PIの御三方は言うまでもないにしても、抜擢されたのがLONG KNIFEの3人だからこそ、ここまでの完成度でデビュー出来たのでしょう。B面のA House Is Not A Motelは60年代アメリカン・サイケ/フォーク・ロック・バンド LOVEのカバーですが、哀愁漂うブルース/フォーク・ナンバーで、これまたまるでThee Slayer Hippy在籍時PIを彷彿させるド渋さです!!







・LONG KNIFE - Sewers Of Babylon 7" 税込972円 (Beach Impediment)

DEFIANCE, BURNING LEATHER, etcで活躍してきたスコット・ゴトウ氏らによるUSポートランド・ハードコア・パンクス LONG KNIFEの2017年発表5曲入り最新シングル。ドラムはこの作品からHELLSHOCKやBlack Water Recordsなどでお馴染みのKeith Testerman氏が担当しています。

現在はドラムのKeith氏以外の3人がFETISHもやってるわけですが、なんとしてもこのLONG KNIFEもやめずに継続してもらいたい。そう切に願うほどホント激渋かっこいい!!!今回もPOISON IDEAウォーシップ全開だけど、オープニング・ナンバー Painting the Nightのかっこよさは、TOXIC REASONSもかなり彷彿させます。全5曲、バラエティーに富んでるところはやっぱりPI風でも、PI以外にも様々なパンクロックに精通してないと、PIみたいなことは出来ない、ということをLONG KNIFEは証明しています。文句なし最高ウルトラ・グレート!!!







・SUNSHINE WARD - Nuclear Ambitions CD 税込1,620円 (Break The Records)

USボストンのハードコア・パンク・バンドのCDが日本のBreak The Recordsからリリース。新作となる1stフル・アルバムのCDバージョンで、2016年のアナログ盤12"の音源もボーナス収録した全20曲入りです。

TOTALITARやNO SECURITYなどの乾いたタッチもあるスウェディッシュD-Beatと、POISON IDEAのようなアメリカン・ハードコアのダイナミックなドライブ感をミックスしたような、2000年代以降のUSHCロウ・スラッシュに増えたタイプでは現在最も注目を集めるバンドの一つ。メタルパンク、ジャパコア・スタイル、ポスト・パンク、デス・ロック、フィメール・シンガーなどなど、USHCシーンを発端に世界各地で日々移り変わるアンダーグラウンド・パンクのトレンドをフォローするのも最近なかなか追いつかなくなってきてますが、そういう時にこういったUSHCの伝統を捨てていない実直なバンドに触れるとちょっとホッとします。オールドスクール・ハードコア・ファンはぜひチェックしてください。







・EEL - Night Parade of 100 Demons LP 税込2,160円 (Beach Impediment)

ANNIHILATION TIME, GORDON SOLIE MOTHERFUCKERS, etcもやってたメンバーらによるUSピッツバーグのハードコア・パンク・バンド。2010年頃から活動を始め、既に作品を多数リリースしているようですが、このジャケに惹かれてBOYもちょっと入れてみました。初期S.O.Bのアートワークが有名で、近年ではSEPTIC TANKやDORAIDなどの作品でも活躍しているKazuhiro Imai氏(BID'ah, LIQUID SCREEN, BLOW ONE'S COOL, FIRST ALERT)のタッチ全開の素晴らしいジャケによる2017年発表11曲入りLP!!ltd.325枚のクリア・ビニールになります。

