RECORD BOY

SataniCult of Death!!


* 毎週水曜は定休日ですが、デス・メタル系再発商品が多数到着しましたのでカートアップ致しました。


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・ROTTING CHRIST - Satanas Tedeum WHITE VINYL LP 税込2,808円 / DIGIPACK CD 税込1,620円 (Cryptia prod.)

1980年代後期にグラインドコア・バンドとしてスタートして、その後徐々にブラック・メタル色を強めていき、現在はギリシャ・ブラック・メタルを代表するバンドとしてエクストリーム・メタル・ファンに幅広く認知されるROTTING CHRISTの1989年発表5曲入りデモが、1993年に行われた伝説のFuck Christ Tour (w/ BLASPHEMY & IMMORTAL)時のライブ "Feast Of The Grand Whore"を追加した6曲入りで再発。アナログ盤は50枚ブラック・ビニール+50枚ホワイト・ビニールの計100枚プレスとのこと。今回はホワイト・ビニールで入荷しました。

メロディック・ブラック/ゴシック・メタル以降のROTTING CHRISTファンは眉をひそめる極悪初期音源でありながら、エクストリーム・メタルの歴史を変えたマイルストーン的音源の一つとして最重要視されるデモです。まだグラインド期の名残もあるドカドカに速いロウ・サウンドだけど、曲調は着実にデス/ブラック・メタル化してきていて、初期ブラック・メタルとグラインドコアとの接点がここにも表れています。しかしこの音源が後のブラック・メタルに多大な影響を及ぼしたのはやはり大胆なシンセサイザーの導入で、このデモがエクストリーム・メタルにシンセサイザーを本格的に導入した世界初の音源とされています。NOCTURNUSもまた時をほぼ同じくしてキーボードを大々的に導入した最初のデス・メタルとして脚光を浴びましたが、ROTTING CHRISTの方法論はメンバーが認めている通りBATHORYから強くインスパイアされた結果で、そしてこのROTTING CHRSITの画期的なデモが、EMPERORなどのノルウェー・ブラック・メタルに大きな影響を与えたとされています。これまでも様々なバージョンでリリースされてきた最重要名作デモ音源ですが、未聴の方は必ずや1度は聴いてほしいブラック・メタル最重要音源デス!!



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・SEPTICFLESH - Forgotten Path LP 税込2,592円 (Necroterror)

pre.DEAD CONGREGATIONのNUCLEAR WINTERの1stデモをヴィニール化再発していたキプロスのマニアック・ブラック/デス・メタル・レーベル Necroterror Recordsから、ギリシャのSEPTICFLESH(正式にはまだこのデモの頃はバンド名は1ワードではなく、SEPTIC FLESHだったようです)の1991年1stデモが限定300枚ナンバリング入りでアナログ盤再発。SEPTICFLESHの初期デモはCDでは各種コンピレーション・アルバムに収録されていたと思うけど、この1stデモ音源のヴィニール化はたぶん今回が初ではないでしょうか?間違ってたらすみません。しかし内容が素晴らしいので、初ワックスだろうがなかろうが、初期ギリシャ・デス・メタル・ファンは必須のグレート・リイシュー・デス!!

ギリシャを代表するアトモスフィカル・デス・メタル・バンドで、ゴシック・メタル・ファンにも絶大な支持を集めてるバンドなわけですが、この1stデモはまだ非常にアングラ臭の強いデス・メタル・サウンドです。ROTTING CHRSITやVARATHRONほどのジメジメしたクリプティックなダークネスは強くないけど、スペインのNECROPHILIACのような低く徘徊するように激しく展開する楽曲と極上のエピック・トーンで切り込んでくるメロディック・ギターの絡みが最高にカッコいい!!NECROPHILIACや、PURTENANCEファンにすらオススメしたいアトモスフィカル・デス・メタル傑作デモ!!



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・EQUINOX (Florida, USA) - Return to Mystery CD 税込1,944円 (Unisound)

フロリダACHERONの1stアルバム Rites of the Black Massでギターを担当したPete Slate氏(現DRUID LORD)がACHERON脱退後に結成したデス・メタル・バンド EQUINOXの、1996年に悪名高きギリシャのUnisoundから発表した1stアルバムCDです。初回はデジパック・バージョンもあったようですが、オリジナル・リリース以降、他のバージョンやライセンス盤なども1度も出たことのない、Unisound搾取しまくりのロングラン(って言うべきじゃないだろうけど)クラシック・アルバムです。裏ジャケにemailアドレスが載ってるので、やはりUnisoundが好き勝手にプレスしてるようです(1996年発売のCDにemailアドレスは載ってないですよね?)。あと、コンタクト先が載ってるということは、レーベルが今も動いてると公に認めたことになりますね。

このEQUINOXは他メンバーも元ACHERON/現DRUID LORD組で、サウンド・スタイルもACHERONに通じる点が多いです。楽曲は完全なるCELTIC FORSTウォーシップ・デス・メタルで、CELTIC FROSTリフが随所に飛び出しますが、絶叫シャウトVo.がデス・メタルとブラック・メタルの中間的なイメージを強く放っているので、スラッシーな雰囲気はほとんどありません。シンセも導入しているので、めんどくさいこと書いて余計な字数を増やす意味もないくらい、ACHERONファン必聴のバンドです。あ、でもオランダPENTACLEにもかなり似てます。と言うか、ACHERONよりもシンセの乗ったPENTACLEに近いかも知れません。いずれにしろ、CELTIC FROSTウォーシップ・デス・メタル・ファン必聴death!!



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・ACHERON (USA) - Rites of the Black Mass CD 税込1,836円 (Vic)

NOCTURNUSの初代ギタリスト Vincent CrowleyがNOCTURNUS脱退後の1988年に結成したUSサタニック・デス・メタル総帥 ACHERONの、1992年にTurbo Musicから発表した1stアルバムが、オランダVic Recordsから再発。PHLEBOTOMIZEDギタリスト Tom Palms氏によるリマスタリングで、ライナーノートはPENTACLE / ASPHYX / SOULBURNベーシスト Wannes Gubbels氏によるVincent Crowley氏へのインタビューを掲載。これがとても良いインタビューで、Wannes Gubbels氏のACHERONへのリスペクトがヒシヒシと伝わってくるし、そしてちゃんとファン目線で探りたいところをいろいろ質問しています。1990年プロモ・デモ2曲をボーナスで追加した全12曲入りで、文句なしの再発盤となっています。

Church Of Satanに属していたこともあり、USデス・メタル界でサタニックな信仰をいち早く熱心に取り入れたVincent Crowley氏のライフワーク・バンドですが、デス・メタル・ファンならずとも、全オカルト・メタル・ファン必聴と言い切ってしまいたいカッコよさです。CELTIC FROSTやSAMAELなどとの共通項もうかがえるものの、クラシカル・メロディックなギターソロと全編を覆うキーボードがよりサタニック・リチュアルを強めていて、オカルト・テイストを強めたNOCTURNUSみたいな感覚もありますし、この豪華なサポート陣によるVic Records再発で気付いたけど、PENTACLEのCELTIC FROSTishサタニック・デス・メタルは、実はかなりこのACHERONからも相当触発されていたのが随所に感じられます。フロリダ・デス・メタル異端の記念すべき名作1stアルバムにして、CELTIC FROST影響下デス・メタルとしても異色の傑作death!!



