RECORD BOY

Metal Deadness!!


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・ATARAXY - Where All Hope Fades LP BLUE VINYL 税込3,780円 / BLACK VINYL 税込2,916円 (Me Saco Un Ojo)

スパニッシュ・デス・メタル ATARAXYの2018年発表2ndフル・アルバム。これまでATARAXYが歩んできた進化/深化の終着点と言ったら語弊はあるけど、確実に現時点での最高傑作と言える、初期から聴いてきたファンはちょっと驚きも感じるであろう渾身の力作に仕上がっています。アナログ盤はMe Saco Un Ojoからのリリースで、今回からMSUOは卸値が上がっちゃったんですが、ブルー・ビニールは当店も希望枚数は入荷できず少量になってしまいましたので、ファンは逃さないようにしてください。

MORBUS CHRONやMIASMALなどはもはや別世界のようなシーンへと巣立ち、アンダーグラウンドに根ざしてきたKRYPTSやUNDERGANGなども地下シーンで確固たる地位を確立した現在では、新人発掘を使命とするMe Saco Un OjoとDark Descentがサポートしてきたバンドをフォローしてきた者からすると、それら北欧バンドの同期のようなイメージもあるスペインのこのATARAXYは、セールスだけを「成功」の物差しにしてしまうとちょっと遅れをとっているような印象も受けなくはないですが、言い換えれば前述した北欧バンドのような、好き嫌いを度外視せざるを得ない強烈な個性に欠けていた、と、意地悪な見方も出来ます。しかしATARAXYは本作で彼ら流のドゥーム・デス・メタルを完全に確立したと思いますし、それが音圧を重視してデス・アンビエントなアプローチと重なる2010年代型の手法と全く異なるスタイルを選んだのも非常に興味深く、そして素晴らしいと思います。初期はASPHYXとBOLT THROWERのミックスのような爆発力が魅力のデス・メタルでしたが、前作1stアルバム Revelations of the Etherealでグルーミーなスロウネスとエピックなムードをさらに深め、そして今回はもはやフューネラル・ドゥーム・メタル系ファンにも大推薦したい荒涼とした黄昏れた音色へと変化。ESOTERICやKATATONIAなどのファンにもオススメできそうですが、しかしそういった退廃的美意識が強いドゥーム・デスよりもアポカリプティックな荒涼感が、密度の濃い昨今のヘヴィ・ディストーション・デス・メタルの傾向に反旗を翻しているかのようで頼もしいです。渋い!!



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・BURIAL INVOCATION - Abiogenesis LP BLUE SPLATTER VINYL 税込3,780円 / BLACK VINYL 税込2,916円 (Me Saco Un Ojo)

2008年の結成以降、マイペースに活動を続けるトルコ・イスタンブールのデス・メタル・バンド BURIAL INVOCATIONの5曲入りフル・アルバムLP。2010年発表の4曲入りデビュー作 Rituals of the GrotesqueをEPと捉えると本作が1stフルということになりますが、曲数の多さ以上にボリュームの違いと深化/進化がヒシヒシと伝わってくる素晴らしいアルバムです。MSUOの値段がちょっと上がってしまいましたが、気休めではなく、絶対に満足してもらえる内容です。ブルー・スプラッター・ビニールはレーベルで即完売しましたので、今回のみの入荷になります。

Rituals of the Grotesque EPは、フィラデルフィアやニュージャージーなどのUS東部のデス・メタル・スタイルを土台とした爆発力と重量感に、欧州デス・メタルの叙情と湿感を加えたようなサウンドで、初期MSUOを支えた同期盟友とも言えるスペインATARAXYに近いタイプだったと思います。ATARAXYは現在は叙情性をより黄昏れた手法にして個性を際立たせてきていますが、BURIAL INVOCATIONはキラー・リフの応酬で畳みかけるパートは相変わらずガッツポーズ級に燃えてくるけど、メロディック・パートもある意味ATARAXY以上にエピックで、尚且つ展開の激しさがプログレッシブなまでにダイナミックなので、4th以降DEATH, ATHEIST, TIMEGHOUL, etcの影響下の現代デス・メタルとして非常に質の高いバンドに成長しています。冒頭のメロディック・ギターを聴いた瞬間は、このバンドもHORRENDOUS化したか?と一瞬面喰いましたが、すぐに別の意味で面喰った、というかノックアウトされました。素晴らしい。同時リリースのGALVANIZERの話題性に今はまだ少し埋もれているような印象ですが、これは今後至る所で高く評価されることでしょう。何度でも言いますが本当に素晴らしい!!グレート!!