Imai氏にジャケを依頼するだけあってジャパニーズ・スタイルのロウ・パンク・ノイズコアだけど、GORDON SOLIE MOTHERFUCKERSってオハイオ・ハードコア・パンク・シーンでよく知られたジャパコア・マニア・パンクス Tony Erba氏(FACE VALUE, 9 SHOCKS TERROR, etc)がやってたバンドだったから、このバンドも最近の流行りで日本のパンクを聴き始めたような若者とはちょっと違うベテラン連中のようです。アロハ・シャツ着用したシンガーのジャパコア・ファッションも凄い!!(この人がANNIHILATION TIMEとGORDON SOLIE MOTHERFUCKERSやってた人)サウンドはノイズコア・クラストとメタルパンクの中間のようなジャパコア・スタイルで、そこにアメリカン・ハードコア・パンクらしいキャッチーさもブレンドしています。それにしてもImai氏のアートの12"サイズ作品は本当に素晴らしい!!ハッキリ言って、もうこのジャケだけで買いだと思います。

Metal Punk Holocaust!!






・CHILDREN OF TECHNOLOGY - Apocalyptic Compedium CD 税込1,944円 (Hells Headbangers)

イタリアン・メタル・パンクを代表するC.O.T.のレア音源集となるコンピレーションCDがHell's Headbangersよりリリース!2014年リリースの2nd アルバム Future Decayの初回バージョンに付属していた7"収録曲や、G.A.T.E.S.とのスプリット7"音源も収録。motor-chargedロッキン・メタル・パンク、クラスティー・スラッシュ・チューン、WARFARE全開ナンバーからBATHORY、BLACK UNIFORMSのカバーも含めた全17曲の、ファンには嬉しい一枚です!

Track 1 : Future Decay Bonus 7" (2014)
Track 2-3 : Mayhemic Speed Anarchy 7" (2012)
Track 4-5 : 3 WAY Split w/ Blüdwülf / Tiger Junkies / Children of Technology PICTURE LP (2011)
Track 6-7 : Chaosmutant Hordes 7" (2009)
Track 8 : V.A. - Speed Punk Metal Crust 7" (2009)
Track 9 : Split w/ G.A.T.E.S. 7" (2009)
Track 10-11 : Give Me Gasoline or Give Me Death 12" (2009)
Track 12-17 : The Day After Demo CD (2008)







・ANTICHRIST HOOLIGANS - Nuklearwitch CD 税込1,836円 (Hammer of Damnation)

2013年発表の1stアルバムCDが以前に入荷していたブラジリアン・スラッシュ・メタルパンクスのコンピレーションCDです。元々このタイトルの3曲入り7"で出てたようですが、CDバージョンにはボーナスを多数加えてコンピレーション・アルバムの体裁となっています。ex.NECROBUTCHERのドラマーが現在やってるバンドで、Hammer Of Damnationからのリリース。


Tracks 1-3 : Nuklearwitch EP
Tracks 4-8 : Satanik Nuklear Disorder DEMO
Tracks 9-11 : Bonus Tracks


"Nuclear Metal Punk Necro Thrash Metal"と本人達の言ってる通り、クロスオーバー風味もあるハードコア・スラッシュ・メタルですが、刺青のムキムキ・マッチョがガスマスクかぶって夜の墓場でチェーンソー持ってたりして、短パン系クロスオーバーとは違った感じです。イントロに続く曲なんかは、スラッシュ・メタルの刻みで幕を開けた後は、まるでLate 80's京浜/三多摩あたりのジャパニーズ・ハードコアのカバーか何か?と思うほどどこかで聴いたことのあるようなキャッチーなリフに突入して、パンクメタル・スラッシュ好きには屁理屈抜きに楽しめるようなキャラクターとサウンドのブラジリアンです!!







・WITCHTRIAL - Demo 2017 MLP 税込1,944円 (Beach Impediment)

GENOCIDE PACT, RED DEATH, etcのメンバーも在籍するUSボストン・スピード・メタル・パンクの4曲入り1st 12"。2017年にデモ・テープとして発表して好評だったデビュー音源を、追加プレス無しの限定500枚でヴィニール化再発したものです。

ハードコア・パンク系ミュージシャンによりスピード・メタル・プロジェクトとして長所が上手く出ていて、音圧を上げてファットなサウンドにするエクストリーム・メタルとは異質の、シンプルながらタイトに引き締まった感触はオールドスクールなスラッシュ・メタル・ファンにもかなりオススメ。Vo.を含めてMIDNIGHTの影響も強く感じさせますが、パーティー・スラッシュ感が無いのも好感が持てます。キャラ重視のメタルパンク好きにはちょっと地味に感じられるかもだけど、スラッシュ・メタル・ファンにもオススメの硬派メタルパンクです!!