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・MELECHESH - As Jerusalem Burns... Al'Intisar CD 税込1,836円 (Vic)

イスラエル・エルサレム出身で、その後ヨーロッパに拠点を移してワールドワイドに活動を続けるブラック・メタル・バンド MELECHESHの1996年発表1stアルバムが、1stデモと1st 7"もボーナス収録した初期音源集CDとしてオランダVic Recordsから再発。オリジナルはJUDAS ISCARIOTメンバーによるカルト・ブラック・メタル・レーベル名門 Breath of Night Recordsの第1弾リリースで、2015年にようやく初ヴィニール化されたLPが、あのイタリアン・ダイハード・メタル・ヴァイナル専門レーベル Night of the Vinyl Dead Recordsからのリリースだったこともマニアの間では話題となりました。


Tracks 1-10 : As Jerusalem Burns... Al'Intisar ALBUM (1996年)
Tracks 11-15 : 1995 DEMO
Tracks 16-17 : The Siege of Lacish 7" (1996年)


イスラエルと言えばもうちょっとゴシック・ドゥーム寄りながらMAYHEMの故Euronymous氏もお気に入りだったというSALEMが有名ですが、このMELECHESHのサウンドは北欧スタイルの伝統的ブラック・メタルで、1996年のイスラエルでこれだけのクォリティーの作品を残していたのは驚異的です。激烈に速く、そして美しく冷たく突き進む、EMPERORやIMMORTALなどの影響を強く感じさせながらも、随所に中近東旋律も絡めたりしてきます。そしてこれが実に見事に、さりげなく絡んでくるので、オリエンタルな雰囲気のブラック・メタルが苦手な人でももしかしたら気付かないくらいに上手く導入しています。しかしボーナス音源を聴くとこのクォリティーに到達するまではやはり試行錯誤していたのがうかがえて、デモはシンセ導入のギリシャ・ブラックのようなジメジメしたエピック・グルーミー・デス・メタルに中近東フレーズを盛り込み、そして1st 7"ではそれがけっこうアヴァンギャルドな味わいとなり、ストレンジ・デス・ブラック・メタルとしての面白みがあります。1stアルバムでの攻撃性の非常に強いハーシュ・コールドなブラック・メタル・クラシックも、そしてデモ&EP時代のアヴァンギャルド・エピック・デス・ブラックなサウンドも、どちらもオススメdeath!!



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・MALICIOUS ONSLAUGHT - Brutal Gore CD 税込1,944円 (Unisound)

1980年代中期に始動したNYのデス・メタル・バンドの1994年発表2ndアルバムCDです。1992年の1stアルバム Rebellious MayhemはJL Americaからのリリースで、海外では今でも時々デッドストックが出回ったりしますが、この2ndは悪名高きギリシャのUnisoundから発表されていました。スラッシュ・メタルのFLAMESなどは長年Unisound盤が出回り続け、バンドは搾取されっぱなしだったけど、Flogaから再発されてからは需要もなくなったせいかUnisound盤もあまり見かけなくもなりました。と思ったら、今度はこんな最高のカルト・デス・メタルCDが出てきたので、思わず条件反射で入荷させてしまいました。

もう、この素晴らしいクサレ・ジャケだけで飛びついた人はガッツポーズのクレイジーな内容です。基本的にはグラインド・デスなんですが、シンセを入れたり、思いついたリフをつなぎ合わせたような支離滅裂に展開する構成で、しかも崩壊寸前。HORROR OF HORRORS, GOATLORD, TOXODETH, NUCLEAR DEATH, SEXTRASH, MYSTIFIER, ROOT, etcをミックスしたらこうなるでしょうか?そして何度でも言いたいくらいジャケのこのクソ・センスが最高に素晴らしい!!



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・OBTRUNCATION - Sanctum Disruption, Sphere of the Rotting CD 税込1,836円 (Vic)

1997年発表1stアルバムのデッド・ストックCDが数年前に出回ってオブスキュア・デス・メタル・マニアの間で話題となったオランダのバンドのデモ・コンピレーションCDがVic Recordsからリリース。1991年1stデモ/1992年2ndデモにライブも追加した全12曲入り。


Tracks 1-6 : Sphere of the Rotting DEMO (1992年)
Tracks 7-11 : Sanctum’s Disruption DEMO (1991年)
Track 12 : Aroused by the Deceased (live)


1stアルバムを初めて聴いた時も、なぜこれまで全く話題にならなかったのかが不思議なくらいに爆裂したサウンドにKOされたけど、このデモも本当にすさまじいです。ダッチ・デスならではのゴリゴリの爆裂感はPESTILENCEやASPHYXなどにも通じますが、ドラマーの暴走具合がグラインド・ファンも狂喜する突進力で、こんなにもせわしなくつんのめってるドラムは、めったに出会えません。IMMOLATIONやSUFFOCATIONなどのNYデス・メタルにも似たブルタリティーと、PESTILENECE, RIPPING CORPSE, MALEVOLENT CREATIONなどのテクニカルなメカニカル・デスラッシュ・リフを、TERRORIZER, NAPALM DEATH, REPULSIONなどの初期グラインドコア・バンドのような生々しい暴走ドラミングで叩き出しているようで、1stアルバムを入手して気に入ってしまった人も、そうでないグラインディング・デス・マニアも絶対必聴のクレイジー・デス・メタル・デモ発掘音源!!サンプル貼った"Sanctum's Disruption"って曲なんか、前半のグラインド状態から中盤はちょっとSODOMみたいなスラッシュ・パートに展開して激渋カッコよすぎます。



Japanese Punk!!


* 毎週水曜は当店の定休日ですので、受注対応は木曜日以降になります。


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・DORAID - Bloodsucking Hell 7"+CD 税込1,296円 (Hello From The Gutter)

東京メタルパンク代表格 DORAIDの新作EPが7"アナログ盤と同内容CD付きのセットでHello From The Gutterからリリース。ジャケット・デザインはS.O.B.など多くの名作も手掛けてきたKazuhiro Imai氏によるアートワークで、LIBERATEのカバー含む全3曲!!

