RECORD BOY

Black Ritual Metal!!



・VON - Satanic Blood CD ¥2600 (Von)



NWN!による2009年再発盤が世界中で話題となったおかげで、長年鳴りを潜めていたオリジナル・ベーシストのVenien氏もまた、2009年頃から活動を再開。復活後のVONは、これまでにEPやデモなどをリリースしてきて、当店でも少しだけ入ったEPなどは即売り切れてたので、本家のようで事情を知る人には本家と言い切ることもできない存在ではありますが、Venien氏のVONも、やはり注目せずにはいられない人が多いと思います。



初期VONの本質を理解する人達を中心に、シーン全体でも、VONからSIXXの流れを継承しているのはVON GOAT、という認識が一般的です。Vanien氏はVONのオリジナル・ベーシストですが後期は脱退して、SIXXにも関与していなかったから、その解釈に異論を唱える人はたぶんいないでしょう。2012年に遂に発表したこの1stアルバムは、タイトルからもうかがえる通り、Satanic Blood 1stデモの曲の再録も多く収録した、Satanic Bloodデモの完成型と捉えるべき作風です。2010年代のブラックメタルの感触で、初期の恐ろしくプリミティブなトテトテ・ブラックをやってるような感じなので、別に断固認めない!と思わされるようなトンチンカンさなどは無くて、思っていたよりもけっこう楽しめます。まぁ、良く知ってる曲がたくさんあるから、ってのもあると思いますが。そして何と言っても、Venien氏の、あの病的なアートワークが素晴らしい!!LPサイズのブックレット付きのため、メール便発送には対応できません。ダウンロード・アルバムよりも2曲多いCDバージョンです。







・VON - Dark Gods : Seven Billion Slaves CD ¥2600 (Von)



こちらは早いペースで今年発表された最新2ndアルバムです。Satanic Blood 1stデモの曲の再録も多く収録した2012年1stアルバムを聴くと、VON GOATと、このVenien氏のVONの違いは非常にわかりやすかったですが、本作2ndアルバムは、退廃的な黒い美しさまで備えてしまった、VON GOATに近い作風になっちゃってまして、やっぱりこのVenien氏ってのは、ちょっと厄介です!!今回も暗黒病的アートを掲載したLPサイズ・ブックレットとポスターもいてるため、メール便発送には対応できません。VONファンはこのアートワークだけで買いですが、内容もフォロワーに出せない、極悪な退廃美が充満してて、アート&音楽ともに、圧巻の内容です。







・NECROSEMEN - And All Shall Be Smitten by Fyre ONE-SIDED LP ¥2000 (Blood Harvest)



何者か知らないスイスの独りブラック・デスメタルが、Blood Harvestから3曲入りの片面MLPでデビュー。最近は何か話題性がないとセールスは困難になる一方ですが、Blood Harvestはそんな風潮に真っ向から立ち向かっているかのようで、最近は先にCDリリースされてたモノのアナログ化か、無名の新人ばかりリリースしています。しかしポッと出の新人でも、どれも確かなクォリティーを保ったリリースばかりなのには感心してしまいます。限定300枚です。



冒頭の勇壮オーケストレーションから激烈にスタートする流れは、DIOCLETIANの影響を感じさせますが、BLASPHEMYやVONなども彷彿させる反復プリミティブ・リフは、ミニマム・テイストも漂わせていて、そこに昨今のベスチャル・デス・ブラック系の特徴である、冷たいリチュアルな雰囲気が覆いかぶさります。ベスチャル・デス/ウォー・ブラック・メタルって、保守的な精神と音楽的にラディカルな要素のバランスが絶妙だと思うのですが、このバンドは斬新さはないけど、完璧なデビュー作だと思います。オセアニアで言えばVASSAFOR、北米バンドで例えるとRITUAL NECROMANCYファンは必聴!!







・BLACK VUL DESTRUKTOR - Beyond Time and Portals of Death LP ¥2000 (Blood Harvest)



アルゼンチン出身ブラック・デスメタルの、2008年デモと2011年カセット音源を収録した8曲入りLPが、スウェーデンのBlood Harvestから限定300枚でリリース。



マニアの間でも恐らく知名度はまだまだのバンドだと思うけど、南米ベスチャル・ファンは必聴級のカッコよさではないでしょうか。1stデモ音源は、鈍く重いドラミングで叩きだされる、VOMITORの南米版のごときSODOMルーツのカオティック・ウォー・ブラック・デスメタルが圧巻にカッコいい!!2011年音源になると、チリPENTAGRAM的感触にも共通するジョリジョリ・タッチで、ズグズグに這いずりまわる南米リフワークを前面に押し出して、南米デスメタル的手法にも近づいています。原始的パワー炸裂型のバンドですが、演奏がズタボロではないので、2011年音源はちょっと初期SEPULTURAのブラジリアン・テイストも感じさせます。

Japanese Extreme!!