HANK WOOD AND THE HAMMERHEADS Japan Tour 2018

*当店でも前売り発売開始しました!!




HANK WOOD AND THE HAMMERHEADS Rock 'n' Roll Salvation(ロックンロールの救世) Japan Tour 2018

・7/14(土)@東京 Antiknock w/STRUGGLE FOR PRIDE, SLANT(Korea), ORdER(Nagoya), SKIZOPHRENIA(Tsuyama), the SLOWMOTIONS
adv 2,800yen(+1d 600yen) バッジ付(ゴールド)前売りチケット 当店で発売中 / door 3,500yen(+1d 600yen)

・7/15(日)@三重 Vortex
・7/16(月/祝)@大阪 Hokage
・7/17(火)@広島 Spider
・7/18(水)@京都 SOCRATES
・7/20(金)@愛知 Red Dragon

・7/21(土)@東京 Earthdom w/MELT-BANANA , G.A.T.E.S, FEROCIOUS X(Osaka), MY SOCIETY PISSED, the SLOWMOTIONS
adv 2,900yen(+1d 500yen) バッジ付(シルバー)前売りチケット 当店で発売中 / door 3,600yen(+1d 500yen)

Death Cult from the Graves!!


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・ANIALATOR - 1990 Unreleased EP + 1987 Demo Sessions 2LP 税込3,240円 (Weird Face prod)

これまでにカナダAGGRESSION "The Full Treatment"ピクチャー盤化再発や、MORBID SAINT "Destruction System"未発表2ndアルバムを初オフィシャル/初ヴィニール化再発して大手レーベルをも翻弄し、カルト・スラッシュ・メタルのアナログ盤再発では痒い所に手が届いてきたギリシャのWeird Face prod.が、Wild Ragsファンにはお馴染みのテキサスANIALATORの未発表EP音源/デモ・セッション/ライブを収録した2枚組LPをリリース。このレーベルの過去の実績とANIALATORの魅力を知る人ならばたまらない再発だけど、しかしこれがさすがのWild Ragsバンド・クオリティーに仕上がっていて、かなりダイハード・ゴミ・カルト・スラッシュ上級者向けのレコードとなっております!!

先にXtreem Musicから出てたCDにも収録されていた1990年未発表を目玉音源としてA面に収録し、他はライブと1987年のデモ・セッションを収録。しかしこの1987年デモが拷問のような内容で、B面/C面/D面がそのデモ4曲のバージョン違い3パターンを地獄のリピート!!!この1stデモの4曲は再録して1988年にWild Ragsから名作1st 12"としてリリースされた時も、A面/B面同じ内容にして繰り返し再生を誘発していましたので、彼らはこの4曲を今も相当執拗にプッシュして売り込みたいようです。しかし地獄はこれだけにとどまらず、その1stデモ各種セッションが、現代の技術を全く駆使してないらしく音質極悪!!!技術の進歩にともない、今では劣化したテープからでもそれなりに蘇らせてるレコードがほとんどなのに、このANIALATORのLPに至っては、そんな努力は一切感じられません。このレコードはずいぶん前から企画が持ち上がってて、改めてXtreem Music盤CDのクレジット見ると、ANIALATORにXtreem Musicを紹介したのはこのWeird Faceオーナーだったようなので、後から企画に参加ししたXtreem Musicオーナー Dave Rotten氏がバンドに的確なアドバイスをしてCDバージョンで素晴らしい仕事をしたということなのでしょう。


