RECORD BOY

Thrash till Death!!


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・JESTER BEAST - The Lost Tapes of Poetical Freakscream LP+CD DIE HARD GREEN VINYL 税込3,240円 (F.O.A.D.)

結成時にはNEGAZIONEやDECLINOといったイタリアン・ハードコア・パンクを代表するバンドのメンバーも在籍して、1980年代後期~1990年代初めにかけて活動したイタリアン・スラッシュ・メタル・バンドの1991年発表9曲入り1stアルバムが、当時封印されたオリジナル・ミックス音源を発掘して起こしF.O.A.D.から再発。昔の写真やフライヤーなど満載のブックレット付で、さらに本作の9曲+以前にF.O.A.D.がヴィニール化再発して大好評だった1988年デモ Destroy After Useと同年ライブも追加した20曲入りのボーナスCDも付いてますので、毎度F.O.A.D.リリースを泣く泣くスルーしてるレコード・プレーヤーをお持ちでない方にも嬉しい仕様となっています。今回は限定100枚ダイハード・グリーン・ビニールで入荷しました!!


LP : Poetical Freakscream ALBUM UNRELEASED VERSION (1991年)
CD 1-9 : Poetical Freakscream ALBUM UNRELEASED VERSION (1991年)
CD 10-14 : Destroy After Use DEMO (1988年)
CD 15-20 : Live in Treviso (1988年)


Destroy After Useデモは当時日本でもこまめにファンジンなどチェックしていたスラッシュ・メタル・マニアに高い評価を得ていましたが、1stアルバム Poetical Freakscreamは流通の悪さとミックスの失敗から、デモで熱狂したファンにはいまいちパンチに欠ける印象が残るアルバムだったそうです。しかし今回発掘されたオリジナル未発表テイクはまさにデモのあのハードコアなサウンドのままスラッシュ・メタルへと進化したようなサウンドで、テクニカルなキラー・リフの応酬&畳みかけるようなスピード感は、90年代の作品ですが80'sスラッシュ・メタルの理想形の一つのようでもあります。例えばTESTAMENTなどのベイエリアからの影響とも思えるフレーズもあったりしますが、その本家が失敗したような行儀のいいモダンさなどには全く陥っておらず、攻撃性/突進力/スピード/目まぐるしい展開の見事なコンビネーションは、VOIVOD影響下のカナディアン・スラッシュに近づいてるような箇所もあります。あと、このガラの悪いVo.がちょっとRKLっぽいハードコア・パンキーさでまた渋い。そしてLP化の際も大反響だったDestroy After UseデモでのカナディアンAGGRESSION並みの暴走スピードはいつ聴いてもやはり素晴らしい!!アルバム本編の後半は、かなりデモ時代の激速さに近づいていて、LPはB面後半に進むにしたがって徐々にクレイジーになっていく印象があります。1991年発売当時のチョリチョリした薄っぺらいスラッシュ・サウンドも個人的には悪くないと思ってましたが、やっぱりこの未発表バージョン聴いてしまうと断然こっちがいいです。



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・GENETIC ERROR - Toxic Planet LP CLEAR VINYL 税込2,916円 / BLACK VINYL 税込2,484円 (LeBackstore)

先ごろカナダ・ケベックOUTRAGEのデモ・コンピレーションLPが入荷していた現地のスモール・レーベル LeBackstoreから2016年にリリースされていた、超ウルトラ・オブスキュア・カナディアン・クロスオーバー・スラッシュ・バンドの1988年1stデモ音源をヴィニール化再発したLPです。限定500枚リリースで、そのうちのltd.100枚クリア・ビニールはチップボード・カバーでポスター・インナー付。ltd.400枚レギュラー・バージョンはブラック・ビニール/レギュラー・ホワイト・カバーで、ポスター・インナーがない代わりにダウンロード・コードが入っています。両バージョンにロゴ・ステッカー付。

とにかく超無名で知ってる日本人は存在しないのでは?とすら推測しますが、なんとかして当時の状況を知る手掛かりを探してみると、ありました。ケベックOUTRAGEと交流があったようで、NWN!からの80'sケベック・スラッシュ・メタル・デモ・レプリカ・カセット・ボックス・セット No Speed LimitでのOUTRAGEのデモ・スリーブに掲載のサンクス・リストにこのGENETIC ERRORの名前も発見できます。こうなると俄然興味も膨らんできますが、サウンドはある意味ジャケのイメージ通りのクロスオーバー・スタイルながら、演奏はかなり上手くてビックリ。しかも激速!!!これはF.O.A.D.のオブスキュア・スピードコア発掘シリーズを毎度楽しみにしているような人にはたまらないのではないでしょうか?ファニーまでいかないけどキャッチーさはバツグンで、しかもスピードはCRYPTIC SLAUGHTERなどドタバタ感よりも整合感があるので、ちょっとLUDICHRISTっぽさもあります。ドラムのロウ・パワーもかっこよく、展開も起伏に富んでいます。LUDICHRIST, WEHRMACHT, CRYPTIC SLAUGHTER, etcのアメリカン・スピードコア・スラッシュ好き必聴デス!!



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・GENETIC ERROR - S/T PAPERSLEEVE CD 税込1,296円 (LeBackstore)

こちらは2017年新録4曲プラス過去の音源7曲を収録した、ベスト盤的内容の11曲入りペーパースリーブCDです。ステッカー付。


Tracks 1-4 : 2017 New Songs
Tracks 5-8 : from Superficial ALBUM (1995年)
Tracks 9-11 : from Toxic Planet DEMO (1988年)


2017年新録ではRAZOR "Cross My Fool"カバーもやってて、これもシリアスに見事にきめていますし、従来のファスト・パンキー・スラッシュコア・ナンバーもあります。1995年のアルバムはいかにもメタル不遇時代のスラッシュらしい地味さがありますが、基本的にR&Rの土台がしっかりしたバンドで落ち着きもあるので、流行に目移りしてたようなチャラさが全くありません。そしてLPでも同時入荷した1988年1stデモはLUDICHRIST, WEHRMACHT, CRYPTIC SLAUGHTER, etcのアメリカン・スピードコア・スラッシュ好き必聴の発掘音源!!



