RECORD BOY

MASSACRE (Finland) - From Punk to the Grave 3CD BOXSET





・MASSACRE (Finland) - From Punk to the Grave 3CD BOXSET ¥3500 (Metal Warning)



80'sフィンランド・ハードコア・パンクが人気の高い日本では、ちょっと地味な存在のMASSACREのディスコグラフィーが、かなり気合の入った3枚組ボックスでリリース。この3枚組セット、コンプリート・ディスコグラフィーなんですが、スポットを当てているのはどちらかというと後期の音源で、この時代のハードコア・パンク・バンドの典型的末路をたどってメタル化した後期音源が非常に充実しています。最大の目玉音源である87年未発表LPは、なんとANTI CIMEXでおなじみのスウェディッシュ・レーベル Hardcore Horror Records (Distortion Recordsの前身)からリリースされる予定だったというから驚きです。もしそれが実現してたら、BLACK UNIFORMSとレーベル・メイトになってたわけです。そしてさらに面白いのが、このリリース、MAGNESIUMのCDを出していたフィンランドのメタル・レーベルから出ています!!





CD 1 - The Punk Years 1982-1984



Split 7" EP With Sekaannus (26-02-1984)

Tuho 7" EP 1984 (03-06-1984)

Verinen Katu DEMO 1984 (03-06-1984)

Unreleased DEMO (29-07-1984)

Bonus Tracks (Rehearsals 1982 / 1983, Live 1984)



CD 2 - The Propaganda Years 1985-1986



Massacre LP (1985)

Split 7" EP With Miquel Co. (1986)

Split Live TAPE With Bastards (Propaganda Records 1985)

Bonus Tracks (Unreleased Rehersals 1984 / 1987, Live 1985 / 1988)



CD 3 - The Metal Years 1987-1988



A Dream Unreleased LP (1987)

A Dream DEMO (1986)

DEMO (1988)

Bonus Track (Live 1987)





1st EPの時点で典型的なフィンランド・ハードコア・パンク・サウンドを確立していますが、メタリックに刻むリフやダークなメタル風味が特徴で、後期ANTI SYSTEMみたいな感覚のフィンコア・サウンドは、PAINAJAINENの未発表LPみたいな感触もあると思います。ディスク2のThe Propaganda Yearsは、The Crossover Yearsとも銘打っていて、入手困難で聴く機会なかったから今まで知らなかったけど、85年1stアルバム Massacreなんか、まるでEXPLOITEDのメタル・パンク期名作 Massacreのフィンランド版みたいでビックリしました!!ワッティー先生、もしかしてこのMASSACREパクっちゃったんでしょうか?ロウなリズムと重厚メタリック・ギターもかなりカッコいいです。そしてディスク3のThe Metal Yearsになると、北欧メタルコア・パンクらしい情緒も強めてきて、同じフィンランド・ハードコア・パンク上がりメタル・パンクのVENDETTAみたいな感覚もありますし、後期はさらに爆裂して、LEGION OF PARASITESみたいなロウ・メタルコア・スラッシュもまた凄い!!



初期から後期まで全音源とは言いませんが、Metal Warningリリースという点で引っかかったメタル・ヘッズやスラッシャーにも凄くオススメできる音源がたくさんあります。ディスコグラフィーやセルフ・ライナー・ノート掲載のブックレットもとても面白くて、「STONEとかA.R.G.なんかのフィンランド・スラッシュ・メタルの連中もハードコア・パンクには凄くインスパイアされてた」など、当時のフィンランド・スラッシュ(パンク&メタル)シーンの動向も含めて振り返ったライナー・ノートは本当に面白いです。限定500セットだけど、ナンバリング部分がブランクになってるし、ワクワクして自分購入用にシールド開封したら、いきなりディスクが2枚しか入ってなかったりと、Metal Warningらしい粗い仕事ですが、確実にオススメの再発盤ボックスセットです(心配なので、シールドは全てこちらで開封して中味を確認させてもらいました)。それと、先着100セット限定で付属する、当時ライブ会場で配布されてたというZINE形式の復刻フリーペーパーもいくつか提供していただきましたので、先着順でお付けします。入荷した枚数全てには付きませんのであしからず。しかしフィンコアMASSACREがこんなにカッコいいメタル・パンク・バンドだったなんて知りませんでした!!ぜひこの機会に入手してください!!

Metal Deadness!!



