RECORD BOY

Crossover Thrash Classics!!



・SUDDEN IMPACT - Split Personality CD 税込1,944円 (Marquee)



LEEWAYの再発が世界中の80'sスラッシュ(ハードコア&メタル)ファンの間で大きな反響を呼んでいるMarquee Recordsが、LEEWAYに続いて再発したのは、カナディアン・クロスオーバー SUDDEN IMPACTの2ndアルバム!!「LEEWAYからずいぶん格が落ちる再発だな」なんて言わないでください。1stは確かに日本でもしょっちゅう中古LPを見る不人気作ですが、こんなジャケの2ndが出てたなんて全く知りませんでした。1stとは別次元でダサすぎるジャケなので、中古で見ても知らぬ間に素通りしてたのかも知れないけど、オリジナル盤LPの裏ジャケには、80'sカナディアン・スラッシュ信頼の証しである、Diabolic Forceのあのカッコいいロゴもしっかりあるので、やっぱり自分はこの2ndには今まで出会ったことなかったのではないかと思います。



SLAUGHTERやSACRIFICEをリリースしていたFringe Productionのスラッシュ部門レーベル Diabolic Forceから88年に発表されたカナディアン・クロスオーバー・スラッシュ・バンドの2ndアルバムに、88年ライブもボーナス収録した18曲入りCDです。オリジナル盤はLPのみのリリースだったようで、今回が初めての再発CD化です。ステッカーも付いてます。



1stの頃からメタリックな感触は一貫していて、ツイン・ギターによる重厚なリフとメタルっ気皆無なパンクVo.のミスマッチは、80'sクロスオーバー以外の何物でもないスラッシュ・サウンドです。1stは小細工なしのドカドカ・ハードコア+メタル・ギターだったけど、この2ndアルバムは正統派へヴィメタルの3連パートやベイエリア・タイプのミドル・テンポ・パートなどで緩急をつけて、かなり整合感のあるクロスオーバー・スラッシュ・メタルに仕上がっています。リマスタリングによる音質向上のせいか、パワフルなドラムの2バス連打も胃に響いてくるへヴィさで、バツグンの演奏力のライブ音源もかなりカッコいいです。しかし、Vo.は相変わらずメタル化を頑なに拒んでるような(長髪だけど)パンク・スタイルで、整合感のあるスラッシュ・メタルとキャッチーな感触のミスマッチは、4 of a Kind ~ Thrash Zoneの頃のD.R.I.と共通します。日本ではハードコア・パンク方面でとにかく人気ないですが、80'sクロスオーバー・ファンには無条件でオススメできる内容です。









・LEEWAY - Born To Expire 25th Anniversary Edition CD 税込1,944円 (Marquee)



再入荷お待たせしました!!!



クロスオーバー・スラッシャー待望のリイシュー!!NYHCシーンから登場したバンドでは、スラッシュ・メタル・ファンに最も評価の高かったLEEWAYの初期名作2作品が、ブラジルのスラッシュ・メタル・レーベル Marquee Recordsからオフィシャル再発。オリジナル・リリースは、ハードコア・ファンにはCRO-MAGSやMURPHY'S LAWなど、そしてスラッシュ・メタル・ファンにとってはWARGASMの1stなどで馴染みのあったProfile Recordsから発表されていて、当時から日本でも割と入手しやすいレーベルでしたが、近年はアナログ盤よりもCDの方が非常に入手が困難で、作品によってはかなりの高額で取引されています。特にWARGASMとこのLEEWAYは、CDのオリジナル・バージョンがマニアに大人気のレア・アイテムと化しています。



当時のNYHCはAGNOSTIC FRONTとCRO-MAGSの2大バンドが頂点に君臨していて、そのどちらのバンドもメタルから強く影響されたクロスオーバーな時期が絶頂期だったと評価される一方、NYHCシーンでのアンチ・メタルな空気も根強く、Profileがジャーマン・スラッシュ・メタル DESTRUCTIONのRelease from AgonyアルバムをUSでライセンス・リリースして、USツアーのサポートにCRO-MAGSをブッキングした時は、ダイハードなNYHC信者にはかなりのブーイングだったそうです。そんな中でもLEEWAYは最もメタルに接近していたハードコア・スラッシュでしたが、AGNOSTIC FRONT, CRO-MAGS, CARNIVORE, SHEER TERRORに代表されるスキンズ・スラッシュと呼ばれる先輩極悪NYバンドのメタル・アプローチやキャラクターとは一線を画した存在感で、当時からハードコア・ファンにもスラッシュ・メタル・ファンにも、比較的好意的に受け入れられていた印象があります。