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・HIRAX - Born in the Streets 1983-1984 LP DIE HARD HALF/HALF COLORED VINYL 税込3,240円 (F.O.A.D.)

日本のファンにもお馴染みのLAスラッシュお騒がせ番長 Katon W. de Pena氏率いるHIRAXの初期レア音源集LPがイタリアF.O.A.D.から限定500枚でリリース。もはやあんまりありがたみも感じられないくらいに日本のメタル・ヘッズ/スラッシャーにも親しまれているKaton氏とHIRAXですが、昔からのファンや初期スピード・メタル・マニアの間でも非常に評価の高い1984年のデモを収録していて、このLPの限定100枚ダイハード・バージョンは予約で即完売していますので、今回のみの入荷となります。HIRAXのロゴをTom G. Warrior氏がデザインしたのは有名ですが、CELTIC FROSTドラマー募集フライヤーなど、非常に興味深い当時のフライヤーや写真満載のブックレットも最高です。


SIDE A1-A4 : HIRAX - Demo 1984 (aka Born in the Streets Demo)
SIDE A5A7 : - Born in the Streets Demo未発表セッション/リハーサル
SIDE B1-B5 : the L.A. KAOS - Demo 1983


PusheadとMad Marc RudeというUSHCの2大画伯巨匠によるアルバム・アートと、EXECUTE, LIP CREAM, CONCRETE SOX, SACRILEGEといった壮絶なラインナップをEaracheのDig氏とHERESYのKalv氏がそろえて実現した奇跡の日英米クロスオーバー・スラッシュCompilation FLEXI EP "Anglican Scrape Attic"にアメリカ代表として参戦した実績などから、日本では当時はハードコア・クロスオーバーなスラッシュ・メタルとして認知されていたバンドですが、なんと言っても最大の特徴はJACKSON 5メンバーが独り紛れてしまったようなVo.のKaton氏の強烈な個性でした。それは単に黒人メタル・ヘッズという希少なキャラクターとしてのルックスだけでなく、畳みかけるようなスピード感とタイトな演奏で引き締まったバックのスラッシュ・サウンドとはまるで関係ないような唄声を、のど自慢大会のごとく気持ち良さげに歌い上げるスタイルにも表れていましたが、今回再発された1984年のデモは、以前にスウェーデンのStormbringer Recordsが7"EPでも公式再発していた初期USスピード・メタル屈指の名作デモで、ここでのKaton氏は本当に素晴らしい!!この音源がHIRAXのベスト、と言う声も少なくなく、JAGUARやRAVENなどのプレ・スラッシュなNWOBHM影響下のようなガッツと哀愁を帯びながら、80'sアメリカン・スピード・メタルならではの硬質さとクールさも漂わせ、EXCITERやABATTOIRなどにも匹敵するキラー・スピード・メタル・チューンを連射しています。さらにこのLPは1983~1984年リハーサルと、そしてHIRAXの前身となった幻のL.A. KAOS時代1983年デモも収録!!こちらはHIRAXの1984 DemoよりもさらにNWOBHM色の強い正統派鋼鉄で、スラッシャーのみならずオブスキュア・メタル・マニアも見逃し厳禁のコンピレーション・アルバムとなっています!!


Michigan Metal Punk City!!


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・ANGUISH (Michigan, US) - Under The Influence LP 税込2,592円 (Sangreal)

SAURON, SHITFUCKER, NUKE, SEKKUSU, ACID WITCH, REAPER, BORROWED TIME, DEMON BITCH, etc、スラッシュ/クラスト/ドゥーム/正統派といった様々なサブジャンルのメタル&パンクが入り乱れるUSミシガン・デトロイトのシーンを担うバンドの一つ、ANGUISHがSangreal Recordsから1stアルバムをリリース。歌詞インナーと別にプレスキット風アー写インナーも付いた、なかなか気合の入った作りでltd.300という限定枚数ですので、本来ならば販売価格もかなり高くなってしまうのですが、デトロイトのメタル&パンク・シーンの方々には毎度とても良くしてもらってますので、今回は頑張って値段を抑えました。さらに、前作デモとのお得なコンボ・セットもご用意しましたので、Motor City 3 デモテープをまだ入手してなかった人は、ぜひこの機会にお買い求めください!!

前作 Motor City 3 デモから完全にヴィンテージ・ハードロック路線のメタルパンクに照準が定まってきたバンドですが、彼らは元々バリバリ鋲ジャン・クラストだったパンクスで、ハードル高すぎて普通のヘヴィメタル・ミュージシャンだってそうそうトライしないmotor-sabbathなドゥーム・パンクをやるにはまだまだスキルが足りず、しかしそれを演奏力度外視でムチャクチャに演奏するところが面白かったと思います。本作でもギターのGuy氏を筆頭にまだまだ演奏は荒っぽいけど、現在はNUKEでギターを担当する前任ドラマーTony Pratt氏から引き継いだDennis Nevelle氏のドラミングは以前のANGUISHより激しく土台を突き上げていて、そのせいか、またはこの方向性に合ったドラムのDennis Nevelle氏をバンドが選んだのか、演奏と楽曲は前作デモから格段にドライブ感を増しています。もうSATAN'S SATYRSタイプのドゥーム・パンク・テイストは無く、MOTORHEAD影響下のブルージー・ハードロッキン・メタルパンク全開!!G.A.T.E.S親衛隊アメリカ支部長のごとくG.A.T.E.Sをウォーシップするベース&Vo.担当の中心メンバー Mark Kuro氏のアダルトなルックスも、もはやこれ以上先はないくらいにド渋く決まっていますが、でもよくよく聴いてると2曲目なんかIRON MAIDENまんまだし、ZUULなんかに近いソウルフルなハードロック調もあって、SUPERCHRIST周辺のヴィンテージ・ハードロッキン・メタル・ファンにもオススメできそうな雰囲気になってきました。アナログ・フォーマットにこだわり続けるのも嬉しいし、ルックスもサウンドもまたそれが似合うバンドです。