王道のジャパニーズ・メタルコアとも正統派パワーメタル調ともどちらにでもとれるようなDORAIDらしいセンスが爆発したタイトル曲に始まり、ノンストップの直球スラッシュ・ナンバーへとなだれ込むA面の2曲は、高音が耳をつんざくバブリーなサウンドにノックアウトされいる間に一気にフィニッシュします。そして話題を呼んでいるLIBERATEのカバーは代表的名曲 No Seed No Seedを披露!!



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・YOUNG FOREVER - Youth of Today E.P. 7"+CD 税込1,404円 (Metrodrive)

西荻窪Pit Barをホームに活動する東京ハードコア・パンク YOUNG FOREVERの1stシングルが、7"アナログ盤とCDのセットで発売。7"は4曲収録ですが、CDは1曲多い5曲入りとなっています。

結成当初はユースクルー色の強いハードコア・サウンドだったそうですが、徐々にスピードアップして、また若干メタリックなタッチも出てきて、よりストロングなファストコア・スラッシュへと進化。しかし昨今のストロング・タフガイ・ハードコアと接近するパワーバイオレンスとは違い、オールドスクールに根差したパンク・スラッシュを聴かせてくれます!!

UNA BESTIA INCONTROLABLE - Discography (2013-2017) CD+BOOKLET


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・UNA BESTIA INCONTROLABLE - Discography (2013-2017) CD+BOOKLET 税込2,160円 (Great Dance)

2018年4月に来日ツアーを慣行するスペインのパンク・バンドのディスコグラフィーCDが、来日をサポートするShogo氏(ISTERISMO)のGreat Dance Recordsからリリース。ブックレットにはShogo氏によるメンバーへのインタビューも掲載してて、来日前に興味を抱いて気になってみた人にも嬉しい来日記念CDとなっています。

現代のアンダーグラウンド・パンク・シーンに於いてかなりの人気を誇るバンドのようで、サウンドも昨今のハードコア・パンクの動向を体現したような感じです。確かに新しい感覚ではありますが、基礎となっているのは80年代のパンク/ハードコアで、KILLING JOKE, AMEBIXなどのミニマルな冷たさの近未来的感覚ノイズコア、ポリティカル/アナーコ・パンク・バンド的なニューウェーブ寄りの黄昏、さらには速いビートのナンバーにはちょっとMINISTRYっぽいところも感じました。あと、スペイン語の語感もこういう曲調だと、ちょっとフィンランド・パンクっぽくもありますね。過去のモノに当てはめて考えないと理解できないような古い人間でも、このバンドはどこか馴染みやすさがあり、そういうところが幅広く支持を集めている要因の一つではないかと思います。


Una Bèstia Incontrolable Metamorfosi Japanese tour 2018
・4/28(土):東京 新大久保Earthdom w/ STRUGGLE FOR PRIDE, ORdER(Toyota), Scumraid(Korea), Wotzit, Solvent Cobalt
・4/29(日):三重 四日市 Vortex w/ UNSKILLED LAB, ROTARY BEGINNERS and more
・4/30(月祝):大阪 難波 Bears w/Ferocious X, Assembrage, Centipede
・5/2(水):岡山 津山 K2 w/Skizophrenia and more
・5/4(金祝):京都 Socrates w/WARHEAD, ZYANOSE, CONSTRiCTED, Bid'ah, Vice,
・5/5(土):名古屋 Red Dragon w/ORdER and more
・5/6(日):東京 中野 Moonstep w/ G.A.T.E.S, Kriegshög, HAAVA, REDNECKS, M.A.Z.E

Japanese Punks!!


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・SYSTEMATIC DEATH - Systema-1011 DIGIPACK CD 税込2,160円 (Fade In)

復活後もそのサウンド・スタイル同様にノンストップで突き進む横浜シティ・ハードコア・パンク SYSTEMATIC DEATHの11曲入りCDがFade-Inからリリース。Ryu氏(ex.THINK AGAIN)とYuzuka氏(borderline case)が加入した新編成で初めて録音した2017年の音源で、昨年のヨーロッパ&USツアー用に海外レーベルに提供されていたものです。このCDの前半に収録された音源はイタリアF.O.A.D.から片面LPでリリースされ、当店も不覚にもダイハード・バージョンを逃してしまい、レギュラー・バージョンもあっという間に完売したレコードでしたので、このCDバージョンの発売を待っていた人も少なくなかったかと思います。海外でのジャパニーズ・ハードコア・パンク需要は相変わらず熱狂的に高いので、我々日本人の知らぬ間に海外で発売され、知らぬ間に完売、なんて話もたまに聞きますが、後半の音源は既に海外でアナログ盤リリースされているのでしょうか??いずれにしろ、SysteMania待望&必聴の最新作です!!

とにかく今回も猛烈なフル・スピード・スラッシュで暴走してて圧巻以外の何物でもありません。新しい血が若返りさせてるところもあるのでしょうが、でもオープニング・ナンバーなんかは、まるで80年代後期~90年代初頭の京浜ハードコアなキャッチーさでぶっちぎるパンク・スラッシュコアで最高です。これは昔の曲か何かかな?ジャパコア・スラッシュ・ファンならば、初めて聴くのになぜか懐かしさを感じるようなナンバーです。あと、スウェディッシュ・ハードコアのロッキン・スラッシュ・ナンバーに通じるような感じもあって、新旧システマ・ファン大満足間違いナシ!!



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・TORICOMYCIN - Live at Last TAPE 税込1,080円 (Noymann)

沖縄ハードコア・パンク 馬鹿衆のボーカル以外のメンバーでやってたバンドの2013年11月東京新宿アンチノックでのライブを収録した6曲入りカセット。限定50本生産のようです。

昔で言うアタック・パンクとか、現代だとロウ・パンクなどと呼ばれたりするタイプだと思うんですが、その辺に精通してない当店を選んで取り扱いオファーしてくれたのが嬉しくなるようなかっこいい内容です。KRIEGSHOGの登場で新世代ジャパニーズ・ハードコア・パンクの新たな波が押し寄せてきてた2010年代のバンドらしい感覚で、UK82meetsグレートパンクヒッツな黒い雰囲気は、スウェーデンのハードコア・パンクっぽさもあります。ライブ録音ながら音質も演奏も完璧。まるでNew AgeとかFuture Terrorなギターが飛び出すところはご愛敬としても、なぜこのクォリティーのバンドが当時全然話題にならなかったのかが不思議です。残念ながらこのライブで解散したそうですが、かなりオススメです!!

