RECORD BOY

VANISHING - Wild Horse CD


* 毎週水曜は定休日ですが、昨晩各種新着品カート・アップしました。受注メール返信対応は木曜日以降になります。



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・VANISHING - Wild Horse CD 税込2,484円 (Bloody Hammer)

フィンランド・スタイルのロウ・パンク・ハードコアとしてスタートした名古屋のFOLKEIISがVANISHINGと改名。自主制作で発表した、渾身の9曲入り1stアルバムCDです。


VANISHING、名古屋のFOLKEIISが改名したと言ってしまえば情報としては分かり易いのかもしれない。しかし、それ以上にFOLKEIIS時代から徐々に変容と進化・深化を求め新たなる境地への出発点となる大いなる転機。MOTOR BLOOD HARDCORE PUNK!地響き鳴り渡り未だ見ぬ荒野への疾走。徹底したサウンドメイキングと背後からナイフを突き付けられたようなヒリヒリとする緊張感。直進する事しかできない漢達の武骨で愚直なROCK'N'ROLL! 満を持しての1st FULL ALBUMがここに走り抜ける! by So the youth(HARD CORE SURVIVES)


まるでフィンランドから輸入したようなレコードのような外装だった1st 7"の印象が強かったので、当時はフィンランド・スタイルのハードコア・ロウ・パンクというイメージが定着してたけど、実はFOLKEIISは初期からメタルパンクな要素も感じられました。そしてHradcore Survivesから2012年に発表した2nd 7" Destroy Agony EPで一気にメタルパンクへと近づいたわけですが、まさか彼らがここまでの深化を遂げるとは、誰も予想しなかったでしょう。メタルパンクの中でもG.A.T.E.Sのようなモータードライビンなスタイルを愛してるのは、黒を基調としたルックスからも想像できるけど、アルバムを一通り聴くと曲作りは相当練ってるのがうかがえて、パーティー・ノリは皆無の、ストイックさすらも感じさせるダイナミックなメタルコアを爆発させています。東京ではハードコア・シーンでも重鎮の存在感を放つ東京YANKEESのMOTORHEADテイストと、VANISHINGの地元名古屋を代表するメタルコア DEMOLITIONの中間を行くようなスタイルのようにも捉えることは出来ますが、ぜひとも彼らには日本版VENDETTA (ex.VARAUS)のような存在へと進化してほしい!!全身全霊入魂の1stアルバムです!!

NYHC Skins Thrash Legends!!


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・AGNOSTIC FRONT - No One Rules LP 税込2,916円 (Radio Raheem)

言わずと知れたNYHC重鎮バンドの初期デモ音源を収録したLPが、NYC MAYHEM, the ABUSED, SACRILEGE (NY), BLACKTASKなどを再発していたRadio Raheemから初ヴィニール化。反響の大きさと、重鎮バンドを取り扱うプレッシャーからか、レーベルの担当者が発売前からパニックを起こして、レーベル直で取引していたDIYなショップやディストロは、ウチだけでなくことごとく撃沈してしまったようです。当店は発売から1年以上もかかっての入荷となってしまいましたが、2006年のA Box Of Hurt And Hate 3枚組ピクチャー盤木箱セットも入れてたBOYだから、必ず入荷するだろう・・・と待ってくれていた方の為に、オフィシャルTシャツも強引に入荷させましたので、ぜひ併せてお買い上げ下さい!!そして、多分まだ何処でも確認されてないちょっとした発見もありました。


SIDE A : Don Fury 1983
A1. Smell The Bacon / What's With You
A2. In Control
A3. Last Warning
A4. Fuck All Authority
A5. Fight
A6. Get Out / Final War
A7. Discriminate Me
A8. United Blood
A9. Society Suckers
A10. No Rights (No One Rules)
A11. Friend Or Foe
A12. We Should Care
A13. Blind Justice
A14. Crucial Changes
A15. Traitor
A16. When The Skins Go Marching In / We Can Do Anything
A17. It's My Life

SIDE B : Don Fury 1984
A18. Blind Justice
A19. Your Mistake
A20. Friend Or Foe
B1. No One Rules
B2. Fight
B3. Last Warning
B4. United And Strong
B5. Hiding Inside
B6. Discriminate Me
B7. With Time
B8. Traitor
B9. Victim In Pain
B10. Power
B11. United Blood
B12. Time Will Come
B13. Society Suckers
B14. The Blame


音源自体はGTAから出ていた Raw Unleashed CDで収録されていた有名な音源、と言っても、考えてみればあのCDは1995年のリリースで、GTAも消滅してからもう10年近く経ちますので、初めて聴く若いファンも少なくないかも知れません。今回はあの音質をどう処理しているかもファンには気になってたところですが、敢えてリマスタリングで高音質にはせずに、非常に生々しくスリリングなサウンドで再現されています。COCKNEY REJECTSをカバーして、When The Skins Go Marching In と歌うスキンヘッド・イヤーズな最初期のレア音源だけど、1986年の2ndアルバム Cause For Alarmでの大胆なスラッシュ・メタル・テイストの導入以前からスピード狂スラッシャーにはアグノは人気が高くて、まさしくスキンズ・スラッシュなロウ・アンリーシュド・スピードコアは、問答無用の激渋さがあります。