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・LOCUST POINT - S/T CD 税込1,620円 (Dystopian Dogs)

SAURON, WHITE MAGICIAN, HARBINGER, etcのギタリスト Victor Ruiz氏のレーベル Arcane Metal Arts aka Dystopian Dogsからデビューの2016年結成ミシガン・へヴメタル・バンド。ジャケの雰囲気やメンバーのルックスも地味なので、エクストリームなメタルではないだろうと予想はしていたけど、これはアクの強いミシガン・メタル・ファン以外のアメリカン・ハードロック/メタル好きにも広くアピールするであろう、注目の新鋭の登場です。

HARBINGERのベースだった人も居ますが、HARBINGERのような弾けたパンキッシュさとは真逆の、ソウルフルなハードロッキン・メタルで、オープニング・ナンバーでVo.がちょっとDEAD LORDみたいな雰囲気出してますがこの曲だけです。他はこれぞアメリカン・ハードって感じのドライな大陸系ダイナミズムでブルージー且つエモーショナルなナンバーを連射。これがミシガン・メタルよりもまるでシカゴ、というかBIBLE OF THE DEVILみたいでかっこいい!!SUPERCHRIST周辺ファンも大注目です!!



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・REAPER (Michigan, US) - Burning Bones TAPE 税込1,296円 (Burnin' Leather)

SHITFUCKER & ACID WITCHのShagrat氏とChaz氏が在籍するUSミシガン・デトロイトのクラスト・デスラッシング・メタル REAPERの2015年にリリースされたディスコグラフィー・カセットです。このバンドはミシガン・メタルパンク・マニアには以前からかなり注目されていた存在で、2012年にBitchy Witchからリリースされた F.O.A.D - The Filthiest of Apocalyptic Detroit 4 WAY SPLIT LP (w/ PERVERSION, SHITFUCKER, ANGUISH)に参加していましたが、バンドはプロモーション活動などをほとんどせず、このカセットについてもバンドの活動状況同様、発売後全くプロモーション/ディストリビューションされていませんでした。しかし、今年2018年に入ってギタリストのJack The Ripper氏が癌で余命数か月と診断され、このままではいけない、と友人達がベネフィットに動き出し、このカセットも残りをしっかり流通して治療費に充てることとなりました。リリース時に付いていたというA4サイズの両面プロ・プリントの歌詞インナーがもうないとのことで、現在流通しているラストストックは歌詞インナーがゼロックス・リプリントのものになりますが、カセット本体とスリーブはもちろんオリジナルのプロコピーで、複製ではありません。限定250本ナンバリング入り。


Tracks 1-5 : Madness DEMO (2006年)
Track 6 : Live in Detroit
Tracks 7-10 : Heavy Metal Will Never Die...but You Will! DEMO (2009年)
Tracks 11-12 : F.O.A.D - The Filthiest of Apocalyptic Detroit (2012年)


改めて聴いても、Jack The Ripper氏の件が残念で仕方ないほどに、このバンドはもっとガンガンに活動してほしかったと思うカッコよさです。アメリカン・クラスト・パンクスのフィルシーなダーティーさを、ジャーマン・スタイルのオールドスクールなイーヴィル・スラッシュ・メタルに導入したような感じで、キャラも強烈ですから、絶対にもっと人気が出たはずです。SAURONギタリストでDystopian DogsオーナーのVictor氏にして、「デトロイトのリフ・マスター」と言わしめるJack The Ripper氏のステンチ・クラスティーなスラッシュ・リフは、オールドスクールなメタルクラスト・ファンにもぜひ聴いてほしいです。


Thrash from the Graves!!


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・BULLDOZER - The Day Of Wrath / The Exorcism DIGIBOOK 2CD 税込2,592円 (F.O.A.D.)

BULLDOZERの名作各種をアナログ盤で再発してきたF.O.A.D.からCDも新装再発!!考えてみたら、Metal Mindのデジパックがソールドアウトになって以降、CDは久しく入荷しない状態が続いてました。しかも今回は初公開写真も掲載の豪華デジブック仕様です!!Roadrunner期の1stと2ndは権利関係でどこのレーベルも難儀するそうですので、CDを探してた方はこの機会にぜひどうぞ。


CD 1 : The Day of Wrath ALBUM (1985年)
CD 2 : The Exorcism - Lost 1984 Demo + Fallen Angel EP (1984年)


このCDは1985年発表1stアルバム The Day Of Wrathをディスク1に、そしてプロモーション用に1984年に録音していたデモ音源を発掘して、同じく1984年録音の名作激レア1st 7" Fallen Angelの2曲も合わせて再発し大反響を呼んだThe Exorcism CDをディスク2にした2枚組です。VENOMにメロディックなギターで哀愁をトッピングして疾走したような1stアルバムは、プロデュースを要請したKing Diamondには「俺にはパンクすぎる」と断られ、その結果TANKのAlgy Wardがプロデューサーに決定したそうで、確かにロッキンなバツグンのキャッチャーさは初期TANKにも通じます。The Exorcismの発掘プロモ・デモ音源は、A.C. Wildがベース兼Vo.で、ギターがAndy Panigada, ドラムがDon Andrasの3人編成。つまり1stアルバム Day of Wrathと同じラインナップで、同年録音のFallen Angel EPの時に一緒に録ってたアウトテイク的な音源ではなく、本当にプロモーション用のためにしか使われなかった貴重な音源です。1stアルバムでも録音される名曲の数々は、既にこの時点で完璧なカッコよさに達しています。音質も含めて文句なしに最高!!!後にNEURODELIRIを結成する 故Dario Carriaがベースを担当して、A.C. WildはVo.専任だった、4人編成のオリジナル・ラインナップ時BULLDOZERの唯一の音源であるFallen Angel EPは、A面のタイトル曲も、そしてどのオリジナル・アルバムにも収録されなかった幻の名曲 B面のAnother Beerも、これぞ初期BULLDOZERな激渋チューンでまた完全にカッコいい!!Welcome death!!!



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・BULLDOZER - The Final Separation DIGIBOOK CD 税込2,484円 (F.O.A.D.)