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・GALVANIZER - Sanguine Vigil LP PINK SPLATTER VINYL 税込3,780円 / BLACK VINYL 税込2,916円 (Me Saco Un Ojo)

ダイハード・カセット・レーベル Extremely Rottenなどからこれまでリリースしてきたデモが、アンダーグラウンド・デス・メタラーに好評を得て注目を集めていた、フィンランドのGALVANIZERが1stアルバムLPをMe Saco Un Ojoから発売。MSUOのLP卸値が今回から高くなって、日本ではより一層やりづらい状況になっちゃったんですが、このアルバムはイタリアのスモール・レーベルから先にCDでリリースされ、限定カラービニールはアナログ盤を待ち望んでいた世界中のデス・ヴァイナル・ジャンキーズの間で争奪戦となったレコードだけあって、やはり当店でも少なからずお問い合わせいただいていました。待っていた方はお買い逃しなく!!

フィンランド産ながら王道のスウェディッシュ・デス・メタルを彷彿させるHM-2ギター・サウンドで、曲調もかなりスウェーデンのバンドを思わせます。グラインド・ファンにもクラスト・ファンにも心地よいハードコアなスピード・パートを、起伏に富んだ展開でダイナミックに表現していて、CARNAGE, CREMATORY, DISMEMBER, ENTOMBEDなどのファンにはたまらない感触でしょう。あと、素晴らしいこのジャケ・アート!!フィニッシュ・デス・ファンは一目見てすぐに気付いたであろう、DEMILICH, FUNEBRE, DEPRAVITY, ADRAMELECH, etc多くのフィンランド・デス・メタル名作のジャケットを手がけてきたTurkka G. Rantanen氏によるジャケ・デザインです。



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・SONIC POISON - Combat Grind 7" 税込972円 (Me Saco Un Ojo)

デビュー・シングル Harsh Demonstration​.​.​.が大ヒットしたフィンランド・グラインディング・デス・メタル SONIC POISONの2018年新作2nd EP。今回も年配グラインド・デス好き大興奮のアーリー・グラインド・テイスト全開で言うことなしのかっこよさdeath!!

一言で言って完全にREPULSIONなんですが、スピード狂パンクスも惹きつけるREPULSIONのキャッチーさも見事に再現しているのが脱帽級にかっこいいです。初期Earacheのスピードコア・パンク・スラッシュ・ファンにもぜひ聴いて腰を抜かしてもらいたい。今回もこれ以上の解説はもういらないでしょう。全スピード・フリークス必聴&Dieghhh!!!



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・CRYPTWORM - Verminosis 7" 税込972円 (Me Saco Un Ojo)

UKブリストルから登場したデス・メタル・デュオの3曲入り1st 7"が、Me Saco Un Ojoからリリース。ジャケ・アートはおなじみMark Riddick氏による仕事で、このジャケである程度サウンド・スタイルが予測と期待できた人にはオススメ注目の新鋭デス!!

近年はプログレッシブな志向の強いデス・メタルがアンダーグラウンド・デス・メタル・シーンでも大活躍していますが、このCRYPTWORMは久しぶりに出てきたAUTOPSY直系の腐臭漂うデス・メタル。AUTOPSYのスロウ・ドゥーミー・テイストやサイコパスな部分を踏襲するタイプではなく、ダウンチューニングでズルズルさを強調し、演奏は鈍さ爆発、楽曲もプリミティブで、初期ANATOMIAにも強く影響されてそうなスタイルです。UNDERGANGやANATOMIAファン必聴のAUTOPSYウォーシッパー・デス!!