Tracks A1-A3 : 1990 Unreleased EP (DEMO 1990)
Tracks A4-A5, B5 : 1988-1989 live shows
Tracks B1-B4 : Original 1987 DEMO
Tracks C1-C4 : Unreleased 1987 DEMO I
Tracks D1-D4 : Unreleased 1987 DEMO II


しかしこの当時のANIALATORは、熱きクサレ・スラッシュ・メタル・カルトとしては完璧に近いくらい渋かったバンドであり、同郷スラッシュで日本でも知名度の高かったDEVASTATIONのメンバーが在籍したという点よりも、初期Wild Ragsを代表するバンドの一つとして、アンダーグラウンド・スラッシュ・メタル・ファンには根強い人気を誇ります。たいして工夫のないところを正統派と見るかガムシャラと捉えるか、いずれにしても絶対にメジャーで成功するはずのない純度120%のアメリカン・マイナー・スラッシュ・メタル・サウンドの土台になってるのはSLAYERで、随所にSLAYERのアイデアを拝借したようなキメやフレーズが聴かれます。DARK ANGELの2ndのような完全無欠のゴリ押しアグレッションではなく、Show No Mercy ~ Haunting The Chapelの頃のSLAYERをスピードアップしたようなスタイルは、DARK ANGELならば2ndより1st、またはニュージャージーのBLOOD FEASTなどのファンには絶対にたまらないようなタイプです。1990年未発表EP音源になると、ちょっとDARK ANGEL舎弟バンドのグレート・オブスキュア・スラッシュ・メタル RECIPENTS OF DEATHにも似たところや、やはりDEVASTATIONっぽく感じさせる箇所もあります。あと、Vo.がちょっとSHELLSHOCKっぽいです。

A面に収録の未発表EPがしっかりしたクォリティーで再現されてるのがせめてもの救いで、音質はCDより激悪化ながら1stデモのオリジナル・バージョンをB面に持ってきてますから、話をスッキリまとめますと、つまりディスク2は完全に必要のない拷問ゴミ音源、という風に考えれば、このレコードが意図するモノがだいぶ鮮明に見えてきます。ここまで理解するのに、丸3日かかったぜ!!こんなもん、適当な解説で善良なリスナーやお客様に無責任に販売できません。個人的にBOYの外でのお仕事で、ちょうど80年代のクソ/ゴミ/バカ・カルト・スラッシュ・メタルをいろいろ振り返っていたところだったんですが、そんな時に届いたこのレコードには、真性クサレ・ゴミ・スラッシュ・メタル・カルトの洗礼を20年以上ぶりに受けたような気分です。ゴミ・スラッシュ好きをホイホイと吸い寄せて奈落の底に突き落とすこのANIALATORのレコードは、アラフィフにして若かりし頃の感覚を見事に蘇らせてくれました。ゲートフォルド・スリーブの限定250枚ナンバリング入り。日本に入ってきてる枚数は50枚にも満たないそうですが、こんな筋金入りのゴミ・スラッシュ・レコードを心の底から楽しめる人が日本に5人でも居たら、当店としては未来はむしろ明るい。一応最後にもう1回言っておきますが、この当時のANIALATOR自体は素晴らしき熱血クサレ・スラッシュ・メタル・バンドで最高です。なので良識のあるスラッシュ・メタル・ファンには間違いなくXtreemからのCDバージョンをオススメします。80年代マイナー・メタルとゴミ・スラッシュの本質を理解したクサレ・メタル・ヴァイナル・ジャンキー以外手出し無用の、一見さんお断りウルトラ・トゥルー・ダイハード・リリース!!!BUY ’TILL DIEEEGGGHH!!!!!