BULLDOZERはイタリアン・スラッシュ/スピード・メタルを代表するバンドであり、ブラック・メタルのルーツの一つともされるVENOMフォロワーですが、3rdアルバム以降にプレ・ブラックなスタイルを確立していく以前は、VENOMのサタニックなキャラクターをキャッチーなR&Rテイストでドライブ感満点に表現したようなスピード・メタル・サウンドで、ABIGAILのフルリスペクトも宣伝効果となり、現在ではメタルパンクのルーツとしても人気が高いです。この1986年発表2ndアルバムはまさしく1stアルバムと3rdアルバムの橋渡し的な作風で、それがまだ消化されきってないとされ、世のスピード・メタル&ブラック・メタル・ファンには長年人気の低いBULLDOZERのアルバムとされてきました。しかしこの作品を飛ばして1stと3rdだけ聴くとか、そういう聴き方は本当にダメだと思いますし、そして何より今回の再発は、バンドが所有してた音源をリマスタリングして、オリジナルより断然優れたサウンドで蘇っていますので、本作が多彩なギター・フレーズや曲のカッコ良さなどが全て殺されてしまった不運の名作だったことが完全に証明されています。Ride Hard-Die FastやSex Symbol's Bullshitなどの隠れた名曲の素晴らしさに気付いて震えてくるはずです!!



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・EXORCIST (Poland) - Voices from the Graves / After the North Winds LP 税込2,808円 (Nuclear War Now!) / CD 税込1,944円 (Thrashing Madness prod.)

1986年結成ポーランド・ワルシャワ出身スラッシュ・メタルのデモを収録したコンピレーション・アルバムです。LPはNuclear War Now!からのリリースで、限定バージョンは存在しないブラック・ビニールのみのltd.250枚プレス。NWN!では早々に完売しています。CDはポーランドのThrashing Madness prod.からのリリースで、未発表やライブなどボーナス追加の全13曲入り。帯付で、グロッシーなブックレットには当時の写真も満載して、ジャケの雰囲気からピンと来た嗅覚の鋭いオブスキュア・スラッシュ・メタル・マニアは、仕上がりも内容も大満足であろうグレートな発掘盤です。


Track 1-4 from "Voices from the Graves" DEMO 1987
Track 5-7 from "After the North Winds" DEMO 1988
Track 8-9 from "Tutanchamon" 未発表デモ (CDボーナストラック)
Track 10-11 from "Thrash Camp" DEMO ~ live in Rogoznik 1988 (CDボーナストラック)
Track 12-13 from "Live in Stegny" ~ live in Warsaw 1987 (CDボーナストラック)


WHIPLASHとKREATORにインスパイアされた、とメンバーがライナーで語っている通りのサウンドですので、すなわち、最も強い影響を感じさせるのは、誰が聴いてもDESTRUCTIONということになります。WHIPLASHとDESTRUCTIONのリフワークには共通性もあるから、テクニカルなスタイルはWHIPLASHの影響、と言い張ることも出来るけど、どう聴いてもDESTRUCTIONまんまなフレーズもけっこう飛び出してきます。いずれにせよ、80'sオブスキュア・スラッシュ・メタルのデモ音源として最高級の逸品に違いはありません。1stデモはNECRONOMICONファンも大興奮必至のDESTRUCTIONウォーシップ・スラッシュながら、共産圏という環境からか、DESTRUCTIONのSentence Of DeathやNECRONOMICONの1stなどでは感じられないほどの冷徹な殺伐さが強く、ノイジーなサウンドによる暴力性と緊張感がもの凄いです。2ndデモは音質と演奏も向上していて、Vo.はミレ・ペトロッツァとヴェンターのミックスのようにもなってきてまいます。さらに完全にジャーマン・スラッシュな哀愁フレーズが素晴らしく、ジャーマン・メタルの牧歌エピックが好きな人にはこちらの2ndデモが超オススメ。とにかく全編オススメのカルト・スラッシュ・メタル・リイシューです!!



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・HEXX - Quest for Sanity / Watery Graves CD 税込1,836円 (Vic)

1983年にUSサンフランシスコで結成され正統派パワー・メタル・バンドとしてスタートし、その後80年代の一大スラッシュ・メタル・ムーブメント最重要拠点となった地元サンフランシスコのドラスティックな変化とともに音楽性が過激化していったHEXXの、間違いなくターニングポイントであり重要作である名作EP 2種がカップリング再発。初期のパワー・メタル期音源も近年再発されていましたが、オールド・スラッシュ・メタル・ファンにとってはこの2作品こそが念願であった再発でしょう。


"Quest for Sanity" (1988年)
1. Racial Slaughter 
2. Sardonicus 
3. Fields of Death 
4. Mirror of the Past 
5. Twice as Bright

"Watery Graves" (1990年)
6. Watery Graves
7. Edge of Death
8. Under the Spell


Dark Symphoniesから先に再発されている1991年3rdアルバム Morbid Realityも、ギタリスト Dan Watson氏の超ロング・ライナーノートが掲載されていたけど、このCDでもやはり彼がこの作品当時の思い出をびーーーっしりと綴っています。そしてこれが面白い!!あまりにも膨大なテキストなので1/3くらいで断念しましたが、なぜこの人のライナーノートが面白いのかと言うと、自分らHEXX以外にも周辺人物や当時のベイエリア・シーンについてもアレコレおしゃべりが止まらない、と言った感じの話が盛りだくさんなのです。Quest for Sanity MLPは後にMETAL CHURCHに加入するギタリスト John Marshal氏が録音とプロデュースを担当していましたが、彼はMETALLICAのKirk Hammetのローディーだった人物で、James Hetfieldがスケボーで怪我してVo.に専念して臨んだライブでサポート・ギターもやってました。親父さんに勘当されて家を追い出されたJohn Marshalが、「METALLICAのツアーが始まるまで寝るところないから泊めてくれよ~」と転がり込んできたり、Kirkの豪華なマンションにJohn Marshalと招待されてKirkのコミック&おもちゃコレクション・ルームに入れてもらったとか、SCORPIONSのKlaus Meineとの記念撮影など、まぁ本作品とはたいして関係ない、しかし面白い話と写真がいろいろ載ってます。