そしてこのLPで最もファンを狂喜させてるのが、超豪華ブックレットです。Jimmy Gestapoや故Raybeezの姿も確認できる裏ジャケの写真からして大興奮ですが、ブックレットに掲載のメガレア写真の数々が凄過ぎる!!あまりにも大量の写真やフライヤーの量のおかげで、並大抵のボリュームには収まらず、通常の2枚組LPよりもズッシリ重いレコードになっています。自分が今まで見てきたレコードに付属のブックレットの中では、一番のボリュームです。

多分既に入手してる人も多いレコードだとは思いますが、自分はヨソで買わず1年以上もイライラさせられながら待っていたので、神聖な気持ちでブックレットやジャケを眺めていたのです。で、ターンテーブルに盤を乗せようとしたとき、海外プレス特有のスレが盤に多かったので、「あー、もー、」とブツブツ言いつつ蛍光灯に照らしてみると、スレとは違う変色がわずかながらありました。どうやらプレスの際に、ブラウン・カラーが少し混ざってしまってたようです。これ、今出廻ってるヤツ、全部そうなんでしょうか?レーベルに尋ねたら、マーブル盤やスプラッター盤はもちろん、カラー盤の類いは意図的には一切作ってないとのことなので、残りモノに福があったと考えることにします。ボケながらも写真撮ってみたけど、一番顕著に表れているのもこの程度ですので、あまり過度な期待はしないでください。今まで気付かずにいて、改めて自分のLP見たら同様だった、なんて人もいるかと思います。ただ、こういう話、ヴァイナル・ジャンキーは大好きですけどね。



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・AGNOSTIC FRONT - First Shirt Official Reprint T-SHIRT 税込2,916円 (Radio Raheem)

No One Rules LPに合わせて、Radio Raheemから発売されたAGNOSTIC FRONTのオフィシャルTシャツです。これは、AGNOSTIC FRONTが1983年に初めて作ったTシャツの復刻で、AFと仲の良かったULTRA-VIOLENCEのVo.が所有していたものから起こした、なんとも重みのあるオフィシャル・レプリカ・マーチャンダイズです。レーベル・ロゴが、最近のマーチャンダイズの良くない傾向である袖プリントとして入っちゃってるけど、オフィシャルというのは何物にも勝るのです。仕方ありません。本来このTシャツは卸しはやってないそうですが、No One Rules LPを1年以上も待たせたんだから卸せ!と言って、今回は強引に入荷させました。ボディはGildanでDry-Blendと表記されています。サイズはS / M / Lの3種入荷。



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・HARLEY FLANAGAN - Cro-Mags LP 税込2,916円 / CD 税込2,160円 (MVD)

NYHCシーン永遠の問題児 Harley Flanaganの2016年発表ソロ・アルバムLPです。この方についてはイチから説明するとなると、USパンク・シーンでの偉大すぎる功績と、そして武勇伝や不祥事のレベルを越えた傷害事件などの犯罪歴も語らなければならなくなりますが、言わずと知れた伝説のNYHCパンク CRO-MAGSを起ち上げた中心人物でありながら、Vo.のJohn Josephとの長年の軋轢の末、追放された自身のバンド CRO-MAGSがJohn Joseph主導で活動中の2012年、ライブのバックステージに乱入し、自分の後釜としてその時CRO-MAGSでベースを担当していたMike Couls氏 (SKARHEAD)をナイフで刺すという事件まで起こした人物です。

その後、2014年頃に今回のソロ・アルバムのデモ・トラック1曲がインターネットで公開されて、そのあまりにも素晴らしい内容に驚きましたが、当初はSouthern Lordと契約してアルバムを発表する、との情報が流れていました。で、いつかなー、まだかなー、とSouthern Lordのご機嫌を取ってましたら、HARLEY'S WARでもリリースしていたMVDから今年2016年になって突然、その名も"Cro-Mags"のタイトルで発表。不意をくらったけど、内容は完全文句なし最強。これはホントにマジで最高最強に凄い!!!大御所の新作や復活作は毎度頭を悩ませるわけですが、これは一切悩む必要なし。本当なんです。個人的にはWHITE DEVILまでで、Revengeアルバムは後追いで聴いたけど、時々挟んでくる爽やかメロディックなロック・ナンバーが不要だなー、と思ってましたが、今回はああいったポジティブなメロディック・ナンバーは全くなくて、ひたすらゴリゴリのストロング・クロスオーバー・スラッシュ一辺倒。これが完全に全盛期CRO-MAGS without John Josephまんまでウルトラ・メガ激極渋カッコいい!!!!!Vo.としても一流だったHarleyのあの独特のストロング・コブシもそのまんま。2016年上半期のベスト・アルバムはもうこれで決まった!!!

