RECORD BOY

Darkness DeathScent!!


*定休日の昨日カートアップして既にいくつか売り切れちゃいましたが、Dark Descent Records新作各種到着しています!!






・KRYPTS - Descending Era of Putrefaction DIGIPACK CD 税込1,836円 (Dark Descent)

2000年代以降のフィンランド・デス・メタルを代表するバンドの一つにまで上り詰めたと言っても過言ではないKRYPTSのデモ/EP/リハーサルを収録した初期音源コンピレーション・アルバムが、デジパックCDでDark Descentからリリース。


Tracks 1-4 : Open the Crypt DEMO (2009年)
Tracks 5-6 : Krypts 7"EP (2011年)
Track 7 : 2013年リハーサル


SENETENCED, AMORPHIS, DEMIGOD, DEMILICH, etcのフィンランド・デス・メタル諸先輩方からの影響を公言しながらも、2000年代のバンドらしい感覚で退廃感が増幅し、現在ではリチュアル・デス・メタル・ムーブメントも触発したような暗黒性を備えて、アンダーグラウンド・シーンで絶大なる人気を誇ります。ここで聴ける初期のサウンドは、まだ疾走パートもけっこう飛び出し、INCANTATIONとDEMIGODあたりの影響が強く感じられるスタイルで、特に後にMSUOから12"ヴィニール化された1stデモでは、BOLT THROWERやASPHYXなども思わせる重戦車級の突進パートも聴かせていました。そこから徐々にスロウネスが増し、S/T 7"では後の1stアルバムでの音楽性を既に匂わせる、HOODED MENACE的な黄昏れとグルーミーなデス・メタル・アビスへと堕ちていくのであります。


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・DESOLATE SHRINE - Deliverance from the Godless Void 2LP GOLD VINYL 税込3,780円 (Dark Descent)

2枚組LPも入荷!

CONVOCATIONやSEARといったプロジェクトやバンドをやってきたLLという人物が中心になって全パートをほぼこなし活動するスオミ・アポカリプティック・デス・メタル DESOLATE SHRINEの通算4枚目となる最新アルバム。リリースする作品は全てフル・レングスのアルバムのみ、という、このバンドの特性を今回もフルに発揮したような大作となっていて、このアルバムはCD入荷時から当店でもかなり好評です。アナログ盤はゲートフォルド・スリーブの2枚組で、今回はゴールド・ビニールで入荷しました。

AUTOPSYやINCANTATIONなど、USバンドの混沌激重デス・メタルの根底にはBLACK SABBATHを起源にする精神病質的狂気が渦巻いてると思いますが、片や欧州/北欧のバンドの世紀末的重苦しさのデス・メタルには、宗教的な美意識が感じられます。と、このDESOLATE SHINEが新作を発表して聴くたびに毎度感じます。DEATHSPELL OMEGA以降のAjna Offensiveバンドのプログレッシブなブラック・メタルにも通じるところがあるけど、今回最も強い印象を受けるのは素晴らしいドラミング。いかに装飾が派手だったり雰囲気作りに重きを置いていても、演奏力という根本的なところがこういうふうに激しいとまるで違います。ブラック・メタル・ファンにもオススメの傑作death!!



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・BLOOD INCANTATION - Starspawn LP YELLOW / RED HAZE TRANSPARENT VINYL 税込2,700円 (Dark Descent)

イエロー/レッド・クリア・ビニールでようやく再入荷!!

Dark Descent Recordsの拠点 USコロラド出身デス・メタル・バンドの大ヒット1stフル・アルバムです。Dark Descentが以前から注目していた若手で、今回はそんな周囲の期待に十分応えることができた聴きごたえ満点の力作に仕上がっていますが、先にCDで発表された直後から大きな反響を呼び、このポスター&DLコード付きイエロー/レッド・クリア・ビニールLPは4thプレス2017年版になります。この後2018年版5thプレスも既に出ています。