でも、名作Quest for Sanity MLPでの激変についてもちゃんとDan Watsonは語っています。これより以前に制作した最初の2枚のアルバムはShrapnel Recordsからのリリースでしたが、レーベルは1986年の2ndアルバム Under The Spell発表後にツアーをブッキングすることもなく、メンバーの精神状態は2ndアルバム発表後が長い歴史の中でどん底だったそうです。そんなさなかに地元ではよりアグレッシブなスラッシュのムーブメントが勃発していたのですから、そりゃ演奏も過激になるでしょう。もともとスーパー・ギタリスト・フィーチャリング・メタルで名の知れていたShrapnel Records所属のバンドですから演奏力は申し分ないわけだけど、起伏に富んだ激しい展開の曲調に見事にフィットす荒々しさが素晴らしくて、LAAZ ROCKITのような正統派メタル・スタートのスラッシュ進化論よりも、さらに激しさが強く、この2作があのカルト・ハードコア・メタル・レーベル Wild Ragsからリリースされていたのも十分に納得できます。ブルータル・スピード・メタル、と言った感じのWatery Graves MLPも素晴らしい!!

Canadian Backbreaker Metal!!


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・PILEDRIVER - Stay Ugly CD 税込2,160円 (Cobra)

な、な、なんと、あのカナダCobra Recordsによる2016年版CD!!!80'sカナディアン・メタル好きにとっては、BanzaiやFringeなどに次いで魅力的なレーベルの一つだったCobra Recordsがまだやってるのか???と驚いてしまいましたが、KRZ0002のカタログ番号見て超納得。しぶとく生き延びるKraze Recordsが裏で糸を引いてる再発のようですが、一応オフィシャル・ライセンス・リリースのようです。しかしシュリンク・ラップされたCobra Records盤CDを目の前にして興奮してしまいましたが、PILEDRIVER信者ならばもっと興奮しているであろう重要な点があります。このPILEDRIVERの2ndアルバム、ブートを含めてもたぶん今回が初の単独CD化じゃないでしょうか???過去に当店入荷したのはEXORCISTとのカップリングCDのみで、1stアルバムとのカップリング盤も存在しましたが、いずれもブートでした。

Gord Kirchinという人が覆面を被ってPiledriverと名乗り、半ば企画モノ的に誕生したカルト・カナディアン・スピード・メタル PILEDRIVERの、1986年にCobra Recordsから発表した8曲入り2ndアルバムです。1stアルバムは、弦楽隊とユニゾンでリフを歌っちゃってる状態のPiledriver氏の工夫のないVo.が全てを台無しにしつつも、実は楽曲自体はかっこいいスピード・メタル・チューンなんだ、と気づいたことすらどうでもよく思えてしまうくらい強烈なキャラクター大爆発のPiledriver氏が素晴らしく最高でしたが、この2ndアルバムではPiledriver氏のVo.が本当にかっこよくて、もはやIRON ANGELの1stアルバム並みのイーヴィル・スピード・メタル大傑作と声を大にして言いたいです。ギターを弾いているのはNYヘヴィメタル VIRGIN STEELEのEdward Pursino氏で、楽曲も全てVIRGIN STEELEメンバーが書いたものであり、"The Fire God" は後にVIRGIN STEELEでもリメイクして発表されていますが、EXORSIST (NY), ORIGINAL SIN, そしてこのPILEDRIVER 2ndがこうして全て揃った状態で改めて聴いてみると、3作品に共通する部分は非常に多いことがよくわかります。PILEDRIVER "Metal Death Racer", EXORCIST "The Invocation", ORIJINAL SIN "The Curse"なんて、どれも良く似てますね。キング・オブ・カルト・バカ・メタル!!ではありますが、本当にかっこいいいんだぜ!!



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・MESSIAH FORCE - The Last Day-Special Anthology Edition 2CD 税込2,700円 (No Remorse)

カナダ・ケベックの女性Vo.スピード・メタル MESSIAH FORCEの1987年発表唯一のアルバムが、ギリシャNo Remorse Recordsからデモ集CD付き2枚組で遂にオフィシャル再発。オリジナル盤CDはオブスキュア・メタル・コレクターに人気のレア盤ですが、ジャケの違うUKライセンス盤でしたので、このオリジナル・カナディアン・カバー・バージョンでは初のオフィシャルCD化になります。分厚いジャケ・ブックレットも文句なしの出来栄えです。


CD1 Tracks 1-9 : "The Last Day" ALBUM (1987年)
CD2 Tracks 1-7 : "Messiah Force" DEMO (1986年)
CD2 Tracks 8-10 : "No Hideaway" DEMO (1991年)


WARLOCK, HELLION, CHASTAIN, etcの正統派女性Vo.バンドにも全く引けを取らないシンガー Lynn Renaud氏がやはり何といっても素晴らしくて、80年代鋼鉄らしい哀愁とガッツもあるメロディーを見事に歌いこなしています。しかも前述の3バンドよりもバンド/楽曲自体はスラッシュ/スピード・メタルを基礎にしているので、このソリッドなスラッシュの疾走感と正統派メタル・フィメール・シンガーという組み合わせは、他に探してみると実はあまり存在しなかったことに気づきます。ACID, ZNOWHITE, DETENTE, HOLY TERROR, etcの女性メタル・シンガー達ももちろん素晴らしいのですが、それらのVo.はパンキーであったり、ゴリゴリ・ストロングであったりしたのが魅力でしたので、このMESSIAH FORCEのLynn Renaud氏は、ちょっと特殊なプロジェクトではありましたがORIGINAL SINが好きな人に大推薦です。よくある、1曲目だけ速い曲、などではない、スピード・メタル・スラッシュ・ナンバー中心に畳みかけるように突き進む作品ですので、女性ヴォーカル・メタル・ファン以外にも、80'sスラッシュ/スピード・メタル・ファンも大満足であろう名作です!!