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・DEATH STRIKE - Fuckin' Death DIGIPACK CD 税込1,836円 (Vic)

Dark Descent盤CDが廃盤となっていましたが、このたびオランダVic Recordsからジャケットを新装してデジパックCDで再発!80年代初期にMASTERを結成したPaul Speckman氏が、他メンバーが固定しないためMASTERとしての活動を一時停止して、その間に活動させていたのがDEATH STRIKE。85年に残した唯一の公式音源であるデモにボーナスを加えて91年にNuclear Blastが再発して初期デスメタル・ファンに脚光を浴びました。Nuclear Blast盤ど同じく8曲入りでの再発です。

名作 Fuckin' DeathデモはMASTERで演奏する曲もあって、Paul Speckman氏のライフワークとも言えるMASTERの兄弟的バンドとして捉えてもらえば問題ないでしょう。したがってクラスト系ハードコア・ファンも度肝を抜かれるMASTER譲りの怒涛の疾走ダークネス・デスメタルが激渋カッコいいデス!!! 初期MASTERはBASTARD PRIESTも手本にしてるように、もはやスウェディッシュ・ハードコア並みの疾走ダーク・スラッシュですが、このDEATH STRIKEの方がMASTERよりも若干整合感が備わってるでしょうか。MASTERではChildren Of The Graveも爆走カバーしてたけど、サバス的ダークネスに踏み込んだような楽曲もDEATH STRIKEでは披露してます。



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・SADNESS - Ames de Marbre CD 税込1,836円 (Vic)

当時日本にも多くの作品が輸入されていた、マニアには有名なスイス名門レーベル Witchhunt Recordsから1993年に発表されたスイス産ドゥーム・デス・メタルの1stアルバムが、デモ2種をボーナスで加えてVic Recordsから再発。インパクトのあるジャケットと、また当時Howling Bullにより帯付で日本流通されていたこともあり、マイナーなわりには日本でもけっこう知られている作品かと思いますが、近年は海外でも評価が高まっているようです。


Tracks 1-7 : "Ames de Marbre" ALBUM (1993年)
Tracks 8-9 : "Eodipus" DEMO (1992年)
Tracks 10-13 : "Y" DEMO (1991年)


サウンドはアヴァンギャルドな感触もあるゴシック・ダーク・サウンドで、DEVIATED INSTINCTのNailedみたいな非メタルのダーク・コールドネスが好きな人にも好まれそうな感じです。そこにKATATONIAなども思わせるドラマチックで繊細なメロディーと、ANATHEMAなどの影響のような女性Vo.もプラスして、英国や北欧の初期ゴシック・ドゥーム・デス・メタルに非常によく似たところがありますが、彼らをこのスタイルに導いたのは、母国スイス・レジェンド CELTIC FROST "Into the Pandemonium"アルバムだったそうです。確かにUKゴシック・ドゥームや、あとオランダのアヴァンギャルド・ドゥームとも通じる感覚もありますが、退廃的な美しさと同時に不気味さも兼ね備えているところは、CELTIC FROSTやSAMAELといったスイス・バンドならではの特徴かも知れません。デモ時代はさらにデス・メタル色の濃い極悪耽美なドゥーム・デス・メタルで、こちらはETERNAL DARKNESSやCRYPT OF KERBEROSなどのスウェディッシュ・ドゥーミィー・デス・ファンから、PROPHECY OF DOOMやDEVIATED INSTINCTなどのデス・クラスト・メタル・ファンにもかなりオススメです!!



