RECORD BOY

DEATHSTORM - As Death Awakes CD



・DEATHSTORM - As Death Awakes CD ¥1800 (I Hate)



2011年にI Hate Recordsから、アナログ盤のみのリリースのミニアルバムでデビューした、オーストリア産スラッシュメタルの8曲入り1stフルアルバムが、今回もI Hate Recordsからリリース。昨年末に先に到着してたSplit FLEXI w/ TERRORAMAを聴いて、「アレ、どっちがTERRORAMAだっけ?」なんて思った人も多いのではないでしょうか。基本路線は前作と変わりありませんが、満場一致で、前作より格段にパワーアップを認めていただけるであろう、素晴らしいスカル・クラッシング・スピード・スラッシュの傑作です!!



KREATOR, SADUS, MORBID SAINTなどの系統の暴走ノンストップ・スタイルですが、今回はかなりTerrible Certaintyの頃のKREATORを彷彿させます。引き締まった演奏よりもアグレッションを重視したドラミングの馬力が非常に心地よくて、タム回しまでパワー全開なプレイに、Ventorの影がちらつきます。さらに、ギター・ワークもKREATORみたいで、力いっぱい叩きまくる激走ドラムをバックに乗るムチャクチャ・ソロが、トーンからフレーズまでまるでKREATORのTerrible Certaintyでヤラレました!!感触はTerrible Certaintyでも、曲調はPleasure to Killっぽいものが多いけど、これで強引な転調やちょっと音痴なフレーズがあれば、完全にKREATORのTerrible Certaintyです。Vo.が以前はヘロヘロでしたが、ミレ型吐き捨てシャウトも見事にきまってきて、Vo.の不安も完全に解消。前作聴いて、「このバンドはもういいや」って思った方、お願いですからもう1度だけお付き合いください。オススメです!!

Southern Death Cult Metal!!



・MASACRE - Metal Medallo Attack CD ¥1000 (Nuclear War Now!/Obliteration)



CDも出ました!!こういう再発盤が、日本のNWN!ファンには一番うれしいのかも知れません。コロンビアを代表するデスメタル・バンドの、後にPROFANATICAとのSplit LPの形でもリリースされた91年 Ola de Violencia 12"と、93年にメンバーによって自主リリースされた Barbarie y Sangre en Memoria de Cristo 12"の2種をまとめた初期レア音源集!!CDはNWN!と日本のObliterationによる共同リリースです。



Osmoseから1stアルバムを発表する手前の Ola de Violencia 12"は、アルバムで到達した独特の鈍い重厚デスメタルと、初期デモ時代の邪悪崩壊系鋼鉄の中間のような、最高にカルトでかっこいい激レア名作!!南米バンドしか思いつかないような、衝動的と言うか即興的にも感じられる展開のデコボコさだけど、演奏力が向上してるので、唯一無比の原始的混沌重厚デスメタルが堪能できます。そして Barbarie y Sangre en Memoria de Cristo 12"はその独創性をより強調した作風で、DEATH SS影響下の激黒ネクロマンティック・デスメタル南米版のような、これまた最高にカルトで激渋な傑作!!MORTUARY DRAPE, ROOT, MASTER'S HAMMERにも匹敵する強烈に黒い世界観にマジで震えます。コレ本当に最凶すぎ!!MASACREの一番おいしいトコ凝縮した凄い再発盤デス!!







・the CHASM - Procreation of The Inner Temple CD ¥1600 (Vic)



CENOTAPHの1stアルバム・アナログ化再発(CD再発は現時点で3月中旬以降のリリース予定にズレ込んでます), DARK HALFやRIPPING FLESHなど、いまさらメキシカン・デスメタルの独特カルトな魅力に憑りつかれはじめていますが、このTHE CHASMは現在も活動する大御所で、CENOTAPHと並んで、メキシカン・デスメタルを勉強するうえで、真っ先に体験すべきバンドなのかも知れません。オリジナル盤CDはCENOTAPHの1st CDに匹敵するメガレア盤だという94年1stアルバムの、ボーナス・トラック収録の11曲入り2012年デジパック再発CDです。



メキシコのバンドの特徴として、古代の神秘的テーマを取り扱うバンドの質と人気が非常に高く、ブラックメタル系ですが、NWN!がアナログ再発したXIBALBAも、DARKTHRONEなどの寒々としたメロディーをきっかけにしながらも、中南米アンシエントなミステリアス叙情旋律へと深化したような、極上級のエピック・ブラックメタル・サウンドを確立して、世界各地に熱狂的な信者を獲得しています。この THE CHASMの1stアルバムも、起伏に富んだ北欧型デスメタルを土台しつつ、宗教的退廃感とは違った、土着的な陰鬱旋律が必殺級の素晴らしさで、まさしく唯一無比のエピック・デスメタルと言えるカッコよさです!!もっとオーダーすればよかった・・・。







・HADES ARCHER - The Curse Over Mankind LP ¥2000 (Blood Harvest)



FORCE OF DARKNESSと並んで現行チリ・ベスチャル・スラッシュ最高峰バンドでありながら、毎度流通の悪いリリースでヤキモキさせられてきた、HADES ARCHERの2012年最新3rdアルバムが、Blood Harvestから限定300枚でLPリリース!!



デビュー時から考えると、ダイナミックでドラマチックな勇壮パートの占める割合が増してますが、いやはや、やっぱりこのバンドは渋すぎる!!もはや南米云々を売りにプッシュするようなバンドでは決してなく、前作でも感じさせた、ちょっとヨーロッパ勢にも通じる冷たさも漂うBATHORY影響下のブラック・スラッシュを叩きだしています。80'sスラッシュメタルと、それ以前のへヴィメタルもルーツにあるのが随所に見え隠れしてます。イタリアン・カルト・ブラックメタル MORTUARY DRAPEのカバーもやってて、これがまたイーヴィルなDISCHARGEスウェディッシュ・ハードコアみたいな感じで最高!!南米ファン以外の全てのブラック・スラッシュメタル好きに聴いてもらいたいです!!







・MASTER OF CRUELTY - Spit on the Holy Grail LP ¥2200 (Blood Harvest)



Deathrash ArmageddonからCDでリリースされていた南米パラグアイ産・デスラッシュの1stアルバムが、Blood Harvestから限定300枚でLPもリリース!!パラグアイって言われても思い出すバンドはあまりなくて、同じくDeathrash Armageddonからアルバム出してたATOMIC CURSEくらいしか覚えてませんが、ジャケの雰囲気はちょっとFORCE OF DARKNESSっぽいな?と思ったら、ジャケ・アートはFORCE OF DARKNESSやATTACKER BLOODY AXEなどを手掛けた Daniel Self Desecratorというチリの人でした。サウンドもチリのデスラッシュ好きにオススメで、演奏も曲構成も、ほぼ完璧と言ってよいクォリティー。コレはちょっとビックリのカッコよさです!!



女性ギタリストも含むツインギターの4人編成。ジャーマン系ユーロ・スラッシュメタルを土台にベスチャルに爆裂したスタイルはFORCE OF DARKNESSも思わせる、なんて言ったら大げさでしょうか。SLAYERからSEPULTURAへと受け継がれた、正統派ブラジリアン・ダーク・スラッシュの系統にも当てはまるような楽曲を起伏を激しくしたアレンジ・センスも素晴らしくて、ブラジルのATTOMICAにも通じるブルータル・レイジング・スラッシュとも捉えることができます。一言で言って、音楽性はもう文句なし。あとはメンバーのキャラを磨けば、けっこうな線まで行けると思います。しかしまぁ、Deathrash Armageddonの南米バンドに向けたアンテナの敏感さには舌を巻きます!!かなり強力な1stアルバムです!!


Metal Deathcrusher!!