Death from Far East!!


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・死んだ細胞の塊 (SHINDA SAIBO NO KATAMARI) - 禍具魂 (Kagutaba) PAPER SLEEVE CD 税込540円 (Obliteration)

海外のフェスにも参加するなど、今最も精力的に活動する国産ブルータル・デス・メタル・バンドの一つ、その名も「死んだ細胞の塊」の新作1曲入りペーパースリーブCD。ホログラム・ステッカー付バージョンでの入荷です。

2015年に東京で結成され、ブルータル・デスメタル、デスコア、グラインドをミックスして変拍子などのテクニカルな要素も導入した独自のスタイルを確立。そのクォリティーの高さと裏腹の、バンド名に表れているようなアングラなセンスも話題を呼んでいます。本作は1曲3分10秒の中に彼らの音楽性を凝縮したような、濃厚且つ痛快なブルデスコアグラインドが爆発しています!!



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・BUTCHER ABC - North of Hell 2nd PRESS JEWEL CASE CD 税込1,728円 (Obliteration)

2017年末にリリースされて大ヒットを記録した東京グラインド・デス・メタル BUTCHER ABCの1stアルバムCDが、初回1000枚を早々に完売!!!CD不況の続く中、これはかなり凄いことです。そしてこのたび、2ndプレスが通常ケースCDでリリースとなりました。

レコーディング・プロジェクト・バンドとしての1994年結成から数えて実に20年以上の歳月を経てBUTCHER ABCが遂に制作した1stアルバムです。USのEXHUMEDやスペインのHAEMORRHAGEとともにCARCASS影響下のゴア・グラインド・デス・メタル代表格として認知されてきましたが、この1stアルバムは彼らの原点に帰ったうえでより広い層へとアプローチする、並々ならぬ気迫と完成度を追求した傑作に仕上がっています。"ゴア"や"グラインド"というワードに拒絶反応を起こす自称正統派デスメタラーは、これ聴いてズッタズタにメッタ切りに切り刻まれて殺られてください!!

Obliteration Records運営と数々のイベント・プロデュースなどで長年シーンのサポートを念頭に置いて活動してきた中心メンバーのギター&Vo. Naru氏は、ある意味現行シーンの動向を映しだす鏡のような役割に徹して、このBUTCHER ABCも活動してきたのかも知れません。そんな推測をさせるくらい、この1stアルバムは私達の世代には最高に痛快なオールドスクール・テイスト全開です。CELTIC FROST, HELLHAMMER, SLAYER, etcの初期スラッシュ・メタルと、80'sスラッシュ以降のスウェディッシュ・デスやREPULSIONなどのプレ・グラインド、そしてどこかCARCASSのロック・テイスト下地のグルーヴも匂わせ、オールドスクール・デス・メタルとして完璧な作品。間違いなく最高傑作death!!!

Thrash from the Graves!!


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・BULLDOZER - The Day Of Wrath / The Exorcism DIGIBOOK 2CD 税込2,592円 (F.O.A.D.)

BULLDOZERの名作各種をアナログ盤で再発してきたF.O.A.D.からCDも新装再発!!考えてみたら、Metal Mindのデジパックがソールドアウトになって以降、CDは久しく入荷しない状態が続いてました。しかも今回は初公開写真も掲載の豪華デジブック仕様です!!Roadrunner期の1stと2ndは権利関係でどこのレーベルも難儀するそうですので、CDを探してた方はこの機会にぜひどうぞ。


CD 1 : The Day of Wrath ALBUM (1985年)
CD 2 : The Exorcism - Lost 1984 Demo + Fallen Angel EP (1984年)


このCDは1985年発表1stアルバム The Day Of Wrathをディスク1に、そしてプロモーション用に1984年に録音していたデモ音源を発掘して、同じく1984年録音の名作激レア1st 7" Fallen Angelの2曲も合わせて再発し大反響を呼んだThe Exorcism CDをディスク2にした2枚組です。VENOMにメロディックなギターで哀愁をトッピングして疾走したような1stアルバムは、プロデュースを要請したKing Diamondには「俺にはパンクすぎる」と断られ、その結果TANKのAlgy Wardがプロデューサーに決定したそうで、確かにロッキンなバツグンのキャッチャーさは初期TANKにも通じます。The Exorcismの発掘プロモ・デモ音源は、A.C. Wildがベース兼Vo.で、ギターがAndy Panigada, ドラムがDon Andrasの3人編成。つまり1stアルバム Day of Wrathと同じラインナップで、同年録音のFallen Angel EPの時に一緒に録ってたアウトテイク的な音源ではなく、本当にプロモーション用のためにしか使われなかった貴重な音源です。1stアルバムでも録音される名曲の数々は、既にこの時点で完璧なカッコよさに達しています。音質も含めて文句なしに最高!!!後にNEURODELIRIを結成する 故Dario Carriaがベースを担当して、A.C. WildはVo.専任だった、4人編成のオリジナル・ラインナップ時BULLDOZERの唯一の音源であるFallen Angel EPは、A面のタイトル曲も、そしてどのオリジナル・アルバムにも収録されなかった幻の名曲 B面のAnother Beerも、これぞ初期BULLDOZERな激渋チューンでまた完全にカッコいい!!Welcome death!!!



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・BULLDOZER - The Final Separation DIGIBOOK CD 税込2,484円 (F.O.A.D.)

BULLDOZERはイタリアン・スラッシュ/スピード・メタルを代表するバンドであり、ブラック・メタルのルーツの一つともされるVENOMフォロワーですが、3rdアルバム以降にプレ・ブラックなスタイルを確立していく以前は、VENOMのサタニックなキャラクターをキャッチーなR&Rテイストでドライブ感満点に表現したようなスピード・メタル・サウンドで、ABIGAILのフルリスペクトも宣伝効果となり、現在ではメタルパンクのルーツとしても人気が高いです。この1986年発表2ndアルバムはまさしく1stアルバムと3rdアルバムの橋渡し的な作風で、それがまだ消化されきってないとされ、世のスピード・メタル&ブラック・メタル・ファンには長年人気の低いBULLDOZERのアルバムとされてきました。しかしこの作品を飛ばして1stと3rdだけ聴くとか、そういう聴き方は本当にダメだと思いますし、そして何より今回の再発は、バンドが所有してた音源をリマスタリングして、オリジナルより断然優れたサウンドで蘇っていますので、本作が多彩なギター・フレーズや曲のカッコ良さなどが全て殺されてしまった不運の名作だったことが完全に証明されています。Ride Hard-Die FastやSex Symbol's Bullshitなどの隠れた名曲の素晴らしさに気付いて震えてくるはずです!!



