RECORD BOY

Satan's Riders of Doom!!



・SATAN'S SATYRS - Black Souls 7" YELLOW VINYL 税込1,404円 (Bad Omen)



先に到着したUS盤も大反響のSATAN'S SATYRS新作が、UK盤も各種到着!!SSについては当店に問合せが本当に多くて、新作をリリースすると公式には発表になった時から、「またBOYのジャパニーズ・エディションはあるのか?」などと、気の早い海外のマニアから少なからずメールをいただいてました。今回はBOYエディションはございません。el zine #14に掲載のElectric Assault Recordsオーナー Henry氏の意見にBOYも完全に同意してまして、Bad Omen Recordsと契約して、このバンドはもっと多くのメタル&パンク・ファンにアピールする存在へと大きくなっているのは明らかですので、今後より日の当たる場所での活動が望ましいでしょう。



この2曲入り7"は、2ndアルバム Die Screamingの先行で発売されたシングルで、A面にアルバムからのカット Black Soulsを、B面にアルバム未収録曲ナンバーを収録しています。しかもこれが小憎らしいリリースでして、USがTrash King prod.から、そしてヨーロッパはUKの注目新興レーベル Bad Omen Recordsからリリースされていますが、アルバム未収録サイドのB面曲がUS盤とUK盤と別内容になっています。US盤のオレンジとは違う、イエロー・ビニールで入荷しました!!









・SATAN'S SATYRS - Die Screaming LP RED VINYL (Bad Omen Records) 税込2,916円 / SLIPCASE CD 税込2,376円 (Bad Omen)



イギリスBad Omen Records盤のDie Screaming LPもレッド・ビニールで入荷しました!!このUK盤は、レギュラー・ブラック・ビニールの他に、ホワイト・ビニールとレッド・ビニールが存在しまして、白盤はltd.80枚というマイクロ・プレスでしたので、予約オーダー受付開始直後に完売。これは買えなかった日本のファンの方も多いと思います。こちらは重量盤になっています。イギリスの大手流通品は値段が本当に厳しくて、本当は3,000円切ってはとても販売できませんが、今回はアメリカTrash King prod.盤と合わせた値段で統一しましたので、まだSSコレクションに喰らいついてる方は、ぜひこの機会に入手してください。US盤を既にお買い上げの方で、UK盤も入荷を待ってた当店お客様はやはり少なからずいらっしゃいましたが、コレクタブルなリリースが憎いほど上手いバンドなので、今回も手の届く限りはがんばりましょう!!CDはUS盤よりちょっとお値段高いけど、スリップ・ケース付きです!



USヴァージニア出身のSATAN'S SATYRSは、2010年に発表した1stデモが話題となって当店にも入荷。続く1st EP "Lucifer Lives!"は、以前からBOYでもやりとりしていた現代フィンランド最凶悪スロウest・ドゥーム・デス・メタル SWALLOWEDメンバーのレーベル Emptiness prod.からリリースされるとあって、張り切って入荷させたところ、これが全SS作品の中でもダントツに極悪なVENOMっぷりで、いまだに最高傑作の呼び声多い大ヒット作となりました。ニュージーランドのレーベルからリリースした限定ライブ・アルバムも、カセット・バージョンでなんとか入荷させることができて、この頃から既にアンダーグラウンドでは動向から目が離せない存在となり、その後は1stアルバム "Wild Beyond Belief!"で全世界にSS旋風を巻き起こしたわけです。この2ndアルバムは、Wild Beyond Belief!アルバムでまだ残していたVENOM要素はほぼ排除しています。BOYのお客さんであれば、その兆候は充分感じ取れていたと思いますので、さほど驚かない人の方が多いと思いますが、それでも実際にアドバンスを聴かせてもらった時にちょっとビックリしたのは、あの最凶VENOMousスピードR&Rナンバー Lucifer Lives!の再録バージョンで、これが実にアダルトなたそがれ哀愁ハードロック・ナンバーに変貌しています。このリメイクに表れている通り、もともとSSが備えていたBLACK SABBATHやELECTRIC WIZARDのドゥーム・メタル土台の哀愁ハードロッキン・ドゥーム・パンクへと、完全な転身がこの作品で成功しています。







・the OATH - S/T LP 税込3,456円 / SLIPCASE CD 税込2,376円 (Rise Above)