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・LORDS OF THE STONE - Roses for the Dead CD 税込1,836円 (Vic)

CELESTIAL SEASONとSplit 7"や、Massacre Recordsからフルアルバムも1枚発表していたオランダの男女ツインVo.ドゥーム・メタル・バンドのデモ集CDがVic Recordsからリリース。Vic Recordsが得意とする、ドゥームとデスの中間的なスタイルの90'sアンダーグラウンド・ダッチ・メタルの再発が好きな人にぜひ聴いてもらいたい、グレートなコンピレーションCDです。


Tracks 1-5 : The Rhymes of Bitterness DEMO (1992年)
Tracks 6-8 : Diamond in the Dust DEMO (1994年)
Tracks 9-11 : In an Eyelid's Fall DEMO (1995年)
Tracks 12-14 : Sweet Revenge DEMO (1998年)


80年代後期~90年代初めのユーロ・デスラッシュ好きには有名なGOD DETHRONEDのメンバーなどが、ドゥーム・メタルにチャレンジすべく1992年に始めたプロジェクト・バンドで、1stデモはCATHEDRALとPARADISE LOSTに影響されたスタイルだった、と、セルフ・ライナーノートでメンバーが語っています。実際、初期CATHEDRALからの強い影響は、楽曲からVo.のLee Dorrianなりきりっぷりにまで至る所に感じられますが、しかしこのバンドの特徴はそこに女性Vo.も乗せているところで、1stデモでの初期CATHEDRALのような地獄deslowドゥームに女性Vo.が被さるミスマッチは、アンダーグラウンド・デス・ドゥームならではの醍醐味です。そして3rdデモあたりになるとそのスタイルも見事に消化され、ゴシック・デス・ドゥーム要素も強まった楽曲と女性Vo.の相性も申し分なくきまっています。ダッチ・アンダーグラウンド・メタル・シーンはドゥーム・メタルも90年代からけっこう盛んで、当店は1990~2000年代のDispleasedのリリースはむしろドゥーム・メタルの入荷の方がメインだったなぁ、と、ちょっと当時の状況も思い起こしました。ドゥーム・デス・メタル・ファンから90'sユーロ・ドゥーム・メタル・ファンにまでオススメ!!


Japanese Punks!!


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・PARASITE - Reverberation (残響) CD 税込1,944円 (Boss Tuneage)

先にアナログ盤でリリースされて海外で大ヒット中の愛知メタルパンク PARASITEの1stアルバムがCDもリリース!!PARASITEの単独CD作品は今回が初になりますし、しかもボーナスで2009年1stデモ音源も追加!!ペーパーフォルド・スリーブで、日本流通用帯の色がブルーに変わっています。

ジャパニーズ・メタルパンクの中でもひときわ黒い暴力性が際立った存在感ですが、余計な装飾のないシンプルな楽曲とメタリックなギターのコンビネーションには、DISCHARGE影響下のハードコアと同時にVENOMやMOTORHEADも好んでいたような、まさに80年代日本のメタルパンクと同じ衝動性を感じさせます。ゆえに海外のマニアに絶大な人気を誇るのでしょう。今回も挑発的な彼らの魅力が炸裂しています!!



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・SLIGHT SLAPPERS - Sweet Power Violence CDEP 税込1,296円 (Break The Records)

2017年末に7"アナログ盤で発売され早々に完売した東京パワーバイオレンス重鎮、スラスラの新作EPが、Moonlight-Dance Mix-もボーナス収録した11曲入りペーパースリーブでCDバージョンもリリース!!

パワー・バイオレンス・スタイルのハードコア・パンクを日本でいち早く取り入れたバンドの一つですが、ユーモアを効かせた奇天烈なヒネりとポップな感覚も兼ね備えたスタイルは、当時から見ても独創の存在感を放っていて、、今作でもそれは爆発してます!!ノイジーな質感の音をすさまじいテンションで放つ激速スタイルは変わりませんが、これまで以上に遊び心と緊張感が交錯する、ファン大満足のEPです!!

Deathcus Blackus Metallicus!!






・LURKER OF CHALICE - S/T DIE HARD 2LP 税込5,400円 / REGULAR COLOR VINYL 各税込3,996円 / CD 税込2,160円 (Nuclear War Now!)