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・OUTRAGE (Canada) - Buried Pieces LP LTD.100 RED VINYL 税込2,484円 (LeBackstore)

カナダ・ケベックで1980年代に活動したスピード/スラッシュ・メタル・バンド OUTRAGEのデモ・コンピレーションLPが現地の超スモール・レーベルから限定343枚ナンバリング入りでリリース。100枚プレスのレッド・ビニールと残り243枚のブラック・ビニールの2種あって、通し番号100番までがレッド・ビニールになってます。カナダ国外ではほとんど流通していないリリースですので、カナダのOUTRAGE!?と、すぐにピンと来たカルト・スラッシュ・メタル・ファンは、この機会に確実に押さえておいてください。


Tracks 1-2 : Demo June 1985
Tracks 3-4, 6 : Demo October 1985
Tracks 5, 7-9 : Demo 1986


NWN!からの80'sケベック・スラッシュ・メタル・デモ・レプリカ・カセット・ボックス・セット No Speed Limitにも収録されていたバンドです。New Renaissanceの名物シリーズ・オムニバス Speed Metal HellのVol.2に参加していたので覚えてる人もいると思いますが、最初期名古屋OUTRAGEもSpeed Metal Hellシリーズcomp.に参加してたし(名古屋OUTRAGEはVol.5に収録)、さらにわざと話をややこしく説明すると、以前にドイツのOUTRAGEというカッコいいバンドの発掘音源もありましたね。このカナダ・ケベックOUTRAGEはデモとコンピレーションに参加した以外は作品を残さずに消えていきましたので、ここで聴ける音源はNo Speed Limitカセット・ボックスのOUTRAGE音源だけをそのままLP化したもの、と考えてもらうとわかりやすいです。

裏ジャケのメンバー写真では地元ケベックのスラッシュ・ヒーロー VOIVODのTシャツの着用率がやはり高いけど、初期のサウンドはMETALLICAからの影響を強く感じさせる小気味よい疾走感のスピード・メタルで、Vo.は若干パンキーなキャッチーさもあり、ベルギーACIDや初期LIVING DEATHあたりの欧州産MOTORHEAD影響下スピード・メタルにも通じる楽曲に、ちょっと当時のジャパニーズ・メタルっぽさもある哀愁具合のギター・ソロが乗ります。しかし演奏は徐々に過激さを増していき、Speed Metal Hell Vol.2に提供したナンバーはノイジーさが際立っていましたが、サンプルで貼った動画の86年のナンバーなんかは、カナディアン・スラッシュらしいドカドカ・ロウ・スラッシュ・スピードコア・メタルになっています!!ちなみにこの動画投稿してるのは、VOIVODカレンダーも制作したCAUCHEMARのAnnick姐さんですね。



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・AGGRESSION (Canada) - The Full Treatment CD (Morbid Moon Records) 税込1,728円 (Morbid Moon)

相変わらず流通が非常に悪いカナダMorbid Moon Records盤がひっそりと再プレス!!スペインXtreem Music盤同様、バンドが復活アルバムを発表したタイミングにこっちのカナダ盤も再プレスされていたようです。曲数はXtreem Music盤と変わりないですが、ジャケ・ブックレット/インレイのレイアウトが違います。

トロントのSLAUGHTERと並んでカナディアン・ハードコア・スラッシュ・メタルの頂点的カルト・バンド、モントリオールのAGGRESSIONの1987年にBanzai Recordsから発表した1stアルバム、待望の再発盤CDです。スピード狂スラッシャーの度肝を抜く内容で知られるバンドですが、New RenaissanceのSpeed Metal Hell IIやThrash Metal Attack comp.への参加でちょっと取り上げられた程度で、CRYPTIC SLAUGHTERやWEHRMACHTなどよりも当時はあまり話題になってなかった印象があります。SLAYERを基礎にハードコアのスピードへと挑戦したWHERMACHTにも近いけど、荒々しくもバツグンの切れ味で畳み掛ける演奏力と楽曲のキャッチーさのバランスが完璧で、未完成でも過激さの追求がバンドの魅力を決定していた当時のハードコア・メタル・スラッシュの中では、やりたいことが出来てる数少ない成功例とも言える驚異的なスピードコア・メタル・スラッシュ・クラシックです。かくいう自分も、Old Metal RecordsによるThe Full TreatmentアルバムCDの再発まで、このバンドがこんな驚愕の猛速スラッシュ・メタルだったとは知らなかったですし、最近はあのTom G. Warrior氏が昔CELTIC FROSTにAGGRESSIONのギタリスト Denis Barthe氏を誘おうとしたことがあるというエピソードなども発覚して、カルトな人気は近年急上昇していました。当店でスラッシュと名のつくヤツを聴いてきた方は1人残らず聴いてもらいたい、いや、聴かねばならない最上級メガトン・カルト・スラッシュ必須作!!!!!



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・AGGRESSION - Forgotten Skeleton CD 税込1,944円 (Morbid Moon)

CD再プレスされました!!

80'sカナディアン・スラッシュメタルの、当初は1stアルバム用に録音されながらもお蔵入りとなった86年未発表音源アルバムです!!以前、AGGRESSION A.D.名義でCDリリースされて長らく廃盤となっていた作品で、Full Treatment アルバムとかぶってる曲も多いのですが全曲同じでは無いし、もちろんテイクも違います。

サウンドはやはりほとんどハードコアな暴走ファスト・スラッシュがカッコイイです。Full Treatmentアルバムではシンプルな4人編成でしたが、このアルバムではツイン・ギターの5人編成。メンバーのルックスはハードコアなサウンドから連想するイメージとはちょっと違って、皮ジャン&長髪の80'sスラッシュ・メタルど真ん中なルックスでカッコイイ!!そして実はVo.も Full Treatmentアルバムの時とは違う人なんですが、この初代Vo.が五寸釘リストも着用した凶暴スラッシュ・メタル・ファッションで激渋!!