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・EPITAPHE - Demo MMXVII CD 税込1,620円 (Chaos)

2016年結成の新人フレンチ・デス・メタルのデビュー作となる3曲入りCDが、メキシコのChaos Recordsからリリース。各曲が全て10分以上の長尺ナンバーで、ラストの曲はなんと全17分にも及ぶ、デビュー作にしてかなり難易度の高いスタイルのデス・メタルを追求する驚異の新人です。限定500枚。ブックレット角に打ちシワがありますので、ご了承の上ご注文願います。

フランスのエクストリームなメタルはどこかアヴァンギャルドな雰囲気が漂うバンドが特徴であり人気も高いですが、このバンドもところどころにそういったムードはやはりあります。ただ、CHAOS ECHOESのようなアーティスティックなエクスペリメンタルではなく、原始的で呪術的な激しさと知的な冷たさとの対比がNEDやAjna Offensiveなどのプログレッシブなブラック/デス・メタルに近くて、ADVERSARIALやANTEDILUVIANのようなカナダ/北米のコールド・ブラック・デス・メタル・ファンにもかなり聴き応えがあるであろう作品に仕上がっています。NWN、Dark Descent、スウェーデンMetal Of Deathファンなども注目のフレンチ・カオティック・ブラック・デス・メタル!!



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・DOOMORTALIS - Splendor... Then Gloominess CD 税込1,620円 (Chaos)

後にCD化もされた2014年発表デビュー・デモが高い評価を得ていたメキシカン・デス・メタル DOOMORTALISが1stアルバムをChaos Recordsからリリース。NECROCCULTUSや元DENIALのメンバーらによる、メキシカン・デス・メタル・ファン注目のバンドです。

NECROCCULTUSよりもドゥーム・テイストの強いデス・メタルだけど、テクニカルなギター・ワークが特徴で、呪術的フレーズはメキシカン・アンシエントなムードを漂わせながらも、装飾するギターソロはエピックです。オープニングのメロディック・ギターを聴いた瞬間はOBITUARY型のCELTIC FROST影響下ドゥーム・デス・メタルかと思ったけど実はまるで違い、もしかしたらこれはNECROS CHRISTOSが開拓したエピック・デス・メタルのメキシコからの回答のような意味も含んでいるのかも知れません。メロディック・ギターがもうちょっとこっちの方が北欧クラシカルかな?しかし楽曲はNECROCCULTUSに通じるプリミティブを土台に、BOLT THROWER風だったり、時にUNAUSSPRECHLICHEN KULTENっぽくテクニカルに爆裂したりもして、呪術的中南米デスと哀愁のミスマッチが非常に面白いです。メキシカン・デス・メタル・ファンから、AFTER DEATHやPURTENANCEなどの個性的エピックなデス・メタル・ファンにまでオススメです!!



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・DENIAL - Obsequies Of The Immemorial CD 税込1,620円 (Chaos)

2006年の結成以降、作品数は非常に少ないバンドでありながら、恐らく日本でもダイハードなデス・メタル・ファンならば良く覚えている方も少なくないであろうメキシコのDENIALのコンピレーションCDがChaos Recordsからリリース。ブックレット角に打ちシワがありますので、ご了承の上ご注文願います。


Tracks 1-3 : "Immense Carnage Vortex" EP (2007年)
Tracks 4-5 : "11°22​.​4'N 142°35​.​5'E" EP (2015年)
Track 6 : "Vestibule Of Hell Compilation comp.提供曲
Track 7 : 未発表曲
Track 8 : CENOTAPH cover
Tracks 9-10 : Live 2016


CENOTAPHの中心メンバーだったドラムのOscar Clorio氏らによるバンドで、ここに収録されている7"EP2種と、2009年発表フルアルバム Catacombs of the Grotesqueのアナログ盤が、いずれもスウェーデン Blood Harvestからリリースされていました。MORBID ANGEL系クトゥルー・デス・メタルを基礎に、NYデス・メタルのブルタリティーと、ニュージャージーやペンシルバニアなどUS東部デス・メタルの暗黒性がミックスされたようにも捉えることができますが、殺人級の鈍い切れ味は、やはりこれぞ中南米デス・メタルならではの渋さです。デス・アンビエントなタッチとはある意味真逆なので、近年型リチュアル・デス・メタルとも違う感触なのもポイント。SARGATANASのプリミティブな鈍さと、SHUB NIGGURATHのテクニカルな構成力が融合したような、グレート・メキシカン・デスです!!

