RECORD BOY

BANDIT - Heathen Rock LP


本日12月31日(木)から、1月1日(金)、1月2日(土)、1月3日(日)の4日間は休業致しますが、年末ギリギリに良いリリースが到着してくれましたので、先ほどカートアップ完了致しました。2016年は1月4日(月)から営業致しますので、通販対応も1月4日以降となります。ご不便をお掛けしますが、何卒ご理解願いします。

2016年も宜しくお願いします!良いお年を!!



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・BANDIT - Heathen Rock LP 税込1,944円 (Flower Of Carnage)

悪意(AI)のVo.のKoide氏がドラムで在籍していた福岡のハードコア・パンク・バンド BANDITの唯一の単独フル・アルバムが、日/仏/米の3レーベルの共同でLP化再発。オリジナルはAGGRESSIVE DOGSのUji氏&Johnny氏によるプロデュースで、地元北九州のローカル・レーベル Chameleon Recordsから1991年にCDでリリースされていたせいか、当時からちょっと流通が薄くて、今でも中古盤でなかなか見つからない作品です。この再発はもちろんChameleon Recordsライセンスですが、音源のマスターは存在したものの、ジャケットなどアートワークのデータやマスターが発見できなかったそうで、付属しているブックレットの表紙はCDジャケ現物から拡大したものだそうです。よってジャケが今回はCDとは変わったそうですが、しかしこのジャケが1992年当時にSugi氏が描きながらも未公開に終わったという最高の蔵出しアートで、しかも付属ブックレットにはメンバーや友人に声をかけて集めたという素晴らしい写真の数々やフライヤー(Sugi氏による別の未公開アートも有り)などを多く掲載して、この再発を絶対に実現させようという関係者の熱い想いがヒシヒシと伝わる本当に素晴らしいレコードです。今日12月31日からBOYはお休みしてるけど、このレコードが届くとあってガマンならずに店に顔出して本当によかった!!2015年を締めるにふさわしい最高の入荷です!!!

サウンドを若いハードコア・パンク・ファンにわかりやすく説明するならば、悪意(AI)のファンは絶対に必聴のカッコよさです。80年代ジャパニーズ・ハードコアの特徴の1つだった、ドライブ感よりも突進力を強調した直線的な速さで、そこに乗るリフワークとコーラスは耳に残るキャッチ―さと熱さがバツグンです。LIP CREAMやNIGHTMAREなどのタイプのジャパニーズ・スタイルに、海外のパンク・スラッシュコアのエッセンスも加えたようなレイジング・ハードコア・サウンドは、まさしくジャパニーズ・オリジナルな激渋さだと思います。そしてBANDITは長身でステージ映えも最高だったVo.のYoshi氏の男臭いシャウトがまた激渋カッコいい!!派手なカラーリングの長髪にバンダナとブルーのデニムという、LIP CREAMのJhaJha氏から受け継がれてきたジャパニーズ・スタイルの各メンバーのルックスも本当にカッコいいです。これぞジャパニーズ・ハードコアだ!!!

SAVAGE THRUST - Eat'em Raw CD


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・SAVAGE THRUST - Eat'em Raw CD 税込1,944円 (Reborn)

1980年代中期~1900年代初めにかけて活動したNY出身スラッシュ・メタル・バンドが1900年に残した唯一のアルバムがメキシコのレーベルからオフィシャル再発。オリジナルは最近何かと話題に上がるメキシコのカルト・レーベル Avanzada MetalicaからLPとカセットでリリースされ、過去にブートレグCDも存在したようですが、オフィシャルLP&カセットもブートCDもいずれも非常に入手困難です。この初オフィシャル再発CDも既に日本のカルト・スラッシュ・メタル・マニアの間では大いに話題となって盛り上がっています。

1990年発表作と言われるとスラッシュ衰退期のバンドと思われがちですが、これより先に発表したデモや1987年発表1st 7"が当時アンダーグラウンド・スラッシュ・メタル・ファンに注目されて、日本の代表的な初期スラッシュ・メタル・ファンジン FETUでも強力にプッシュされていた、日本の40代以上のスラッシャーにも大変懐かしいバンドです。Speed Metal Hell IIにも参加してましたね。しかし満を持して発表したこのLPは流通激悪なメキシコのAvanzada Metalicaリリースでしたし、ちょっとスラッシュ・ムーブメントから乗り遅れた感もあって、悲運のスラッシュ・メタルのような存在感がカルトでした。MORBID SAINTは2000年代にけっこうな枚数がデッドストック入ってきてたけど、このLPはデッドストックLPがほとんど入荷しなかったのをよく覚えています。