・MEGATOMB - Louder than a Thousand Deaths MLP ORANGE VINYL / BLACK VINYL 各¥1800 (Me Saco Un Ojo)



スウェーデンの新鋭ブラック・デスラッシュ・メタルが、Me Saco Un Ojoから6曲入り1st ミニLPをリリース。ぶっちゃけますと、MSUO常連海外地下デスメタラーの間ではたいして話題にもなってないリリースでして、それはやはり、いつものMSUO作品とちょっと毛色が違うタイプだからだと思います。しかし、このカッコいいジャケ・アートからも匂わせるように、これはデスメタル・ファンよりも、アンダーグラウンド・スラッシュ寄りのデス・ブラック・ファンにオススメのリリースだと思います。限定500枚リリースで、そのうちのltd.100枚オレンジ・ビニールも入荷してますので、ご希望のカラーをお選びください。



スラッシュ寄りのブラック・デスラッシュと言っても、切れ味鋭く暴走するMERCILESSタイプではなく、一言で言って、かなりNIFELHEIMウォーシップなスタイルです。BATHORYルーツの鈍いパウンディング・ブラック・スラッシュに、KREATORの最もダークでプレ・デスメタルなルーツ的重要作とされるPleasure to Killの頃のようなイーヴィルな爆発力も時折ミックスして、そこに正統派メタル的熱血ドラマチックなフレーズが絡まったりすると、スラッシュの切れ味があったMORBID INSULTERよりも、ある意味、もっとNIFELHEIMに近い形となって表れています。今回入荷したMEGATOMB MLPとMALICIOUS テープのMSUOリリース2作は、どっちもキーワードにNIFELHEIMがあるようなタイプで、かなり当店好みのタイプでした!!オススメです!!







・MALICIOUS - Mental Illness TAPE ¥800 (Me Saco Un Ojo)



2011年結成のフィンランド若手デスメタル・バンド、Me Saco Un Ojoからの4曲入り1stデモテープです。メンバーの雰囲気も完璧にアーリー90'sデスしててカッコいいけど、サウンドも新人とは思えないほど完成された感があって、「今、デスメタルはフィンランドが一番だ」とMSUOオーナーが断言するのも納得の、昨今のフィンデスの層の厚さを実感させるグレート・デビュー作です!!



しかしサウンドは典型的なフィニッシュ・スタイルではなくて、POSSESSED, BATHORY影響下のスウェディッシュ・サタニック・デスメタル、といった感じです。必然的にNIFELHEIMにも似てくるタイプですが、このバンドはリフワークと感触を見事にスウェデス・タッチで再現しきっていて、王道のスウェディッシュ・デスメタル・ファンにもぜひチェックしていただきたいカッコよさです。MEFISTO, OBSCURITY, NIFELHEIM, NECROCURSEなどのファンは確実に必聴!!ちょっと気持ちが先走りすぎだと言われそうですが、これはまたしても、大手レーベルによる新鋭デスメタル・バンド青田買いのターゲットにされそうな予感の、MSUO輩出若手バンドです!!





*ちなみに、今年からMe Saco Un Ojoのアナログ盤についてたあのストレンジな日本語帯シリーズをやめました。個人的には、あの間抜け具合がBOYにはちょうどいい感じで愛着もあったんですが、まぁほとんどの人がイヤだったみたいですし・・・。それと、今回から日本流通という大袈裟な名目を取っ払って、今後はMe Saco Un Ojoリリースの日本国内取扱いは当店限定販売になる予定です。苦しい状況の中、今までがんばって付き合ってオーダーしていただいた他店さんには、だいぶご迷惑をおかけしてきましたが、他店さんも皆、その店独自のカラーを出すことに一層力を注いでいられる状況なので、必然的にMSUO作品のオーダーも減少して、最近は当店販売分のみでほぼ事が足りるくらいまで落ち込み、日本国内流通などと言うのも恥ずかしいくらい小規模になってきました。この状況をレーベル・オーナーと話した結果、MSUOとしてはBOYだけでいいから販売してほしいし、BOY以外での日本流通は一切考えていない、とまで言い切ってくれましたので、これからは基本的に当店だけでの販売となります。しかし、日本のバンドのリリースなどがあった時は、そのバンドがギャラ分を販売するようなこともあるでしょうから、あくまでも、「基本的には」というスタンスです。今でもMSUOリリースを買い続けてる方々は、本当にアングラ・オールドスクール・デスメタルが大好きな人達なわけですから、その人達のためにも、規模は縮小しますが、今後もまだMSUOは応援していきます!!







・SHROUD OF THE HERETIC - Boiled to LP ¥2200 (Blood Harvest)



女性ドラマーを擁するUSポートランドの3人組デスメタル・バンドが、Blood Harvestからデビュー作を限定300枚LPでリリース。



レーベルの解説にある通り、CRUCIAMENTUMやENCOFFINATIONなどと同じ系統にあるダーク・デスメタルです。しかし実に北米エクストリーム・メタルらしい冷たさが充満していて、オールドスクール・デスメタルのパーツで構成された暗黒の重厚音壁による圧殺は、ENCOFFINATIONのようなアホみたいに極悪重低音タイプではないにしても、荘厳リチュアルなブラック・デスメタル好きには必ずや満足してもらえる充実の内容です。Parasitic Recordsあたりのポートランド・アングラ・エクストリーム・メタル・ファン, そしてVASAELETHファンはぜひともチェックしてください。限定300枚!!







・PHLEBOTOMIZED - Preach Eternal Gospels / Devoted to God CD ¥1600 (Vic)



UTUMNOやFURBOWLのCDを再発してきた(どちらもレーベル在庫切らしてるそうで、残念ながら再入荷できてません)オランダのVic Recordsが、自国ダッチ・デスメタルの激レア・カルト・クラシック4タイトルを一挙再発!!なんだけど、1作品だけ丸々入れ忘れて送ってきて、今回は3タイトルだけのご紹介です。



BACTERIAL DISEASEという名前で89年にオランダ・ロッテルダムで結成されたデス・グラインド・バンドの、93年発表5曲入りミニアルバムに、91年2ndデモもボーナス収録したCDです。グラインドコアを出発点としてますが、ロウ・ダーティーなハードコア・ルーツではなく、キーボードも導入したアトモスフェリック・ドゥーミーな空気が全体を覆っていて、lowestなVo.の印象も強く残るので、DEMILICHに代表されるフィニッシュlow-endデスメタルがアトモスフィカルになったような、独特の世界観が非常に個性的で引き込まれます。グラインドコア・パートもあるけど、ドゥーミーなムードの中で、展開と言うよりは転調を繰り返して情景がドンドン変化していき、欧州の牧歌風民謡の一部を切り取ってそのまま導入してしまったようなパートなどもあったりして、NOCTURNUSがMORBID ANGEL的激烈テクニカル要素を除いて、初期PARADISE LOSTのドラマチックな叙情や、MINDROT, MORGIONあたりのUSカリフォルニア・パワーバイオレンス近辺デスメタルにも通じるコールド・エピック・ワールドに到達した、としたら、こんなでしょうか?凄く個性的で独特ですが、あの時代を体験したエクストリームおじさんには、妙に納得できる、どこか懐かしい感触があります。これはもう、アトモスフィカル・グラインド・メタルだ!!このカッコいいジャケは、数多くのスウェディッシュ・デス重要名作他北欧デス/ブラックメタル作品のジャケ・アートを手掛けてきた、GROTESQUEやLIERS IN WAITギタリストの Kristian Wahlinによるモノ。これはレア盤として人気が出るわけです。







・SWAZAFIX - Anthem of Apostacy CD ¥1600 (Vic)



ASPHYXの1st EPの頃に在籍してたギタリスト 故Theo Loomansが、ASPHYX脱退後に一時やってたダッチ・デスメタル・バンドが、活動時に残した91年と92年のデモを収録した8曲入りCDです。PESTILENCEが、1stほどスラッシュを引きずってなく、2ndほど完璧に整合された重厚突進デスメタルになる手前の、ちょうど1stと2ndの中間のような感じで、でももう少しガサツになり、TERRORIZERやバーニー参加直後のNAPALM DEATHっぽさも感じられる、けっきょくまたナニ言ってるのかわかんなくなったけど、これはスゲーかっこいいアーリー・デスメタルです!!メカニカルなリフはやっぱりPESTILENCE風だし、メロディックな流麗ソロも絡まってきて、テクはバツグンなのに、アグレッシブな演奏と曲の構成が非常に獰猛でホントかっこいい。Vo.もちょっとジョン・ターディーすら思わせる王道の激渋ガテラル・スタイル。ためしに、初期グラインドコアにも聴いてもらいたいです。オススメです!!