Death Cult from the Graves!!!666!!!


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・ASARADEL - ..of Satanas / Avernus / Perpetuating the Law CD 税込1,944円 (Hammer Of Damnation)

ブラジリアン・アングラ・メタル聖地のひとつでもあるミナスジェライスで1991年に結成されたバンドの最初期デモ3種をまとめたコンピレーションCDです。Hammer Of Damnationから2011年に限定500枚でリリースされていたようですが、完全にノーチェックでした。しかしこれが凄まじい内容で素晴らしい!!


Tracks 1-5 : "...of Satanas" DEMO (1991年)
Tracks 6-9 : "Avernus" DEMO (1992年)
Tracks 10-14 : "Perpetuating the Law" DEMO (1993年)


とにかくグダグダ・オカルティックなブラック・ドゥーム・メタルで、音の感触もフレーズも、まるでVONの遅いパートだけ延々と続いているような薄気味悪さが最凶グレートです。なんでこんな凄いのが全く人気ないのでしょうか?最初期SAMAEL, オランダNECRO SCHIZMA, イタリアBLACK PROPHECIES, アメリカGOATLORD, コロンビアNEBIROS, etcのファンに超オススメだけど、やっぱり一番近いのは遅いVONだと思います。極悪ドゥーム・ファンも南米ノイズ・メタル・ファンも必聴to the death!!!



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・BLASPHEMY - Live Ritual : Friday the 13th CD 税込1,944円 / TAPE 税込972円 (Nuclear War Now!)

Nuclear War Now!のヨースケ・コニシ氏が、レーベルを趣味の延長などではなく本格的なライフワークとしていく宿命を背負うことになったNWNにとっての運命的最重要作 BLASPHEMYの2001年発表ライブ・アルバム Live Ritual : Friday the 13thが超待望の再発!!!666!!!LPはリリース直後に完売したため2000年代から既に各種ブートレグが出回り、オリジナル盤LPは中古市場で近年かなり高騰していましたので、これは待ち望んでいたファンも多かったことでしょう。

ヨースケ・コニシ氏の人生を変えてしまったというだけあって、このライブ、本当に凄まじくかっこいいです。この時代を絶頂期と見るファンの意見も完全に納得できます。ROTTING CHRIST, IMMORTALと行った1993年の伝説的ツアー Fuck Christ Tour時には1度もチューニングをしなかったという逸話があるほどに、初期はグラインドコアとブラック・メタルの下層部分で激しく交錯したようなスタイルだったのが、このライブはその激烈性を完璧な攻撃性に変換しています。テンション、演奏、生々しさ、音源、全てにおいて文句なしの、ライブ音源かくあるべき!!のようなリアル極悪ライブdeath!!!666!!!



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・BLASPHEMY - Victory (Son Of The Damned) CD 税込1,944円 / TAPE 税込972円 (Nuclear War Now!)

オリジナル盤のLive Ritual : Friday the 13th LPにはltd.100枚ダイハード・バージョンというコレクター鬼門アイテムの激レア仕様が存在し、しかもそれがグッズなどの付属品ではなく、2001年8月29日のリハーサル・セッション15曲収録というお宝音源付きだったため、BLASPHEMY信者にとってはあこがれの限定バージョンでした。今回の再発はそのダイハード・バージョン限定のリハーサル音源も単独で念願の再発!!これがその音源ということになります。音質完璧問題なし最高。さらにアルバム・タイトル曲 Victory (Son Of The Damned)は他作品では演奏/録音されていない未発表曲death!!!666!!!


1. War Command
2. Blasphemous Attack / Gods Of War
3. Demoniac
4. Victory (Son Of The Damned)
5. Victory (Son Of The Damned)
6. Goddess Of Perversity
7. Fallen Angel Of Doom
8. Darkness Prevails
9. The Desolate One / Atomic Nuclear Desolation
10. Desecration
11. Weltering In Blood
12. Blasphemy
13. Hording Of Evil Vengeance
14. Nocturnal Slayer
15. Ritual

Bestial till Death!!


