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DEFILED - Towards Inevitable Ruin


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・DEFILED - Towards Inevitable Ruin LP GOLD VINYL 税込2,700円 / LP BLACK VINYL 税込2,484円 / DIGIPACK CD 税込1,944円 (Season Of Mist)

日本を代表するデス・メタル・バンドの一つ DEFILEDの、In Crisisアルバム以来5年ぶりとなる2016年5thアルバムが、今回もSeason Of Mistからリリース。唯一のオリジナル・メンバーであるギタリストのSumita氏以外は前作から一新して、サウンドにも確実に変化が感じられる、ファン注目&待望の新作です。ジャケ・アートは数々のデス・メタル名作を手掛けてきたWes Benscoter氏が担当。今回はDEFILED初のアナログ盤もリリースされ、しかもCDより曲が多いです!!レギュラー・バージョンのブラック・ビニールと、限定100枚のゴールド・ビニールも入荷してます。CDはデジパックです。

ブルータルでテクニカルなデス・メタルになんら変化はありませんが、今回はとにかくそのサウンド・バランスに驚かされます。よりブルデスらしいとも言えますが、ブルデスでも治安の悪い地域のバンドのような雰囲気でゴリ推していて、CANNIBAL CORPSEやDEICIDEなどのオールドスクール感と、CRYPTOPSYやNILEみたいな目まぐるしく迫りくるテクニカルなブルタリティーを、生々しくロウに叩き出しています。このバランスは意図したもので、機材に頼った音作りを避けて勝負してきたそうですから、これは世界各地のツアー先で様々な環境の中で勝負してきた叩き上げのバンドだからこそ出来るのでしょう。前作から5年という期間以上の意気込みを感じさせる意欲作デス!!

Metal DeathCent!!


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・LVCIFYRE - Svn Eater PICTURE LP 税込2,484円 (Dark Descent)

2014年に発表してして好評だったUKデス・メタルのヒット作2ndアルバムが、ピクチャー盤LPもリリース。ダイカット・スリーブに収納された、限定300枚プレスです。

前作まではスウェーデンのBlood Harvestからリリースしてきましたが、今回はUSのDark Desecentからのリリースで、作風もDark Descentらしいムードへと劇的に深化した、過去作品のファンはちょっとビックリするであろう圧巻な内容です。昨今のデス・メタル・シーンの傾向を象徴するような、一言で言いまして、INCANTATIONウォーシップな混沌激烈暗黒デス・メタル・サウンドで、以前はMORBID ANGEL系統として捉えることができるような、冒涜的な雰囲気のテクニカルでブルータルなデス・メタルだったけど、今回は再生した瞬間にドス黒い空気に覆われます。しかし、このバンド本来のテクニカルな爆裂感と圧倒的な荘厳さも増強してるので、同じUKのGRAVE MIASMAなどよりは、DIOCLETIANのようなアポカリプティックな激烈さと、フィンランドのMAVETHやCORPSESSEDのような冷たい金属質の暗黒デス・メタルと化しています。オールドスクールな疾走感やリフ・ワークも健在なので、IGNIVOMOUS的にも聴こえます。意地悪な言い方をすれば、INCANTATIONウォーシップ・スタイルのバンドの良いトコどりとも言えなくもないけど、過去作品を聴いてきた人ならお分かりの通り、もともとデス・メタルのスキルが十二分に備わっていたバンドだから、完成度が並みじゃない!!冒涜系激烈漆黒デスメタル・ファンには間違いなくオススメです。



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・MITOCHONDRION / AUROCH - In Cronian Hour SPLIT 7" 税込1,080円 (Dark Descent)

カナダ・バンクーバーのプログレッシブ・オカルト・デス・メタル MITOCHONDRIONと、そのメンバーも在籍するAUROCHによるSplit 7"です。ゲートフォルド・スリーブで、今回はホワイト・ビニールでの入荷になります。

MITOCHONDRIONは今回も邪悪なブルタリティーと驚異のテクニックが交錯したアヴァンギャルド・デス・メタルが、万華鏡のように美しくも混沌として迫ります。オーストラリアのSTARGAZERにも通じる手法で、サイケデリックな妖艶メロディーと狂ったようなテクニカル・フレーズの応酬が圧巻且つブルータル。このバンドは不用意にフルで聴くとカオスとアトモスフェリックな世界に本当に神経が衰弱させられかねないので、EPの片面で聴くくらいがまずは良いかも知れません。でも決して手抜きなどではありません。本当に素晴らしい!!