*病み上がりを言い訳にずっと手を付けていなかった、Nuclear War Now!商品などのデス/ブラック系や、オカルト・ドゥーム系メタルを、定休日を前にようやく着手しました。このテは本気の商品解説するのに、すごく体力を消耗するのです。受注メール対応は、定休日明けの木曜日以降になります。





・NECHBEYTH - Blood. Axis. Domination DIE HARD LP ¥2600 / REGULAR LP ¥2400 (Nuclear War Now!)



シンガポールのブラック・メタル・バンドが2011年にCDで発表した1stアルバムを、NWN!がアナログ盤でリリース。NWN!オーナー氏は、この音源を初めて聴いた瞬間にアナログ化リリースを決めたそうですし、つい最近発表したばかりの2ndアルバムは、Iron Boneheadからのリリースということで、激烈ロウ・ブラック・メタル・ファンならば注目せずにはいられない話題を振りまいています。ダイハード・バージョンはステッカー&パッチ付きで、シルバー・ビニール。このREVENGEみたいなデザインのパッチが、ラメも入っててカッコいいです。油断してると最近はこういう無名リリースもけっこう反響があるみたいで、NWN!のショップではダイハード・バージョンが今もう姿を消しています。



アルバム・タイトルからも想像できる、REVENGEウォーシップなグラインディング・ウォー・ブラック・メタルです。ピッチの高いVo.とノー・マーシーなフル・ブラストで、ちょっと初期のDIOCLETIANみたいな曲調もあったりするけど、BLASPHEMYファミリーやRoss Bay系の鈍い重量感ではなく、ノイズに埋もれたこの感触は、まさしく東南アジアン・プリミティブ・ブラック・メタルの伝統だと思います。近年、モッサリrawでlowなサウンドが主流となってるので、こういう曲調と感触のミックスもなかなか新鮮です。ルックスも凶悪で、要するにNWN!スタイルのベスチャル系デス・ブラック・メタル・ファンは安心&確実に必聴デス!!







・HATESPAWN - Abyssic Conquerors LP ¥2600 (Sepulchral Voice)



これまでデモとSplit EPのみのリリースながら、冒涜系ダーク・デス・メタル・マニアには高い評価を得ていたジャーマン・バンドの、2007年1stデモと2012年2ndデモを収録したコレクション・アルバムが、ドイツのSepulchral Voiceからリリース。同レーベルからの1stアルバムが大好評だったCHARONや、ギリシャ・デス・メタル重鎮 DEAD CONGREGATIONなどともSplitをリリースしていたバンドで、このへんのキーワードに引っかかったエクストリーム・メタル・ファンならば必聴のグレート・バンドです。



INCANTATIONを起点とする近年のアンチ・クライストなデス・メタルよりもヨーロピアンの荘厳さが強く、尚且つ初期デス・メタルのパターンを踏襲したオールドスクールなキラー・リフも印象的で、ズバリ言いましてNEGATIVE PLANEの1stアルバムを完全に彷彿させるカッコよさです。ちょっとタッチもサイケデリックです。でも初期NEGATIVE PLANEの土台にあったCELTIC FROSTやBATHORYなどのプレ・ブラック・テイストの代わりに、MORBID ANGEL系デス・メタルの冒涜要素をプラスして、さらにNECROS CHRISTOSのような叙情展開もありまして、とにかく、長年やっててEPしかレコードの出てないバンドのデモ音源をまとめたものとは思えない完成度!!オススメです。







・DAVE SLAVE's DOOMED AND DISGUSTING / SADISTIK EXEKUTION - Split DIE HARD 7″¥1800 / REGULAR 7" ¥1000 (Nuclear War Now!)



オーストラリアでイチ早くサタニックなデス/ブラック・メタルを実践したバンドであり、MAYHEMの故Euronimous氏がこのバンドのTシャツを着ていたことも考えると、OZブラック・デス・メタル・シーンのみならず、初期ブラック・メタル・シーンの形成にも、ブラジルのSARCOFAGOなどと同様に大きな影響を与えたバンドと言っても過言ではないカルト・サタニック・デス・メタル SADISTIK EXEKUTIONと、そのSADISTIK EXEKUTIONベーシストだったDave Slave氏が2000年代初めからやっているサタニック・ドゥーム・メタル・バンド DOOMED AND DISGUSTINGによるSplit 7"がNWN!からリリース。こちらはカラー・ビニールで、各バンドのパッチが付いたダイハード・バージョンです。