Tracks 1-12 : "Born to Expire" LP (1988年)

Tracks 13-21 : Live at The Ritz, New York (1986年)





こちらはメタル・スラッシャーも狂喜する驚異の1stアルバムに、86年のライブもボーナス収録した21曲入りです。C.O.C., D.R.I., SUICIDAL TENDENCIES, ATTITUDE ADJUSTMENT, etcの代表的なUSクロスオーバー・バンドの魅力でもあったガサツな荒っぽさがLEEWAYには全く無く、完全にハードコア・パンクの域を越えた素晴らしい構成力と演奏力が爆発していますが、そのLEEWAYサウンドの要だったのは、やはりギターのA.J. Novello氏とVo.のEddie Sutton氏の2人のブレインだったと思います。ソリッドな切れ味はスラッシュ・メタリックだったけど、ハード・ロックやソウルも下地にあるようなA.J. Novello氏のギター・プレイと、それにも負けないほど感情豊かでエモ―ショナルなEddie Sutton氏のVo.のコンビネーションが素晴らしく完璧で、緊張感に満ちたメタルコア・スラッシュで疾走しています。ボーナスの86年ライブでのEddie SuttonのVo.なんて、神掛かっています!!!疾走ナンバーはこっちの1stアルバムの方が多いのですが、ゴリゴリでバッキバキのスラッシュ・タッチのまま緊迫したグルーヴを突き詰めた2ndアルバムの方が、NYHCファンには評価が高いので、ぜひ聴き比べてみてほしいです。









・LEEWAY - Desperate Measures CD CD 税込1,944円 (Marquee)



こちらも再入荷!!



NYHCファンに絶大なる人気と高い評価を誇る91年2ndアルバムに、同年オランダでのライブをボーナスで加えた18曲入りCDです。





Tracks 1-10 : "Desperate Measures" LP (1991年)

Tracks 11-18 : Live at JC Staddijk, The NETHERLANDS (1991年)





基本路線は全く1stと変わってませんが、エモーショナルなフィーリングが少しこっちの2ndの方が強調されています。のっけからグル―ヴィンなパートでスタートしますが、メタル・ヘッズの方たちに誤解してほしくないのは、これはミクスチャー・ファンキーという薄っぺらいトレンドに流されたのではなくて、BAD BRAINSウォーシップを完璧に表していたという点です。CRO-MAGSの1stの遅いパートもまるでBAD BRAINSでした。そういえばBAD BRAINSのQuicknessでドラムを担当したCRO-MAGSのMackie氏も、このLEEWAYの初期に参加していたそうです。ここまでの解説だとクロスオーバー・テイストは後退したように思われるスラッシャーの方もいるかも知れませんが、2曲目 All About Dopeなどは1stアルバムからカットしたような直線的疾走スラッシュですし、4曲目のStand Forなんて2ビートじゃないのに驚異的な刻みまくりで、しかも曲調はDCエモみたいだから、このバンドの想像力とミュージシャンシップの高さには改めて恐れ入ってしまいます。ちなみに、このアルバムは1stとは比べ物にならないほどめったにお目にかからない幻リリースだったため、1stでノックアウトされた熱心なNYHCファンとクロスオーバー・ファンにのみ絶賛されて姿を消し、スラッシュ・メタル・ファンには存在もなかなか知られてない激レア盤です。



今回の再発は25周年アニバーサリー・エディションと銘打ったスペシャルなリリースで、ジャケ・ブックレットにはNYHCシーンを彩った名だたるミュージシャンらによるライナー・ノートを掲載。1stには、Craig Setari (NYC MAYHEM, STRAIGHT AHEAD, REST IN PIECES, SICK OF IT ALL, etc)や、BAD BRAINSのDarryl Jenniferなどが、この2ndには、Dan Lilker氏(NUCLEAR ASSAULT, BRUTAL TRUTH, S.O.D., etc)などが寄稿しています。もちろん写真やフライヤーなど貴重な資料もたくさん載ってますし、帯とステッカーまで付けて、Marquee Recordsもかなり気合いを入れて臨んだデラックスなバージョンです。NO MERCYを当店でイチ早くチェックしていただいた筋金入りハードコア・スラッシャーの方々からは以前からけっこうお問い合わせいただいてましたのでガッツリ入れましたが、ここ数年はMarquee Recordsも以前ほど流通は良くないですし、カナディアンSACRIFICEのリイシューがスリップケース付きが初回のみだったことを考えると、帯やステッカーも付いたこの仕様での確保は早めの方がいいかと思います。何より、80'sクロスオーバーを代表するバンドの名作ですので、ファンも未聴の方も必須のグレート・リイシューです!!!