NWN初回盤瞬殺完売につき再プレス!!当店もこれは前回ダイハード・バージョンをまんまと逃してしまってたので、あきらめてましたが、このたび無事入荷出来ました。ダイハード・バージョンはゴールド・ビニールで、ポスター/ステッカー/ダイカスト・ピンバッジ付きです。レギュラー・バージョンの限定カラー・ビニールはダーク・グリーン・ビニールとレッド・ビニールで入荷!

LEVIATHANやTWILIGHTなど多くのエクストリーム・メタルで活躍してきたWrest氏によるエクスペリメンタル・ブラック・メタル LURKER OF CHALICEの2005年発表アルバムが、NWN!から2枚組アナログ盤で再発。オリジナル・リリースはスウェーデンのTotal HolocaustからCDで、Southern Lordからもアナログ&CDの各種バージョンがリリースされ大ヒットし、2000年代のアンダーグラウンド・ブラック・メタルとエクスペリメンタル/プログレッシブ・エクストリーム・メタルの接近を象徴するような名作ですが、Southern Lord盤各種LPはどうやら今ではかなりレアになっていたようで、このNWN!再発盤も相当売れまくっているそうです。やはりちょっともう別格なクラシック・アルバムなのでライセンス料も高いみたいですが、未聴の方はぜひこの機会に入手してください。

同時期にアンダーグラウンド・シーンを席巻したDEATHSPELL OMEGAのインテリジェントなプログレッシブ要素と、XASTHURなどによりエクストリーム・ミュージック・ファンに浸透し始めたデプレッシブ・ブラック・メタルの中間のようなサウンドは、久しぶりに聴いてもやはり色あせない凄い完成度です。その破滅的な性質ゆえに美しさよりも殺伐とした狂気にスポットライトが当たりがちだったスーサイダル・ブラック・メタルに、モノトーンの叙情もトッピングしたようでもある、不気味さと黄昏が交錯したアンビエント・ブラック・メタルの最重要名盤の一つです。







・DROWNING THE LIGHT - Varcolaci Rising LP 税込3,240円 (Iron Bonehead prod.)

世界中に熱狂的な信者を抱える現代カルト・ブラック・メタルの代表格、Azgorh氏によるオーストラリアのDROWNING THE LIGHTの最新アルバム・アナログ盤です。昨年2017年に自身のレーベル Dark Adversary productionsからCDで発表され、毎度争奪戦となるアナログ盤はいつ?どこから??と世界中のカルト・ブラック・メタル・コレクターがやきもきしていたでしょうが、今回はドイツIron Boneheadからリリースされました。限定500枚、ゲートフォルド・スリーブです。

フィンランドのSATANIC WARMASTERやMUTIILATIONを筆頭とするフランスのBlack Legionsなど、2000年代に暗躍したヨーロッパのカルト・アンダーグラウンド・ブラック・メタル・ムーブメントの意志を南半球で継承実践するバンドとして、真性ブラック・メタル・マニアに熱狂的に支持されます。MUTIILATIONやSATANIC WARMASTERなどよりもメランコリックな旋律がよりアトモスフィカルですが、曲によってSATANIC WARMASTER型の極寒冷徹プリミティブ・ブラックだったり、BURZUM直系だったりと、しっかりした音楽性のあるカルト・ブラック・メタルで、今回もファンは必須間違いなしの内容に仕上がっています!!







・NECROS CHRISTOS - Domedon Doxomedon 3LP BOX 税込8,640円 / 3CD 税込2,916円 (Sepulchral Voice)

現代デス・メタル最高峰バンドの一つ、ドイツのNECROS CHRISTOSの2018年フル・アルバムです。コンセプト・アルバムで勝負を掛け、その完璧なヨーロピアン様式美デス・メタルで見事にアンダーグラウンド・シーンの王座に輝いた2011年の大傑作 Doom Of The Cultをも上回るボリュームで、なんとトータル110分超の圧倒的過ぎる3枚組ボックスセット!!!もうこのコンセプトだけで、ファンはガッツポーズでしょう。