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・DISCIPLES OF POWER - Invincible Enemy DIGIPACK CD 税込1,728円 (Poizon)

先に1stアルバムCDが再発されて、無名ながらカナディアン・スラッシュ好きの日本のメタル・ファンにも好評のDISCIPLES OF POWERの作品が、1993年発表3rdアルバムもデジパックCDで再発。1stはオランダVic Recordsから再発されてましたが、こちらはカナダのレーベルからのリリースで、あまり流通も良くないようです。

1stアルバムはDEAD BRAIN CELLSタイプのカナディアンらしいテクニカル・スラッシュ・メタルがめまぐるしさを増したような展開で突き進むプログレッシブ・スラッシュでしたが、この3rdアルバムになるとそのプログレッシブな志向が更に加速していて、DEATHやPESTILENCEの後期, ATHEISTなどのファンもガッツポーズであろうテクニカル・デスラッシュが爆発しています!!Vo.もlowだし、ブラスト・パートもあるからもはやデス・メタルと言い切ってもいいとは思いますが、チューニング下げ過ぎずに刻みも多様するリフにスラッシュの名残がかなりありますし、あと、プログレッシブな展開がアヴァンギャルド感もあるので、CAULDRON BLACK RAMやPORTALなんかのOZデス・メタル・ファンにすらオススメしたい感じでもあります。現VOIVODギタリスト Daniel Mongrain氏が渡り歩いた、MARTYR, GORGUTS, CRYPTOPSY, etcのカナディアン・テクニカル・デス・メタル好きなどは絶対必聴デス!!

Scandinavian Jawbreakers Steel!!


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・MYSTIK - Demon TAPE 税込1,296円 (I Hate)

Vo, ギター, ベースの3人が女性で、ドラムがANTICHRIST, WITCHGRAVEのSven Nilsson氏による4人組スウェディッシュ・ヘヴィメタルのデビュー作となる2曲入りデモ・カセットです。I Hate Recordsによるディストリビューションで、ltd.150本の2ndエディション・レッド・シェル。

パワフルな演奏が好感の持てる正統派パワー・メタルで、フィメール・バンド・コレクターだけに喜ばれて終わりになるようなことには絶対になってほしくない実直なサウンドです。ドラムだけ男性というのは安易に思われそうだけど、裏を返せば程々適当に叩ける女性ドラマーを見つけてキャラクター重視のバンド編成にするのを避けて、男性ドラマーで屋台骨をしっかり固めたのかも知れません。そう考えてしまいたくなるほど、硬派なヘヴィメタル・サウンドです!!


*ケースにひび割れがあるのが数本ありましたので、キレイなものから販売していきます。



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・ROB COFFINSHAKER'S UNDERGROUND FIRE - I Wasn't Made For This World 7" 税込972円 (Critical Mass Recordings)

メタル・ヘッズにはGEHENNAHのギタリスト Rob Stringburner氏として有名で、本国スウェーデンでは90年代から活動するTHE COFFINSHAKERSのシンガーとしてアンダーグラウンド・ロック・シーンに君臨してきたRob Coffinshaker氏の新プロジェクト・バンド ROB COFFINSHAKER’S UNDERGROUND FIREの2017年発表2曲入り7"シングルです。どっちが1stでどっちが2ndなのかよくわかりませんが、昨年2種の7"を同時リリースしまして、その一方であるこのCritical Mass RecordingsからのEPは初回350枚が即完売してしまいました。当店もまんまと逃してしまった、、、とちょっと悔やんでましたが、このたびめでたく再プレス。初回と同じ350枚プレスですが、今回はトランスペアレント・ビニールになってて嬉しい2ndエディションです。

IRON LAMBの2ndアルバムでもゲスト参加して哀愁の歌声を披露したRob Coffinshaker氏は、THE COFFINSHAKERSというバンドを率いて1990年代~2000年代に作品を多数リリースしていて、その多くがGEHENNAHの1stやHeadbangers Against Discoシリーズで日本のメタルヘッズにもおなじみのPrimitive Art Recordsからでした。ロカビリーに近いカントリー・ロックを、ゴシック・ニューウェイビーなホラー・テイストで演奏するスタイルでしたが、このROB COFFINSHAKER’S UNDERGROUND FIRE名義ではSISTERS OF MERCYやDAMNEDなどを彷彿させるダーク・ゴス・ニューウェーブなテイストを強調するナンバーがこれまでは続いてました。今回のEPではその中間的な、DAMNEDやTHE PROFESSIONALSみたいなキャッチーなパンクロックにブルージーなカントリー調フレーズも絡めて、ボブ・ディラン・スタイルの泥臭い低音ヴォイスで渋ーーーく歌いあげています。



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・GEHENNAH - Hardrocker LP 税込2,916円 / DIGIPACK CD 税込2,160円 (Critical Mass Recordings)

ノルウェーのINFERNOと並んで、メジャー・スラッシュとは無縁のブラック / デス・メタル・シーンから続々生まれた90年代北欧スピード / スラッシュ・メタル・リバイバル・ムーブメントを代表するバンドの一つ、スウェーデンのGEHENNAHの1995年発表1stアルバムが遂に再発!!Osmose移籍後の2ndと3rdは2015年復活の際に再発されて話題を呼びましたが、この1stは今やカルト・レーベルとなってきたPrimitive Artからのリリースだったので、これまで1度も再発されることなく、オリジナル盤はLP/CDともに今やかなりのレア盤と化しています。Critical Mass Recordingsによる再発で、LPはインナーがカラー写真満載の素晴らしい仕様になっています。デジパックのCDバージョンは1995年EP "No Fucking Christmas!"の2曲も追加した全16曲入り!!

the COFFINSHAKERSのRob Stringburner氏やVOMITORYのRonnie Ripper氏などによってVENOMのカバー・プロジェクトとしてスタートしたGEHENNAHは、この酷いジャケにも現われている通り非常にドランクなキャラの強いスピード・メタルでした。個人的には北欧VENOMウォーシップ・スピード・メタルは当時ノルウェーINFERNOの方にどっぷりだったから、GEHENNAHはDESTRUCTIONっぽさが出てきてちょっとINFERNOにも近くなったような3rdアルバム Decibel Rebelアルバムの好印象が強かったんだけど、今回久しぶりにこの1stを聴いて、完全に燃えたぎってしまいました、、、。あぁぁ、、、これは本当メチャクチャかっこいい!!絶対にこの1stが一番カッコいい!!!2ndアルバム King Of The Sidewalkで強まったドランキーさが、この1stでは暴力性が強く、ラフ&ダーティーなホコリっぽさで疾走して、GEHENNAH本来のキャッチー&バイオレンスな魅力が存分に引き出されています。Noリミックス/Noリマスタリングでの再発も、断固支持致します。北欧のパンクだけ聴いてきた人にとっても、「これは完全にスウェーデンの不良の音だな」と感じ取れるような極悪さじゃないでしょうか。ヨロヨロbut猪突猛進ドラミング、メタルと言うよりスウェディッシュ・ハードコアのようなbuzzsawリフ、そしてMr Violence氏のその名の通りバイオレンスなヴォーカル、それら全てがこのアルバムでは完璧に融合しています。必聴& drunk & dieeeggghhh!!!