AUROCHもMITOCHONDRIONメンバーが在籍するだけあって一筋縄でいかないアヴァンギャルドなデス・メタルです。DEMILICHやROTTREVOREなどのサイコ・シックネスなlowデス・メタルと、PORTALみたいな奇怪フレーズを融合した、地面を這いずり回るような変態サウンドで、GORGUTSなどのファンにもオススメです!!



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・BEGRIME EXEMIOUS - The Enslavement Conquest LP 税込2,484円 (Dark Descent)

GLORIA DIABOLIやWEAPONなどでドラムを担当したこともあるL Norland氏らによるカナディアン・ブラッケンド・デスラッシュ・メタルの新作3rdアルバムが、アナログ盤もリリース。こちらはブラック・ビニール200枚とゴールド・ビニール100枚の合計300枚と少ないプレスで、今回はltd.100枚のゴールド・ビニールで入荷しました。

コンテンポラリーでエクスペリメンタルなバンドのクォリティーの高さが印象強い昨今のカナディアン・エクストリーム・メタル・シーンに於いて、恐らく最もオールドスクール・テイストを強く打ち出してるバンドの一つが、このBEGRIME EXEMIOUSだと思います。しかもそのオールドスクール・プライドがとてもオヤジ臭い頑固さを感じさせて、Dark Descentリリースのカナダのバンドと言うよりも、Iron Pegasusから出てる北欧やオーストラリアあたりのガラの悪いデスラッシュ・メタル・ヘッズみたいな雰囲気が好きな人にオススメです。今回はその頑固一徹路線が遂に花開いたような感もありまして、熱血ヘッドバンギング・リフで疾走するデスラッシング・ブラック・パートはURNやFLAMEなどのフィンランド勢を思わせ、CELTIC FROSTパートに突入するとオランダPENTACLEのような雰囲気になりますが、リフもソロも、とにかくまー隅々までオッサンくさい!!前作ではNUCLEAR ASSAULTの、普通の人が飛ばすような曲を敢えて選択して極悪にカバーするという離れ業を披露してたけど、今回はINCANTATIONのImpending Diabolical Conquestを、現代デス・メタルの低音化傾向にアンチするような感触で激烈オールドスクールにカバーしています。URN, FLAME, BESTIAL MOCKERY, SADISTIC INTENT, DESTROYER 666などが好きな人にオススメのブラッケンド・デスラッシュ・メタル・バンガーズ!!



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・GRAVEHILL - Skullbearer EP TAPE 税込864円 (Dark Descent)

当店でもおなじみのUSカリフォルニア・ベテラン・デス・メタル・バンドの2016年最新音源EPが、カセット・テープでリリース。レスラー級のガタイがインパクト大だったボーカリストのMike Abominator氏が脱退し、ベーシストだったCorpse氏が専任Vo.に就任。そしてしばらくEXHUMEDに出向してたギタリストのBodybag Bob氏がまた戻り今度はベースを担当しています。Eldehelmなる新しいギタリストも加入して、とにかくややこしいんですが、しかしサウンドにも微妙な変化があるので、この変革はつぎはぎのような人事異動ではないようです。BATHORYカバー含む4曲入りです。

A389が2011年にヴィニール化再発してた1st EPでは、GEHENNAのVo.であるMike Apocalypse氏がベースVo.を担当していたデス・メタル・バンドで、サウンドもハードコア・ファンにオススメしたいゴリゴリのデス・メタルが魅力。でした、以前は。しかしこのEPでは非常にヘヴィメタル・プライドの強いガッツがみなぎっていて、まるでGOSPEL OF THE HORNSやDESTROYER 666なんかのOZブラッキング・デス・メタルのような極悪オールドスクール・サウンドに激変!!リフもストロークのハードコアなスタイルから、SLAYER型デスラッシュな手法が増えています。ただ、アメリカの西海岸デス・メタルらしい悪い雰囲気は相変わらずですので、以前のスタイルも良かったけど、こっちも文句なしにカッコいいと思います。



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・INSANITY - Visions of Apocalypse LP 税込2,484円 (Dark Descent)

伝説のベイエリア産デス・メタル INSANITYの復活後初のフルレングスとなる2ndアルバムが、Dark Descent Recordsからアナログ盤もリリース!!先に発売されてたCDも好評で、LPを待ってた方も少なからずいらっしゃった、当店でも人気の固いバンドです。今回はブラウン・ビニールでの入荷です。