・ETERNAL SOLSTICE / MOURNING - Split CD ¥1600 (Vic)



以前にDark Descentが1stフル・アルバムをアナログ再発してたETERNAL SOLSTICEのファースト・リリース作品で、本作は90年の録音ですが、対戦相手のMOURNINGともに、オランダでイチ早くデスメタルをプレイし始めた伝説的バンドだそうです。さらにこの作品には面白いエピソードがありまして、元々はPROPHECY OF DOOMなどをリリースしていたPeaceville傘下のDeaf Recordsからリリースされる予定だったそうですが、MOURNINGの方がレーベルにマスターテープを全然送ろうとしなかったため、Deaf / Peacevilleからのリリースの話は消滅して、録音から2年後の92年にベルギーのMidian RecordsからCDで発売されたそうです。そのMidian Recordsオリジナル盤CDは中古市場では万単位で取引され、94年の再発盤も入手困難なレア盤と化してる、マニア待望の再発盤と言えます。



そして内容もカルトと呼ぶにふさわしい上級者向けの作品です。1stアルバムがちょっとスラッシュも引きずった疾走デスメタルで渋かったETERNAL SOLSTICEですが、このSplitでは、輪郭のぼやけた陰鬱さが特徴の、モサ―っとしたアトモスフィカルなデスメタルが、まるでNUCLEAR WINTERやROTTING CHRISTな90'sギリシャ・デスメタルにそっくりでド渋デス!!!プリミティブな疾走感が基本にあるので、クラスト・パンク上がりのNUCLEAR WINTER(何度も言いますが、Nuclear Winter Recordsオーナーで現DEAD CONGREGATION / EMBRACE OF THORNSのAnastasis氏が90年代にやってた伝説のクラスト・デスメタル・バンドです)を彷彿させますが、あのギリシャ特有のなんとも言えないたそがれは、ROTTING CHRISTの2ndあたりを思わせます。



対するMOURNINGは、いきなりゴッドファーザーのテーマを、まるで港町ブルース的な昭和風味の哀愁で表現したようなサックスでスタートするところにも表れている通り、アヴァンギャルドな味わいもあるグラインドコア・デスメタルで、屈折したストレンジな展開やアトモスフィカルなパートも絡めながら、ハードコアな疾走感でたたみかけます。もし実際にDeaf / Peacevilleから出てたら凄くハマりそうなグラインドコア・デスメタルで、デスメタル移行期のEaracheやPeacevilleのアヴァンギャルドなバンドが好きな人は必聴級のカルト・バンドです!!この解説だけでは、ちょっととっつきにくいヘンクツなバンドと思われてしまいそうですが、グラインドコアとデスメタルが一緒くただったあの時代を実体験してる人には、なぜか凄く懐かしい感じのカッコよさで、初期グラインド好きにもオススメです。そしてなんと言っても、この初期デスメタル・トップクラスのメガレア・カルト・クラシックを、ぜひこの機会に体験することをオススメ致します!!

Far East Metal Army!!



・V.A. - True Thrash Fest 2012 2CD + DVD ¥3500 (Rock Stakk)



毎年、全国のスラッシャーを熱くさせている恒例のインターナショナル・スラッシュメタル・フェス at 大阪の、2012年の模様を収めた作品が、今回はCD x 2枚 + DVD x 1枚のボリューム満点な内容でリリース!!CDはディスク1に日本勢, ディスク2に海外勢を収録して、全11バンド/36曲。DVDは各バンド1曲の、全11曲入りです(REMAINSのみ現地でのライブとデモ音源のリマスター・バージョンを提供しています)。





CD 1



DORAID (東京メタル・パンク)

IMPALER (香川スラッシュ・メタル)

ABIGAIL (東京ブラック・メタル・パンク・スラッシュ)

FASTKILL (東京スラッシュ・メタル)

RIVERGE (大阪スラッシュ・メタル)

WARGASMATRON (東京スラッシュ・メタル)

JURASSIC JADE (東京スラッシュ・メタル)





CD 2

REMAINS (タイ・スラッシュ・メタル)

VAULT (マレーシア・スラッシュ・メタル)

WITCHBURNER (ドイツ・スラッシュ・メタル)

SACRIFICE (カナダ・スラッシュメタル)







・MORTES SALTANTES - 黄泉人舞 TAPE ¥500



東京の初期ブラックメタル・バンド MORTES SALTANTESの96年2ndデモテープが、デッドストック限定入荷!!



99年に1stアルバムをハードコア系のウルトラ・スモール・レーベル Loud Hatredから発表した際に、凶音 (MAGANE) に改名。東京ではハードコア系バンドとも対バンをするなど、精力的に活動しましたが、2000年代に入ってから活動を停止。メンバーは現在、ZOMBIE RITUALなどで活躍しています。

Hardcore Punk Legends!!



・DOOM - S/T (Euro Tour 2012) LP ¥1500 (Agipunk)



12"アナログ盤でリリースされた2012年ユーロ・ツアー用MLPが入荷!!もともとは、2011年USツアー用に限定リリースされた7"EPで、それにCELTIC FROSTとSHITLICKERSカバーをボーナス収録して、日本のHG FactからCD化再発。しかしそれも早々にソールドアウトとなり、このたびミニアルバムとして12"アナログで再リリースです。



DISCHARGEとその影響下の80'sハードコア・レジェンドの要素が95%、残りはバーミンガム出身らしいBLACK SABBATH系の黒い雰囲気も加えたようなクラスト・サウンドで、E.N.T.よりも重厚で冷徹なスタイルが特徴でした。でもこの最新音源は、割とE.N.T.にも共通する性急な直情クラスト・スラッシュでぶっちぎっています!!







・WRETCHED - Libero di Vivere Libero di Morire LP ¥1800 (Chaos Produzioni)



ブラックビニールで再入荷しました!!イタリアの F.O.A.D. Recordsのディストリビューションで、遂にあのイタリアン・ハードコア・レジェンド、WRETCHEDの作品がアナログ盤で各種オフィシャル再発!?!?!?しかし、Chaos Produzioni名義でオフィシャル再発なんて、本当でしょうか??F.O.A.D. Recordsはオフィシャルと言い切って案内してきたし、まさかWRETCHEDと同じ国でレーベルとショップやって生活しながら、ここまで堂々とブートを作って売るという神経もちょっと考えられないし、マトリックスもガリガリ削られてません。この件に関して、F.O.A.D. Recsが面白い説明をしてくれまして、どうやらこのレコード、今から20年くらい前にプレスされたものだと言うのです。「レコードによっては、ラベルに経年による日焼けのくすみがあるのが何枚かあるはずだ」と言うのでよく見てみると、確かにあります。ジャケとインナーをこの度作って、カラー盤はほぼ日本のみに、黒盤を含めてもかなり少ない枚数で流通したそうです。つまり、所謂お蔵入りレコードというヤツで、ちゃんとしたリリースだったのに、再発を望まなかったメンバーには認められなかった Lotta Per Vevere CDのように、おそらく20年前に盤だけ作ってしまってから、メンバーの誰かがリリースを嫌がったため、今まで発売されなかったのでしょう。なので今回も、リリースを嫌がってた関係者の目の届かないところで、こっそり流通して終了させたいのだと思います。WRETCHEDらしい面白い話なので、これはちょっと信用してみようと思います。



ツルツル・テカテカにグロッシーな質感のジャケで、インナーもオリジナルに似たレイアウトですが、やはりツルツルの紙質になってます。そしてちょっと時期がズレちゃってるポスター付き!!これは、後期音源集LPと共通してるので、たぶん多く作りすぎて、こっちの1stにも入れたんでしょう。この84年発表1st LPは、EPで聴かせてた焦燥感に満ちた猛速スラッシュにドライブ感も加わって、ある意味、ハードコア・スラッシュとしてピークを迎えていた頃のWRETCHEDの集大成と言えるかと思います。R&Rフィーリングを表現しようとするギターと、土台をガクガクに揺さぶりながら突っ走るリズム隊。だいぶ曲に合わせるような乗せ方にはなってきたけど、それでもほぼ怒りながら喋ってるような感じのヴォーカル。もう、全員の志向が崇高且つバラバラです。しかも曲展開がけっこう分かりずらい。今聴いてみると、ちょっとVOIVOD的なムチャクチャさも感じましたが、DISCHARGEだけを聴いていたのでは絶対に到達し得ない、奇跡のハードコア・パンク・スラッシュが味わえる大傑作名盤です!!