Metal DeaThrashing Mad Punk!!



・ABSCESS - Bourbon, Blood and Butchery CD 税込1,728円 (Aphelion prod.)



USデス・メタル・シーンの兄貴分的存在で、業界関係者や若手からも慕われるスカム・パンク・デス・メタル・ドラマー&ボーカル Chris Reifert氏が、90年代中期からAUTOPSYと並行して続けるABSCESSの、Split音源, ライブ, リハ・デモを収録した24曲入りコンピレーションCDです。





Tracks 1, 2, 5, 13, 14, 17, 23, 24 : Split w/ POPULATION REDUCTION (2009年)

Tracks 3, 8, 9, 22 : Split w/ BONESAW (2008年)

Track 4 : Split w/ AT MY FUK (2007年)

Track 18 : Live (May 13, 2005)

Tracks 15, 16 : Live (May 9, 2009)

Tracks 7, 10, 11, 12, 21 : Live (May 24, 2009)

Tracks 6, 19, 20 : Tormentedアルバム リハーサル・デモ (Sep 7, 1999)





AUTOPSYのデス・メタルに備わっているスカム要素と、GG ALLINに代表されるアメリカン・パンクのスカム・バイオレンスを融合して、そこに西海岸ハードコア・パンクの狂気を導入した、クレイジーなアグリー・パンク・デス・メタルの最高峰です。ハードコアのスラッシュな疾走感はもちろん、カバーもやってるBLACK FLAGから受け継いだUSHC特有の狂気も内包してるフトコロの闇深さとドス黒さは、いつ聴いても脱帽級に激渋デス!!AUTOSPYはUSデス・メタルに於いてスウェディッシュ・デス・メタルと共鳴するグルームを表現してたワケだけど、ABSCESSのデス・メタル・パンクはBASTARD PRIESTやMIASMALなどとは全く異質であることを体感してください。USHCを通ってなくて、昨今のハードコア・デス・メタルにも否定的なダイハード・デス・メタラーの方々だって、ABSECESSは90年代からパンク・デス・メタルとしてリアルだったのは、ヒシヒシと感じてたハズです。まぁ、このバンドは別格なのでしょうけど、とにかく最凶に激渋なんデス!!!







・VIOLATION WOUND / BLIZZARD - Antimusic Missile SPLIT 7" 税込1,080円 (Doomentia)



AUTOPSY, ABSCESS, etcで止まることなく精力的に活動を続けるChris Reifert氏によるパンク・プロジェクト VIOLATION WOUNDと、復活後はパンク色を強めてきたジャーマン・ドランク・スピード・メタル BLIZZARDがSplit 7”をリリース。数年前からレーベルを探してると聞いましたが、チェコのDoomentiaからめでたくリリースとなりました。



Chris Reifert氏による本格派パンク・バンドと言うと、ABSCESSメンバーらとやってたEATMYFUKを思い出しますが、このVIOLATION WOUNDがEATMYFUKと決定的に違う点は、Reifert氏がドラムではなく、ギター&Vo.を担当しているという点です。1stアルバムでも感じさせた、NEGATIVE APPROACHやボストン・ハードコア系のロウ&バイオレントなパンク・スラッシュを連射して、ブルータルでブルージーなReifert氏の極悪デス・ブルージーVo.もカッコいいです。



BLIZZARDは、キャッチーなリフ&フレーズを駆使して疾走する曲調に、このバンド最大の特徴の独特の酒ヤケ超ダミ声Vo.が乗ったBLIZZARD節が今回も全開しまくってます。アルバムで聴くと胃液が逆流しかねないくらいの極悪なドランクさだけど、7”の片面で収まってると、すこぶるイイ調子で渋いです。







・POWERTHRONE - Shadow Knights 7" 税込1,080円 (Ripping Storm)



USカリフォルニアで活動するブラック・パンク・メタル・スラッシュの、2013年にデモとして発表した音源を、GBHのカバーも追加して7" vinyl化したモノです。ZOLDIER NOIZの2nd LPなどもリリースしたイタリアのRipping Stormからのリリースですが、限定カラー・ビニールは存在しません。