SNAKEPIT MAGAZINE #15にデモ音源EPが付いてましたし、Area Death prod.からデジブック型でコレクションCD (現在は入手不可能です) も出てたので、覚えてる人も少なくないかと思います。1stアルバム Death After Deathは1994年発表ですが、バンドは80年代中期には既に活動していて、アンダーグラウンド・シーンではREPULSIONなどと同様に、デス・メタルのパイオニア・バンドの1つと評価されています。Shane Embury氏も強くインスパイアされたバンドの一つとして公言していました。

スラッシュ・メタルを究極までテクニカル且つブルータルにスピード・アップしたようなデスラッシュ・サウンドがカッコよかったバンドですが、この復活アルバムもオールドスクール・プライドを強烈に感じさせるカッコよさで、まさに現代によみがえったINSANITYといった感じで惚れ惚れさせられます。西海岸らしいところはDARK ANGELやSADUSなどを思わせるスラッシュ・ルーツで、超絶且つガッチガチに硬質なドラミングによるブラスト手前の暴走スピードは、まるでMASTERがREPULSIONのつんのめりスピードになったかのようです。このアルバムはオリジナル・メンバーのDavid Gorsuch氏とドラム担当のJuan Casarez氏の2人で制作したみたいだけど、仕上がりは文句なし。DISCHARGEのTシャツ着てるDavid Gorsuch氏も渋い。これぞアメリカン・デスラッシュ!!



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・CABAL - Midian LP GREEN VINYL 税込2,484円 / BLACK VINYL 税込2,376円 (Dark Descent)

アメリカン・アングラ・カルト・メタルを象徴するミュージシャン NECROPHAGIAのkilljoy氏による知られざるデスラッシュ・メタル・プロジェクトが唯一残した音源が、Dark Descentからジャケを新装した初ヴィニール化にて再発。ポスターとダウンロード・コード付きで、今回はグリーン・ビニールとブラック・ビニールの2種入荷しています。

オリジナルは2000年にRed StreamからデジパックCDでリリースされていて、2000年前後のkilljoy氏と言えば、Chris Reifert (AUTOPSY, ABSCESS, etc)やDan Lilker (BRUTAL TRUTH, NUCLEAR ASSAULT, S.O.D., etc)とのTHE RAVENOUSや、Maniac (MAYHEM, SKITLIV, etc)とのWURDULAK, そしてPhillip AnselmoとのVIKING CROWNなど、話題を振りまいたメタル・プロジェクトをいくつもやってましたから、このCABALはそれらに埋もれてしまったような感がありますが、実はこの音源自体は1990年の録音で、Red StreamによってCDリリースされるまで陽の目を見なかったお蔵入り作品だったようです。THE RAVENOUS, WURDULAK, VIKING CROWNは当店でも入荷してたから覚えてるけど、これは知りませんでした。そして今回初めて聴いて、相当ビックリしました。恐らくNECROPHAGIAの信者も、そしてデスラッシュ良識派を自負するような人もノックアウトされるであろう、NECROPHAGIA流カルト・スカム要素は皆無のゴリッゴリな暴走アメリカン・デスラッシュdeath!!

まずはNECROPHAGIAを聴いたことがある人なら真っ先に気になるであろうKilljoy氏のVo.ですが、あのウィスパー・ゴアラップみたいな独特のスタイルとは程遠いハードコアな吐き捨てシャウトで、Killjoy氏だと言われてもすぐには信用できないくらいです。しかし、RAVENのRob "Wacko" HunterのプロデュースでRestlessからアルバムを出し、後にNew Renaissanceが再発してたスラッシュ・メタル・プロジェクト KILLJOYでは、TESTAMENTのチャック・ビリーみたいなスタイルにチャレンジしてましたから、やはりスラッシュも彼のルーツの一つであることは間違いありません。実はこのCABALもバックは全員KILLJOYのメンバーでして、なぜこれだけKILLJOYのバンド名で発表しなかったのかはわからないけど、Morrisoundスタジオで録音されたこのSLAYER影響下アメリカン・デスラッシュは、SOLSTICE, DEMOLITION HAMMER, MORBID SAINTなどのファンは絶対に狂喜&首折れ必至でしょう。スピードもまぁ、かなり速い!!もちろん時代的にはグラインドコアも確立されてた頃だけど、グラインドのスピード感じゃなくて、あくまでもスラッシュ・メタルをハードコアに過激化した暴走さで、しかもしっかり整合感もあるところも驚異的です。なぜこれが今まで全く話題にならなかったのでしょうか?NECROPHAGIA, Killjoy信者よりも、DEMOLITION HAMMER, フロリダSOLSTICE, MORBID SAINT, DARK ANGEL, INSANITY, MERCILESS, SADUS, etcのファンに絶対に聴いてもらいたい!!