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・EXORCIST (Poland) - Voices from the Graves / After the North Winds LP 税込2,808円 (Nuclear War Now!) / CD 税込1,944円 (Thrashing Madness prod.)

1986年結成ポーランド・ワルシャワ出身スラッシュ・メタルのデモを収録したコンピレーション・アルバムです。LPはNuclear War Now!からのリリースで、限定バージョンは存在しないブラック・ビニールのみのltd.250枚プレス。NWN!では早々に完売しています。CDはポーランドのThrashing Madness prod.からのリリースで、未発表やライブなどボーナス追加の全13曲入り。帯付で、グロッシーなブックレットには当時の写真も満載して、ジャケの雰囲気からピンと来た嗅覚の鋭いオブスキュア・スラッシュ・メタル・マニアは、仕上がりも内容も大満足であろうグレートな発掘盤です。


Track 1-4 from "Voices from the Graves" DEMO 1987
Track 5-7 from "After the North Winds" DEMO 1988
Track 8-9 from "Tutanchamon" 未発表デモ (CDボーナストラック)
Track 10-11 from "Thrash Camp" DEMO ~ live in Rogoznik 1988 (CDボーナストラック)
Track 12-13 from "Live in Stegny" ~ live in Warsaw 1987 (CDボーナストラック)


WHIPLASHとKREATORにインスパイアされた、とメンバーがライナーで語っている通りのサウンドですので、すなわち、最も強い影響を感じさせるのは、誰が聴いてもDESTRUCTIONということになります。WHIPLASHとDESTRUCTIONのリフワークには共通性もあるから、テクニカルなスタイルはWHIPLASHの影響、と言い張ることも出来るけど、どう聴いてもDESTRUCTIONまんまなフレーズもけっこう飛び出してきます。いずれにせよ、80'sオブスキュア・スラッシュ・メタルのデモ音源として最高級の逸品に違いはありません。1stデモはNECRONOMICONファンも大興奮必至のDESTRUCTIONウォーシップ・スラッシュながら、共産圏という環境からか、DESTRUCTIONのSentence Of DeathやNECRONOMICONの1stなどでは感じられないほどの冷徹な殺伐さが強く、ノイジーなサウンドによる暴力性と緊張感がもの凄いです。2ndデモは音質と演奏も向上していて、Vo.はミレ・ペトロッツァとヴェンターのミックスのようにもなってきてまいます。さらに完全にジャーマン・スラッシュな哀愁フレーズが素晴らしく、ジャーマン・メタルの牧歌エピックが好きな人にはこちらの2ndデモが超オススメ。とにかく全編オススメのカルト・スラッシュ・メタル・リイシューです!!



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・HEXX - Quest for Sanity / Watery Graves CD 税込1,836円 (Vic)

1983年にUSサンフランシスコで結成され正統派パワー・メタル・バンドとしてスタートし、その後80年代の一大スラッシュ・メタル・ムーブメント最重要拠点となった地元サンフランシスコのドラスティックな変化とともに音楽性が過激化していったHEXXの、間違いなくターニングポイントであり重要作である名作EP 2種がカップリング再発。初期のパワー・メタル期音源も近年再発されていましたが、オールド・スラッシュ・メタル・ファンにとってはこの2作品こそが念願であった再発でしょう。


"Quest for Sanity" (1988年)
1. Racial Slaughter 
2. Sardonicus 
3. Fields of Death 
4. Mirror of the Past 
5. Twice as Bright

"Watery Graves" (1990年)
6. Watery Graves
7. Edge of Death
8. Under the Spell


Dark Symphoniesから先に再発されている1991年3rdアルバム Morbid Realityも、ギタリスト Dan Watson氏の超ロング・ライナーノートが掲載されていたけど、このCDでもやはり彼がこの作品当時の思い出をびーーーっしりと綴っています。そしてこれが面白い!!あまりにも膨大なテキストなので1/3くらいで断念しましたが、なぜこの人のライナーノートが面白いのかと言うと、自分らHEXX以外にも周辺人物や当時のベイエリア・シーンについてもアレコレおしゃべりが止まらない、と言った感じの話が盛りだくさんなのです。Quest for Sanity MLPは後にMETAL CHURCHに加入するギタリスト John Marshal氏が録音とプロデュースを担当していましたが、彼はMETALLICAのKirk Hammetのローディーだった人物で、James Hetfieldがスケボーで怪我してVo.に専念して臨んだライブでサポート・ギターもやってました。親父さんに勘当されて家を追い出されたJohn Marshalが、「METALLICAのツアーが始まるまで寝るところないから泊めてくれよ~」と転がり込んできたり、Kirkの豪華なマンションにJohn Marshalと招待されてKirkのコミック&おもちゃコレクション・ルームに入れてもらったとか、SCORPIONSのKlaus Meineとの記念撮影など、まぁ本作品とはたいして関係ない、しかし面白い話と写真がいろいろ載ってます。

でも、名作Quest for Sanity MLPでの激変についてもちゃんとDan Watsonは語っています。これより以前に制作した最初の2枚のアルバムはShrapnel Recordsからのリリースでしたが、レーベルは1986年の2ndアルバム Under The Spell発表後にツアーをブッキングすることもなく、メンバーの精神状態は2ndアルバム発表後が長い歴史の中でどん底だったそうです。そんなさなかに地元ではよりアグレッシブなスラッシュのムーブメントが勃発していたのですから、そりゃ演奏も過激になるでしょう。もともとスーパー・ギタリスト・フィーチャリング・メタルで名の知れていたShrapnel Records所属のバンドですから演奏力は申し分ないわけだけど、起伏に富んだ激しい展開の曲調に見事にフィットす荒々しさが素晴らしくて、LAAZ ROCKITのような正統派メタル・スタートのスラッシュ進化論よりも、さらに激しさが強く、この2作があのカルト・ハードコア・メタル・レーベル Wild Ragsからリリースされていたのも十分に納得できます。ブルータル・スピード・メタル、と言った感じのWatery Graves MLPも素晴らしい!!

Canadian Backbreaker Metal!!