サウンドはいきなりMETALLICAをパクったであろうイントロからスタートするように、90'sスラッシュなモダンなダイナミズムとは無縁の正統派スタイルで、S.A.SLAYERやWATCHTOWERのパワー・スラッシュ・テキサス連にも似た硬質さと、これぞアメリカン・マイナー・メタルらしいクサレたアンダーグラウンド臭のバランスが絶妙です。あと、個人的には岡ミドリの元ネタとも推測したくなる(だとしたら古谷実のマニアックさは並みじゃない!から、まぁ違うでしょう・・・)ギタリストのハゲっぷりが当時けっこうショッキングで、確かハゲ隠しのためにベースボール・キャップをSUICIDALかぶりしてティアドロップのサングラスをしたりもして、いつも視線を独り占めしていました。なんにせよ、待望の極上カルト・スラッシュ・メタル・リイシューです!!

Necroharmonic!!


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・DISCIPLES OF MOCKERY - Prelude to Apocalypse LP 税込2,916円 / CD 税込1,728円 (Necroharmonic)

初期INCANTATIONのギター&Vo.で現DISMAのVo, さらにSTURMFUHRERでマーシャル系インダストリアル・プロジェクトもやっていたCraig Pillard氏他、初期INCANTATIONやGOREAPHOBIAなどに在籍したUS東海岸デス・メタル・ミュージシャンが結集して短期間活動したニュージャージー拠点デス・メタル・バンドです。1999年にCDで自主リリースされていた1stアルバムが、Necroharmonicから待望のヴィニール・バージョンも初リリースされました。CDとはジャケを変えて、裏ジャケの写真もよく見比べるとCDブックレットには未掲載のものです。限定300枚でラベルにナンバリングが入ってて、カラー・ビニールは存在しません。ボーナスを加えたCDバージョンも再入荷しました。

内容はINCANTATIONファンならば絶対に聴かねばならない、混沌デス・メタル・リフで激烈に爆裂しまくった、これぞUS東海岸デス・メタル!な文句なしのカッコよさデス。INCANTATIONよりも冒涜的な黒さは少し控えめにして、その分HAIL OF BULLETSあたりのダッチ・デスやBOLT THROWERなんかにも通じる重厚なソリッドさを加えながらも、けっこうスロウ・グルーミーなパートも印象的なアメリカン・デス・メタルの名作で、ボーナスで収録の99年デモではそのスロウネスが増幅して、WINTERのようなCELTIC FROST影響下デス・メタルにまで肉迫してるナンバーがあるのも興味深いです。INCANTATION, IMMOLATION, GOREAPHOBIA, HAIL OF BULLETS, etcのファンに絶対オススメです!!



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・MUCUPURULENT - Sicko Baby CD 税込1,728円 (Necroharmonic / Morbid Wrath)

1995年結成ジャーマン・デス・グラインドコア・バンドの1997年発表1stアルバムにボーナスも加えて初期ディスコグラフィー形式で2005年にNecroharmonicからリリースされていたCDがめでたく再プレス。1stアルバムCDはマイナー・レーベルからのリリースだったみたいで入手困難だったころに、Necroharmonicと共同でいろいろリリースしていたMorbid Wrathレーベル・オーナーがバンドに積極的にアプローチして、デモやSplit曲をプラスして2005年に再発されていました。Morbid WrathはFUNEBRARUMやCITIZENS ARRESTで活躍するDaryl Khan氏のレーベルで、このCDはリマスタリングやデザイン/レイアウトなど、Daryl氏がトータル・プロデュースしています。メンバーのセルフ・ライナー・ノートを読むと、Daryl氏は相当このバンドに入れ込んでいたようです。


#1-21 : the "Sicko Baby" LP
#22-32 : the "Bizarre Tales of the Abnormal" DEMO (1995年)
#33-36 : the "Remind the Bizarre" Split EP w/ CABAL (1998年)
#37 : "Disgorging Foetus" (2001年録音REGARGITATEトリビュート・アルバム提供カバー)
#38-39 : "Gay's Erection" (1995年録音未発表)
#40 : "Raw, Brutal, Rough and Bloody" (1997年録音未発表GG Allinトリビュート・アルバム用カバー)