Rock Hard!Ride Free!!


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・PLASMATICS - Coup de Grace LP 税込2,916円 (High Roller)

メタル・パンクの元祖ともされる故Wendy O. Williamsが率いたNYのPLASMATICSの1982年録音未発表デモ音源11曲を収録したLPが、High Rollerからリリース。タイトルからもわかる通り、3rdアルバム Coup d'Etatのデモ・バージョンで、収録内容もCoup d'Etatオリジナルと微妙に違いますし、ジャケ/ポスター/インナーもWendyのキメ・ポーズとも言えるいつもの片腕上げた写真で、まぁとにかくWendy好きには持っていないわけにはいかない嬉しいLPです。限定500枚プレスで、今回はそのうちのltd.200枚レッド・ビニールでの入荷です。

1970年代後期のNYパンク・シーンで誕生して、その後メタル・アプローチを強め、マッドマックスとお笑いウルトラクイズのミックスのような世界観や過激なステージング、MOTORHEADの故Lemmyとの親密すぎる交流などもあって、Wendyは破天荒な女性ロッカーの代表的な存在として永遠の人気を誇ります。1980年発表1stアルバム New Hope for the Wretchedまでは、One Voiceアルバムあたりでジョックなスタイルを極めたAGNOSTIC FRONTのRoger Mirretのルーツのようにも聴こえる彼女のタフなVo.とシンプルなR&Rのミスマッチが最高最凶ファンタスティックにカッコいいですが、1981年の2ndアルバム Beyond the Valley of 1984では70'sパンク的なフレーズと哀愁を残しつつもへヴィメタリックなエッジが加わり、そして3rdアルバムで曲調も大幅にアメリカン・へヴィメタルへと接近しましたので、この音源はメタルヘッズには一番評価が高い作品のデモ・アルバムということになります。MOTORHEAD "No Class"のカバーも有名だけど、後にジーン・シモンズもWendyのプロデュースをやってたように、この時代のPLASMATICSはヘアー・メタル系グラムっぽい哀愁とバイオレンスな鋼鉄タッチのミックスという、実に日本人好みな要素が強いのも特徴です。そう言えばDESTRUCTIONがカバーしたThe Damnedは、過渡期だったDESTRUCTIONにも見事にハマってました。しかし誰が聴いても一番耳を奪われるのはやはりWendyの凶裂すぎるVo.スタイルで、盛りのついた猫のような鬼婆のごときシャウトに犯られまくります。High Rollerには今後、スラッシュ/パワー・メタル・ファンに一番人気の高いゴリゴリの名作 WOWのKommander of Kaosを再発してほしいところです。



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・S TO S - S/T LP 税込3,456円 / CD 税込2,484円 (Sommor)

1978年に発表されたベルギーのオブスキュア・ハードロック・バンドの唯一の作品が、サイケ/ガレージ/プログレ/フォークなどの発掘再発を専門とするスペインのレーベルから初の復刻。自主制作で300枚のみのプレスされたというオリジナル盤はやはり相当なプレミアがついて取引されてきたようですが、これまではオブスキュアなヴィンテージ・ロック・マニアの極一部のみに神格的に崇められる存在で、恐らくリプロの類も過去には出回ってなかったようなので、これは近年めっきり減ってきた、「正規再発後に存在が広く知られてオリジナル盤の相場価格が上昇」するタイプのカルト・クラシックではないでしょうか。実際、海外ではメタル・シーンの業界関係者の間でも話題になり始めて当店にもそのウワサが舞い込み、BOYのレギュラー商品とはちょっと毛色が違う作品だけど、凄く面白そうなのでチャレンジしてみました。とりあえず、このジャケの雰囲気だけでビビッと来ないわけないのですが、サウンドも1970年代後半のベルギーにして奇跡の爆音プロト・へヴィメタルで、High Rollerなどのヴィンテージ・メタル発掘を得意とする欧州のレーベル各社も「これはスッパ抜かれた~!」と、地団駄踏んでいることでしょう。これはかなりビックリです!!!