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・SLAUGHTBBATH - Contempt, War And Damnation CD 税込1,944円 (Hells Headbangers)

日本でも南米デスラッシュ・マニアに評価の高いKRATHERIONメンバーらによるチリ産ブラック・メタル・バンドのUS盤コンピレーション・アルバム。過去にチリのレーベルでもコンピレーションの類はリリースしてましたが、こちらは初公開の新曲で幕を開ける全7曲入りで、この新曲がまたファンの期待を裏切らないかっこよさ!!HADES ARCHER以外のバンドとのSplit音源が収録されるのも、このCDが初のはずです。


1. Astral Rape (新曲)
2. Nefast Fireground ( Split With Grave Desecrator)
3. Tyranny From Sodom ( Split With Grave Desecrator)
4. Inverted Hierophany (Split With Ill Omen)
5. Bestial Descension (Further Down To The Depths Comp.)
6. The Sands Of Despair (Split With Kill)
7. Black Revelation Of Death (Split With Hades Archer)


南米ベスチャル・デスラッシュと、BATHORY影響下北欧ブラック・スラッシュの理想的な融合、と言い切ってしまいたい、これぞチリアン・メタル!な魅力を凝縮したようなバンドです。プリミティブなBATHORY系統スラッシュの冷たさとへヴィメタル・プライドの熱さが同居したNIFELHEIMを、MERCILESSのノ―マーシ―な暴走一直線で叩きつけたような感じに、FORCE OF DARKNESSやEJECUTORなどに代表される近年のチリアン・ベスチャル・デスラッシャーらしい南米ダークネスをプラスして、南米ファンならずとも燃えるであろうカッコよさのあるバンドです。



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・NEXUL - Paradigm Of Chaos CD 税込1,944円 (Hells Headbangers)

故Trejenda氏の後任で2013年からBLACK WITCHERYのギタリストとしても活躍するNYOGTHAEBLISZ, HELLVETRON, BLACK WITHERYのAlal'Xhaasztur氏がドラムを担当するテキサス・エルパソ拠点のブラック・デス・メタル・バンド NEXULの1stアルバムCDです。他メンバーもHELLVETRON, NYOGTHAEBLISZのメンバーが参加しています。

SSPファンにはたまらない極悪ムードを漂わせるバンドですが、サウンドはBLACK WITCHERYやNYOGTHAEBLISZよりもちょっとデス・メタル寄りで、最近終息してきたINCANTATIONウォーシップ・バンドのファンに非常にオススメです。ファスト・パートの鈍い感覚はこのテのスタイル特有だけど、このバンドはブラスト・パートがたまにグラインディング感もあるつんのめった速さになっていて、NYOGTHAEBLISZやフィンランドARCHGOATなどのハーシュ・プリミティブなバンドには無いオールドスクール・デス・メタル感が魅力。Alal'Xhaasztur氏はギターのみならずドラムでもなかなかセンスのあるミュージシャンではないでしょうか。ベスチャル・ブラック・メタル・ファンからINCANTATION型デス・メタル・ファンにまでオススメです!!



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・OKSENNUS - Kolme toista REGULAR 2LP 税込3,240円 (Nuclear War Now!)

アナログ盤も入荷!A面/B面/C面に各曲を収録してD面がエッジングの2枚組。今回はレギュラー・ブラック・ビニールになります。

御覧の通りまたしてもおかしなヤツがNWNから登場しました。全3曲、トータル39分収録のフルレングス・アルバムですが、各曲ともちょうど13分、しかも全てアンタイトルなので、最初クレジット見た時は、1つの曲を3回も聴かせる拷問バンドか?と思いましたが、実際聴いてみるとそれぞれ違う曲でした。しかもこのニンジンみたいなジャケ。また奇をてらっただけの、やったもん勝ちのようなバンドが出てきたか、、、と思ったら、いきなりFEAR OF GODがVONに接近したようなプリミティブ・グラインディング・サウンドでスタートして即KO!!

フィンランド出身で、GoatwaRexやBestial Burstからも既にリリースのある、2010年結成のバンドのようです。とにかく1曲目の原始的グラインド・ブラックが目の覚めるようなかっこよさなんですが、やはり基本的に実験性の強いバンドで、2曲目はCORRUPTED, MELVINS, BLACK FLAG, CHAOS ECHOES, etcがミックスされて軽くなったような、インプロ感もあるサイキック・ドゥーム。B面は無造作にブツ切りで終了して、C面のアタマはその続き。つまり、SECT PIGの方法論よりもさらにこういうシーンの音楽やフォーマットの概念を打ち砕くようなバンドです。こんなジャケですからね。しかしかなり注目に値すると思います。エクスペリメンタル・エクストリーム・ミュージック・ファン必聴!!