DEMILICHやROTTREVOREにも通じる偏屈に低音域を徘徊するツイステッドなlowデス・メタルを土台に、キーボードは導入してないけどNOCTURNUSやTIMEGHOULを彷彿させるスペーシーなメロディック・ギターをブチ込んだSci-Fiデス・メタルです。このテのデス・メタルはメロディック・ギターがポイントとなってくるけど、以前は少々強引だろうがギター・ソロをブチ込んでくるところが微笑ましかったのが、今回は展開/構成ともにとても良く練られていて、SFデス・メタルとして申し分ない内容となっています。ズグズグlowなのに宇宙を感じさせるという、デス・メタルを聴いてないと意味不明なこの感覚は、地元コロラド出身の若者ならずとも、Dark Descentはいずれ目を付けたことでしょう。NOCTURNUS, TIMEGHOULファンにオススメ!!

Metal Cult from the Graves!!








・MORTUARY DRAPE - Necromantic Doom Returns DIGIBOOK CD 税込2,160円 / JEWEL CASE CD 税込1,944円 (Iron Tyrant)

長らく活動を続けるオリジナル・ブラック・メタル・バンドの中でも、恐らく最もカルトな性質を貫いているバンドの一つと言い切っても過言ではないであろうイタリアのMORTUARY DRAPEが、最初期音源の最凶カルト・デモ2種をライブもボーナスで追加してオフィシャル再発。当店は過去に1stアルバム All the Witches Dance(1994年)と、2ndアルバム Secret Sudaria(1997年)のリイシュー盤を入荷させてきましたが、それら初期名作でこの最凶カルト・バンドにある程度免疫が出来ているような人でも、これは相当な覚悟で望んでほしいトゥルー・ダイハード・カルトなアーリー・ブラック・メタル・デモ・クラシックスです。ゆえに、世界中のアンダーグラウンド・ブラック・メタル・マニアックスはこのリリース情報が公表された時点で狂喜乱舞しています。2003年にCDRとカセットでバンド自身が直販のみで再発していたことがあったようですが、プロフェッショナルなメディアで流通するリリースは今回が初ではないかと思います。デジブック・バージョンはジャケ一体型ブックレットとなっています。


Tracks 01-07: Necromancy [Demo 1987]
Tracks 08-12: Doom Return [Demo 1989]
Tracks 13-17: Early live tracks


後に1st~2ndアルバムでも再録される名曲も、このデモではまるでスウェーデンのSVART PARADやBOMBANFALLを彷彿させる鈍走感がより際立っていて、それらカルト・ブルータルな80'sスウェディッシュ・ハードコア・パンク・マニアックスも腰を抜かすであろうダークネスが極悪かっこいいdeath。しかし生粋のブラック・メタルであるMORTUARY DRAPEの場合はオカルト性が演奏の切れやノリといったものを完全に飲み込んでいて、SEX MESSIAHのMoenos氏が以前力説していた通り、ボーカルが全て疾走感を殺すようにどんくさく乗せているので、とてつもないブラック・ダークネスを放出しています。この当時のVo.はベースと兼任だったみたいだから、これは確信的犯行なのか、もしくはドラムで例えたら手と足が一緒になってしまうくらいミュージシャンとして致命的アウトな事態なのか、いずれにしろミュージシャンの技量とアーチストとしての表現力が必ずしも比例しないということを証明する奇跡のオカルト・メタル・カルトです。さらにこのバンドはイタリアン・ホラー・メタル総帥 DEATH SSの絶対的影響下にあるので、DEATH SS風のチープな70年代オカルト・サイケ風エピックがうっすら漂うギターの旋律との融合も奇跡としか思えないマッチング。全トゥルー・ブラック・メタラー必聴 till dddiiieeeggghhh!!!666!!!