SADEXは91年のSpiralデモの2曲を収録。SLAYERルーツのデス・メタルがサタニック・ブラック寄りになったようなサウンドは、簡単に言うと初期MORBID ANGELとSARCOFAGOの中間のようでもありますが、NECROVOREなどのようなオブスキュア・カルトでプレ・ブラックな雰囲気が好きな方は必聴のカッコよさです。DOOMED AND DISGUSTINGは重厚デス・メタルなサウンドでやったドゥーム・メタルといった感じだけど、DEATH SS系オカルト・メタルのいかがわしさがキョーレツで、この1曲だけで判断させてもらうと、まるでDOOMSTONEまんま!!単独作品ではないけど、NWN!がリリースするオカルト・ドゥーム、と聞いてピンと来た方には嬉しくなるようなサウンドとカルト臭です。

Doom-O-Cult!!



・PAGAN ALTAR - Judgement of the Dead LP WHITE VINYL ¥3200 / BLACK VINYL ¥3000 (Buried by Time and Dust)



知る人ぞ知るプロト・ドゥームメタルのNWOBHMバンドとして2000年頃から急速に評価が高まり、今やNWOBHMファンにカルトな人気を誇るUKオカルト・ドゥーム・へヴィメタル PAGAN ALTARの、82年に録音されながら98年に Volume 1のタイトルで発表されるまで陽の目を見なかった幻の1stアルバムが、オリジナル・タイトルでBuried by Time and Dustからアナログ盤が待望の再プレス。2005年にBlack Widowがこのタイトルでアナログ化した時は、ちょうどI Hate Recordsが The Time Lord MLPをリリースして、私達もPAGAN ALTARについて少しずつ知り始めた頃でしたが、その入荷させたBlack Widow盤LPにマニアックなお客さん達がすぐさま飛びついて注文されてたのが強く印象に残ってます。そして2010年にBuried by Time and Dustがアナログ再発しましたが、その時は一瞬で即完売してしまいまして、確かBOYはこのBBTDバージョンは入荷できなかったんです。ゲートフォルド・スリーブで歌詞インサート&ポスター付きの、念願の再発です!!ホワイト・ビニール 3,200円と、ブラック・ビニール 3,000円の2種入荷しています。



78年にロンドンで結成されたNWOBHMバンドで、本作は最初期78年の未発表音源5曲を収録。BLACK SABBATHのダークネスに哀愁メロディーをふんだんにちりばめたような激渋陰鬱メロディアス・オカルト・メタル・サウンドで、ドゥームメタルの始祖の隠れた名バンドの一つとしてドゥーマーからNWOBHMファンにまで熱狂的に支持されています。ちょっとHAWKWIND的な曲調もこの最初期音源では聴けるのが興味深いですが、ラストの号泣必至ナンバーはやはりPAGAN ALTAR本来の英国情緒が炸裂してて最高に切なすぎます。近年盛り上がりを見せる、GHOSTに代表されるヴィンテージ・オカルト・メタルを検証するうえでも重要なドゥームメタル・レジェンド!!







・PAUL CHAIN - King Of The Dream LP PURPLE VINYL ¥3600 / BLACK VINYL ¥3400 (Buried by Time and Dust)



続々リリースされるPAUL CHAIN関連再発が、遂にBBTADにまで波及しました。87年のSABOTAGEとのSplit 12"の曲と、続いて88年に発表したAsh 12"の、~VIOLET THEATREからシンプルにPAUL CHAINに改名してリリースした最初の2作品をまとめて、さらに未発表曲もプラスした7曲入りLPです。ゲートフォルド・スリーブで、パープル・ビニール 3,600円とブラック・ビニール 3,400円の2種入荷しています。



イタリアン・オカルト・ホラー・メタル総本山 DEATH SSの初代ギタリスト Paul Chain氏がDEATH SS脱退後に始動したソロ・プロジェクト・バンド PAUL CHAIN VIOLET THEATREは、87年2ndアルバム Opera 4thを最後に~VIOLET THEATRE名義から簡潔にPAUL CHAINへと改名。母国イタリアでは知らない人はいないほどのビッグ・ネームとなっていくDEATH SSを離れ、オカルト・ドゥーム・メタルの裏街道を歩き、2003年の活動停止まで孤高のカリスマとしてアンダーグラウンドに君臨しました。サウンドは王道のストーナー・ロック風だったり、アヴァンギャルドなエクスペリメンタル風だったりと、作品によって趣向を変えながらも、殺伐としたオカルティックなムードが一貫として漂っていたのがPAUL CHAINの魅力かと思います。