Deathcus Blackus Metallicus!!






・LURKER OF CHALICE - S/T DIE HARD 2LP 税込5,400円 / REGULAR COLOR VINYL 各税込3,996円 / CD 税込2,160円 (Nuclear War Now!)

NWN初回盤瞬殺完売につき再プレス!!当店もこれは前回ダイハード・バージョンをまんまと逃してしまってたので、あきらめてましたが、このたび無事入荷出来ました。ダイハード・バージョンはゴールド・ビニールで、ポスター/ステッカー/ダイカスト・ピンバッジ付きです。レギュラー・バージョンの限定カラー・ビニールはダーク・グリーン・ビニールとレッド・ビニールで入荷!

LEVIATHANやTWILIGHTなど多くのエクストリーム・メタルで活躍してきたWrest氏によるエクスペリメンタル・ブラック・メタル LURKER OF CHALICEの2005年発表アルバムが、NWN!から2枚組アナログ盤で再発。オリジナル・リリースはスウェーデンのTotal HolocaustからCDで、Southern Lordからもアナログ&CDの各種バージョンがリリースされ大ヒットし、2000年代のアンダーグラウンド・ブラック・メタルとエクスペリメンタル/プログレッシブ・エクストリーム・メタルの接近を象徴するような名作ですが、Southern Lord盤各種LPはどうやら今ではかなりレアになっていたようで、このNWN!再発盤も相当売れまくっているそうです。やはりちょっともう別格なクラシック・アルバムなのでライセンス料も高いみたいですが、未聴の方はぜひこの機会に入手してください。

同時期にアンダーグラウンド・シーンを席巻したDEATHSPELL OMEGAのインテリジェントなプログレッシブ要素と、XASTHURなどによりエクストリーム・ミュージック・ファンに浸透し始めたデプレッシブ・ブラック・メタルの中間のようなサウンドは、久しぶりに聴いてもやはり色あせない凄い完成度です。その破滅的な性質ゆえに美しさよりも殺伐とした狂気にスポットライトが当たりがちだったスーサイダル・ブラック・メタルに、モノトーンの叙情もトッピングしたようでもある、不気味さと黄昏が交錯したアンビエント・ブラック・メタルの最重要名盤の一つです。







・DROWNING THE LIGHT - Varcolaci Rising LP 税込3,240円 (Iron Bonehead prod.)

世界中に熱狂的な信者を抱える現代カルト・ブラック・メタルの代表格、Azgorh氏によるオーストラリアのDROWNING THE LIGHTの最新アルバム・アナログ盤です。昨年2017年に自身のレーベル Dark Adversary productionsからCDで発表され、毎度争奪戦となるアナログ盤はいつ?どこから??と世界中のカルト・ブラック・メタル・コレクターがやきもきしていたでしょうが、今回はドイツIron Boneheadからリリースされました。限定500枚、ゲートフォルド・スリーブです。

フィンランドのSATANIC WARMASTERやMUTIILATIONを筆頭とするフランスのBlack Legionsなど、2000年代に暗躍したヨーロッパのカルト・アンダーグラウンド・ブラック・メタル・ムーブメントの意志を南半球で継承実践するバンドとして、真性ブラック・メタル・マニアに熱狂的に支持されます。MUTIILATIONやSATANIC WARMASTERなどよりもメランコリックな旋律がよりアトモスフィカルですが、曲によってSATANIC WARMASTER型の極寒冷徹プリミティブ・ブラックだったり、BURZUM直系だったりと、しっかりした音楽性のあるカルト・ブラック・メタルで、今回もファンは必須間違いなしの内容に仕上がっています!!