・NECRO SCHIZMA - Erupted Evil 2CD 税込2,160円 (Iron Tyrant)

2001年のFrom Beyond盤、2010年のBlack Vomit盤ともに世界中のカルト・アングラ・ノイズ・メタル・マニアの間で話題となりヒットしてきた伝説のオランダ・ブラック・ドゥーム・メタル NECRO SCHIZMAのコンピレーション・アルバムが、それら過去2種リリースをまとめたようなボリューム満点の2枚組CDでイタリアIron Tyrantからリリース。スリップケース付きです。


CD 1: 01-06: "Erupted Evil" Demo 1989

CD 2: 01-03: "Necrocarnation" Unreleased Rehearsal Demo 1990
CD 2: 04-10: Live in Emmeloord 25/8/1990


カバーもやってる通りHELLHAMMERから強くインスパイアされたブラック・メタルですが、HELLHAMMER影響下のデス/ブラック・メタルは世に数多く存在すれど、ヘヴィメタル先進諸国のシーンでここまで原始的なスロウネスに徹したバンドは彼ら以外に存在しませんでした。その様はまさに拷問以外の何物でもなく、例えばCELTIC FROSTはリフのダイナミズムとフレーズが神がかり的にかっこよかったのに対して、NECRO SCHIZMAのシンプルを通り越した極限状態のプリミティブ・リフは、分析してる自分が書いてて恥ずかしいくらい非常に幼稚な解説で許されるなら、BLACK SABBATHの"Black Sabbath"のイントロ・リフだけで全曲作り上げたような地獄のブラック・ドゥームです。これぞトゥルー・ダイハード・カルト!!ブックレットも素晴らしいです。







・AGONIZE - Fall / Promo Demo 1993 CD 税込1,944円 (Dark Symphonies / The Crypt)

活動時はデモを2本残したのみで解散したデンマークのデス・メタル・バンドのコンピレーションCDがDark Symphoniesからリリース。同じくDark Symphoniesが再発していたデスラッシュ・メタル SACRIFICIALのメンバーが在籍してたバンドなので、その人脈で実現した再発ではないかと思います。両デモともに過去にヴィニール化/CDEP化などされていたという記録もないので、このご時世でもなかなか発掘されにくい所謂深海魚系バンドの再発ですから、マニアには非常にそそられるリリースではないかと思います。そしてサウンドもまたなかなかのものです。


TRACKS 1-4 : Fall DEMO (1991年)
TRACKS 5-7 : Promo Demo 1993


Black Markからのアルバムが有名なINVOCATORなどと交流のあったバンドで、サウンドもまたINVOCATORや、メンバーが重複していたSACRIFICIALなどのようなデスラッシュなタイプが好きならば必聴です。ダイナミックでテクニカル・ソリッドな90'sデス・メタルの感触ながら、楽曲はDARK ANGEL, フロリダSOLSTICE, DEMOLITION HAMMERなどにも通じるドカドカ・ファストなスラッシュ・メタルから継承した突進力。デモ音源とは思えないサウンドと演奏力の高さも素晴らしい。もし何か作品を残していれば、SACRIFICIAL同様にカルト・レアなバンドとして認知されていたことでしょう。







・CINERATOR - Centuries Of Silence 2CD 税込2,160円 (Dark Symphonies / The Crypt)

1993年結成のデンマーク出身デス・メタル・バンドの2枚組CDが、Dark Symphoniesからリリース。活動時に残した唯一の作品となった1998年リリースのアルバム Centuries Of Silenceに、1994年と1996年のデモを収録したボーナス・ディスクもセットにしたものです。Centuries Of SilenceアルバムのオリジナルCDは、デス・メタルCDコレクターの間では桁違いの値で取引されるメガレア盤のようですので、探されていた方も既にお持ちの方も、ぜひこの機会にこの大増量再発盤を入手してください。


CD 1 TRACKS 1-9 : Centuries Of Silence ALBUM (1998年)
CD 2 TRACKS 1-5 : DEMO 1994
CD 2 TRACKS 6-12 : DEMO DEMO 1996


アルバム本編は、ファットなサウンドでミドル・テンポ中心のビートを強調したグルーヴ感もあり、CANNIBAL CORPSEやSUFFOCATION以降のビートダウン・ニュースクールなクロスオーバー感もあるLate 90'sらしいデス・メタル。疾走パートはSINISTERっぽくもあり、オールドスクールなリフワークも聴かせます。ボーナス・ディスクのデモ2種はともにMetal Archivesやyoutubeなどでも全くヒットしない非常に貴重な音源。基本的にアルバムと変わらないスタイルですが、ファットなジャキジャキ・ダイナミズムがまだ希薄なため、地下でくすぶってるような雰囲気が強く、オールドスクーラーにはこちらのデモ音源がオススメ!!メロディック・フレーズも、このテのデス・メタルに不似合いなフォーキーな感じもあったりして、このミスマッチもかなり面白い。

Metal Deadness!!