Thrash from the Graves!!


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・MORBID SAINT - Spectrum Of Death DIGIPACK 2CD 税込2,916円 (Century Media)

USウィスコンシン出身スラッシュ・メタル MORBID SAINTの1990年発表1stアルバムが、Century Mediaからボリューム・アップした2枚組デジパックCDで再発。これまで様々なレーベルから再発されまくってきたけど、どれが正規or非公式なリリース?と毎度物議を醸しだしていて、過去の主要なリイシューだけ挙げますと、Keltic Recs盤CDとNo Coloursのアナログ盤は非公式再発で、Power Play Recs盤CDとRelapseのアナログ盤がオフィシャルだったようです。USのGrindcore Records盤のオリジナルCDはコレクターに有名なレア盤だけど、メキシコのAvanzada Metalicaから1990年にアナログ盤が出ていたことは欧米では近年まであまり知られていなくて、BOYの古くからのお客さんならば良く覚えているかと思いますが、Spectrum of Death LPは2000年代に入ってからもシールドされたデッドストックLPが、SAVAGE THRUSTのLP(これもAvanzada Metalicaリリース)なんかと一緒に当店にチョクチョク入荷していました。バンドで来日してレーベルもやってるアメリカ人コレクターに何年か前にAvanzada Metalica盤LPを見せたら「当時LPも出てたなんて知らなかった!!!ちくしょう・・・信じられない・・・」と衝撃を受けていたのが強く印象に残っています。


CD 1 Tracks 1-8 : Spectrum of Death (1990年)
CD 1 Tracks 9-11 : The Black Tape DEMO (1992年)
CD 2 Tracks 1-10 : Destruction System (1992年)
CD 2 Tracks 11-14 : Recordings 2010~2011


中古市場での熱狂ぶりが冷めやらぬ一方のカルト・バンドで、本編のSpectrum Of Deathアルバムは、オリジナル盤はもちろん、過去の再発盤もことごとくプレミアがついて相場が高騰しています。金属質のまさしくメタリックな刻みまくりギター・サウンドで猪突猛進にぶっ飛ばすスラッシュ・メタル・サウンドは、DARK ANGEL系ブッチギリ・アメリカン暴走スラッシュ・メタルっぽい感触もありますが、テクニカルなリフでズカズカ突進するスタイルはUSとユーロの中間を行くスラッシュメタル・サウンドの極上品と言い切れます。KREATORのミレっぽい吐き捨てシャウトVoのせいもあって、SLAUGHTER LORDが初期スラッシュ色を強めたようにも聴こえなくもないです。

Destruction Systemは当時発表されなかった幻音源で、メンバーがCDRで自主リリースした2枚組CDR+DVDRのコンピレーション・アルバム Thrashaholicと、ギリシャのWeird Face prod.からのアナログ盤で今まで公式リリースされてきました。1stアルバムはSLAUGHTER LORD, MERCILESS, HYPNOSIAに代表されるKREATOR系統のイーヴィル・デスラッシュ・ファンにも熱狂的に崇拝されていますが、この92年未発表アルバムはまさしく90'sアメリカン・オブスキュア・カルト・スラッシュ・メタルならではの驚異的テンションが爆発していて、その完成度の高さでマニアックなスラッシャーをうならせた音源です。1stにも感じさせたDEMOLITION HAMMER系のゴリゴリさとUSデス・メタルのダイナミズムがこれ以上ないバランスで保たれていて、DEVASTATION, EXHORDER, フロリダSOLSTICEなどのブルータル・ソリッドなスラッシュ・メタル・ファンは必聴のメガトン・スラッシュ・メタル作品です。

1992年デモと復活後の音源も含めて、文字通りコンプリートな完全音源集です。トリプル・フォールドのデジパックで、レア写真など満載の分厚いブックレットも素晴らしい仕上がりです。もうこれで収まるところに収まったので、アレがブートでコレがオフィシャルだとか、めんどくさい話も必要ありません。過去バージョンを各種押さえてきた人も必須のコンプリート・エディションです!!!