・NECROS CHRISTOS - Domedon Doxomedon 3LP BOX 税込8,640円 / 3CD 税込2,916円 (Sepulchral Voice)

現代デス・メタル最高峰バンドの一つ、ドイツのNECROS CHRISTOSの2018年フル・アルバムです。コンセプト・アルバムで勝負を掛け、その完璧なヨーロピアン様式美デス・メタルで見事にアンダーグラウンド・シーンの王座に輝いた2011年の大傑作 Doom Of The Cultをも上回るボリュームで、なんとトータル110分超の圧倒的過ぎる3枚組ボックスセット!!!もうこのコンセプトだけで、ファンはガッツポーズでしょう。

2010年代アンダーグラウンド・デス・メタル・シーンを席巻したリチュアル・デス・メタルがデス・アンビエントな非メタルの手法に接近したのに対して、当時はそれらINCANTATIONウォーシップ一派とも目されたこのNECROS CHRISTOSは、実は初期から備わっていたヴィンテージなオカルト・デス・メタル路線へと完全にヴィジョンを定めて、前述のDoom Of The Cultアルバムでファンや業界人の予測をはるかに超えた壮絶な完成度のアルバムを作り上げました。NEGATIVE PLANEタイプのデス・メタルとも通じる暗黒美ですが、KING DIAMONDの影響も思わせるハードロックの必殺級古典的リフやフレーズを、CANDLEMASSの様式美で構築して、ヘヴィメタルの伝統芸継承を強く意識したようなスタイルが最大の特徴だと思います。さらに今回はオールドスクール・デス・メタル・プライドも強く感じさせる、MORBID ANGEL型テクニカル・リフで突進するパートも印象的。しかもそれらが、音圧でねじ伏せる2000年代以降の感触から距離を置いて表現しているのが本当に素晴らしい。全110分、この暗黒の様式美デス・メタル世界に引きこまれたまま、最後まで一気に聴き通せます。このバンドを聴いたことがない人にとっては、「本当にそんな上手いこといくのか?」と、何言ってるのか理解できないでしょうから、絶対に聴いてください。文句なし!!!

SataniCult!!!666!!!






・BEHERIT - Seventh Blasphemy LP RED VINYL 税込3,996円 / BLACK VINYL 税込3,780円 (Brazilian Ritual)

アナログ盤も到着!!!666!!!

ブラジルSARCOFAGO、カナダBLASPHEMYとともにウォー・ブラック・メタルを確立した最重要バンド、フィンランドのBEHERITの1990年録音1stデモの4曲が遂に解禁。BLASPHEMYの最新ライブ・アルバムなどをリリースしていたBrazilian Ritualからの再発で、これまでコンピレーション・アルバムなどにかいつまんで収録されてきたことはあったけど、こうしてフルで再現されるのは初めてのはずです。レッド・ビニールとブラック・ビニールの2種入荷しました。


1. Intro: Invocation
2. Seventh Blasphemy
3. Penetrator Hammer
4. Ghost of Death


SARCOFAGOやBLASPHEMYからは数年遅れて登場したものの、その2バンドと並んで後世に計り知れない影響を与えたBEHERITは、ノイズコア・グラインドとリンクする性質からも、初期はBLASPHEMY直系のブラック・メタルを目指していたのかと思いますが、ジャケ・ブックレットに掲載の写真ではSODOMのTシャツも着てますし、タイトル・トラックのSeventh BlasphemyはちょっとSARCOFAGOっぽい曲調でもあります。とは言え、やはりこの1stデモのサウンドは他のどのデモよりもノイズコア・グラインディングなゴアリー・タッチが突出していて、フィンランドらしい病んだ狂気とサタニック・グラインドな雰囲気の融合も完璧。ウォー・ブラック・メタル・ファンはもちろん、あらゆるジャンルの極北ノイズ好き必聴の音源です。







・TOTEN - Dreary Proximity DIE HARD ONE-SIDED LP (税込3,240円 (Nuclear War Now!)