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・LIE IN RUINS - Demise CD 税込1,620円 (Dark Descent)

CORPSESSED, CRYPTBORN, DESOLATE SHRINE, NEUTRON HAMMER, TYRANNY, etcといったフィンランド・アンダーグラウンド・デス・メタル・バンド連中が結集するバンドの2018年新作。90年代前半にDISSECTEDという名前で活動を開始して、2002年に現在のLIE IN RUINSに改名してからようやく活動が軌道に乗り、当店にもデモEPや2ndアルバムなどが入荷していたバンドです。この新作は5部構成の全30分弱にも及ぶ超大作ナンバー1曲を収録した入魂の作品となっています。

やはりこのバンドも近年型フィンランド・デス・メタルらしいダークネス渦巻く内容ですが、フレーズやリフはブラック・メタリックなギターワークも随所に飛び出し、よく聴くとうっすらシンセがかったようなパートもあって、MAYHEMやDARKTHRONEなどの2000年代以降作品のような雰囲気もあります。北欧独特の叙情的な性質を下地にした現代的なデス・メタルは、リチュアル・デス・メタルとは実は似て全く非なる耽美な重苦しさ。ちょっと現在の風潮やトレンドからは置き去りにされそうなタイプだけど、Sepulchral Voiceのジャーマン・デス・メタルなどが好きならばぜひチェックしてください!!



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・THANTIFAXATH - Void Masquerading as Matter CD 税込1,620円 (Dark Descent)

過去2作品がエクスペリメンタル・メタル・ファンに大絶賛されたカナダ・トロント出身バンドの通算3作目となる4曲入りCD。結成時から一貫してパーソナル・データを公表せず、今回もそのミステリアスな存在感同様に非常に前衛的なエクストリーム・メタル作品に仕上がっています。10分弱の長尺ナンバーで構成された全35分超のEPです。

後期CRASSを思わせるアヴァンギャルドな空気の中で反復するリフは90'sジャンク・ロックにも通じ、VOIVODやDIE KREUZENのニューウェイブ感覚とNEUROSISのパンク土台のヘヴィ・ダイナミズムを融合したような、今回も非常に特殊なアヴァンギャルド・エクストリーム・メタルを炸裂させています。CHAOS ECHOES, SECT PIG, OKSSENUS, etcのNWN!バンドの前衛性とはちょっと違い、乱暴に言ってしまうとエクストリーム・メタルでありながら線の細い非ヘヴィメタルの繊細且つサイキックなバイオレンス・サウンドではないかと思います。ラスト・ナンバーの女性ヴォイスも美しく透明なのに、聴いててまるで神経をすり削られるような痛々しさ。HOWLS OF EBBやREVEALなどのような屈折系神経衰弱激音好き必聴!!



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・RITUAL NECROMANCY - Disinterred Horror CD 税込1,836円 (Dark Descent)

KNELT ROTE, WEREGOAT, etc多くのバンドで活動するKevin Schreutelkamp氏他、SEMPITERNAL DUSK, RITES OF THY DEGRINGOLADE, etcのメンバーが結集するUSオレゴン・ポートランド出身デス・メタル・バンド RITUAL NECROMANCYの2018年発表2ndフル・アルバムCD。2009年の1stデモの時から入荷させてきて、今では北米アンダーグラウンド・エクストリーム・メタル・シーンの象徴のような存在となっていますが、意外なことにデモ/アルバム/EPの全て含めてもこれがまだ通算4作目です。