・DESOLATION (Sweden) - Decapitated CD 税込1,944円 (I Hate)

1990年に結成され1995年には活動を停止した知られざるスウェディッシュ・デス・メタル・バンドが2012年に復活。その後もデモを制作するなど地道に活動してきましたが、結成から27年もの時を経て遂に制作された1stアルバムCDがI Hate Recordsからリリースされました。メンバーの3/4はオリジナル・ラインナップそのままだそうで、サウンドも初期スウェディッシュ・デス・メタルを実体験した生き証人のような純正スウェデス全開death!!限定300枚。

メンバーのルックスはさすがに1度引退したオジサンらしさが漂いますが、サウンドは浦島太郎状態でのカムバックが良い方向に作用していて、もう文句なしの爆走ドライビング・スウェディッシュ・デス・メタル一直線です。若いミュージシャンがシンプルにやるのと、キャリアはどうであれオリジナル世代のオッサンが余計な事をせずにひたむきに演奏するのとでは、こうも違うものなのか、と感心してしまいました。DISMEMBERスタイルの、北欧らしい旋律リフを爽快な疾走感でぶちまけた王道のピュア・スウェデス炸裂!!BOMBS OF DEATHなどのファンには間違いなくオススメです。







・BEASTIALITY - Worshippers of Unearthly Perversions DIGIPACK CD 税込2,160円 (Invictus prod.)

NYのElectric Assaultと、カナダVenoMebixメタルパンク BARROW WIGHT LPを出してるStygian Black Handの2レーベル共同で2014年にリリースされたブラック・スピード・メタル・オムニバス Evil Spells Volume One LPのトップを飾っていたスウェーデン・ヨーテボリ出身/現在ストックホルム拠点のBEASTIALITYが、Invictus prod.から1stアルバムを発表。全8曲入りデジパックCDです。

Evil Spells vol.1 LPは当時まだ名前の浸透していないバンドばかりだったけど、あのオムニバス・アルバムが意図するところは当時からハッキリと見えていました。ノルウェーとスウェーデンの若手/中堅バンド群にクォリティーの高い連中がひしめき合う現代の北欧スラッシュ・メタル・シーンや、CRUEL FORCEからVULTUREに継承されているようなジャーマン・スラッシュの荒くれたゴリゴリさともちょっと違う、オカルティックなテイストを強く打ち出したヴィンテージ・ブラック・スピード・メタル新興勢力でまとめていて、興味深いコンセプトのオムニバス・アルバムでした。そして、そのヴィンテージ・ブラック・スピード/オカルト・スラッシュ・メタルの新しいムーブメントに強く影響を与えてるのは、日本のSABBATとスウェーデンのNIFELHEIMではないでしょうか。あと、SABBATとNIFELHEIMを結ぶ存在として近年急速にダイハードなメタルヘッズにアピールしているスウェーデンのMORDANTの役割も大きいかと思います。

中でもこのBEASTIALITYは、MORBID INSULTER, NECROMANCY, VETERNUS, etcのメンバーから成るという、メンバー構成だけで注目せざるを得ないバンドです。NIFELHEIM直系とでも言うべき、BATHORY型パウンディング2ビートでドカドカと突き進みながらも曲調は起伏に富んでいて、尚且つスラッシュの切れ味ではなく、SLAYERを起源とする邪悪ムード満点のトレモロ・リフを中心に構成して、80年代初期スピード・メタルやオカルト・サタニック・メタルのヴィンテージ感覚とフルリスペクトを、エクストリーム・メタルのフィルターを通して表現しています。クライマックスのようにラストを迎えるShadowside Pathなんて、超SABBATで激渋最高!!大注目株です!!!666!!!







・OBSCURE BURIAL - S/T CD 税込1,836円 (Invictus prod.)

2012年結成、フィンランド出身デス/ブラック・メタル・バンドのInvictus prod.からリリースされた2017年1stアルバムCDです。同じくInvictusからアルバムを出していたカナダのOCCULT BURIALとごっちゃになっててノーマークでしたが、次回はアナログ盤もしっかり入荷させたほうが良いであろう、当店で北欧デス/ブラック・メタルをチェックしている方にはオススメの内容death!!

フィンランドですが、ルックスやサウンド・スタイルはMetal Of Deathなどのスウェディッシュ勢を彷彿させます。DEGIALや初期TRIBULATIONに代表されるMORBID ANGEL影響下のカオティックでサタニックなデス・メタルで、もちろんテクニカル・リフ大爆発だけど、ところどころにスピード・メタル・テイストなヘッドバンギング・リフも顔を出すあたりが、FLAMEやURNなどが下地を慣らしてきたフィンランドらしさではないでしょうか。あと、意図してかわからないけど、さほど作りこまれていないサウンドも個人的には好みです。もはやオーバープロデュースという言葉などは死語で、今そんなこと言ったらナンセンスととられるだろうけど、やっぱりこういう感触の(と言うか本来の演奏力をちゃんと聴かせる)方がオールドスクール感を真に追求するなら本物です。このバンド、Vo,もカッコいいんだけど、これはNoエフェクトのリアル・ガテラルVoだからではないでしょうか。デニム, レザー&スタッズのファッションもかっこよくて、今後も期待大のバンドです!!

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