・CRUCEM - S/T CDR ¥300



東京のハードコア・パンク・バンド ASPIRINのギタリストが始動させたブラックメタル・バンドの4曲入り1stデモCDRです。



スリーブに掲載のステートメントでは、作為的にカルトな演出をするバンドの方法論を痛烈に批判していますが、その姿勢がサウンドにも反映されていて、ネガティブ・フィーリングを激昂させて叩きだしたようなブラックメタル・サウンドは、かなりアグレッシブです。手法にハードコア要素はないけど、ハードコア・パンクで育まれた攻撃性がうまくブラックメタルのバイオレンス性と合致してると思います。アヴァンギャルドなダークウェイブ的音色と教会系旋律の中間で不協和音と化したようなキーボードの音も、リスナーの精神的不安を煽っているかのようで効果バツグン。これでスラッジな曲調だったら、ちょっとBLACK MASS OF ABSUみたいなことになってたかも知れません。なかなか圧倒させられる内容です!!







・MULTIPLEX - World CD ¥1500 (Xreem Music)



再入荷お待たせしすぎました!NECROPHILEの音源集に続いて、日本の初期グラインド・メタル/デスコアの最重要作が遂に再発!!TRANSGRESSOR, NECROPHILE, MESSIAH DEATH, HELLCHILDなどとともに東京デスメタル・シーン黎明期の中心的存在であったグラインドコア・バンド MULTIPLEXの、92年にSelfish Recordsから発表した唯一のアルバムCDが、スペインのXtreem Musicから再発。Samurai ZINEが92年にリリースした Grinding Syndicate 4 Way Split CD提供曲, S.O.B.のTottsuan氏プロデュースでSelfish Recordsから91年にリリースされたThrashing Death Power 3 Way Split CD提供曲, そして91年のデモもボーナス収録した、初期MULTIPLEXの集大成的再発盤です!!



Vo.の大熊氏が在籍したNECROPHILEと決定的に違うのは、MULTIPLEXの基本理念がグラインドコアだったという点だと思います。USデスメタルからの触発は強く感じさせますが、当時は"インダストリアル・グラインド"なんて紹介してるファンジンもあったりしてたように、デスメタルのテクニカル・リフの裏側で薄気味悪くうごめくベースラインとめまぐるしい展開、そしてそれを支える変幻自在の高速壮絶ドラミングで、この1stアルバムの時点で既にインテリジェントなパワーバイオレンス的デスコア・グラインド・メタル・ワールドが確立されています。



高円寺20000Voltや原宿ロサンゼルスなどで、デス・グラインド期ROSE ROSEや、確かROSE ROSEメンバーがいたUNHUMAN SOCIETY DEATHなどとともに、MULTIPLEXも激烈なグラインドコア・サウンドをプレイしはじめていたのは、この作品よりも、もう数年前だったはずです。日本でグラインドコアやデスメタルを真っ先に持ち込んだとされる伝説のファンジン Deathrash Mayhem ZINEや、そのZINEを発刊していた小久保氏が在籍したMESSIAH DEATHとともに、海外のハードコア・メタル/エクストリーム・シーンの動きをイチ早くキャッチしていた初期のMULTIPLEXは、東京アンダーグラウンド・ハードコア・シーンのさらに深層部分の、新しく自由な空気の中で誕生したグラインドコア、というスタンスだったように思います。この頃の東京アンダーグラウンド・シーンは、とにかく斬新&刺激的だった!!そして、そんな中で冷静に聴けることなんて出来なかったし、しようとも思わなかったけど、フロアでモミクチャにされながら体感した、カオティック且つ暴力的でありながら、今思えば凄くクールだったMULTPLEXのサウンドは、まぎれもないグラインドコアだった!!

Metal from the Graves!!



・DISSECT - Swallow Swouming Mass 2CD ¥1600 (Xtreem Music)



オランダのデスメタル・バンドの93年発表唯一のアルバムが、91年/92年/97年デモなどをたっぷりボーナス収録した、コンプリート・ディスコグラフィー状態の29曲入り2枚組CDで、スペインの老舗レーベル Xtreem Musicから再発。当時、熱心にインターナショナル・デスメタルを掘っていた日本のマニアでも覚えている人は多いであろうバンドで、当時のデスメタル・シーンの話をよく聞かせてくださるお客さんも、懐かしんで早速買っていかれました。



TRANSGRESSORやギリシャのVARATHRONなど、今では伝説となっている多くのバンドをリリースしていたCyber Musicから出ていた作品で、先に再発されて話題を呼んだ同じオランダの激レア・カルト・デスメタル PHLEBOTOMIZEDもやはりこのCyber Musicからのリリースでした。そしてサウンドもPHLEBOTOMIZEDとの共通性も感じさせるテクニカルな変則デスメタルなのですが、よりアンダーグラウンドな魅力を強く放っているのは、こっちのDISSECTの方かと思います。このゴアな激渋ロゴからもうかがうことができるけど、曲展開は偏屈でも、強烈なlowデスメタルの感触が最高にカルトで、フィンランドのDIMILICHと、USペンシルヴァニアのROTTREVOREの中間のようでもあります。91年デモなんか、初期フィンランド・デスメタル・マニアも狂喜しそうな極上lowですデスdeath!!!97年デモは、いきなり劇的に変化してて、本来然るべき楽しみ方ではないのはわかりますが、この音源もけっこう面白かったりします。まだまだ面白いのはたくさんあって、やっぱりカルト・デスメタル・リイシューは最高です!!