INCANTATIONウォーシップ・デス・メタルが、ベスチャル・デス/ウォー・ブラック/ドゥーム・デス/アンビエントetcとリンクして世界中で猛威を振った2010年代前半から、このバンドはわき目も振らずひたすらINCANTATION崇拝の原理主義に乗っ取ったスタイルを貫いてきました。そして今回もその手法に全く変化なく深化を遂げています。地獄のような暗黒の重苦しさの果てに荒涼とした黄昏れも見え隠れして、以前よりもスロウなパートの比率が若干増したようにも思えてきます。テクニカルに爆裂するファスト・パートはMORBID ANGELなどのSci-Fiデス・メタル的なフレーズ/キラー・リフで構成してるけど、終始土石流に埋もれたような暗黒さが失せることは一切ありません。現代プリミティブ・デス・メタル最高峰!!のひとつではないでしょうか?



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・SPECTRAL VOICE - Eroded Corridors of Unbeing LP PURPLE VINYL 税込2,916円 (Dark Descent)

アナログ盤ようやく入荷!!

BLOOD INCANTATIONのメンバーが3人在籍する、Dark Descent Recordsお膝元のUSコロラド出身デス・メタル・バンドの2017年発表1stアルバムです。2015年3曲入りデモのCD再発盤が入荷していたバンドで、そのデモも各種フォーマットでリリースされ、欧米では好セールスを記録してアンダーグラウンドで高い評価を得ていましたが、この1stフルは既に予想を超える大ヒットを飛ばしていて、アナログ盤1stプレスは即完売。2ndプレスでのようやく入荷できましたが、限定パープル・ビニールで入荷しましたので、待っていた方はぜひこの機会にどうぞ!!ジャケがDEATHのLeprosy LPみたいなゲートフォルドでなかなかナイスです。

当店で海外のアンダーグラウンド・デス・メタル・シーンの動向を追ってる限りでは、ここ10年ほどのデス・メタル・トレンドは、AUTOPSYブームから重さの質がINCANTATION系へと移行し、そこからリチュアルなドゥーム・デス・アンビエントまで波及した後、グルーミーなタイプの盛り上がりは収束し、この1~2年はNOCTURNUSやTIMEGHOULなどのコズミックなタイプがいろいろ出てくるかな?と推測していました。そのきっかけは言うまでもなくBLOOD INCANTATIONの大ヒットなわけですが、プログレッシブでもあるSFデス・メタルはやはりそうやすやすとクローンが生まれにくいようで、BLOOD INCANTATIONに続くような新鋭は今のところBOYの入荷ではメキシコのQUESTIONくらいではないかと思います。

そしてBLOOD INCANTATIONメンバーらによるこのSPECTRAL VOICEですが、重みはINCANTATION系のファンにもアピールする黒さで、突進リフのパートなどはDISMAも彷彿させたりしますが、冷たい質感はUS東海岸スタイルとはまるで違い、KRYPTSやSWALLOWEDなどのフィンランド勢や、UNDERGANGメンバーらによる注目のバンド PHRENELITHなどの北欧暗黒デス・メタルにも通じます。しかしこのバンド、どうやら狙いはオーストラリアのカルト・ドゥーム・デス・メタル・バンド disEMBOWELMENTのようで、確かにドローン手前のフューネラリー・スロウ・ドゥーム・パートと爆裂ブラスト・パートのコントラストは、disEMBOWELMENTからの影響を強く感じさせます。ただ、あえて避けてるのか到達できなかったのかは不明ですが、disEMBOWELMENTのようなあの非人間的なまでに冷徹なアヴァンギャルドな質感ではないので、BINAHやESOTERICなどのUKデス・メタルの荘厳さに似たところも感じます。

とにかく、Dark DescentやMSUOなどを追っかけている海外のデス・メタル・ファンを今一番熱狂させている作品ですので、日本のデス・メタル・ファンも今からぜひチェックしておきましょう!!


Deathrash Armageddon!!