CELTIC FROST型のパンキッシュ・ブラック・スピード・メタルです。プリミティブなこのテのバンドの特徴であるHELLHAMMER ~ CELTIC FROSTリフと、ちゃんとドラムもCELTIC FROSTをコピーしてるところが良くて、こういう感覚はパンク寄りのバンドならではのセンスかと思います。しかし演奏が粗く、特にその要となるドラムが一番不安定なので、他パートがドラムに合わせてるのか、それともそういう曲なのか、1曲の中でスピードが1.2倍速く(または遅く)感じるような部分があったりします。最終的に、なんだか鈍臭いスウェディッシュD-BeatとCELTIC FROST型イーヴィル・スピード・メタルのミックスみたいなことになってますが、ブラック・スピード・メタル・パンクとか言ってMIDNIGHTの丸パクリなだけのバンドなんかより全然面白いと思います。







・IRON FIST - We Are Motorpunks LP 税込2,484円 (Doomentia)



MPDSカリフォルニア支部を宣言するLAのメタル・パンクス IRON FISTが1st LPをリリース。発起人in NYがぐうたらだから、MPDSも今では存在自体もあやふやで、最近ではMetal Punk Death Squadに喜んで共鳴したり、または槍玉にあげたりするような輩もずいぶん減り、「MPDSって何?」なんて言うコも少なくありません。そんな中でいまだ積極的にMPDSを高らかに掲げてる数少ないバンドが、このLAのIRON FISTです。ジャケ・デザインはINEPSYのChany氏によるものです。



チューニングが合ってなくてもロッキンなフレーズを自信満々に連発してた過去作品に表れてるとおり、このバンドはちょっとイタイくらいのガッツ空回りメタル・パンクスだったけど、演奏はまだ不安定でも、曲に工夫と幅の広さが生まれて、ようやく好感が抱けるようなバンドになってきました。ギターは下手なロッキン・フレーズの押し売りは控えて、より曲調に合ったソロやフレーズで彩り、パンクスらしい思い切りの良さで疾走しています。WHIPSTRIKERファンにオススメです!!







・MILITARIS-TIC - Curse of Weapons LP LTD. 100 GREEN VINYL 税込2,916円 / LTD. 250 BLACK VINYL 税込2,592円 (Bestial Burst)



フィンランドでまたおかしなメタル・パンク発見!!カルト・ブラック・メタル・バンド GOATMOONのサポート・メンバーも経験のある2人によるバンドで、うち1人はあのSIVILIMURHAやIRRITATE, INCRIMINATEDもやってた奴らしいので、ここらへんは恐らく日本ではメタルヘッズよりも、90年代フィンコア・パンク最下層のゴミ・カルト・ノイズ・スラッシュ好きマニアにビンビンくる人脈かと思います。これは、大阪のあの人も気になるんじゃなかろーか!?(もうチェック済みかな?)PYOVELIのLPや、GONKULATOR / OLD PAGAN Split LPなども出してる流通激悪レーベル Bestial Burstからリリースの350枚プレスで、そのうちのレーベル直販限定ltd.100枚グリーン・ビニールと、ltd.250枚ブラック・ビニールの2種入荷しました!!



フィンランド・ゴミ・ノイズ・パンク人脈でご覧の通りのナイス・バカ・ルックスですから、とりあえずもうこれでOKで聴かないでおこうかと思いましたが、聴いてみたらこれがけっこう好みのタイプで嬉しくなってしまいました。若干ナスティーなノリもあるCELTIC FROSTリフ全開のメタル・パンクで、SAULTEの大傑作アルバム The Undergroundが好きな人には是非聴いてもらいたいです。リフのCELTIC FROSTっぷりがかなりカッコよく、リフ・ワークやフレーズでCELTIC FROSTウォーシップを表現するバンドは多いけど、ザラザラしたあのロウな感触も再現したバンドは、世界で最初のCELTIC FROSTウォーシップを実践したNY極悪メタルコア・スキンズ・パンク・スラッシュ SHEER TERRORの1st以来、なんて言ったら怒られるでしょうが、とにかく好きな感じの音なんです。この汚いCELTIC FROSTギターの上に乗る、DESTRUCTIONシュミーアみたいなVo.もナイスですし、クラスト・パンクに接近していた頃のノイジーなABIGAILが好きな人にもオススメです。
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