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・PILEDRIVER - Stay Ugly CD 税込2,160円 (Cobra)

な、な、なんと、あのカナダCobra Recordsによる2016年版CD!!!80'sカナディアン・メタル好きにとっては、BanzaiやFringeなどに次いで魅力的なレーベルの一つだったCobra Recordsがまだやってるのか???と驚いてしまいましたが、KRZ0002のカタログ番号見て超納得。しぶとく生き延びるKraze Recordsが裏で糸を引いてる再発のようですが、一応オフィシャル・ライセンス・リリースのようです。しかしシュリンク・ラップされたCobra Records盤CDを目の前にして興奮してしまいましたが、PILEDRIVER信者ならばもっと興奮しているであろう重要な点があります。このPILEDRIVERの2ndアルバム、ブートを含めてもたぶん今回が初の単独CD化じゃないでしょうか???過去に当店入荷したのはEXORCISTとのカップリングCDのみで、1stアルバムとのカップリング盤も存在しましたが、いずれもブートでした。

Gord Kirchinという人が覆面を被ってPiledriverと名乗り、半ば企画モノ的に誕生したカルト・カナディアン・スピード・メタル PILEDRIVERの、1986年にCobra Recordsから発表した8曲入り2ndアルバムです。1stアルバムは、弦楽隊とユニゾンでリフを歌っちゃってる状態のPiledriver氏の工夫のないVo.が全てを台無しにしつつも、実は楽曲自体はかっこいいスピード・メタル・チューンなんだ、と気づいたことすらどうでもよく思えてしまうくらい強烈なキャラクター大爆発のPiledriver氏が素晴らしく最高でしたが、この2ndアルバムではPiledriver氏のVo.が本当にかっこよくて、もはやIRON ANGELの1stアルバム並みのイーヴィル・スピード・メタル大傑作と声を大にして言いたいです。ギターを弾いているのはNYヘヴィメタル VIRGIN STEELEのEdward Pursino氏で、楽曲も全てVIRGIN STEELEメンバーが書いたものであり、"The Fire God" は後にVIRGIN STEELEでもリメイクして発表されていますが、EXORSIST (NY), ORIGINAL SIN, そしてこのPILEDRIVER 2ndがこうして全て揃った状態で改めて聴いてみると、3作品に共通する部分は非常に多いことがよくわかります。PILEDRIVER "Metal Death Racer", EXORCIST "The Invocation", ORIJINAL SIN "The Curse"なんて、どれも良く似てますね。キング・オブ・カルト・バカ・メタル!!ではありますが、本当にかっこいいいんだぜ!!



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・MESSIAH FORCE - The Last Day-Special Anthology Edition 2CD 税込2,700円 (No Remorse)

カナダ・ケベックの女性Vo.スピード・メタル MESSIAH FORCEの1987年発表唯一のアルバムが、ギリシャNo Remorse Recordsからデモ集CD付き2枚組で遂にオフィシャル再発。オリジナル盤CDはオブスキュア・メタル・コレクターに人気のレア盤ですが、ジャケの違うUKライセンス盤でしたので、このオリジナル・カナディアン・カバー・バージョンでは初のオフィシャルCD化になります。分厚いジャケ・ブックレットも文句なしの出来栄えです。


CD1 Tracks 1-9 : "The Last Day" ALBUM (1987年)
CD2 Tracks 1-7 : "Messiah Force" DEMO (1986年)
CD2 Tracks 8-10 : "No Hideaway" DEMO (1991年)


WARLOCK, HELLION, CHASTAIN, etcの正統派女性Vo.バンドにも全く引けを取らないシンガー Lynn Renaud氏がやはり何といっても素晴らしくて、80年代鋼鉄らしい哀愁とガッツもあるメロディーを見事に歌いこなしています。しかも前述の3バンドよりもバンド/楽曲自体はスラッシュ/スピード・メタルを基礎にしているので、このソリッドなスラッシュの疾走感と正統派メタル・フィメール・シンガーという組み合わせは、他に探してみると実はあまり存在しなかったことに気づきます。ACID, ZNOWHITE, DETENTE, HOLY TERROR, etcの女性メタル・シンガー達ももちろん素晴らしいのですが、それらのVo.はパンキーであったり、ゴリゴリ・ストロングであったりしたのが魅力でしたので、このMESSIAH FORCEのLynn Renaud氏は、ちょっと特殊なプロジェクトではありましたがORIGINAL SINが好きな人に大推薦です。よくある、1曲目だけ速い曲、などではない、スピード・メタル・スラッシュ・ナンバー中心に畳みかけるように突き進む作品ですので、女性ヴォーカル・メタル・ファン以外にも、80'sスラッシュ/スピード・メタル・ファンも大満足であろう名作です!!



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・OUTRAGE (Canada) - Buried Pieces LP LTD.100 RED VINYL 税込2,484円 (LeBackstore)

カナダ・ケベックで1980年代に活動したスピード/スラッシュ・メタル・バンド OUTRAGEのデモ・コンピレーションLPが現地の超スモール・レーベルから限定343枚ナンバリング入りでリリース。100枚プレスのレッド・ビニールと残り243枚のブラック・ビニールの2種あって、通し番号100番までがレッド・ビニールになってます。カナダ国外ではほとんど流通していないリリースですので、カナダのOUTRAGE!?と、すぐにピンと来たカルト・スラッシュ・メタル・ファンは、この機会に確実に押さえておいてください。


Tracks 1-2 : Demo June 1985
Tracks 3-4, 6 : Demo October 1985
Tracks 5, 7-9 : Demo 1986


NWN!からの80'sケベック・スラッシュ・メタル・デモ・レプリカ・カセット・ボックス・セット No Speed Limitにも収録されていたバンドです。New Renaissanceの名物シリーズ・オムニバス Speed Metal HellのVol.2に参加していたので覚えてる人もいると思いますが、最初期名古屋OUTRAGEもSpeed Metal Hellシリーズcomp.に参加してたし(名古屋OUTRAGEはVol.5に収録)、さらにわざと話をややこしく説明すると、以前にドイツのOUTRAGEというカッコいいバンドの発掘音源もありましたね。このカナダ・ケベックOUTRAGEはデモとコンピレーションに参加した以外は作品を残さずに消えていきましたので、ここで聴ける音源はNo Speed Limitカセット・ボックスのOUTRAGE音源だけをそのままLP化したもの、と考えてもらうとわかりやすいです。

裏ジャケのメンバー写真では地元ケベックのスラッシュ・ヒーロー VOIVODのTシャツの着用率がやはり高いけど、初期のサウンドはMETALLICAからの影響を強く感じさせる小気味よい疾走感のスピード・メタルで、Vo.は若干パンキーなキャッチーさもあり、ベルギーACIDや初期LIVING DEATHあたりの欧州産MOTORHEAD影響下スピード・メタルにも通じる楽曲に、ちょっと当時のジャパニーズ・メタルっぽさもある哀愁具合のギター・ソロが乗ります。しかし演奏は徐々に過激さを増していき、Speed Metal Hell Vol.2に提供したナンバーはノイジーさが際立っていましたが、サンプルで貼った動画の86年のナンバーなんかは、カナディアン・スラッシュらしいドカドカ・ロウ・スラッシュ・スピードコア・メタルになっています!!ちなみにこの動画投稿してるのは、VOIVODカレンダーも制作したCAUCHEMARのAnnick姐さんですね。