ツイン・ギターのFulvioとMircoの2人が兄弟で、ドラムのGeorge AbryとやってたETNAと言うバンドを母体とするようです。ETNA解散後に、よりパワーとアグレッションに満ちたハードロックをやるために結成されたというS TO Sのサウンドは、「"Raw Power"期のTHE STOOGES, "Back in the USA"期のMC5, PINK FAIRIES, MOTORHEAD, HAWKWIND, 初期NWOBHMなどのファンに強力にオススメ」、とレーベルが解説していますが、それよりも「ファズ・ギターが狂ったスピードのドラミングとともに押し寄せる壁のごとく、デンジャラスでアグレッシブなサウンド」のくだりに、メタル・ヘッズやスピード狂は唸らせられることでしょう。ピアノやサックスが入ってくるサイケな曲調も途中ありますが、基本はTHE STOOGESやMC5影響下のR&Rを馬力全開のロウ・ドラミングでスピード・アップさせたため、ツイン・ギターもドラムに音を消されないようノイジーにファズ・サウンドを爆発させたような、まさしくバトルを繰り広げているかのハードロックです。そして、もうテンションが抑えられないと言った感じの後半がとにかく凄まじく、特にラスト2曲が1978年としては驚異の疾走感を爆裂させています。この作品の2年後の1980年にベルギーからKILLERのReady for Hellという名作が生まれて、後のスピード・メタルの誕生を大いに触発したMOTORHEADウォーシップ・メタルが産声をあげたわけですが、へヴィメタル・バンドとしての整合感も意識していたであろうKILLER, ACID, VULCAIN, etcよりもタチの悪い荒々しさで、THE STOOGESのI Feel AlrightやPINK FAIRIESのThe Snakeあたりの方法論が突然変異を起こした結果なんだろうけど、MOTORHEADのOverkillが1979年発表だったことを考えると、やっぱり1978年でこんなブッ飛んだスピードで演奏していたバンドが居たなんて信じられない!!!しかもちゃんと2バス連打、つまりMOTORHEADがOverkillで世に広めて、VENOMなどのスピード/スラッシュ・メタル・バンドが法則として打ち立てたスタイルを既にやっています。となると、フィルシー・アニマル・テイラーよりも、コージー・パウエルのような空気読まずにバッカスカ叩いて踏みまくるスタイルがルーツなのかも知れませんが、いやはや、驚きましたし、ムチャクチャかっこいい。さらにトドメをさすと、なんとこのドラマー、Vo.も兼任!!!

帯のように見えるのはシュリンクの上に縦長のステッカーが貼ってあって、なかなか面白い仕上がりです。表ジャケは御覧の通りの激渋さなんですが、裏ジャケやインナーの写真も最高で、ライナーノートも掲載。日本でも既に入手して堪能しまくってる非メタルのヴィンテージ・ロック・マニアの方もいらっしゃると思いますが、過去にPURE HELL, FINGERNAILSのデモCD, SATAN'S SATYRSなどを見つけてきた時に喜んでくれたようなBOYのお客さんにも、久しぶりにエキサイティングにオススメできるカルト・オブスキュア・プロト・パンク・メタルです!!


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・SILVER MOUNTAIN - Before the Storm LP SILVER VINYL 税込3,996円 / BLACK VINYL 税込3,780円 (Buried by Time and Dust)

日本でも熱狂的な信者が多く存在するスウェーデンを代表するへヴィメタル・バンドの一つ、SILVER MOUNTAINの1980年のデモを収録した限定500枚LPです。BBTADからのリリースで流通が薄いうえ、モノによってはウカウカしてると逃してしまうものもあるレーベルなので、これは2015年に出てたヤツなんですが発売前&入るたびにお問い合わせや店頭で売れてしまって、遅ればせながら今回が初のカートアップになります。ブラック・ビニール/シルバー・ビニールともに250枚プレスです。


A1. Spring Maiden
A2. Keep On Keepin On
A3. Not You Baby
A4. Vikings
A5. Looking For You
A6. Felo De Se
B1. Axeman And The Virgin
B2. Streetgirl
B3. Prophet Of Doom
B4. Before The Storm
B5. A.S.W.A.S.T
B6. Handled Roughly


バンド名にも表れてるとおり、リッチー・ブラックモアから強く影響を受けたギター&Vo.のJonas Hanssonのメロディ・センスが日本人にとってはバツグンに心地よくも熱くて、クラシックを基礎にしたリッチーの流れるような旋律を粗っぽい演奏で弾きまくったような彼のスタイルは、80年代のジャパニーズ・メタル・サウンドがリッチーやマイケル・シェンカーなどの影響で形成されていたところが大きかったのに対して、へヴィメタル不遇の時代を耐え忍んで活動したような80年代後期~90年代のダイハードなジャパニーズ・メタル・バンド・ミュージシャン達に愛されてきました。このデモ音源は確か昔分厚い2枚組で出てたデモ・コンピレーションCDなんかで収録されてたと思いますが、オフィシャルのリリースはこれが初めてです。



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