・SORCERY - Arrival at Six CD ¥1500 (Xtreem Music)



初期デスメタルのカルト・レーベル、フランスのThrash Recordsからの1st 7"EPや、最近ではTo The Deathからのデモ音源集ボリューム満点3枚組LPのリリースなどでも話題を呼んだスウェディッシュ・デスメタル SORCERYが、新作アルバムをスペインの老舗レーベル Xtreem Musicから発表。デスメタル系新商品は到着を待ってるモノが今けっこうありまして、このSORCERYもTo The Deathからの初期作品コレクションLPを待ってるのですが、どうももうちょっと時間が掛かりそうなので、まずは先に届いたこの新作から販売スタートです。復活前の初期音源とじっくり聴き比べたい!と到着前から楽しみにしていた、ちょっと想定外の衝撃的な不意打ちを食らわされた、強力な復活アルバムです。



初期はサタニックな風味もあるデスラッシュ寄りのスウェディッシュ・デスメタルで、デモ・アルバムはMORBIDにも近いカッコよさでしたが、復活第1弾の2009年デモは、ダッチ・デス・ファンにもアピールしそうなゴリゴリのデスメタルでした。悪くはなかったけど、強烈なインパクトを与えるようなデモではなかったのですが・・・今度のコレは凄い!!大好きなタイプです!!!ENTOMBEDやDISMEMBERなどの王道の大味重厚スウェデスの部類になるのでしょうが、重いドラム, 重い疾走感, そしてVo.もlowじゃなくてheavyな、とにかく重量級のサウンドで暴走するワイルドなデスメタルで破壊的にカッコいいデス!!!TORMENTEDの1stとの共通性を強く感じますが、スウェディッシュ・ハードコアに接近してたTORMENTEDよりも、へヴィメタルのルーツを強く打ち出しています。サンクス・クレジットでは、MORDANTとNECROCURSEにも敬意を表していて、またしてもスウェデス・オヤジ連中の極悪パワーを痛いほどに感じさせられる、素晴らしい作品です。ジャケも最高に激渋だし(汽車ジャケ最高)、超オススメ致します!!!







・LIVING DEATH - Worlds Neuroses / Live CD ¥1600 (Under Fire)



お待たせしました!!1か月前に入荷した時は、新着商品速報BBSに掲載した途端に売り切れてしまった、ジャーマン・スラッシュメタル LIVING DEATHの、88年4thアルバムと同年Live MLPのカップリング再発CDです。先に再発されて、個人的な思い入れを爆発させて激烈にプッシュさせてもらった Protected from Reality / Back to the Weapons CDも再発してた、メキシコのUnder Fire Recordsによる再発シリーズの第2弾です。このレーベルはDEATH SS関連もいろいろ再発してましたが、なかなかいい仕事してるからか、油断してると早々と完売するパターンもたまにあるので、ぜひこの機会に入手して、しっかり聴き直すべき作品だと思います。



Worlds Neurosisアルバムは、前2作(Protected from Reality / Back to the Weapons)が完璧に最高すぎたから、ちょっとLIVING DEATHらしくない、アクの抜けたスラッシュメタル・サウンドで、ダイハードなLIVING DEATHマニアには不評の作品。と言った評価が一般的かと思います。しかしです・・・。これはやっぱり普通のスラッシュメタルなんかじゃ全然ありません。むしろ、アク出まくりの、普通のようで全く普通じゃないメガ渋スラッシュメタルです。冒頭の助走無し、アクセルいきなり全開爆走スラッシュメタル・パートはLIVING DEATHならではのカッコよさですが、その後はどう聴いても、MEGADETHまんまクリソツすぎる!!!!!トトのVo.なんか、ほぼデイブ・ムステインのコピーですし、しかもこれが完璧になりきっているから凄い。やっぱり、変態は激渋な変態にあこがれるのでしょうか。この歳になるまで、このアルバムが、こんな凄いことになってるなんて全然気づかなかった・・・。ってか、無意識に聴く耳持たなかったのでしょう。しかし俺だけじゃないはずだ!!Worlds Neurosis最高!!!



そして88年ライブ・ミニアルバムです。これも私事な話で恐縮ですが、LIVING DEATHの魅力をわからせてくれた師匠が大好きなライブ盤でした。ギター・ソロの切り込み具合いが絶品だと、良く言ってましたが、テクの専門的なことがわからない者にとっては、2ndの曲がソリッドなサウンドで聴けるという点だけで、これまた必聴の名作だと思います。



とりあえず、Worlds Neurosisは要再聴!!50代になったら、SACRED CHAOもチャレンジしよう!!
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