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・SINDROME - Resurrection-The Complete Collection LP+CD 税込3,240円 / DIGIPACK 2CD 税込2,916円 (Century Media)

USイリノイ出身スラッシュ・メタル・バンドのディスコグラフィーが、Century Mediaから遂にリリース。LPはレア写真やフライヤーなど満載の12"サイズ・ブックレットが付いて、1988年シカゴでのライブ6曲を収録したボーナス音源がCD。CDもライブCD付きの2枚組デジパックで、36ページにも及ぶブックレットも付いて、スリップケースに収納されています。


DISC 1 :
Tracks 1-5 : Into The Halls Of Extermination DEMO (1987年)
Trackl 6 : Into The Halls Of Extermination セッション未発表 (1987年)
Tracks 7-11 : Vault Of Inner Conscience DEMO (1991年)

DISC 2 :
Tracks 1-6 : Live at The Iron Rail, Chicago (1988年1月21日)


TERMINAL DEATHのベーシストや、初期DEVASTATIONのVo.だったメンバーらによって結成されたバンドで、1987年1stと1991年2ndのデモ2本を残したのみでしたが、今回は1stデモ録音時の未発表と、あとライブCDの方にも2曲未発表曲があります。長らく公式リリースが待ち望まれていたバンドですが、これまでバンドはオフィシャル・サイトでのダウンロードのみで対応し、頑なにフィジカルな音源再発を拒んでいたため、ブートが各種リリースされていました。過去にブートCDが入荷した時は、地元シカゴのスラッシュ・ヒーローとあって、SUPERCHRIST , HIGH SPIRITSのクリス・ブラック氏も「シンドロームのブート欲しい!」と言ってきたし、SNAKEPIT MAGAZINE編集長氏も噂を聞きつけて「シンドロームのブートCDがあるんだって?」とコンタクトしてきたことがあります。また、当時日本でも業界関係者の間で人気が爆発したバンドで、特に東京デス・メタル・シーン第1世代の方々には絶大な人気を誇ります。

楽曲はテクニカルなリフのベイエリア系スラッシュがブルータルになったような感じながら、重厚なダークネスが初期デスラッシュ好きを虜にして、当時はSLAYER, DARK ANGELの系統で出現したアメリカン・ブルータル・デスラッシュ・メタル、という捉え方でアンダーグラウンドではカルトな人気があったようです。HELLBASTARDも1st 7"のインスピレーション・サンクス・リストで、このバンドを挙げていました。メロディックでテクニカルなギター・プレイもA級の実力で、大手と契約を結べずに解散した悲運の伝説的スラッシュ・メタルを、ぜひこの機会に体験してみてください。



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・ATROPHY - Chemical Dependency LP SPLATTER VINYL 税込2,808円 / BLACK VINYL 税込2,484円 (Floga)

USアリゾナ出身スラッシュ・メタル・バンドの1987年録音1stデモに、1990年カナダ・トロントでのライブ4曲をプラスした10曲入りLPが、Floga Recordsからリリース。限定1000枚プレスで、ltd.400枚スプラッター・ビニールとltd.600枚ブラック・ビニールの2種入荷しています。


A1. Chemical Dependency
A2. Rest In Pieces
A3. Preacher, Preacher
A4. Suicide Pact
B1. Product of the Past
B2. Beer Bong
B3. Killing Machine (Live)
B4. Rest In Pieces (Live)
B5. Product Of The Past (Live)
B6. Beer Bong (Live)


Roadracerからアルバムを2枚出していて、ともにダサいジャケがスラッシュ・ファンの間でおなじみのバンドです。アメリカン・スラッシュ・メタル好きには評価が高く、ANTHRAX, SOD, TESTAMENTをミックスしたようなスタイルは、衰退期スラッシュ・メタルを象徴するような感じですから、このデモもNew Renaissanceあたりから出ていれば、愛すべきクサレ・スラッシュとしてもっとカルト・アンダーグラウンド・マニアにも受けたかも知れません。実際、ボーナス・トラックのライブ音源はVo.も含めてかなりパワフルな演奏を聴かせてくれますので、センスはA
級のモノは持ち合わせてなかったけど、演奏力とパワーはなかなか実力のあったバンドだったのでしょう。スタジオ作品ではダサさが浮彫になるVo.は、ライブでは素晴らしい熱さでシャウトしまくっています。Tシャツも着てる同郷アリゾナのSACRED REICHが、ベイエリア・スラッシュに寄ったような感じのパワーで、写真やデモ・スリーブを掲載したインナーも良い出来ですし、Late 80'sアメリカン・スラッシュ・メタル・ファンにはオススメのレコードです。



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・V.A. - Long Live the Past 3LP WHITE VINYL 税込5,616円 / BLACK VINYL 税込4,968円 / 2CD 税込2,484円 (Floga)

1980年代後期~1990年代前半の知られざるギリシャ・スラッシュ/デス・メタル 6バンドのデモをまとめたコンピレーションが、Floga Recordsからリリース。LPは3枚組で、トリプル・フォールド・ジャケの内側には各バンドのバイオグラフィーと写真などを掲載した、ボリューム満点のアナログ盤です。ltd.200枚ホワイト・ビニールと、ltd.300枚ブラック・ビニールの、限定500枚プレス。CDは2枚組です。