2010年代アンダーグラウンド・デス・メタル・シーンを席巻したリチュアル・デス・メタルがデス・アンビエントな非メタルの手法に接近したのに対して、当時はそれらINCANTATIONウォーシップ一派とも目されたこのNECROS CHRISTOSは、実は初期から備わっていたヴィンテージなオカルト・デス・メタル路線へと完全にヴィジョンを定めて、前述のDoom Of The Cultアルバムでファンや業界人の予測をはるかに超えた壮絶な完成度のアルバムを作り上げました。NEGATIVE PLANEタイプのデス・メタルとも通じる暗黒美ですが、KING DIAMONDの影響も思わせるハードロックの必殺級古典的リフやフレーズを、CANDLEMASSの様式美で構築して、ヘヴィメタルの伝統芸継承を強く意識したようなスタイルが最大の特徴だと思います。さらに今回はオールドスクール・デス・メタル・プライドも強く感じさせる、MORBID ANGEL型テクニカル・リフで突進するパートも印象的。しかもそれらが、音圧でねじ伏せる2000年代以降の感触から距離を置いて表現しているのが本当に素晴らしい。全110分、この暗黒の様式美デス・メタル世界に引きこまれたまま、最後まで一気に聴き通せます。このバンドを聴いたことがない人にとっては、「本当にそんな上手いこといくのか?」と、何言ってるのか理解できないでしょうから、絶対に聴いてください。文句なし!!!

Japanese New Releases


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・衝撃 - 強烈なイメージの形 CDEP 税込500円

群馬で活動するパンク・バンドの4曲入り自主制作ペーパースリーブCDEP。悲観レーベルからリリースのあった猿芝居のメンバーも参加しているようです。

サウンドは「あぶらだこ、INU、スターリンなどの80年代のパンクバンドの、日本の憂鬱と狂気を混ぜたような音楽」と中心メンバーであるVo.の伊藤氏が語っている通りです。しかしエログロ系の昭和パンクではなく、もっとロック本来の緊迫感を追求したようなサウンドで、伊藤氏のVo.も衝動だけではない、なかなかの表現力。デビュー作にしてかなりのテンションを維持した作品です!!



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・BALZAC - Lord of the Light and of the Darkness RE-MIX 2018 CD 税込1,490円 (Evilegend Thirteen)

今年で結成から26年を迎えたBALZACにおける最初期の重要音源1stシングル『LORD OF THE LIGHT AND OF THE DARKNESS』(1993年)にボーナス・トラックとして同年の2ndデモ・テープ『DESCENT OF THE DIABOLOS』を加え、新たなるミックス、マスタリングでよみがえる資料的にも重要な全9曲のCD化、初回完全限定生産盤!!

1. DIABOLOS
2. VIOLENT PARADISE
3. MONSTER II
4. SCAPEGOAT (Bonus track)
5. DIABOLOS (Bonus track)
6. VIOLENT PARADISE (Bonus track)
7. THIRTEENTH (Bonus track)
8. GOD OF MERCY (Bonus track)
9. MONSTER (Bonus track)



rosenkreuz-hiroshima-surrender.jpg

・ROSENKREUZ (Hiroshima, Japan) - Surrender Or Die CD 税込1,500円

広島で活動するブラック・メタル・バンドの自主製作10曲入り1stアルバムCD。デビュー作にして、かなりボリュームのある内容となっています。

高低ボイスを使い分ける、またはツイン?Vo.で突進する、恐らくマシンであろうリズム(間違ってたらすみません)の相乗効果もあってかなり冷たく黒いムードを出したブラック・メタルです。欧州のプリミティブ・ブラック・メタルのノイジーさとは違い、どこかインダストリアルな雰囲気も感じるのは、やはりこのビートのせいでしょうか。いかにもジャパニーズ・アンダーグラウンドらしい特徴が爆発したカルト・ブラック・メタルです!!

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