ジャーマン・ゴアらしいノイズ・スラッジな感触ながら切れ味のある殺人的リフによるグラインドコアは、NAKED WHIPPER, BLOOD, DEAD INFECTIONなどのファンに確実にオススメです。ファニーなモッシュゴアではないキャッチーさは、NAKED WHIPPERやBLOODに共通するグラインド・パンクなテイストも感じさせて、ハードコア・デス・グラインダーなDaryl氏が惚れ込んでいたのも納得です。

DISGRACE TO THE BASTARD / DUSTPAN - Ubriaco non Musica! SPLIT FLEXI + CDR


* 毎週水曜は定休日ですが明日12月30日は営業致します。2015年12月31日~2016年1月3日までは休業致します。


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・DISGRACE TO THE BASTARD / DUSTPAN - Ubriaco non Musica! SPLIT FLEXI + CDR 税込864円 (Alcoholic Syndrome)

山梨のISGRACE TO THE BASTARDと埼玉のDUSTPANによるSplit EPが、LATHE-CUT FLEXI 7"EPと同内容のCDRをセットにした形で限定100枚自主制作リリース。

山梨のハードコア・シーンでは長年活動するメンバーらによって結成されたDISGRACE TO THE BASTARDは、ロゴとバンド名から創造できる通りのSORE THROAT以降のノイズ・コア・グラインドに影響されたスタイルで、ギターレスの3人編成でハーシュなプリミティブ・ノイズをぶちまけています!!

今回はロゴがRIPCORDになってるDUSTPANは、関東で精力的に活動を続けるロウ・パンク・スラッシュ・バンド。Crew For LifeからのCDが当店でも好評でしたが、再生する前からロゴ見てすりこまれたせいか、曲のキャッチ―さが今までのファストコア全開からちょっとLate 80'sスラッシュっぽい雰囲気も漂わせてながら、こちらも暴走しています!!


~ FrozenPanty(cunts/NxDxIxD/vltar/AVA)氏による推薦文 ~

その塩ビ製ソノシートをターンテーブルに乗せた直後、終始穏やかなムードだった祝賀会会場の様子は一変し、さながら阿鼻叫喚の地獄絵図のようであった。苦悶の表情を浮かべ、両耳へ進入してくる蠅の羽音の如き楽曲に嘔吐するセミダブルのスーツを着た男性。結婚を3月に控えたある女性は鼻から血を出し、皮肉にもドラムのビートに合わせて小刻みに痙攣している。フリルのついた赤いドレスでめかした少女は、自分の抱いていたお気に入りのテディベアの首が何故吹き飛んだのかわからず泣き叫んでいた。失禁もしているらしく、それが前述の男性の吐瀉物と混じり合い、会場は異様な臭いに包まれている。

元凶である円盤が演奏を止めた、その間! 4分52秒。

私は別室で七人の男達とその様子を見ている。モニターを囲み、酒を飲みながらヘラヘラと笑う男達。私は口に何も入れる気になれず壁際にもたれかかっている。初老の男性のメガネが割れた場面が余程面白かったらしく、その様子を何度も何度も繰り返し真似していた。まだ7時、この寸劇は当分続き、それまで私は帰ることが出来ないのだろう。

甲府のDTTB/桶川のDUSTPAN、彼らと一緒にいるとたまに ”一刻も早くこの場から去りたい” という思いに駆られることがある。決して彼らのことが嫌いというわけではない。ただひとつ確かなことがあるとすれば、本当に奴らはサイテーなクズ野郎どもだ。

FrozenPanty(cunts/NxDxIxD/vltar/AVA)

COFFINS - Perpetual Penance 2CD


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・COFFINS - Perpetual Penance 2CD 税込2,160円 (Obliteration)

間違いなく今海外で最もよく知られている日本のデス・メタル・バンドである東京のCOFFINSのSplit作品などをまとめたコレクション・アルバムCDが2枚組でリリース。Obliterationからのアジア・バージョンは限定500枚で、USバージョンとジャケが異なります。