・WRETCHED - La Tua Morte non Aspetta + In Controluce LP ¥1800 (Chaos Produzioni)



こちらもブラックビニールで再入荷!!86年MLP "La Tua Morte non Aspetta"と88年ラスト7"EP "In Controluce"をまとめた8曲入りで、ジャケはツルツル・テカテカにグロッシーな質感のゲートフォルド・スリーブ。上記 Libero di Vivere Libero di Morire 再発LPにも付いてるのと同じデザインのポスターも付いてます。よくあるこの当時のハードコア・パンク・バンドの後期とは一線を画す終末が美しいのがWRETCHEDの魅力の一つでもあります。ダーク・ゴシック・パンク系にも通じる音色とギター・プレイで、Mortarhate Recs系アナーコ・ハードコア・パンクを表現したような、退廃美も漂う曲調を、相変わらずバカみたいにデッカイ音のリズム隊が空気を読まずにパワフルに演奏しています。久しぶりに聴くとホントかっこいい!!妖艶なベンチャーズみたいなギターソロもサイコーです。







・WRETCHED - Con il Potere Che tu Stesso Gli Hai Dato... LP ¥1800 (Chaos Produzioni)



ブラックビニールで再入荷!!恐らく最も人気が集中するであろう、必殺の初期激レアEP集で、Chaos Produzioni 12というカタログ・ナンバーになってます。ゲートフォルド・ジャケで、ブックレットとステッカー付き。ファースト・リリースの82年Split 7" w/ INDIGESTI, 83年単独1st 7", 84年2nd 7", そして82年~84年のライブを収録しています。全パートが凄まじいけど、この初期EPの頃は、やっぱりなんと言っても、Vo.のムチャクチャさが突出しています。世界初、いや、世界で唯一の早口言葉コアとでも言うべき、言葉をギュウギュウに詰め込んだVo.はいつ聴いても狂ってる!!速弾きギターや激速ブラスト・ビート・ドラマーはいても、速口Vo.は、このWRETCHEDのGian Mario氏くらいでしょう。バッキングのスピードを完全に追い越してしまったVo.は、ポテ―レ!!を連呼します。もちろん、焦燥感に満ちた猛スピードの演奏も最高にカッコよくて、字余りでわめき散らすVo.と重なり、唯一無比のカオス・スラッシュを生み出しています。本物のクレイジーなロウ・スラッシュを求めてるのなら、メタル度ゼロだけど、スラッシャーにもぜひ聴いてもらって、仰天してほしいです!!







・PEGGIO PUNX - 30 Anni di Rumori DIGIPACK 2CD ¥2400 (F.O.A.D.)



日本でも人気の高いイタリアン・ハードコア・パンクスのディスコグラフィー・アルバムが、2002年にSOA Recordsからリリースされてたものとはジャケも内容も変えた新装版でF.O.A.D. Recordsからリリース!!83年1st EP Disastro sonoro 7", 84年2nd EP La citta e quieta ombre parlano 7", 85年 Ci stanno uccidendo.. 12", 89年 Cattivi maestri LP他、82年デモやライブを多数収録した2枚組デジパック、36ページ・ブックレット付きです。



80'sイタリア・ハードコアの中でも、WRETCHEDなどとは異質のブチキレ・カオスっぷりで、祭りばやしを45回転で再生しながら坂道を転げ落ちてるような、クレイジー・トットコ・スラッシュが炸裂!!南欧スラッシュ・パンク・ファンはもちろん、全てのラテン系スピードコア・パンク・ファン必聴です。

Japanese Hardcore Punx!!



・JOHNS TOWN ALOHA - Crocodile Cox and the Disaster : Single Complete Album CD / DVD ¥2200 (HG Fact)



2007年に母体であるベースVo.のNagasaki Nightmare氏のソロ・プロジェクトとして始動。その後、キングス・オブ・ダッチ・ハードコア・パンク BGKの名作1stアルバム・タイトルをバンド名として本格的に活動し、2010年の活動停止まで、まさしく時代を駆け抜けるように、センセーショナルに東京ハードコア・シーンを掻き回したバンドのディスコグラフィーCD。HG Factから発表した3種の単独7"EP, Split w/ REDNECKS提供曲の全17曲入りCDと、2007年~2010年のライブを収録したDVDも付いた2枚組です。



ジャパニーズ・ハードコア・パンクの伝統と言える不穏な暴力的空気と、現代的なノイズコア感覚がミックスされたような、2000年型ハードコア・スラッシュ・サウンドです。バンド名はBGKのタイトル, Nagasaki Nightmare氏の出身地 九州を代表するハードコア・パンク CONFUSEからの大きな影響, そしてRICHARD HELL & THE VOIDOIDSをデストラクティブにカバーするなど、狂気に満ちた都会的新感覚ノイズコアは、こうしてまとめて聴いても、非常にデンジャラスで刺激的です。限定500枚!!







・CROCODILE COX - 踏絵 7" ¥1000 (Diwphalanx)



ex. JOHNS TOWN ALOHAメンバーらによる東京ハードコア・パンクの、2曲入り1st 7"EP!!



USHCを土台にしたスラッシュ・パンクに日本語詞Vo.を乗せて、A面の直球疾走ナンバーは初期POISON IDEAからの影響を匂わせる曲調です。B面ナンバーもやはりホコリっぽくドライビングな疾走感が爽快なスラッシュコアで、ボストン・スタイルのSPYMASTERと同様に、マニアックなオールドスクールUSHCファンも唸らせそうな注目バンドです!!







・PECKING ORDER - 1st Demo CD ¥300



千葉を拠点に関東で活動するハードコア・パンク・バンドの5曲入りCD。タイトルはデモですが、プレスCDでシールドもされたCDEPです。



ex. CONFUSED MINDメンバーも参加してて、メタリックなギターとストレートな曲調で疾走する、楽曲だけで言えばクロスオーバー・スラッシュ・ファンにもオススメのサウンドです。そこに、ちょっと絶叫系女性Vo.やHAZARDなども思わせるピッチ高めの日本語詞シャウトを乗せた、ジャパニーズ・スタイルのスラッシュコア・パンク!!







・ULTIMO RAUSEA - WOVEN PATCH ¥500



金沢ベテラン・ハードコア・パンクのパッチです。これは素晴らしい。高品質のパッチを使用しています。これは素晴らしい。パッチ・コレクターに、ぜひ手に取ってもらいたいです。

Death Cult from the Graves!!







・OLD FUNERAL - Our Condolences (1988 - 1992) 2LP BLACK VINYL ¥3400 / 2CD ¥2400 (Soulseller)



世界中のデス/ブラック・メタル・マニアが待ち望んだ、初期デスメタルの幻封印音源が、20年以上の歳月を経て遂に解禁!!!666!!!IMMORTALメンバーらが80年代後期に始めたノルウェーのベルゲン出身デスメタル・バンドで、BURZUMのVarg Vikerness氏もギターで一時参加したことでも知られています。90年2ndデモ / 91年EP / 92年音源を収録したコレクション・アルバム "The Older Ones" CDが、99年にHammerheart Recordsからリリースされてましたが、長らく廃盤で、その後はブートCDも出回っていました。今回、コンテンツを増量した2枚組CDでオフィシャル再発された、このオランダ Soulseller Records盤の一番のセールス・ポイントは、何と言っても、50本のみ製作された89年オリジナル・リリースのカセット・テープ以降、一切世に出ることのなかった1stデモ音源7曲を収録していることです!!!





- 89年1stデモ

- 91年未発表ライブ

- 90年 "Abduction Of Limbs" 2ndデモ

- 91年 "Devoured Carcass" 7" EP

- 91年録音 "Forced To Be Lost"

- 92年9月録音アドバンス・テープ

- 91年ライブ





遂に姿を現した89年1stデモは、ジャーマンPOISONあたりと同じ匂いがする、ロウ・ノイジーなスピード・デスラッシュで、いかにもこの時代のユーロ・ローカルなデスメタルではありますが、演奏や楽曲は、既にけっこうしっかりしてます。今回の再発盤はあえてリミックスはしてないそうですが、この1stデモはそれでも十分に良好と言える音質で、待ち望んだデスメタル・マニアを十分に満足させてくれる内容です。90年2ndデモもまだスラッシュメタルのルーツが見え隠れするサウンドで、めまぐるしい展開を突進力失わず猛烈なスピードで繰り出すファスト・デスメタルは、初期DEICIDEがちょっとデスラッシュっぽい直線的なスピードになったようにも聴こえてきます。Vikerness氏が参加した91年EPは、リリースしたバンド/作品がことごとくカルトな素晴らしい作品ばかりで後に高い評価を得たフランスの伝説デスメタル・レーベル Thrash Recordsから発表。この頃になると、CARCASS影響下のスカンジ・デスメタル、といった感じのサウンドへと深化。Vikernss氏は当時、「OLD FUNERALのスラッシュなサウンドに興味があったのに、どんどんデスメタルな方向に進んだので面白くなくて辞めた」とLord of Chaosの中で語ってましたが、Vikernss氏在籍時のこの頃のゴリゴリのraw & lowデスメタル・サウンドも、やっぱり激渋にカッコイいいです。そしてHammerheart Recordsが発掘再発した当時、スカンジナビアン・メタル・ファンを唸らせた92年マテリアルは、ブラックメタル的スタイルへと進んだ、BATHORY影響下デスメタルといった感じのサウンドでこれがまたカッコいい!!