Split w/ SABOTAGEの音源は13分に及ぶ長尺ナンバーで、ホラー映画のサントラのような前半から、テク云々を超越したPaul氏のギター・ワークが必殺級の本編に展開すると、まるでHELLHAMMER ~ CELTIC FROST系統デス/ブラック・ドゥームのようでもあるグレートな内容です。ロウ・テクを有り余る才能でカバーしたPaul氏の演奏と表現力は、なんかちょっとTom G. Warriorにも通じるようにも思えてきました。Ash MLPもPAUL CHAIN信者ならずともPaul氏の魅力を感じ取れるであろう興味深い作品で、PAUL CHAINでは非常に珍しい、MOTORHEAD影響下の80'sユーロ・スピード・メタルのような疾走ナンバーや、鋼鉄リフが熱すぎるハードなパワー・メタル・チューンなど、PAUL CHAIN流のクサレ・メタルが堪能できる作品です。しかし、もちろんPAUL CHAIN独特のヴィンテージな哀愁も散りばめています。DEATH SS関連ファンはもちろん、オカルトでカルトなへヴィメタル・マニアックス待望の再発盤デス!!







・RUN AFTER TO - Run After To / Gjinn and Djinn CD ¥1600 (Shadow Kingdom)



続々リリースされるPAUL CHAIN関連再発盤を楽しんでいる方にはぜひチェックしていただきたい、アナザー・カルト・イタリアン・ドゥーム・メタル・クラシックのリイシューです。REQUIEMやBLACK HOLEあたりまで初期イタリアン・ドゥーム・メタルを探求してるマニアの方には名の知れたカルトな存在だそうで、今まで気づかなかったけど、PAUL CHAIN VIOLET THEATREの84年1stミニ・アルバム Detaching from Satanの1曲目は、このRUN AFTER TOのカバーでした!!



PAUL CHAINよりも結成は遅く83年に始動したバンドで、PAUL CHAINに強く影響されてスタートしたそうですが、彼らの存在にPaul Chain氏も強くインスパイアされて、変則的なコラボレーションのような感じで、PAUL CHAINによるRUN AFTER TOのカバーが実現したそうです。ドラマーは後にPAUL CHAIN VIOLET THEATRE ~ PAUL CHAINにも参加しています。このへんの経緯が解説されてる、ジャケ・ブックレットに掲載のライナー・ノートは実に興味深いので、ファンは辞書片手にぜひ必読でお願いします。今回の初再発CDは、88年にMinotauro Recordsから発表したミニ・アルバムに、85年1stデモも加えた全9曲入り。おそらくこれでコンプリートなディスコグラフィーだと思いますから、つまりPAUL CHAIN VIOLET THEATREによる84年録音のカバーは、オリジナルであるRUN AFTER TOの公式リリースよりも先に世に出たということになるのです。



もう、以上のようなトリビアのご紹介だけで、あとはゴタゴタ解説する必要もないでしょうが、サウンドがまた本当に素晴らしいです。やはりPAUL CHAINの影響が強く感じられるドゥーム・メタルで、PAUL CHAINの妖艶な哀愁を、サイケデリックな表現ではなく南欧エピック・メタルのシケシケ・テイストを基盤に演奏してるふうな感じで、イタリアやギリシャの80'sエピック・メタル・ファンにも絶対オススメです!!







・ABYSMAL GRIEF - Feretri CD ¥1800 (Terror from Hell)



90年代中期から活動を続けて、DEATH SS系オカルト・メタルを正統的に継承するイタリアン・ドゥーム・メタル・バンドの3rdアルバムCDです。



DEATH SSよりもサバス系正統派鋼鉄ドゥームの基盤が強固で、しかし教会オルガンも強調してるから、楽曲だけで言えばCANDLEMASSタイプの北欧エピック・ドゥーム・メタルにも通じることにもなるのですが、しかし最終的には紛れもないイタリアン・ドゥームそのものなサウンドとなって表現されてるので、もはやこれは血統書付きのイタリアン・オカルト・メタルとしか説明のしようがないです。BOYだとこのバンドは、ぶっちゃけ毎度5枚以下のオーダーでこじんまりやってますが、過去に入荷させてきた作品は全て確実な反響がありました。今回もカート・アップ前に既に数枚売れまして、もともと情けない枚数での入荷だけど残りわずかです。レーベルもあまり流通良くないですから、ファンの方はぜひ押さえといてください。
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