Track 1-3 taken from 2013 released COLOSSAL HOLE Cassette
Track 4&5 taken from 2013 released Split 12" with NOOTHGRASH
Track 6 taken from 2013 released REBORN Flexi
Track 7 taken from 2012 released Split 7" with MACABRA
Track 8 taken from 2012 released Split 7" with SOURVEIN
Track 9 taken from 2010 released Split 10" with WARHAMMER(GER)
Track 10 taken from 2010 released Split 5’ with DISGRACE(FIN)
Track 11 taken from 2010 released Split 7" with HOODED MENACE
Track 12&13 taken from 2010 released Split 12" with STORMCROW
Track 14&15 taken from 2013 released LIVE IN JAPAN 10"
Track 16 is unreleased live recording in Belgium 2013


ドゥーム・デス・メタルというイメージが強いけど、非常にハードコアな感触が強いサウンドで、スウェーデンのデス・メタル・バンドにも似たハードコア・シーンと近い距離感が実によく表れています。NOOTHGRUSHやSTORMCROWなどのクラスト/パワー・バイオレンス・シーンに居るバンドとSplitをリリースしていたのも、そういう感覚があったからだと思います。デス・メタル・ファンはもちろん、スウェディッシュD-Beatパンクやメタル・クラスト・ファンにもおすすめデス!!

IRON FIST MAGAZINE #15


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・IRON FIST MAGAZINE - #15 BOOK 税込1,620円

UKのTERRORIZER MAGAZINEの女性元編集者 Louise BrownさんがTERRORIZER MAGAZINEを去って始めたメタル・マガジン IRON FISTの最新号となる15号です。編集者が注目しているバンドを有名無名にかかわらず紹介する、ファンジンの精神を貫くへヴィメタル・マガジンですので、場違いながらも大人の事情でなぜか掲載されてるようなバンドが一切登場しない、読みどころ&見どころ満載の内容です。インタビューももちろんですが、楽しみにしてる人も多いであろう、ミュージシャンによるレコード・コレクション紹介コーナーのHeavy Metal Hunterなど、作品を聴いてるだけではなかなか深くうかがい知ることが難しい部分も垣間見ることができますので、海外ZINEはもうほとんど売れないのですが、このIRON FISTは頑張って今後も入荷させていこうと思います。

#13のBATHORY表紙に続いて、今回は待ち望んだVENOM表紙号!!!666!!!ティーンエイジの頃はパンクとへヴィメタルに夢中だったというCronosのインタビューと、当時の写真を掲載。CronosとTHORの記念撮影とか、伝説のVENOM初代ヴォーカリスト Clive Archer (Jesus Christ)在籍時最初期4人編成VENOMのフォト・セッションなど、貴重な写真の数々に目が釘付けです!!この号から新しくMap Of Metalというコラムもスタートして、今回はUKニューキャッスルとNeat Recordsの特集。もちろんRAVENの写真なんかも載ってて、VENOM特集と連動してじっくり読んでみたくなります。他にも、SATAN, PARADISE LOST, TRIBULATION, PENTAGRAM, GOATSNAKE, ANNIHILATOR, GHOST, LORD FIST, ACID KING, SATAN'S WRATH, ARMORED SAINT, そしてTAU CROSS / ex.AMEBIXのRob 'The Baron' Millerも登場!!

お馴染みの連載記事も面白くて、CAUCHEMAR, MORBID TALES ZINEのAnnick嬢によるメタル世界旅行日記 World Downfallのメキシコ編 / ビッグ・バンドの若かりし頃を振り返るThe Past Is AliveのHELLOWEEN特集 / ミュージシャンが思い入れのあるコレクションを紹介するHeavy Metal Hunterでの、ENSLAVEDギタリスト Ivar Bjornsonのセレクションなど、今回も興味深い記事満載です!!

Metal Deadness!!


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・UNDERGANG - Doden laeger alle sar 2LP 税込3,996円 (Me Saco Un Ojo)

先にDark DescentからのCDバージョンが発売されてファンを狂喜させる壮絶な内容が反響を呼んだ、デンマーク・コペンハーゲンのデス・メタル・バンド UNDERGANGの2015年発表新作3rdアルバムが、Me Saco Un Ojoからアナログ盤もリリース。過去作品を上回る腐臭デス・メタル・サウンドの重苦しさが凶裂でしたが、やはり1枚では収まらなかったようで、LPは2枚組になっています。US限定のホワイト・ビニールと、ヨーロッパ限定のイエロー・ビニールの両カラー盤入荷しています!!