SONIC RITUALの美人ギタリスト Linneaさんと、スウェーデンやドイツのデス/ブラックメタル系バンドにも多く参加してきたJohannaさんという女性Vo.を中心に結成されたへヴィメタル・バンド THE OATHが、Rise Aboveと契約して発表した1stアルバムです。発売前から各国のメタル専門誌でも取り上げられていて、デビュー7"の時もそうでしたが、リリース早々大反響のようです。UK盤は値段が高くて本当に苦労するけど、ゲートフォルド・ジャケはまるで2枚組LPのような重量感で、アナログ・ファンの期待に完璧に応えたような素晴らしい仕上がりに大満足です。今回はltd.400枚ホワイト・ビニールでの入荷です。



オカルティックなムード漂うへヴィメタル・バンドで、華やかスター性とアングラな妖しさが絶妙に同居した雰囲気は、デビューEPの頃から既に完成されている感がありました。しかしこのバンド、前途洋々かと思ったらなんと本作発表後早々に解散しちゃったそうです。ジャケでも表れてる通り、気の強そうな女性2人が一歩も譲らず張り合ってたんでしょうからあまり驚きませんが、彼女達の個性がぶつかりあって生まれたこのサウンドは、EPで気に入ってた方も未聴の方もやはり必聴に値すると思います。el zine #14掲載のElectric Assault Recordsオーナー氏のインタビューで、「Linneaは、THE OATHはMERCYFUL FATEとSCORPIONSをミックスしたような感じだと言ってたけど、いくらなんでもそれは良く言い過ぎだろ、と思ったが、でもサウンドは本当に素晴らしかった」という発言を思い出させる内容で、2曲入りのEPでは感じられなかったMERCYFUL FATEの影響が、1曲目からいきなり感じられます。しかし、やはりなんと言っても素晴らしいのはJohannaさんの妖しく哀しすぎるヴォーカルで、これぞまさしくウィッチング・メタルと言ったオカルティックな妖艶さが全開です。別に女が歌わなくても、むしろ男がVo.の方がカッコいいだろ?と思わせる女性Vo.バンドはメタルでもパンクでもたくさんいるけど、このTHE OATHの歌は、男Vo.がこのままのメロディーで歌っても全くダメでしょう。Vo.じゃないけどELECTRIC WIZARDのLiz姐さんのような妖しさ、あと全然へヴィメタルじゃないけど、范文雀や梶芽衣子のような70年代昭和の哀愁漂う大人の女性好きにたまらない雰囲気です!!

Death Punk Sickness!!





・BLOODY F. MESS & THE BLOODY MESS ROCK CIRCUS - Mountain Rock CD 税込1,620円 (SSP / Deathangle Absolution)



いろんな意味で曰く付きのレーベルである旧SSP / 限Deathangle Absolutionが、いかにエクストリームな志向の下で探求心旺盛かがよく表れている興味深いリリースが入荷しました。古くはGG Allinとのコラボや、IMPETIGOの1stアルバムでの歌詞提供やゲスト参加、さらにはジョン・ゲイシー, ケネス・ビアンキ, チャールズ・マンソンなどの有名シリアル・キラーのアートを自身のリリース作品に使用するなど、ロック界最後のクレイジー・アウトロウ・アーティストと呼ばれるBloody F. Mess氏の、活動30周年記念を記念したアルバムです。



もう、ルックスからして完全にイカレてるのがわかるオッサンですが、このアルバムでは、Richie Ramone ( the RAMONES), Rikk Agnew (the ADOLESCENTS, SOCIAL DISTORTION, D.I., CHRISTIAN DEATH), Don Bolles (the GERMS, 45 GRAVE), Paul Roessler (the SCREAMERS, 45 GRAVE)などの名だたるUSパンク・バンド・ミュージシャンが参加していています。R&Rの古典的フレーズも多く飛び出して、グラマラスな要素もあるけど、Iggy Popの毒々しさをANTiSEEN系のアメリカン・スカム・バイオレンスで増幅したような、キャッチー且つアグレッシブなパンク・ロックが堪能できます。ちょっと、SLIP HEAD BUTTも思い出してしまいました。あと、全然気付かなかったけど、Slap A Hamのショート・チューン64曲連発の歴史的名作オムニバス7" EP "Bllleeeeaaauuurrrrgghhh!"にも、BLOODY F. MESS & the SKABSとして参加してましたので、GG ALLINやMENTORSと同じく、ジャンル問わずスカム・ミュージックを愛するエクストリーム系バンドに慕われるミュージシャンのようです。







・SIEGE - Lost Session '91 7" LTD.100 GOLD/BLACK HAZE VINYL 税込1,620円 (Patac)