VINYL 1 SIDE A : DANGER CROSS "The Art in Pain" DEMO (1989年)
VINYL 1 SIDE B : EXHUMATION "The Rebirth" DEMO (1990年)
VINYL 2 SIDE A : ACETIC VOICE "Behind Bars" DEMO (1990年)
VINYL 2 SIDE B : PIRANHA "The Gate" DEMO (1991年)
VINYL 3 SIDE A : MEDIEVAL DEATH "Moments of Silence" DEMO (1990年)
VINYL 3 SIDE B : SELEFICE 1991 DEMO


DARK ANGELの変形EPアートby Drew Elliotを勝手に使用しているDANGER CROSSは、MERCILESSやSADUSを彷彿させるスピード・スラッシュで、アルバムを残してなかったのが信じられないレベルのグレート暴走デスラッシュ!!どうやらギタリストは初期VARATHRONでも弾いてた人のようです。EXHUMATIONは1996年の1stアルバムをDan Swanoのプロデュースで録音していたデス・メタル・バンドで、このデモ音源はPROTECCTORやスウェーデンの初期デスラッシュっぽい雰囲気。ACETIC VOICEはミレ・ペトロッツァそっくりな吐き捨てVo.のヨーロピアン・スタイルのスラッシュ・メタルで、Coma of Souls以降のKREATORや、現行バンドだと初期FARSCAPEのファンにオススメ。前半に収録の以上3バンドは、どれもオブスキュア・デスラッシュ好きは存分に楽しめる内容だと思います。ギリシャの初期デス・メタル重要作を多く残したMolon Lave RecordsからMLPと7"を発表していたPIRANHAは、ギリシャらしいクリプティックなダークネス濃厚で、初期オブスキュア・デス・メタル・マニアにはたまらないステンチlowデス・メタル。そして多分ほとんどの人がこのコンピレーションの中で最も耳を奪われるであろうMEDIEVAL DEATHなるバンドは、恐らく世界で唯一のInto The Pandemonoum期CELTIC FROSTウォーシップなエピック・ゴスラッシュ!!(なんじゃそりゃ)Into The Pandemoniumアルバムのような雰囲気のまま疾走感を備えた不思議な曲調で、さらにVo.は明らかにInto The Pandemonium以降の妖艶なスタイルのTom G.を真似ていて、ルックスも当時のTom G.とMartin Ainが合体したような、白いフリルのシャツを着ています。このバンド、ストレンジだけど、ほんとカッコいい!!さすがギリシャですが、どうやらギタリストは、最近NWN!から未発表音源がリリースされた(今月中にはLPもCDも入荷する予定です)NECROMANCYの人のようです。ラストを飾るSELEFICEもMolon Laveからアルバムを1枚発表していたデス・メタル・バンドで、その作品は初期エピック・デス・メタル・マニアには高く評価されているようです。このバンドは、Dark Symphoniesリリースのエピックなオブスキュア・デス・メタルとか好きな人にはドンズバでしょう。

前半はデスラッシュ系、後半はデス・メタル系中心の構成で、最後まで飽きることもなく、どれも無名なバンドばかりですが期待した通りの、オブスキュア・スラッシュ/デス発掘コンピレーションとしてとても優れた内容だと思います。オススメ!!



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・MORGOTH - Pits of Utumno LP 税込2,484円 (Century Media)

ジャーマン・デス・メタルを代表するバンドの一つ、MORGOTHの1988年1stデモを限定1000枚でヴィニール化再発したLPです。Century Mediaは2015年にもMORGOTHの初期名作各種をLP再発していましたが、このデモLPはそれ以前の2014年に発売されながらも、日本には何故かほとんど輸入されてきてないようです。インタビュー・シートも付いています。

スラッシュやスピード・メタルなどは世界一とも言える充実ぶりだったせいで印象が薄いのか、ことデス・メタルに関してはUSや北欧と比べると地味だった80年代後期~90年代のジャーマン・メタル・シーンだけど、MORGTHはSLAYERやPOSSESSEDなどのアメリカン・サタニック・スピード・メタルを継承したDEATHと同じ方法論で、初期デス・メタル・ファンからデスラッシュ好きにまで愛されました。この88年の1stデモとなると、やはり更にスラッシュに近いスタイルで、しかも極上のガテラル・ヴォイスだったMarc Grewe氏のVo.スタイルもまだダーティーな吐き捨て型なので、KREATORミーツPROTECTORのような爆裂ロウ&邪悪リフのデスラッシュがカッコいいです。裏ジャケ写真の完全に80'sジャーマン・スラッシャーな雰囲気も激渋で、このデモはジャーマン・スラッシュ好きに間違いなしオススメのスカル・クラッシング音源デス!!

Death Cult from the Graves!!