日本のアンダーグラウンド・デス・メタル・シーンとも交流の深いUNDERGANGは、ハードコア・パンクと人脈もつながる体質が作用していたのか、AUTOPSY系デス・メタルのハードコアなアグレッションとDEMIGODなどのフィンランド・デス・メタルを上手くブレンドしたような1stアルバム Indhentet af Dodenは日本でもかなりヒットしました。2ndアルバム Til Doden Os Skillerでは、DEMIGOD系フィンランド・デスとINCANTATIONに代表されるUS東海岸デス・メタルに備わっていた暗黒と荘厳の絶妙なバランスを取り入れて聴き応えのある内容に仕上げていました。確かに2ndアルバムが出た頃の2010年代前半は、全世界でINCANTATION型デス・メタル・トレンドが猛威を振るっていたので、UNDERGANGは大作主義傾向を特に強めたわけではなかったけど、彼らの深化には眉をひそめたファンも居たようです。しかしそんな初期からのファンでもこの3rdアルバムは、UNDERGANGがデス・メタルという音楽に並々ならぬ探究心があることを強烈に感じざるを得ないあろう内容で、1stに絶妙にあったキャッチーさに魅了されてこれまで付いてきたファンなどは、前作とは違った形で面食らい、UNDERGANGから離れてしまうかもしれません。この作品、とにかくアグリー&シックネスが凄まじくて、AUTOPSY影響下のズルズル・ベッタベタlow-endデス・メタルへと強く傾倒した仕上がりになっています。UNDERGANGファンならば、聴いた瞬間に誰もがWORMRIDDENの最凶傑作 Festering Glorificatioを思い浮かぶのではないでしょうか。UNDERGANGのVo.&ギターを担当するDavid氏が、ANATOMIA, NECROPHILEのTanaka氏とやってるデス・メタル・プロジェクト WORMRIDDENでの活動によって、大先輩Tanaka氏の感性に完全に脳がむしばまれてしまったような、AUTOPSYやROTTREVORE系統のlow-endデス・メタルへと退化しています。しかし、もちろんここで言う退化は、オールドスクール・デス・メタルとしてはまぎれもない深化なのです。これはもう、速くない(速いパートももちろんありますよ)ゴア・グラインド・デスだ!!!WORMRIDDEN, ANATOMIA, SWALLOWEDなどのファンは完全必聴作DEATH!!!



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・MALICIOUS - Black Fumes MLP 税込2,808円 (Me Saco Un Ojo)

Me Saco Un Ojoからの1stデモが好評だった2011年結成の若手フィンランド・デス・メタル・バンドの4曲入りMLPです。デモは入荷のたびにすぐ売り切れたので聴きたくても入手できなかった人もいたでしょうし、このバンド自体まだあまり知られていないでしょうが、MSUOやSepulchral Voiceなどの北欧デス・メタル作品が好きな人は絶対に聴いてほしい力作に仕上がった1st MLPです。今回は限定クリア・ビニールで入荷しました!!

デモの時からスタイルに変化はありませんが、各段に成長しています。ちょっと前まではフィンランド・デスと言うと、CONVULSEやDEMILICHから継承したlowなグルーム感を強調したバンドや、DEMIGODとINCANTATIONの要素を増幅させたフィンランドmeetsペンシルバニアとでも言うべき荘厳なダークネスを聴かせるバンドが多くて、HOODED MENACE, KRYPTS, SWALLOWED, MAVETH, etcなどが中心となって盛り上がっていたように感じられましたけど、その辺のスタイルをフォローするバンドもだいぶ落ち着いた頃に凶烈なインパクトを放って今年当店でも大ヒットしたのが、VORUMのCurrent Mouthでした。このMALICIOUSの1stもVORUMが切り開いた新たなるフィンランド・デス・メタルの王道パターンに近いスタイルで、スラッシュ・ムーブメントの中で生まれてデス・メタルの基礎を築いたPOSSESSEDやKREATORなどのようなバンドから、テクニカルな演奏と邪悪性を共存させつつもより増幅させていたMORBID ANGELの登場へと深化&進化していたあの頃のスラッシュ~デスの段階を凝縮したスタイルなんですが、現代のバンドはそれらの先人達が徐々に失せていった原始的パワーを強烈に詰め込んでいるところが素晴らしい。当店ではどうにものめり込んでプッシュできなかったリチュアルなデス/ブラック・メタル・ムーブメントも、こういう新しいスタイルでの原始への回帰を目の当たりにすると、ただのトレンドではなかったのだと再評価できてきます。何が言いたいのかと言うと、柔軟で可能性に満ちた若いメタルヘッズがサウンド・プロデュース力を自然と身に付けることができるこの恐るべき状況が、こういうロウ・プリミティブなデス・メタルもさらに深化させて可能性を広げているように思います。VORUM, DEGIAL, 初期TRIBULATIONなどのファンは絶対必聴の大注目株デス!!