他にも、初公開の91年ライブでは、AGATHOCLESのカバーをやってるし、恥ずかしいくらい衝動大暴走のパッチ・デニム武装メタル・ファッションなど、釘付けになる興味深いポイントが至るところにちりばめられた、凄い再発盤です。だって、CountがAGATHOCLESカバーしてたんですよ!!!他力本願レジェンド化マイセルフが得意のAGATHOCLESが、またしても伝説に一歩近づいた衝撃的事実です。ノルウェー・ブラックメタル、スカンジナビアン・デスメタル他、そして全てのカルト・アンダーグラウンド・エクストリーム・スラッシュ・ファン必聴でお願いします。アナログ盤は限定500枚で、予約オーダーの時点で即完売したため、急遽、追加で500枚プレスが決定したそうですが、2ndプレスはホワイト・ビニールになるそうなので、1stプレスのブラック・ビニールは今回のみ入荷になります。アナログ・ファンの方は、ぜひこの機会に確保しといてください。MORBIDの再発セット以来の、アナログ盤&CD両方買い必至の一生モン・リイシュー!!!666!!!









・EVOCATION - Evoked from Demonic Depths-The Early Years 2LP + CD ¥3400 / SLIPCASE CD ¥2400 (Century Media)



2004年にもデモ集アルバムがリリースされて、当時入荷した時もマニア達の間では地味に好評だったスウェディッシュ・デスメタル・バンド。そのデモ集アルバムのリリース後に復活して、アルバムを3枚発表しましたが、今回入荷したCentury Media盤コレクション・アルバムは、復活前に残した92年のデモ2種と同年リハーサル&同年未発表曲も収録した全14曲入りで、2004年のデモ集アルバムよりボリューム・アップしています!!



アナログ盤はWジャケットのLP2枚組で、さらにGOREMENTの時と同じくCDまで封入された、LP x 2枚 (D面はエッジング加工) + CDセット。今回入荷分は、アナログ盤がホワイト・ビニール+レッドビニールの限定カラー・セットになります。CDはライブ映像3曲もボーナス収録したエンハンスド・ディスクで、スリップケースに納まってます。ケース上にステッカーが貼られているのも、オールドスクールなコレクターには嬉しい心遣いです。LP, CDともに、これぞスウェデス!!な激渋フォト満載で、眺めてるだけでも嬉しくなってきます。



このバンドは、前にデモ集聴いた時も確かに渋かったのは良く覚えていますが、これは今聴いても驚愕のクォリティーです。素晴らしい!!激渋すぎる!!!つんのめりスピードとスウェデス・グルーヴの絶妙なバランス具合で、尚且つ起伏に富んだ展開の曲構成。スウェディッシュ・デスメタルならではの粗低黒重厚感触ももちろん炸裂させながら、メロディックな旋律を絡ませる多彩なリフ・ワーク。邪悪テイストもほのかに漂わせる極上のガテラル・ヴォーカル。そして、北欧フォークロアなバックグランドも感じさせる、号泣必至の叙情陰鬱旋律。個人的には、これぞスウェディッシュ・デスメタルの完璧な形、理想形でありますが、メンバー自身も当時から、ヨーテボリ・スタイルのデスメタルと、ストックホルム・スタイルをミックスした、ユニークなタイプのデスメタルだった、と自ら分析しているようです。これはもう、UTUMNOやFURBOWL並みの激情デスメタル叙情系の最高級品と断言致します!!!超最高!!!







・THANATOS - Emerging from the Netherworlds LP PURPLE VINYL ¥2800 / CD ¥2200 (Century Media)



Area Death盤再発も話題を呼んで早々に完売/廃盤となっていた、PESTILENCEと並ぶオランダ・デスラッシュ・メタル代表格バンド THANATOSの、90年にShark Recordsから発表された1stアルバムがCentury Mediaから再発。Dan Swanoによるリマスタリングで、ラストが尻切れになりますがCDにはボーナスで89年 Omnicoitorデモも追加収録しています。アナログ盤は限定パープル・ビニールでの入荷です。



New Renaissanceのライセンス・リリース以外でも、METAL ONSLAUGHTなどのカルト・スラッシュ名作を多く輩出していたドイツのShark Recordsからのリリースで、日本のスラッシュ・メタル・ファンやバンド関係者にも当時から人気の高かったバンドです。2ndの頃のPOSSESSEDやDEATHが、チョリチョリ刻みのジャーマン・スラッシュっぽさを備えたような必殺リフの応酬と、ドカドカに暴走するスピードは、極上のクサレ・スラッシュ延長線上に生まれた、これぞまさしく初期デスラッシュなカッコよさ!!SIEGE等のハードコアやクロスオーバー・バンドにも触発されていたのを以前に公言していましたし、スイスのMESSAIHとの深い交流もあったバンドで、この時代のハードコアなデス/スラッシュメタル・バンドのインターナショナル・アンダーグラウンドな繋がりを検証するうえでも、重要グレートなバンドです!!







・THANATOS - Realm of Ecstacy LP ORANGE VINYL ¥2800 / CD ¥2200 (Century Media)



こちらは92年にShark Recordsから発表された2ndアルバムの再発盤。Dan Swanoによるリマスタリングで、CDには本作のプリ・プロダクション・デモ4曲もボーナス収録。アナログ盤は限定オレンジ・ビニールでの入荷です。



この2ndは1stでの極上クサレ・デスラッシュから、SEPULTURAで言えばBeneath the Remains的な初期ダーク・デスラッシュ・メタルの完璧な形へと進化した傑作です。ギターもリズム隊も格段にパワフルさと切れ味を増し、そしてメロディックなフレーズも実に上手く組み込んでいながら、スラッシュ土台のゴリゴリ・デスラッシュ・サウンドを叩きつけてくれます。DARK ANGEL, PESTILENCE, MORGOTHなどのミックス、といった感じで、1st同様スラッシャーにもオススメのデスラッシュ名盤です!!







・KRISIUN - Arise from Blackness LP ¥2600 / CD ¥2200 (Century Media)



ブラジルを代表するデスメタル・バンドの、94年ミニアルバムと93年Split音源、さらに未発表も収録した初期レア音源集13曲入りアルバムです。テクニカルでブルータルな超絶デスメタル・バンドで、確か10年以上前にも何か作品を入荷させたことがあったので、まぁ初期音源集なら、もっとBOY向きの音かも知れないな、なんて軽い気持ちで入れてみましたが、これは予想を完全に上回る凄さだ!!!確かにCentury Mediaが長年サポートしてきたバンドですから、この初期音源集も必然的にCentury Mediaが出す展開になったんでしょうけど、これは絶対にCentury Mediaから出る音じゃありません。オブスキュア再発や辺境の地バンドの発掘作業が盛んな昨今、これを発掘してこなかったDIYなアングラ・レーベルは、もう一度足元をしっかり見つめなおすべきではないでしょうか。凄いデス!!



一言で言って、完全に南米の音です。全員が他パートの存在なんか全く無視して、ただひたすらがむしゃらに、速く弾いて、速く叩いて、ぅ"ぉおおおーーーーー!!!!!って言ってるような感じです。でも、やっぱり後の超絶なスタイルの片鱗は既にありまして、各パートやりたい放題だけど演奏は凄いです。最初期SEPULTURA, HOLOCAUSTO, SARCOFAGOあたりのブラジル・崩壊デストロイ・メタルが好き勝手やって、7 MINUTES OF NAUSEA的な即興グラインドと化したら、こうなるのかも知れません。







・DARK HALF - Reborn CD ¥1500 (Diablous prod. / Onslaught)



追加分、到着しました!!CENOTAPHに続くメキシカン・デスメタル・カルト・クラシック極上品再発盤!!!80'sメキシカン・スピードメタル DEATH WARRANTのメンバーらによって結成されたデスメタル・バンドが残した唯一の作品の92年アルバムです。DEATH WARRANTも2008年にコレクションCDが出てたし、この作品自体も10年くらい前にデッドストックCDが入荷してたので、覚えてる人もいるかと思います。このCDはメキシコのOnslaught RecordsとDiabolus Productionsの共同によって、バンド・メンバーからのライセンスで再発したものですが、オリジナル盤をリリースしたAvanzada Metalica Recordsの親会社レーベルの知らないところで進んでた再発話だったようで、いろいろモメてる話題の再発盤です。しかし注目されてる理由はそれだけではなくて、デッドストックが入荷してたなんて今では信じられないくらい、この作品は近年非常に人気が高まっています。