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・AGGRESSION (Canada) - The Full Treatment CD (Morbid Moon Records) 税込1,728円 (Morbid Moon)

相変わらず流通が非常に悪いカナダMorbid Moon Records盤がひっそりと再プレス!!スペインXtreem Music盤同様、バンドが復活アルバムを発表したタイミングにこっちのカナダ盤も再プレスされていたようです。曲数はXtreem Music盤と変わりないですが、ジャケ・ブックレット/インレイのレイアウトが違います。

トロントのSLAUGHTERと並んでカナディアン・ハードコア・スラッシュ・メタルの頂点的カルト・バンド、モントリオールのAGGRESSIONの1987年にBanzai Recordsから発表した1stアルバム、待望の再発盤CDです。スピード狂スラッシャーの度肝を抜く内容で知られるバンドですが、New RenaissanceのSpeed Metal Hell IIやThrash Metal Attack comp.への参加でちょっと取り上げられた程度で、CRYPTIC SLAUGHTERやWEHRMACHTなどよりも当時はあまり話題になってなかった印象があります。SLAYERを基礎にハードコアのスピードへと挑戦したWHERMACHTにも近いけど、荒々しくもバツグンの切れ味で畳み掛ける演奏力と楽曲のキャッチーさのバランスが完璧で、未完成でも過激さの追求がバンドの魅力を決定していた当時のハードコア・メタル・スラッシュの中では、やりたいことが出来てる数少ない成功例とも言える驚異的なスピードコア・メタル・スラッシュ・クラシックです。かくいう自分も、Old Metal RecordsによるThe Full TreatmentアルバムCDの再発まで、このバンドがこんな驚愕の猛速スラッシュ・メタルだったとは知らなかったですし、最近はあのTom G. Warrior氏が昔CELTIC FROSTにAGGRESSIONのギタリスト Denis Barthe氏を誘おうとしたことがあるというエピソードなども発覚して、カルトな人気は近年急上昇していました。当店でスラッシュと名のつくヤツを聴いてきた方は1人残らず聴いてもらいたい、いや、聴かねばならない最上級メガトン・カルト・スラッシュ必須作!!!!!



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・AGGRESSION - Forgotten Skeleton CD 税込1,944円 (Morbid Moon)

CD再プレスされました!!

80'sカナディアン・スラッシュメタルの、当初は1stアルバム用に録音されながらもお蔵入りとなった86年未発表音源アルバムです!!以前、AGGRESSION A.D.名義でCDリリースされて長らく廃盤となっていた作品で、Full Treatment アルバムとかぶってる曲も多いのですが全曲同じでは無いし、もちろんテイクも違います。

サウンドはやはりほとんどハードコアな暴走ファスト・スラッシュがカッコイイです。Full Treatmentアルバムではシンプルな4人編成でしたが、このアルバムではツイン・ギターの5人編成。メンバーのルックスはハードコアなサウンドから連想するイメージとはちょっと違って、皮ジャン&長髪の80'sスラッシュ・メタルど真ん中なルックスでカッコイイ!!そして実はVo.も Full Treatmentアルバムの時とは違う人なんですが、この初代Vo.が五寸釘リストも着用した凶暴スラッシュ・メタル・ファッションで激渋!!



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・DISCIPLES OF POWER - Invincible Enemy DIGIPACK CD 税込1,728円 (Poizon)

先に1stアルバムCDが再発されて、無名ながらカナディアン・スラッシュ好きの日本のメタル・ファンにも好評のDISCIPLES OF POWERの作品が、1993年発表3rdアルバムもデジパックCDで再発。1stはオランダVic Recordsから再発されてましたが、こちらはカナダのレーベルからのリリースで、あまり流通も良くないようです。

1stアルバムはDEAD BRAIN CELLSタイプのカナディアンらしいテクニカル・スラッシュ・メタルがめまぐるしさを増したような展開で突き進むプログレッシブ・スラッシュでしたが、この3rdアルバムになるとそのプログレッシブな志向が更に加速していて、DEATHやPESTILENCEの後期, ATHEISTなどのファンもガッツポーズであろうテクニカル・デスラッシュが爆発しています!!Vo.もlowだし、ブラスト・パートもあるからもはやデス・メタルと言い切ってもいいとは思いますが、チューニング下げ過ぎずに刻みも多様するリフにスラッシュの名残がかなりありますし、あと、プログレッシブな展開がアヴァンギャルド感もあるので、CAULDRON BLACK RAMやPORTALなんかのOZデス・メタル・ファンにすらオススメしたい感じでもあります。現VOIVODギタリスト Daniel Mongrain氏が渡り歩いた、MARTYR, GORGUTS, CRYPTOPSY, etcのカナディアン・テクニカル・デス・メタル好きなどは絶対必聴デス!!

今週の営業日時変更のお知らせ


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当店の休業日は毎週水曜ですが、今週の水曜の3月21日は春分の日で祝日ですので、営業致します。

また、3月23日(金)は通常より1時間遅れの14時開店とさせていただきます。

何卒宜しくお願いします。

Japanese New Releases


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・SOLVENT COBALT - Cold Blue / The Ordinary Man 7" 税込1,080円 (Asylum Party)

ISTERISMOのVo.だったサトシ氏ら3人による東京ニューウェイブ・パンクの1st 7"シングルが限定500枚でリリース。リズム・マシンによるビートで曲調もシンプルに、空間系ノイズ・ギターと内向的なヴォーカルにより、レトロでダンサブルなニューウェイビー・サウンドとなっています。EL ZINE読んでたら、クラストからダーク・ゴスに行き着くのが近年の傾向であるのはなんとなく感じてたけど、これはそういうのと違いますよね?なんかこう、ちっちゃいサイズのFOOLS MATEとか買ってた頃を思い出してしまいました。


ソルベント・コバルト待望のファーストシングルがいよいよリリース!
ファーストデモCD-R(とカセット)のリリースから早1年。
メンバーは、試行錯誤しながらも精力的にライブ本数を重ね、ようやく最初のアイデアが形にできたようです。
ソングライティングを手掛けるのはボーカルのサトシ。ソルベント・コバルトは、彼の持つダークネスを80年代ネオサイケに近い空気感で吐き出しつつ、フィードバックノイズで冷たくコーティングした異形のニューウェイブサウンドで僕たちを黒く塗りつぶす。
クールなリズムはデモ同様、BOSS DR-55。
そしてそれは、2018年の耳年増な若者にも響いてくれると期待しながら、Thinking of youな季節、3月にお届けします。
(インフォメーションより)




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・CASBAH / IDORA - Friction SPLIT CD 税込1,620円 (Hello From The Gutter)

80~90年代日本のメタル&ハードコアを聴いてきたファンでちょっと信じられないような組み合わせのSplit CDがリリース!!初期ジャパニーズ・スラッシュ・メタルの中でも海外ダイハード・メタルヘッズには常に高い人気を誇るカスバと、マイペースな活動ながらファンの多いイドラが、それぞれ新曲2曲を提供したペーパースリーブCDです。

ともに80年代から活動を続けながらも常に進化し続けるCASBAHとIDORAによるスプリットCDがHELLO FROM THE GUTTERよりリリース!!(インフォメーションより)

JapaNoiseCore!!!