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・AMENOPHIS - Demos 1991-1992 CD 税込1,944円 (I Hate)

スウェディッシュ・デス・メタルが全世界から注目を浴びた80年代後期~90年代初期スウェーデンには、ストックホルムとヨーテボリの都市圏以外の地域にも多くのデス・メタル・バンドが存在し、今もなおヴェールに包まれたままのオブスキュア・バンドが多くあるそうです。中でもこのAMENOPHISは音楽性とキャラクターに於いて極上にカルトな存在として、スウェーデンではオールド・デス・メタル・マニアの一部に熱狂的に支持されている存在で、このたびI Hate Recordsから遂にディスコグラフィーCDがリリースされました。


Tracks 1-4 : Amenophis DEMO (1991年)
Tracks 5-9 : The Twelfth Hour DEMO (1992年)


DARKIFIEDメンバーらが80年代後期~90年代初めにかけてやっていたバンドで、残した音源はこのデモ2種のみ。とりあえず1stデモのインパクトはかなりのもので、これはlowデス・メタル・マニア発狂の激渋極悪デモ音源でしょう。極寒メロディック・フレーズを使用せずに、ここまで北欧のデス・メタルとブラック・メタルを完璧な中立性で表現したバンドはなかなかいないのではないでしょうか?構成するパーツはデス・メタルの伝統的な手法でありながらもグルーム感が凶裂で、TREBLINKAの完成形のような極悪スタイルを確立しています。メロディックな叙情性はなくても陰鬱フレーズにはやはり北欧の黄昏が染みついているから、デス・メタル期の初期DARKTHRONEのような感じもありますが、極黒さがとにかく並みじゃないので、MANTASやNECROVOREのような原始的ダークネスが好きなlowデス・メタル・マニアックスに激烈オススメしたいです。2ndデモは整合性が強調されていますが、セルフ・ライナーノートを読むと、このデモはスラッシュへ回帰したかったということです。デス・メタル土台の起伏に富んだ構成も素晴らしく、メロディックなギター・ソロも完璧にきまっていますし、この2ndデモ音源は後期MERCILESSのような北欧デスラッシュや、オブスキュア・スラッシュ好きにもかなりオススメです。1st, 2ndともに、北欧デス/ブラック/スラッシュ・メタル・マニアにはたまらない内容のグレートな発掘リイシューdeath!!



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・ENDARKER - Among the Shadows CD 税込1,944円 (I Hate)

知られざる初期スウェディッシュ・ブラック・メタルの1986年~1993年録音マテリアル全11曲を収録したCDが、TERRORAMAヴォーカリスト Peterの運営するI Hate Recordsからリリース。このENDARKERは、2016年3月15日現在で、Metal Archivesにも未登録のウルトラ・オブスキュア・バンドですが、バンド名を聞いて引っかかったスウェディッシュ・ブラック・メタル・マニアもいるかも知れません。このバンドはMARDUKのベース&ギター担当のMagnus ”Devo" Andersson氏が80年代中期~90年代初めにやっていたバンドで、Devo氏がオーナー兼エンジニアを務める彼のEndarkerスタジオと言う名前は、このバンドから取ったそうです。


Track 1,2,3,4
Recorded and mixed by Dan Swano at Hellspawn Studios (Unisound) 1993
Produced by Dan Swano

Track 5,6,7
Rehearsal demo 1992

Track 8
Rehearsal demo 1987

Track 9,10,11
Rehearsal demo 1986


1986年に既にサタニックなブラック・ハードコア・メタル・サウンドのデモ音源を残していたということは、ブラック・メタルの歴史的に考えても相当早かった存在だったということになります。事実、Blood HarvestがディスコグラフィーLPをリリースして日本でも反響の大きかったMalmoのOBSCURITYや、よせばいいのに先ごろ復活作を発表してしまったストックホルムのMEFISTOと並んで、BATHORYに次ぐスウェディッシュ・デス・ブラック・メタルの先駆者としてスウェーデン国内のメタル関係者には捉えられていたそうですが、地下活動に徹していたせいか、関係者以外には存在を知られることもなかったようです。

ライナーノートを見ると、BATHORY, VENOM, VOIVOD, HELLHAMMER, CELTIC FROST, SLAYER, POSSESSEDに影響されたとありますが、Dan Swanoによるレコーディングの90年代音源はHELLHAMMER ~ CELTIC FROST影響下北欧ブラックの典型のようなところもあり、DARKTHRONEにも似た感じがあります。ラストに収録の86年デモもやはりHELLHAMMER ~ CELTIC FROSTの影響丸出しだけど、地下でくすぶってるようなジメジメ感が素晴らしく、スピード・スラッシュ・チューンはへヴィメタルの骨格から完全に逸脱していて、サタニック・スピードコア・スラッシュ、と言った雰囲気です。この1986年デモは、初期北欧ブラック・メタル・ファンのみならず、オブスキュア・ハードコア・メタル好きにオススメのカルト・スラッシュ音源です!!