デッドストック入荷当時も、この作品は中南米やデッドストック品などのセールスポイント抜きに考えてもカッコよかったのを覚えてますが、これは久しぶりに聴くと数十倍カッコいい!!文句なし絶品のカルト・デスメタル大名盤デス!!!スウェディッシュ・デスメタルの陰鬱とジャリジャリ感触を、重厚ブルタリティーやツイステッドなテクニカル・スタイルへとは流れずに、エピックなミドルテンポ・パート中心に構成されたようなアトモスフェリック・デスメタルで、ツインギターのメロディック・フレーズや、ちょっとトムGウォリアーっぽい感情を押し殺したような激渋Vo.も、素晴らしくカッコよすぎます。トムGウォーシッパーなつながりで、SAMAELの絶頂期2nd ~ 3rdあたりが好きな人にもオススメしたいし、あとコレ言うとギリシャ・ブラックがことごとくスルーされてしまう当店では逆効果かも知れませんが、MORTIFYなどの初期ギリシャのミステリアスなエピック・ダークネスにも通じるものを感じます。でもやっぱり、リフはスカンジ・デスメタルだな、と分かってるフリかましてフォローしときますから、とにかく必聴級のカッコよさ、全カルト・デスメタル・ファン、マストでお願いします!!!限定500枚!!

Metal Deadness!!



・NECROWRETCH - Putrid Death Sorcery LP ¥2600 / CD ¥2400 (Century Media)



スウェーデンのMORBUS CHRONに続いて、またしてもDetest Records & Me Saco Un Ojo出身若手デスメタル・バンドが、Century Mediaと契約。MLPと7"が好評だったフランスのNECROWRETCHの1stアルバムです。LPは重量盤でポスターも封入。ジャケ角打ちによるシワがちょっとあったので、なるべくきれいなヤツからお売りします。



前作 Now You're in Hell 7"はデスメタルの病的な鈍さを強調していて、フレンチ・デスメタルらしからぬ、素晴らしくダイハードな暴走ツイステッド・デスメタル作品でしたが、この1stフルアルバムは、Putrefactive Infestation MLPのスタイルに戻ったような作風です。と言いますか、のっけから容赦ない暴走ハイテンションで、これはちょっとデスラッシャーも狂喜させられるでしょう。速い!!とにかく速い、レイジング・サタニック・デス!!!Putrefactive Infestation MLPの時は、MORBIDが王道デスメタル・リフを多用したみたいと解説したけど、今回もその感じはありますが、もはやMERCILESS並みのデスラッシュ・スピードで突進していますし、めまぐるしい展開も控えめなので、とにかく暴走感が直線的です。Vo.はKREATORスタイルの吐き捨てシャウトで、これでリフもジギジギな直線刻みだと、MERCILESSやSADUS系列の王道デスラッシュになりますが、このバンドは、GROTESQUE ~ TRIBULATIONなんかの系統のスピード・サタニック・デスメタル、と言った感じです。これをCentury Mediaが出すなんて、まいりました!!カッコいいデス!!







・VALLENFYRE - A Fragile King LP ¥2600 / DIGIPACK CD ¥2400 (Century Media)



EXTINCTION OF MANKIND, HELLKRUSHER, ALEHAMMERなどの活動で、日本でもクラストコア・ファンにお馴染みのScoot氏が、PARADISE LOST, MY DYING BRIDE, AT THE GATESなどのメンバーと始めたUKデスメタル・バンドの1stアルバム・アナログ盤。2011年のデビュー7"EPは残念ながら入荷し損ねてしまってたので、気になってMe Saco Un Ojoオーナー氏に「Scootのデスメタル・バンドでどうなの?」って尋ねた時は「ありゃダメだ!」と言われてましたが、やっぱり1度は聴いときたくて、ちょっと遅れましたが入れてみました。CDはボーナス・トラック収録のデジパック・バージョンです。



しかしどうでしょう、これはUKデスメタル生き証人達による伝統芸能として、全然有りなのではないでしょうか?ENTOMBEDのストローク・リフ型直球デスメタルとPARADISE LOSTの1stのミックスといった感じで、昨今の血気盛んなヤング・オールドスクール・デスメタル・バンドにはない心地よさと懐かしさを、アラフォー・デスメタラーは感じられるかと思います。Scoot氏が参加してるせいも多分にあるとは思いますが、ENTOMBED他初期スウェディッシュ・デスメタル・バンドが(本人達が意識してたかは別にして)備えていた、スウェディッシュ・ハードコア経由でのDISCHARGEスタイルのビートなど、やはりハードコアと接していた初期Peacevilleを支えたUKデスメタル・ミュージシャンらしいド渋さがあると思います。これぞUKデスメタルな伝統と誇りを強く感じさせる、北欧の荘厳さとは異質の気品漂うエピックな旋律もグッときます。これは、アーリーPeacevilleスタイル・デスメタルだ!!







・UNCONSECRATED - Awakening in the Cemetery Grave CD ¥1500 (Chaos)



GRAVEYARDやATARAXYなどの活躍で、スパニッシュ・デスメタル・シーンの充実ぶりはだいぶ日本にも伝わってきてますが、このバンドはDark Descentから好内容のEPをリリースしながらも、ちょっとまだ地味な存在です。そのDark Descentからの7"EPと、2006年 / 2007年デモを収録した18曲入りコレクションCDです。



硬い音なのにパワフルで足技も超絶なドラミングと、重厚なリフのコンビネーションが、既に完成された感もあるカッコよさで、2000年代のスウェデス信者を虜にした、ストックホルムのKAAMOSっぽさも感じさせます。叙情的なアコースティックのギター・インストゥルメンタルも、付け焼刃には聴こえない、なかなかの味わいでキマってます。デモ音源でもやはりドラムが非常に心地よくパワフルで、スウェディッシュ・デスメタル・ファンには、かなりオススメのバンドです!!EPには、フィンランドのKRYPTSメンバーもバッキングVo.でゲスト参加していました。







・KRYPTS - Unending Degradation CD ¥1400 (Dark Descent)



フィンランド・ヘルシンキ出身デスメタル KRYPTSが満を持して遂に1stアルバムを発表。デモMLPと1st 7"も好評のうちに完売しましたので、このバンドのCDリリースを待ち望んだデスメタル・ファンは、日本でも多かったのではないでしょうか。



SENETENCED, AMORPHIS, DEMIGOD, DEMILICH, etcのフィンランド・デスメタル諸先輩方からの影響を公言しながらも、新世代らしい感覚で表現した、かなり壮絶な内容になっています。前作7"EPの延長線上ではありますが、アルバムで聴かせることを明らかに意識した作風で、DEMIGODスタイルの重厚な突進力と叙情性のコンビネーションを、より黒く退廃的にスロウダウンさせていて、現行フィンランド・デスメタル・シーン最前線を引っ張る、HOODED MENACEにも匹敵する表現力を身に付けています。過去のアナログ盤2作品とはまた違った魅力も見えてくる、力作と呼ぶにふさわしい内容です。



ここ最近は、スウェディッシュ・デス勢がちょっとメジャー・インディーな展開が多くなってきてますが、それに対してフィンランド・デスメタルは、やはりどれも根が暗いと言いますか、表面的にはCONVULSEやDEMILICHなどのような病的デスメタルの手法を用いてなくても、病んだ黒さが体内に根を張ってるバンドが多いと思います。US東海岸デスメタルも飲み込んだ冒涜激烈ダークネスなGOREPHILIA, MAVETH, CRYPTBORN, ゴリゴリ・アグレッシブなSTENCH OF DECAY, そして病的ズルズル・ドゥーム・デス極北のSWALLOWEDあたりは今後も注目です。そしてそれらの若手を引っ張るHOODED MENACEにも肉迫する圧巻の退廃混沌デスメタル・ワールドを、KRYPTSはこの1stアルバムで確立しています!!