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・DEIPHAGO - Into the Eye of Satan CD 税込2,160円 (Hells Headbangers)

フィリピン出身/現在はコスタリカを拠点にするDEIPHAGOの2015年発表4thアルバムCD。今回もHells Headbangersからのリリースです。HHR移籍後の深化した彼らのスタイルを支持する人には絶対にオススメなのはもちろんのこと、あらゆるエクストリーム・ミュージック・ファンにぜひとも聴いていただきたい、プリミティブ・ノイズ・メタルに未知の可能性を感じさせる最高のバンドの一つです。

80年代末に産声を上げ、2006年の1stアルバムで世界中のノイズ・ウォー・ブラック・メタル・ファンを熱狂させたカルト・バンドですが、HHR移籍後は初期の土石流スタイル・グラインド・ブラックの方法論はそのままに、しかし濁音ノイズではなくしっかり分離されたサウンドと構成で聴かせるカオティック・グラインド・ブラックを表現しています。今回もその手法が素晴らしく爆発していまして、パワー・エレクトロ/音響系のノイズではない、人力ノイズとでも言うべき原始人パワーを見事にコントロールしたカオスは、SODOMのObsessed by Cruelty的な ”何やってるのかわからない" グラインド・ブラックの究極のようなサウンドです。REVENGE一派のカナディアン・グラインド・ブラック風でもあり、BEHERIT風でもあり、現行バンドを見渡せばチリのHADES ARCHERあたりにも共鳴するような、メタルの様式と骨組みを崩さず崩壊してる様が素晴らしいです。しかも、このバンドはハードコアも血肉にしていることはファンには良く知られていますが、ラストのアルバム・タイトル曲前半はまるでSIEGEの裏代表曲 Grim Reaperそっくり!!プロダクションから曲構成まで、これは絶対にSIEGEを狙ったものではないでしょうか。とにかく今回も暴力的に激烈ながら隅々まで聴き入ってしまう圧巻の完成度デス!!凄い!!!

EL ZINE - Vol.20


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・EL ZINE - Vol.20 ZINE 税込600円

Doll MAGAZINEの編集者だった山路氏によるパンク・ファンジンの、最新号となる#20です。今回はヤング・パンクスの特集や記事が多くて、登場人物で個人的に存じ上げている方はヤングじゃないけどTOM AND BOOT BOYSの今村氏くらいですから、隅々まで読破して自分も大いに勉強しようと思います!!


●YOUNG PUNKS GO FOR IT!!
(vol.20というちょっとした節目の号ですので、パンクの未来を背負って立つ、お若い方達に巻頭を飾ってもらいました)

・RECONSIDERATION vs BEER BELLY
(POGO77 RECORDSからリリースされた1st
7インチも話題となった新進気鋭のノイズコア・バンド:RECONSIDERATIONのゆうすけさん(22)と、自主でシングルCDをリリースしたばかりのポゴ・パンク・バンド:BEER
BELLYのきづくさん(25)による対談)

・MUTANT ITCH
(TOM AND BOOT BOYSの米国西海岸ツアーを企画した、カリフォルニア州フレズノのノイズコア・バンド:MUTANT
ITCHのドラムにして、レーベル:Dark Raidsを主宰しているMitchell(23)へのインタヴュー)

・KORROSIVE
(POIKKEUSやTOM AND BOOT
BOYS、そしてAPPENDIXなどとも共演しているカリフォルニア州オークランドのFinnish
Rawハードコア・バンド:KORROSIVEのヴォーカルにして、レーベル:Shithammerを主宰しているChris(24)へのインタヴュー)