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・UNLEASHED - The Utter Dark / ...Revenge LP WHITE VINYL 税込2,808円 / BLACK VINYL 税込2,592円 (Floga)

NIHILSTを追放されたJohnny Hedlund氏が1989年に結成したスウェディッシュ・デス・メタル・バンド UNLEASHEDのアルバム発表前の1st&2ndデモをまとめたLPが、ギリシャのFloga Recordsからリリース。ポスター・インナー付き限定1000枚プレスで、ltd.350枚ホワイト・ビニールとltd.650枚ブラック・ビニールの2種入荷しています。


SIDE A : The Utter Dark DEMO (1990年)
SIDE A : ...Revenge DEMO (1990年)


A2の"Ancient Dead"と、B1の"The Utterdark Revenge"は、どこか他の作品でも聴ける曲なのでしょうか?過去に同様のコンピレーションや、CDのボーナス・トラックなどで収録されていたのかは自分は把握していませんが、いずれにしろスウェディッシュ・デス・メタル・ファン必聴&大興奮の音源に間違いはありません。Johnny Hedlund氏が、北欧のヴァイキング・ルーツを強く打ち出すべく結成したバンドで、名作1stアルバム Where No Life Dwells冒頭の澄んだメロディーのアコースティック・ギターも印象強いけど、このデモ2種はJohnny Hedlund氏がVo.兼任となる以前の、DISMEMBER初代Vo.&ギタリスト Robert Senneback氏が在籍した時の貴重な音源で、完全に後期NIHILISTを引きずったスウェディッシュ・スヴァート・デス・アタックが激渋death!!DISMEMBERファンももちろん必聴でしょうが、タイトなダイナミズムが特徴だった Where No Life Dwellsアルバムよりもベッタリ感の強いロウ・ドラミングが特徴で、lowなサウンドも非常にドス黒いので、GRAVEなどのファンも楽しめそうな内容です。



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・DESULTORY - Into Eternity LP BLUE VINYL 税込2,808円 / BLACK VINYL 税込2,592円 (Floga)

ストックホルム出身デス・メタル・バンドの、Metal Bladeから1992年に発表した1stアルバムが、ギリシャのFloga Recordsからアナログ盤も待望の再発。この作品はオリジナル・リリースはCDとカセットのみで、2011年にドイツのWar Anthem Recordsが初めてヴィニール化していました。War Anthem盤LPを入荷させた時は案の定当店ではたいした反響はなかったけど、最近いやにそのWar Anthem盤LPの問い合わせが海外から多いと思ったら、もう既にけっこうなレア盤になってるようです(当時のWar Anthem Recordsは流通も悪かった)。ヴィニール後進国の日本と海外の熱狂ぶりの差が浮き彫りになった良い例ですが、War Anthem盤を買ってなかった人は、ぜひこの機会にこの初期スウェディッシュ・デス・メタル名作をLPで入手してください。ゲートフォルド・スリーブの限定500枚プレスで、ltd.200枚ブルー・ビニールと、ltd.300枚ブラック・ビニールの2種入荷しています。

王道のスウェディッシュ・スタイルを踏襲したデス・メタルはENTOMBEDに近いけど、リフ・ワークと疾走感は他のスウェディッシュ・デス・メタルよりもけっこうスラッシーです。疾走感のある楽曲も申し分ない渋さですが、このバンド、ギター・ソロがとにかく素晴らしい。スラッシュを土台にしたアグレッシブなスウェデスにクラシカルな叙情ギターフレーズを随所に散りばめていて、スウェディッシュ・デス・ファンのみならず、スラッシュ寄り、メロディック系など、あらゆるタイプの初期デス・メタル・ファン必聴の名作と断言できます!!



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・DESULTORY - Bitterness LP RED VINYL 税込2,808円 / BLACK VINYL 税込2,592円 (Floga)

こちらは1994年に発表した2ndアルバムです。この作品もオリジナル・リリースはCDとカセットのみで、LPは2011年のドイツWar Anthem Records盤が初。ゲートフォルド・スリーブの限定500枚プレスで、ltd.200枚レッド・ビニールと、ltd.300枚ブラック・ビニールの2種入荷しています。War Anthemバージョンはブラック・ビニールのみだったので、この作品のカラー・ビニールは今回が初と言うことになります。あと、こっちの2nd LPはジャケに1つクレジット・ミスのエラー箇所を発見しました。こういうのはバンドが気付くと即回収になるパターンですから、お早目にどうぞ。

基本的には1stと同じ路線だけど、起伏の激しさとスラッシーな感触は若干後退させつつも、直線的なアグレッシブさが前に出た感じです。でもメロディックなギター・プレイはもちろん健在で、ダイナミックな感触と叙情ソロの融合はメロデス的な印象も受けるかも知れませんが、ゴスいメロディーと言うより北欧鋼鉄の伝統を踏まえた叙情フレーズの応酬で、思わず唸ってしまいます!!ドラマーが熱狂的なCANDLEMASSファンだったそうですが、まるで初期CANDLEMASSまんまな葬儀系叙情ドラマチックに泣き崩れさせてくれるパートも飛び出します。北欧メロディック・デス・メタル好き必聴の名盤デス!!