RECORD STORE DAY 2014はいろいろ魅力的なUSHCの再発盤が多くて、BOYもPOISON IDEAとFIXくらいはやりたかったんですが、なかなか上手くいきませんでした。しかしそれらの名盤再発とは次元の違う、歴史を揺るがしかねない凄いUSHC発掘音源が出てしまいました。SIEGEの91年未発表!!!しかもVo.は、AxCxの故Seth Putnam!!!!!Seth氏とSIEGEのつながりと言えば、ドラムのRobert Williams氏とSeth氏によるデス・シック・スラッジ・パンク FULL BLOWN A.I.D.S.や、Rob氏のAxCxゲスト参加などはあったけど、まさかSeth氏がSIEGE名義のセッションに参加していたとは、全然知りませんでした。もちろんギターはKurt Habelt, ベースはHenry McNameeの不動の面々。SIEGEオリジナルVo. Kevin Mahoney氏もSeth Putnam氏も、2011年にこの世を去ったわけですから、秘蔵音源が出てきてもおかしくない状況ではあるけど、しかしそれにしても衝撃の真実です。



これでドキドキしない80'sハードコア・ファンなんていないでしょうから、サウンドについて説明する必要もない気もしますけど、やはりちょっとくらい触れさせてください。NAPALM DEATHなどのグラインド・パンク始祖バンドに大きな影響を与えた、スピード・スラッシュの原点とされるボストンのハードコア・パンク・バンドですが、この音源の91年と言えば、エクストリームなサウンドを表現するシーンはもはや確立されていましたから、このセッションではもっとボストン・ハードコアの異端的なノイジー・ロウ・スラッシュを強く表現したような内容で、USHCらしいアングリー・スラッシュ・パンク・ナンバー以外にも、バックの3人が後に始めたサイコ・アシッド・スラッジ・ドゥーム・パンク NIGHTSTICK的なアプローチもB面では聴かせてくれます。Seth氏のクレイジーVo.も、王道のボストン・ハードコアっぽいストロングさも若干あって、これは音源の貴重さ抜きにしても非常に興味深く、そして凶裂なサイコ・スラッシュ・コアで、100%カッコいいと断言しちゃいましょう!!!



このリリースの情報が流れた時から注意して狙ってたので逃すことなく入荷できたけど、初回は1000枚プレスで、レーベルでは既に全て完売しています。そのうちのレギュラー・バージョン・ブラック・ビニールは750枚ですから、恐らくこれから流通に乗って各地で販売されていくものと思いますが、他にパッチ付きゴールド・ビニールが150枚、そしてゴールド/ブラック・ヘイズ・カラーのビニールが一番少なくて100枚プレスありました。そして今回はめでたく全てltd.100枚のゴールド/ブラック・ヘイズ・ビニールで入荷できましたので、絶対にゲットしてください!!

Japanese Extreme!!



・ORGASM GRIND DISRUPTION - Offensive Grind Dude CD 税込1,200円 (Bloodbath / Till Your Death)



2011年に自主制作で発表した1stアルバムも好評だった東京のグラインド・コア・バンド O.G.D.が、Bloodbath RecordsとTill Your Deathの共同リリースで2ndアルバムを発表。スタジオ・トラック23曲とライブ・テイク15曲という変則的な構成で、帯のコメントはAUTO-MODのジュネ氏が担当しています。



PHOBIA, TERRORIZER, EXCRUCIATING TERROR, etcのUSポリティカル・グラインダーズを彷彿させる、ハードコア要素もかなり強いグラインド・コアが激烈で、そこに今回はBRUTAL TRUTHっぽい畳み掛けるようなめまぐるしい切れ味も加速させています。1stアルバムでの緊張感もそのまま持続したような、本作も充実した内容となっています。







・AGUIRRE / GUEVNNA - Split CD 税込1,080円 (Bones Brigade)



ex. COFFINSのVo. Ryo氏と、ex.マグダラ呪念で、その前は大阪のSECOND TO NONEに在籍していたMamiさんが在籍する東京のドゥーム・スラッジ・メタル・ニュー・バンド GUEVNNAが、フランスのストーナー・ドゥーム・メタル AGUIRREとのSplit CDを、USのパンク系レーベル Bones Brigade Recordsからリリース。



先攻のフランス AGUIRREは、GRIEFのようなハードコアからアプローチした荒涼感が特徴のストーナー・ドゥームで、重量感よりも若々しいノリの良さが特徴。と言っても、活動歴は既に10年にもなるみたいですが。対するGUEVNNAは、日本の重量級バンドで活躍してきたメンバーが在籍するだけの説得力が既にサウンドににじみでていて、切れ味すら感じさせる殺人級の重量ソリッド・リフと、Ryo氏のアグリー&アグレッシブなVo.のマッチがカッコいいです。来週からヨーロッパ・ツアーを予定してるそうで、今後も要注目のバンドです。
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