PROFANATICA, HAVOHEJのPaul Ledney氏が、REVENANTを脱退してINCANTATIONを結成する以前に短期間やっていた幻のカルト・ブラック・デス・メタル・バンド TOTENのデモ・コンピレーションLPがNWNからリリース。メンバーが一時やっていたCONRIVISTIというやはりカルトなPROFANATICA人脈ブラック・メタルの音源とカップリングして2005年にCDでもリリースされていましたが、今回は純粋にTOTENのデモ音源のみでめでたく初ヴィニール化されました。ダイハード・バージョンはホワイト・ビニールでポスター/パッチ/ステッカー付き。このポスターは両面プリントでとてもいい出来栄えです。


*Macabre Demo (1988年)
A1. Macabre
A2. Of Pestilence
A3. Misery
A4. Unholy Sickness
A5. Necrosis

*Misery Demo (1987年)
A6. Misery
A7. Misery (Rehearsal)
A8. Necrosis (Rehearsal)


結成当初のINCANTATIONの音楽性は、このTOTENのPaul Ledney氏と、そして現在も唯一のオリジナル・メンバーとしてINCANTATIONの舵を取るギターのJohn McEntee氏のex.REVENANT組2人の趣向をモロに反映させたことによって決定づけられたわけですが、Paul Ledney氏が早々にINCANTATIONを脱退したのは、カルト・ブラック・メタルとして有名なPROFANATICAに専念してよりアンチクライストなブラック・メタルを追及したかったとされています。ですからTOTENは言わばINCANTATIONとPROFATAICAを結ぶミッシング・リンクであり、音楽性もまた極上にプリミティブ・カルトで凶烈。NECROVORE, VON, GOATLORD, ジャーマンPOISON, pre.DEATHのMANTAS, BLOOD SPIL, etcにも匹敵するデス・ノイズ・メタルでありながら、恐らくそれらのカルト・バンドよりもBATHORYなどの北欧バンドからのインスパイアも強かったと思われ、冷たいトレモロ・リフがアメリカン・サタニック・デス・メタルの原始性とミックスされ、もはや南米バンド並みのプリミティブ・デストロイ・メタルとなって爆発しています!!









・BLACK MASS OF ABSU - Complete Discography 1995-2000 DIGIBOOK CD 税込2,484円 (Pulsating Putrefaction)

少なからずお問い合わせもいただいてて、自分も数ヶ月前から楽しみにしていただけあって、ベオウルフの2ndと並び久しぶりにヤキモキ・イライラさせられた待望念願のリリースがようやく到着しました。音源は少ないながらも、ミステリアスな存在感で地下轟音マニアには伝説的に語られてきたNYのブラック・メタル・ドゥーム・ノイズコア BLACK MASS OF ABSUのディスコグラフィーCD!!!666!!!デジブック・ジャケの限定500枚リリースで、ジャケ一体型のブックレットにはリリース作品のアートなども掲載した、待ち望んだ甲斐のある素晴らしい仕上がりです。


Track 1 : "Spanking Nurse" compilation CD on Schizophrenic Records (1999年)
Tracks 2-6 : "Looting the Tomb of the Aramathean" 7" on Fudgeworthy Records (2000年)
Track 7 : "Get Thee to a Nunnery" compilation CD on Schizophrenic Records (2000年)
Tracks 8-10 : Split" 7" w/ GONKULATOR on Fudgeworthy Records (1996年)
Tracks 11-25 : "Demo 1995" CASSETTE (1995年)


Mr. Ski-Maskというスタジオ・エンジニア/ミュージシャンが中心となり、どうやらTHEY LIVEやAVULSIONといったNYパワーバイオレンスのメンバーも関わっていたらしい謎のプロジェクトで、まだスロウ・ドゥームなエクストリーム・ミュージックに免疫の無かった者にとって、1996年当時にGONKULATORとのSplit 7"で初めてこのバンドを聴いた時は、本当にぶっ飛ばされました(ジャケのWWEデモリッションもなぜかインパクトでかかった)。ドゥーム・メタルやブラック・メタルの手法とは異なるキーボードを導入した極悪アンビエント・ドゥームな形態ながら、ドローン・ドゥームやパワーエレクトロニクスなどのインパクトとも明らかに違い、サイケ/オカルト/モンドないかがわしく安っぽいヴィンテージ感漂う鍵盤が耳にこびりつき、しかもそれが乗るバックはパワーバイオレンス土台のプリミティブなグラインド・スラッジで、しかし最終的にはABRUTUMとの共通性も強く感じさせるという、、、もう解説し続けても分析しつくせないアポカリプティックでサイコパスな阿鼻叫喚サタニック・ノイズの金字塔カルト・レジェンド!!

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