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・ALTAR - Dark Domains 1989-1995 CD 税込1,836円 (Pulverised / Konqueror)

2004年に亡くなったNASUMの 故Mieszko Talarczyk氏が参加していたスウェディッシュ・デス・メタル ALTARのディスコグラフィーCDが、アートワークやブックレットも一新して再発。デス・メタル・シーンから登場した後、NASUMでグラインドコアの可能性を広げた驚異的なエクストリーム・サウンドを生み出し、GENOCIDE S.S.やKRIGSHOTではスウェディッシュ・ハードコア・パンクの伝統を継承して、さらにスタジオ・エンジニアとしても素晴らしい仕事を残してきたMieszko氏が、数々のデス・メタル・バンドを渡り歩いたのはファンには有名でしたが、ALTARへの参加はこのCDのリリースまでほとんど語られていなかったようです。Mieszko氏は1994年デモでVo.を担当しています。


Tracks 1-5 : 1992 Split CD w/ CARTILAGE
Tracks 6-8 : 1993 DEMO
Tracks 9-10 : 1994 DEMO
Tracks 11-14 : 1991 DEMO
Track 15 : 1995 DEMO
Tracks 16-17 : 1992 Split CD w/ CARTILAGE


Split CD音源からスタートしまして、これがいきなりノックアウト必至のカッコよさ!!感触は紛れもない極上のスウェデス・タッチながら、繰り出されるリフと曲調はかなりゴリゴリのスラッシュinfluensedな爆走デス・メタルで、PESTILENCE, SEPULTURA, MORGOTH, MERCILESSなどが好きなデスラッシャーにもぜひ聴いてほしいです。陰鬱ドゥーミーなビートダウンの展開はあまりなく、でもスウェデスらしい不穏音階は随所に絡めてますので、やはり王道のスウェディッシュ・デス・メタルらしいグルーム感が全体を覆っていますが、このガリガリにアグレッシブなロウ・サウンドは素晴らしく破壊的です。しかも鍵盤の導入や叙情メロディーもチラホラ顔を出してきて、ブラックメタルにも通じるメランコリックな旋律もあって、もう脱帽としか言えない絶品初期スウェディッシュ・デスメタル音源!!

このディスコグラフィーCDの5曲目に収録されてる、Split CDのタイトル曲 "Ex Oblivione"でして、途中不自然なスキップがあります。音飛びだな!?と思ったので、前バージョンのCDがリリースされた時にレーベルに連絡したんですが「イヤ、あれはブレイクだよ。音飛びじゃない」との回答。これはだまされてるかも?と不振に思いリサーチしましたところ、Split CDのオリジナル音源も同様であることが判明しました。かなり唐突な無音パートなので、ブレイクではなくマスタリング上のトラブルか何かのような気がしますが、まぁそういうことだそうです。

しかしとにかく、初期スウェディッシュ・デス・メタルとして完璧なサウンドに違いはありません。Mieszko氏在籍時フォト・セッション他満載の写真や、バイオグラフィーも掲載のジャケ・ブックレットも必見必読。全オールドスクール・デス・メタラー必聴級グレート・リイシューです!!



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・ADVERSARY - Forgotten Remains Of Death-Demo Collection 1990-1991 CD 税込1,728円 (Dark Blasphemies)

IN AETURNUMメンバーで後期WARにも参加していたDavid Larsson氏が90年代初めにやっていたスウェディッシュ・デス・メタル・バンドのディスコグラフィーCDが、興味深いオブスキュア・デス・メタルを多く発掘リイシューする、スペインのデス・メタル・レーベル Dark Blasphemies Recordsからリリース。David Larsson氏の超ロング・セルフ・ライナーノートや当時の写真など掲載したジャケ・ブックレットも充実しています。


Tracks 1-4 : Remains of an Art Forgotten DEMO (1991年)
Tracks 5-7 : Beyond Death DEMO (1991年)
Tracks 8-11 : The Blood of Those Who Failed DEMO (1990年)


CD前半に収録の3rdデモがテープ・トレーダーの間で評判となったバンドで、確かにこのデモのクォリティーはズバ抜けています。メロディックなギターを核としたリフやソロも一級品ですが、畳みかけるように展開する起伏に富んだ構成とリズム隊の切れ味がバツグンで、CARNAGEやNECROPHOBICのようなギター・ワークのデス・メタルをUTUMNOのダイナミズムの上で構成したような素晴らしさです。1stと2ndデモはまだ粗削りで、raw & lowなグルーム感の強いのももまたオブスキュア・デスらしい魅力の2ndデモが、完璧な3rdデモと同じ1991年の録音と言うのは、ちょっと信じられません。スラッシュっぽいリフやエピックなキーボードなども導入した構成ながら、まだデス・メタルとして未熟な1stデモも、ラストの美しいギター・インストあたりには、後のA級デス・メタル・サウンドの片鱗をのぞかせています。

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