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・BLACK CEREMONIAL KULT - Communion Of The Ancient Gods CD 税込1,500円 (Deathrash Armageddon)

AMMIT, KRATHERION, SENDEROS DEL MALメンバーらが在籍する南米チリのブラック・デス・メタル・バンド。まだフルレングスの作品は発表していなく、こちらはデモやEP音源をまとめたコンピレーション・アルバムで、カセット・バージョンがIron Bonehead、ヴィニール・バージョンがDeathruneからリリースされていて、このたび日本のDeathrash ArmageddonからCDバージョンがリリースされました。先着パッチ付き!!

おそらくDeathrash Armageddomリリースではもっともリチュアルなテイストが強いであろう現代的な感触ですが、楽曲自体は南米プリミティブさが強いです。北米ならRITUAL NECROMANCY、UKのGRAVE MIASMA、ドイツSpepulchral Voiceリリースなど、VONやBEHERIT影響下の代リチュアル&ベスチャルなバンド好きは要チェック!!



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・PHERETRUM - Alienated Demons CD 税込1,500円 (Deathrash Armageddon)

2009年に南米ウルグアイで結成されたデス・メタル・バンドの2ndアルバムCDがDeathrash Armageddonからリリース。本作は2017年に限定50本のカセット・フォーマットのみで発表されたもので、まだまだ無名な存在かと思いますので、DAリリースの南米バンド好きはぜひチェックしてください。

Cogumelo時代SEPEULTURAの影響を感じさせるスタイルですが、演奏や音質はボロボロではなく(Gソロはかなりポンコツだけど)、南米ファンのみならず、SLAYERからPOSSESSEDやSEPULTURAなどまで掘りさげて、しかしデス・メタルには行かないでデスラッシュに踏みとどまったようなオールドスクールなヘッドバンガーにオススメです!!

Metal Deadness!!

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・DEIQUISITOR - Downfall of the Apostates CD 税込1,836円 (Dark Descent)

Me Saco Un Ojoから2017に7"EPを発表していたデンマークのデス・メタル・バンドの2018年発表新作2ndアルバムです。1st LP同様、アナログ盤はアンダーグラウンドなプライベート・レーベルからのリリースですが、US盤CDはDark Descentからリリースされましたので、このバンドはぜひもっとたくさんの人に聴いてもらいたいです。同じデンマーク・デス・メタルの後輩バンド UNDERGANGのDavid氏によるカセット・レーベル Extreme Rottenから先行プロモ・テープもリリースされていましたし、話題のフィンランド・デス・メタル、GALVANIZERメンバーもこのバンドのTシャツ着ています。などと今さら言わせなくても、極渋悪なデス・メタルだとわかってもらえるはずです。

メンバーはLUCIATIONやBLODFESTなどのブラック・メタル方面のミュージシャンで、ドラマーはSADOMATORでもサポートしている人物。その辺の感触が絶妙に混ざり合ったような、INCANTATION影響下のデス・メタルにも通じるドス黒い重苦しさが以前は顕著でしたが、今回は一聴して感触が違いますし、進行していくうちに曲調にも変化があるのがわかります。MORBID ANGEL, IMMOLATION, DIOCLETIAN, VONをミックスしたような冷徹デス・メタルの土台は変わりないものの、感触も楽曲もよりオールドスクール・デス・メタル・テイストを増しています。それでもこのバンドの魅力である切れ味と鈍さが同居しているような感覚がまだ残っているのは、IMMOLATION型のソリッドなリフ構成の楽曲を、ブルデス寄りのダイナミズムではなく、ベスチャル・デス・メタル系にも通じるプリミティブな冷たさで叩き出しているからだと思います。ドローン・リチュアル要素皆無のブルータルでオールドスクールなデス・メタル・ファンはぜひチェックしてください!!