●TOM AND BOOT BOYS
(2015年9月に敢行された米国西海岸ツアーの詳細や、先頃リリースされた音源集についてなど、メンバー全員へのインタヴュー)

●脳不安 釧路パンク・ロック1981
(1981年の北海道釧路市で、高校生のメンバーによって結成されたパンク・ロック・バンド:脳不安。そのメンバーだった東
陽一氏による、脳不安、そしてその後のFOMO=FAVEL〜木端微塵について綴られたテキスト)

●ESKORBUTO
(1980年にスペイン/バスクで結成されたパンク・ロック・バンド:ESKORBUTO。そのオリジナル・メンバーで唯一の生存者であるPakoへのインタヴュー&バイオグラフィー)

●LONDON PUNK NOW
(ロンドンの現在進行形のパンク/ハードコア・バンドなどを紹介したテキスト)

●SPLIT VEINS
(2000年からロンドンで活動してきたNAILBITERのメンバー2人によって、新たに結成されたハードコア・バンド:SPLIT VEINSへのインタヴュー)

●SNOB
(GOOD THROBやFAMILY OUTING、SKYLARKなどのメンバーを含む、ロンドンの女性ヴォーカル・ハードコア・バンド:SNOBへのインタヴュー)

●PUNK ROCK 2015 JAPAN
(MANGROVE LABEL/RECORD SHOP BASEの飯嶋俊男氏による、現行の日本のパンク・ロック・バンド紹介)

●CRIS/ETNIKO BANDIDO INFOSHOP フィリピン・パンク・シーンのアクティヴィズムについて
(鈴木智士氏による、フィリピンはマニラのインフォ・ショップ:ETNIKO BANDIDOのCRISへのインタヴュー)

●HELLSAKURA
(2009年に来日を果たしたブラジルの女性ヴォーカル・パンク・メタル・バンド:HELLSAKURAへのインタヴュー by Rafa/ex
N.E.K、ex DARGE)

●LASHING SPEED DEMONS
(EL ZINE誌上で名前が挙げられた、"ハードコア・バンド以外のバンド"等をディスク・レヴュー形式で紹介 by 大越よしはる氏)

●ES GIBT KEIN WERT
(発行人によるディスク・レヴュー)

MORBID SAINT - Destruction System LP RADIOACTIVE BOXSET



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・MORBID SAINT - Destruction System LP RADIOACTIVE BOXSET ご予約受付商品 (Weird Face prod.)

ぼちぼちオーダーまとめてくれとレーベルから連絡がありましたので、明日12月22日(火) 20時でご予約を締め切ります。上の商品画像をクリックして、予約商品一覧に進んでください。

前にチラッと触れましたMORBID SAINTのボックスセットが限定122セットで遂にリリースされたようです。卸し売りは対応してないので相当高くなりますが、ご予約いただいた分だけ入荷させようと思います。ザックリ見積もって税込3万円台中盤~後半くらいになりそうですから、オーダー募っておきながら入荷個数ゼロに終わるかも知れないけど、年末~年始にビッグなお金を使いたい方は、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。コンテンツについての説明を読むと、なかなか凝った出来のようです。


内容物:
・カラー・ビニール(明るい所ではイエロー、暗い所ではレッドに見える特殊カラー盤)
・スクリーン・プリント+エンボス加工レザー・ボックス
・レギュラー・ポスター
・スクリーン・プリント・ポスター
・エクストラ・ゲートフォルド・ジャケット(たぶん通常のシングル・ジャケットも付くと思います)
・パッチ(赤フチと黒フチの2種あるようですので、2種入荷した際はランダムで販売致します)
・Tシャツ


USウィスコンシン出身スラッシュ・メタル MORBID SAINTの92年録音未発表アルバムがギリシャのレーベルから初ヴィニール化オフィシャル再発。中古市場での熱狂ぶりが冷めやらぬ一方のカルト・バンドなうえ、このバンドを扱う時はややこしいまでに権利関係がゴチャゴチャするので、気合い入れてやろうかどうか正直毎度悩みますが、今回は成り行きで当店が日本国内独占流通することになりました。