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・CORRUPTED - Felicific Algorithim 12" 税込2,000円 (Cold Spring)

再入荷!

エクストリーム・ドゥーム・コア・バンドの世界最高峰、大阪のCORRUPTEDによる2018年作12"が、イギリスのインダストリアル、エクスペリメンタル・レーベル Cold Springよりリリース!!

当店で以前入荷していたCold Springの商品では、Maniac氏のエクスペリメンタル・ドゥーム・ブラック・プロジェクト SKITLIVの1stアルバムが有りました。CORRUPTEDが現在の地位を築いてなお表現の極北を追求し活動を続けるバンドであり、エクストリームを冠する全てのミュージック・シーンから幅広いリスペクトを受けている事実を考えれば、これまでのリリースの中で恐らく最もエクスペリメンタルな要素が強いこのレーベルからのリリースというのも納得できます。今回は黒のダイカットスリーブと外側のビニールにステッカーを貼り付けた仕様で、両面ともに収録曲のタイトルはなく、レコードラベルに記載された情報と付属ポスター以外からはリスナーが視覚的に音を分析することはできませんが、聴き手を突き放すようなCORRUPTEDの世界観に食らいついていくには、素晴らしいフォーマットであると思います。



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・CORRUPTED / NOOTHGRUSH - Split LP 税込2,000円 (20 Buck Spin)

オリジナル・リリースは1997年の日米ドゥーム/スラッジSplitアルバムが20 Buck Spinから再発。ちょっと遅くなりましたが、この値段では普通は販売は無理なので、ぜひこの機会に入手してください。NOOTHGRUSH 2曲 / CORRUPTED 1曲の、オリジナルのLPバージョンに習った全3曲の40分にも及ぶ地獄ドゥームSplit傑作。ジャケ・アートは新装されています。

日本のドゥーム/スラッジ・ファンにもお馴染みのNOOTHGRUSHは、GRIEFなどに通じる乾いた感じの荒涼としたドゥーム・サウンドに、いかにもアメリカン・バンドらしい殺伐さが漂います。CORRUPTEDはいつもより比較的速め(と言っても充分遅いですが)、しかも奈落の底に落とすようないつもの暗黒abysmalなドゥームよりも、Split相手に合わせてか、アメリカン・ドゥームも彷彿させるPsychopaSickな荒涼ドゥームが淡々と展開していく20分にも及ぶナンバー。後頭部を殴られるようないつものCORRUPTEDとは違う絶望的な狂気が充満していて、この音源もまた言うまでもなく全ドゥーマー必聴に値します。



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・EUTHANASIA - Demos and Rehearsals 1992-1993 CD 税込1,800円 (Nuclear Abominations)

超知られざる初期ジャパニーズ・デス・ゴア・グラインド、EUTHANASIAのディスコグラフィーCDがイタリアのレーベルから限定500枚でリリース!!FRIGORAとその前身のLIBERACAOや、グラインド・ロック C.S.S.O.にも在籍したMakoto Karasawa氏が高校生の時に短期間やっていたというバンドで、ライブは1度のみだったそうですから、そりゃ知られるはずがありません。日本流通はObliteration Recordsによる帯&ライナー付きで、Obliteration Records / BUTCHER ABC、そしてC.S.S.O.だった関根氏によるそのライナーも必読です。

サウンドは、グラインドとクラストが一緒くたになってロウ・ノイズを追求し競い合っていた、まさにあの当時のノイズコア・クラスト・グラインドそのもので、もちろん今回初めて知り初めて聴きましたが、懐かしさすら感じさせる激烈汚濁の嵐です!!ENT, DOOM, そしてGENERAL SURGERYのカバーを平行してやってしまうこの感覚。CARCASS, NAPALM DEATH, SORE THROAT, FEAR OF GOD, Psycho Mania Records, Off The Disk, Ax/ction Records, etcのバンド/レーベル名を耳にすると、いくつになってもワクワクしてくるようなフィルシー・ノイズ野郎必聴の凄い発掘リイシューdeath!!


"Swarming Maggot" Demo ’93
1 Putrid Cadaver
2 Swarming Maggot
3 Rotting Genital
4 Bloody Rejection
5 Malignant Necropsy

“7 Tracks Demo” Demo ’92
6 Burnt Flesh
7 Rotting Genital
8 Fried Lecture
9 Consume Of Stomach Juice
10 Amputation Of A Lobe
11 Stench Of Human Liver
12 Vermicide For Human Body

Reh.Aug/20/93
13 Bloody Rejection
14 Bloody Rejection
15 Sick Joke (DOOM cover)
16 Intro-Putrid Cadaver
17 Rotting Genital
18 Swarming Maggot
19 Deceived (EXTREME NOISE TERROR cover)
20 Slithering Maceration Of Ulcerous Facial Tissue (GENERAL SURGERY cover)

Live at Ichikawa Club Gio, Aug/22/93
21 Intro-Putrid Cadaver
22 Bloody Rejection
23 Rotting Genital
24 Sick Joke (DOOM cover)
25 Swarming Maggot
26 Deceived (EXTREME NOISE TERROR cover)
27 Malignant Necropsy



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・FEROCIOUS X - Den Gra Sanningen TAPE 税込1,000円

大阪ノイズコア・クラスティーズ FEROCIOUS Xの2018年新作が限定300本ナンバリング入りプロコピー・カセットで自主リリース!!

過去にはGUILTY C.とのコラボレーションを作品化していたので、今回もノイズコアの新たなる領域へとより突き進んだ新作になってるかと思いきや、王道のマンゲル・ノイズ・シャワーであっという間にぶっちぎるクラスト・スラッシュが大爆発!!新曲3曲+FEAR OF GODカバー(MASTERのイントロ借用してる、あの曲です)の全4曲。

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