・VORUM - Poisoned Void CD ¥1400 (Dark Descent)



Kill Town Death Festの参戦など、既にライブ・フライヤーで名前を良く見かけてたバンドで、以前にVASAELETHとのSplit 7"も入荷してたフィンランドのデスメタル・バンドです。母国フィンランドで先行発売されてた1stアルバムが、このたび、Dark DescentからUSバージョンがリリースされました。



Split EP w/ VASAETHでは、スウェディッシュ・デスの重厚さも感じさせる突進力が激渋でしたが、本作は前作Split時よりも、フィンデスらしいlowness & sicknessを強めていて、Dark Descentリリースのフィンデス、と聞いて、ある程度音が想像できるような現行オールドスクール・フィニッシュ・デスメタル・ファンには、申し分ない内容でしょう。Split EP w/ VASAELETHに提供してた曲も再録してますので、そのSplit EPを入手できてた方は(レーベルでは完売しています)、両バージョンの黒さの質の違いを聴き比べてみると、このバンドの魅力がよりクッキリ見えてくるかと思います。神経質に爆裂する混沌ツイステッドなデスメタル・ナンバーは、スウェーデンのMetal of Death一派や、ドイツのSepulchral Voice Recordsバンドとの共通性も感じさせます。むろん、MAVETHやGOREPHILIAなどのフィンランドlowデスメタル・ファンは必聴の注目株デス!!







・PAROXSIHZEM - S/T CD ¥1400 (Dark Descent)



日本のトゥルー・ウォーブラック・メタル・マニアの間では、まさしくカルト的な高い評価を得ているカナダのNUCLEARHAMMERメンバーによるバンドの1stアルバムCDが、Dark Descent Recordsからリリース。



NUCLEARHAMMERの魅力は、昨今のカナディアン・デス・ブラックメタルの主流とは一線を画す、と言うよりも対極にあると言ってもいいくらいの原始性で、構成やリフワークのカッコよさ, 高いミュージシャン・シップによる妙技などをエクストリーム・メタルに求めるリスナーを完全に突き放したような世界観だと思うのですが、このPAROXSIHZEMは、NUCLEARHAMMERのlownessと全く違う質感ながら壮絶なlow-endデスメタルで、これもまたかなり凄まじいデス!!INCANTATION, FUNEBRARUM, DISMA, IMMOLATIONなどに代表される、ペンシルヴァ二アやニュージャージーあたりのUS東海岸デスメタルの重厚暗黒lowデスメタルに、少しDIOCLETIAN的荘厳なRaw War系テイストもプラス。ちょっと感触が冷たいのが、カナディアンならではでしょうか。ANTEDILUVIANなどのファンも絶対に要チェックです!!

Deathrash till Death!!



・POSSESSED / DESECRATION - Split PICTURE LP ¥2000 (F.O.A.D.)



プロト・デスメタル・バンドとしてデス/ブラック・メタル・ミュージシャンからもリスペクトされ続ける、ご存じベイエリア・デスラッシャー POSSESSEDと、そのPOSSESSEDにも一時参加したメンバーが在籍した80'sサンフランシスコ・スラッシュメタル DESECRATIONとのSplitピクチャーLPがイタリアのF.O.A.D.からリリース。DESECRATIONでVo.を務め、ベーシストとしてPOSSESSEDに参加したメンバーと、またDESECRATIONのギタリストも亡くなったためにリリースされた、限定500枚の追悼盤です。しかし、非情な言い方をしたいわけではないのですが、追悼盤とか企画盤とか抜きにしても、両バンドの音源は凄く良い内容なので、かなりオススメの80'sスラッシュメタル発掘音源レコードです!!



POSSESSEDは91年デモと91年/92年リハーサルの6曲を提供。POSSESSEDのデモ音源はこれまで多くのブートレグでも流出してますが、今回発表されたリハーサル音源の方はどうやら初公開のようです。復活後、90年代初めのPOSSESSEDは、初期とは違ったカッコよさがあるのは、スラッシュメタル・ファンならばご承知だと思います。古くからのファンには、Mike Susのあのデコボコ・ドラミングが強烈に印象づけられてるでしょうけど、ここで聴ける音源は、MADDBALLなんかでもドラムの経験のある人がドラマーで、これが素晴らしくパワフル&タイトで最高にカッコいい!!テクニカルなリフで繰り出される、ハードコア寄りなSLAYER影響下直線型スラッシュメタルといった感じで、絶頂期WITCHES HAMMERとの共通性も強く感じてしまいます。



DESECRATIONは、New RenassanceのSatan's Revenge comp. LPにも参加してたので、覚えてる人もいるでしょう。写真が裏焼きになってた、あのバンドです。85年1st / 86年2ndのデモ2種と、86年スタジオ・アウトテイクの7曲を収録しています。A面のPOSSESSEDの音源は、DESECRATIONメンバーが参加してた頃の音源になるのですが、DESECRATIONの方のサウンドも、かなりPOSSESSEDに通じるスタイルで、プレ・デスメタルなリフワークのダーク・スラッシュメタルをドカドカ・ロウに叩きだしていて、カナディアンSACRIFICEの1stなどが好きな人にもオススメのカッコよさです!!言葉を詰め込みまくった早口字余りイーヴィルVo.も渋いです。あと驚いたのは、Mike SusもこのDESECRATIONに在籍してたようです。つまり、兄弟バンドによるSplitといったところでしょうか。そのへんの人事などについては、ジャケ裏に掲載のSnakepit MAGAZINE編集長のライナーノートが興味深いので、ぜひご覧ください。







・VADER - Sothis DIGIPACK CD ¥1500 (Witching Hour prod.)



ポーランド・デスラッシュ・メタル VADERの94年7曲入りミニアルバムが、本作とちょうど同じころの94年ライブ7曲をボーナスで追加した14曲入りで再発。観音開きデジパックの限定リリースです。



ポーランドや東欧のみならず、デスメタル・シーンを代表するバンドと言っても差し支えない大御所だけど、Reborn in Chaosデモの曲だけでライブやってくれ!とNWN!フェスでむちゃくちゃなオファーをされるくらい、アンダーグラウンド・デスラッシャーにも根強い支持を受けるバンドです。この作品も素晴らしい内容で、個人的にはデスラッシュと言うよりもエクストリーム・スラッシュメタルと言った方がピッタリくる、壮絶なサウンドが爆裂しています。故Doc氏の完璧に圧巻のドラミングはブラスト・ビートではなく、楽曲もSLAYERやDARK ANGELなどのスラッシュ・メタルをエクストリームに深化させたモノなので、当店らしく言うと、TYRANTS BLOODがオールドスクール・スラッシュメタルやってるような感じでもあります。テンション、パワー、テク、とにかく全てがモノ凄い!!ブーイングが多そうなBLACK SABBATHのカバーも、ちょっとTYPE O NEGATIVEっぽくて悪くないと思います。ライブではSLAYERのカバーもやってて、これはもうハマりすぎ!!







・MINKIONS - Distorted Pictures from Distorted Reality CD ¥1400 (F.O.A.D.)



CHILDREN OF TECHNOLOGYのベースがVo.を務めるイタリアン・クロスオーバー・スラッシャー。3 Way Split LP w/ BARBATOS & VOETSEK以来のリリースとなる、10曲入り1stフルアルバムです。



ジャケからも想像できるように、ACCUSEDから強く影響されたであろう、クロスオーバー・スピードコア・スラッシュです。アートワークがあまりにもモロなので、ACCUSEDのキャッチーなイメージだけをかいつまんで上手いことやってるだけのような気がして、正直あまりオーダーする気分になれなかったのですが、お問い合わせも数件あったので、入れてみました。ところがコレがけっこう意外なことに、いきなり1曲目からまるでVOIVOD(しかも3rd ~ 4thあたり)なメカニカル・リフとか、Funeral Fogイントロを借用したナンバーのFascist Pigとか、もちろんACCUSEDのスラッシュ要素は凄く大きな部分を占めているけど、スプラッター・テイスト皆無の、予想以上に硬派なクロスーバーです!!激速ナンバーは、ソリッドなCRYPTIC SLAUGHTERっぽくもあります。







・WARDOM - When Darkness Reigns CD ¥1400 (Metal Supremacy)



何年か前にスピードメタル時代の初期音源集LPがリリースされてちょっと話題になった、オーストラリアン・デスラッシュ・メタル ARMOURED ANGELの元メンバーがやってるバンドの5曲入りMCD。ARMOURED ANGEL周辺、というか初期音源集出してたAbysmal Sounds Recordsは流通が悪くてヤキモキさせられてきたけど、このMCDもOCTOBER 31とかSOLSTICEなどを出してる、堅物そうなドイツの正統派メタル系レーベルからのリリースで、非常に流通が悪いです。



ザックリ言ってMOTORHEAD系統のドライビングなロッキン・スピードメタルですが、曲調はキャッチーなのに、悪く言えばまるで華やかさがないと言うか、凄く無骨で男臭いスピードメタルが独特の味わいです。BLIZZARDに似てる曲があってもドランク・テイストはなくて、ムチャクチャに言いますと、正統派鋼鉄バンガーズがCHILDREN OF TECHNOLOGYみたいなことをやってる、といった風です。これは絶対に人気でないと断言します!!しかし、このレーベルらしい、非常に頑固ダイハードな魅力を強く放っています!!