90年発表(録音は88年のデモ)1stアルバム Spectrum of Deathはこれまで様々なレーベルから再発されまくってきたけど、どれが正規or非公式なリリース?と毎度物議を醸しだしていて、過去の主要なリイシューだけ挙げますと、Keltic Recs盤CDとNo Coloursのアナログ盤は非公式再発で、Power Play Recs盤CDとRelapseのアナログ盤がオフィシャルだったようです。本題に入る前にもう少し1stアルバム Spectrum of Deathについて触れますと、USのGrindcore Records盤のオリジナルCDはコレクターに有名なレア盤だけど、メキシコのAvanzada Metalicaから90年にアナログ盤が出ていたことは欧米では近年まであまり知られていなくて、BOYの古くからのお客さんならば良く覚えているかと思いますが、Spectrum of Death LPは2000年代に入ってからもシールドされたデッドストックLPが、SAVAGE THRUSTのLP(これもAvanzada Metalicaリリース)なんかと一緒に当店にチョクチョク入荷していました。バンドで来日してレーベルもやってるアメリカ人コレクターに何年か前にAvanzada Metalica盤LPを見せたら「当時LPも出てたなんて知らなかった!!!ちくしょう・・・信じられない・・・」と衝撃を受けていたのが強く印象に残っています。

今回リリースされたDestruction SystemはKeltic Recs盤CDのボーナスで世に初お目見えした幻音源で、メンバーがCDRで自主リリースした2枚組CDR+DVDRのコンピレーション・アルバム Thrashaholicが、この音源を過去に発表した唯一のオフィシャル再発盤ということになります。CDでの単独リリースはオフィシャル&ブートを含めても過去に1度もありません。1stアルバムは金属質のまさしくメタリックな刻みまくりギター・サウンドで猪突猛進にぶっ飛ばすスラッシュ・サウンドと、ミレ・ペトロッツァにも似た吐き捨てシャウトのせいもあって、SLAUGHTER LORD, MERCILESS, HYPNOSIAに代表されるKREATOR系統のイーヴィル・デスラッシュ・ファンにも熱狂的に崇拝されていますが、この92年未発表アルバムはまさしく90'sアメリカン・オブスキュア・カルト・スラッシュ・メタルならではの驚異的テンションが爆発していて、その完成度の高さでマニアックなスラッシャーをうならせた音源です。1stにも感じさせたDEMOLITION HAMMER系のゴリゴリさとUSデス・メタルのダイナミズムがこれ以上ないバランスで保たれていて、DEVASTATION, EXHORDER, フロリダSOLSTICEなどのブルータル・ソリッドなスラッシュ・メタル・ファンはもちろん、個人的にはMALEVOLENT CREATIONやRIPPING CORPSEがブラスト・ビートをスラッシュなスピード感にしたようにも感じたりします。足技が壮絶なドラミングが完全にアングラ・ローカルなバンドの域を超えているので、ミドル・テンポのパートまで切れ味素晴らしいし、Vo.が邪悪スタイルなせいか、ダウン・チューニングの感触もデス・メタリックで、まさしくブルータル・スラッシュという感じのカッコよさです。DEATHの故Chuck Schuldiner氏のお気に入りバンドだったという逸話も納得です。

恐らく入荷は年明けで、他商品とのまとめての梱包も困難でしょうから、ご予約受付の際は毎度お願いしていますが、必ずこの商品のみでカート購入を進めてください。宜しくお願いします!

LIFESPITE - S/T 7"


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・LIFESPITE - S/T 7" 税込1,000円 (Too Circle / Deep Six / Reflection)

東京のToo Circle, USのDeep Six, オランダのReflections Recordsの3レーベルの共同でリリースされたダッチ・ハードコア・パンクの1st 7"です。GEHENNAとSplit 7"を発表していたBLIND TO FAITHなどのオランダ・ハードコア・シーンのバンド・メンバー他、ベルギーのREPROACHやカナダのEFT FOR DEADメンバーも参加しているようです。

タフガイ系ハードコアをメタリックにならずブルータル&オールドスクールな疾走感のある曲調で演奏したようなスタイルは、INFEST, LEFE FOR DEAD, SHEER TERROR, NEGATIVE APPROACHあたりの影響が強く感じられます。a389周辺のエクストリームでオールドスクールなハードコア・ファンにおすすめ!!
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