Vintage Heaviness!!



・MAGIC CIRCLE - S/T CD ¥1500 (Armageddon Shop)



もう日本の正統派ドゥーム・メタル・ファンの耳にもこのバンドの噂は届いてるかも知れません。パンクスとメタルヘッズが入り乱れたアンビリーバブルなメンツを取り揃えて、夏のイベントの話題を近年総ざらいしていくChaos in Tejasに2012年に参戦する以前から、一部のダイハード・ドゥーマーの間では既に評判となっていたボストンのバンドで、そのChaos in Tejas 2012に合わせて少量プレスされた7" EPで、一気に世界中のドゥーム・メタルヘッズに脚光を浴びました。そして満を持してリリースされた1stアルバムがこれです。



これはもう、再生した瞬間に、誰もがHOUR OF 13の1stに出会った時を思い出すに違いありません。絶望を激情的に表現したようなパワフルでエモーショナルなバッキングと、オジーとメサイア・マーコリンのコンビネーションと絶賛されるVo.がとにかく素晴らしすぎる!!音源リリース以前から久々の逸材Vo.と評判になるのも完全に納得です。楽曲が似てますから、HOUR OF 13を出たり入ったりしてるPhil Swanson氏も彷彿させるところがありますが、ウェットな部分はスワンソンと同じでも、このMAGIC CIRCLEのBrendan RadiganというVo.は、甘さは抑え目に熱唱するタイプです。録音は生々しくラウドで、欧州の荘厳系ドゥームとはちょっと違った感触の、アメリカン・ドゥーム的荒涼感が漂います。さらに、時折組み込まれる起伏も含んだ疾走パートが合衆国産エピックメタルの伝統的手法も思わせるし、コシの強いボトムの鋼鉄感触で直線的に疾走するパートは初期TROUBLEも思わせるところもあります。4曲目のWITCHFINDER GENERAL丸パクリはご愛嬌としましょう。とにかく、正統派叙情鋼鉄系ドゥーマーは絶対に今からチェックすべきです。さらにこのバンドの面白いところは、実はメンバーほぼ全員がエクストリーム系やパンク畑のミュージシャン!!ベースはDaryl Kahan氏(FUNEBRARUM, DISMA, ex. CITIZENS ARREST, etc)がやってたグラインドコア・バンド TASTE OF FEARも手伝ったり、独りデスメタル・バンド INNUMERABLE FORMSの人でもあるし、ドラムは来日経験もあるDOOMRIDERSメンバー。そして素晴らしい叙情ウェットなシャウトを聴かせるVo.はMIND ERASER!!!これには、ホント驚きました。そして正統派鋼鉄ファンは、パンク・ミュージシャンによるこの極上エピック・ドゥームメタルを、ぜひ堪能しまくってください!!!







・IRON MAN - Att halla dig over CDR ¥900 (self release)



USドゥームメタルを代表するバンドの一つ IRON MANの、昨年2012年にこっそり発表してた4曲入りデモCDR!!過去曲の再録も含む全4曲で、盤面プリントもされた、スリムケース収納CDRです。



BAD BRAINSやCATHEDRALにも誘われたという黒人ギタリスト、Al Morris 3世率いるUSメリーランドのIRON MANは、BLACK SABBATHのカバー・バンドとしてスタートしたというだけあって、初期は完全にBLACK SABBATHクローンに徹底していましたが、近年ははモサモサの黒さと重厚ドライビンなテイストが同居した極上のギター・サウンドで、エモーショナルなドゥーム・へヴィロックを表現した、王道のアダルト路線アメリカン・ドゥームメタルを聴かせてくれてます。サイケデリックなテイストは不要な正統派鋼鉄信者に人気が強いのもうなずけますし、ドゥーム系はあまり買い集めないけど、IRON MANは揃えてる、っていう当店のお客さんも少なくないのです。少量のみの入荷ですので、ファンは早めに押さえといてください!!







・THOR - Thunderstryke CD ¥1800 (Iron Pegasus)



ダイハードなヘッドバンガーズに根強い人気を誇るカナディアン・マッスル・ハードロック THORの、データ不明新作アルバムがIron Pegasusからリリース。この作品もこないだご紹介したMETALUCIFER "Bulldozing It True"のようなJapanese Edition LPが存在してまして、もちろんアナログ盤はそのJapanese Editionで、PENTAGRAMやMETALUCIFERなどと一緒に既に届いてたんですが、付属のポスターが付いてなかったので、レーベルに送ってもらうよう連絡してしばらく返答を待ってたんですが、ダンマリきめられちゃってどうにもならないので、とりあえずCDだけ販売開始します。Japanese Edition LPは一応限定150枚だと言ってますので、もしポスター届くのをいつまでも待てるから予約希望、というBOYベネフィットなお客様がいらっしゃいましたら、お申し付けください。2,500円です。そういえば今コレ書いてて思い出したけど、HELLBRINGERの1st LP出た時に入荷したヤツでもポスター入ってなかったのがあったから、次のオーダーの時一緒に送って、って言ってから、もう3~4回は荷物届いてるのにまだもらってなかった・・・。



当店のTHOR入荷は、Outlaw Recordingsから2003年にリリースされた未発表デモ集 Mutant CD以来です。コナン・ザ・グレートを彷彿させるJon Mikl Thor氏のマッチョな姿は、KISS同様、アメコミのようなキャラクターをへヴィメタルに導入したものだと思います。この作品のインナー(CDトレイ下)には、KISSのジーン・シモンズとのカッコいい2ショット写真もあります。内容自体はデータ不明ながら、かなり古臭いヴィンテージ・メタル全開で、北米へヴィメタルらしい大味で勇壮なハードロック・ナンバーから、70年代後期JUDAS PRIEST風味なドラマチック・メタル・ナンバーもあって、キャラクターどおり、めんどくさい理屈抜きに楽しめるへヴィメタル・アルバムです!!







・BOLDER DAMN - Mourning CD ¥1500 (Shadow Kingdom)



オリジナル盤はもちろんメガレアでマニアが夢見る永遠の高額お宝レコード、そしてこれまで再発されてきたアナログ盤もことごとくレア盤化してるらしい、70'sハードロック狂必殺アイテムが、PAGAN ALTARや80'sオブスキュア・へヴィメタルの再発でおなじみのShadow KingodmからCD再発。歌詞/写真/解説も充実したブックレット・ジャケもマニアには嬉しい仕上がりで、その筋では評判の再発盤です。"70年代期PENTAGRAM, SIR LORD BALTIMORE, BLUE CHEER, BLACK SABBATHファン必聴の、71年発表へヴィ・ファズ・クラシック!!"と、Shadow Kingodmの売り文句にあったので、SATAN'S SATYRSにヤラレた者としては、こういうのもしっかり勉強せねば、と思って入れてみた次第ですが、驚いたことに、Nuclear War Now!オーナー氏も「これは最高の再発だ!!アナログも出してくれ!!」と興奮して絶賛しています。ウォー・ブラックメタル・シーンを支える人物が、こういうプレ・へヴィメタルもしっかりルーツにあるところに、日本人にはちょっとかなわない、海外へヴィメタル・シーンの基盤の強固さを痛感してしまいました。



BLODER DAMNのサウンドは、GRAND FUNK RAILROAD, the JAMES GANG, BLACK SABBATHに影響された・・・とライナーにある通りで、冒頭のナンバーなどはMC5のファンもいけるように私は思いました。しかしギターはやはりサバス・インフルエンスドなへヴィネスが強調されてて、特にNWN!オーナー氏も「Dead Meatは凄い!」と言ってたラストの長尺ドゥーミー・へヴィ・ナンバー Dead Meatは、ガリガリ・ソリッドな重厚リフとソウルフルなアグレッションの1st時 SIR LORD BALTIMOREが、BLACK SABBATHのアシッド・ワールドにトリップしたようで、これは完璧なプレ・へヴィ・ドゥームメタル!!昨今のヴィンテージ・メタル回帰を楽しんでるような若者も、こういう作品でいろいろと勉強してみましょう。
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