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・GRAVEHILL - The Unchaste, the Profane, & the Wicked CD 税込1,836円 (Dark Descent)

当店でもおなじみのUSカリフォルニア・ベテラン・デス・メタル・バンド GRAVEHILLの2018年最新4thアルバムがDark Descentからリリース。レスラー級のガタイがインパクト大だったボーカリストのMike Abominator氏は脱退して現在はDEAD CONSPIRACYに参加。ベーシストだったCorpse氏が専任Vo.に就任して、そしてしばらくEXHUMEDに出向してたギタリストのBodybag Bob氏がまた戻ってベースを担当しての編成での初フルレングス・アルバムとなります。

A389が2011年にヴィニール化再発してた1st EPでは、GEHENNAのVo.であるMike Apocalypse氏がベースVo.を担当していたデス・メタル・バンドで、サウンドもハードコア・ファンにオススメしたいゴリゴリのデス・メタルが魅力です。前作カセット Skullbearer EPではそこにヘヴィメタル・プライドの強さも加わり、GOSPEL OF THE HORNSやDESTROYER 666なんかのOZブラッキング・デス・メタルのような極悪オールドスクール・サウンドに寄っていましたが、この4thアルバムは、その手法を、これぞGRAVEHILL!!な、荒くれたハードコア・テイストのアメリカン・デス・メタルに見事に消化していて、実にGRAVEHILLらしいアルバムに仕上げています。メタルクラストとかニュースクールとかじゃないけど、ハードコア・ファンにも超オススメのやさぐれバイオレント・アメリカン・デス・メタル!!



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・SKELETAL REMAINS - Devouring Mortality CD 税込1,836円 (Dark Descent)

Asakusa Deathfest 2016の参加や、スラッシュ・メタル・バンド FUELED BY FIREのギタリスト Chris Monroy氏がギター&Vo.を担当していることもあって、既に日本でもアンダーグラウンド・シーンでは名の通っているUSカリフォルニアのデス・メタル SKELETAL REMAINSの3rdアルバムCDです。本作からCentury Mediaと契約していますが、こちらはUSライセンス・リリースのDark Descent Records盤です。ジャケ・デザインはDan Seagrave氏。

FUELED BY FIREギタリストのバンドということだけあって、やはり80'sスラッシーな感触のオールドスクール・テイストがあり、DEATH, OBITUARY, DEMOLITION HAMMER, PESTILENCEくらいは好きだった、というようなスラッシュ・ファンにもオススメできそうなパートも随所に顔をのぞかせます。そこにRIPPING CORPSEやMORBID ANGELなどのダイナミックなテクニカル・フレーズもミックスして、80年代後期~90年代初期のUSデス・メタル・ファンには間違いなくおすすめデス!!



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・ABOMINATION (Paraguay) - To Torture and Murder TAPE JAPANESE EDITION 税込972円 (Caco-Daemon)

ドイツのデス・メタル・カセット・レーベル Caco-Daemon Recordsによる好評のジャパニーズ・バージョン・テープ・シリーズ、第4弾到着!!今回は南米パラグアイのABOMINATIONというバンドで、Metal Archivesをチェックすると本作デモ以外は全く情報が出てきませんが、実は結成は1995年と非常に古く、少なくとも2009年にもデモを1本残しているようです。新録3曲に、その2009年デモから2曲をボーナスで収録した全5曲入りジャパニーズ・バージョンで、スプラッター・シェル、ロゴ・ステッカー/ナンバリング入りレーベル・カード/日本語箱型帯を付けた25本限定生産!!

サウンドはCANNIBAL CORPSE, SUFFOCATION, SINISTER, etcのファンにオススメのブルータルなゴリゴリのオールドスクール・デス・メタル。超ベテランだけあって演奏のレベルは申し分なく、クランチの効いたリフをダイナミックなサウンドで叩き出したテクニカルな構成で、南米産らしい治安の悪さを漂わせているところも魅力です。毎度このジャパニーズ・バージョン・カセット・シリーズを楽しみにしてくれている方々ならずとも、ブルデス・ファン、南米デス・メタル・ファン、オブスキュア・デス・メタル好きなど、多方面のマニアに満足してもらえるだろうクォリティーの傑作デモです!!



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・GLUTTONY - Cult of the Unborn CD 税込1,836円 (Vic)

MY OWN GRAVEというスウェーデンのデス/スラッシュ・メタル・バンドのメンバーが中心となって2009年に結成されたスウェディッシュ・デス・メタル・バンドの9曲入り2ndアルバムCD。結成時にはINTERMENT, CENTINEX, UNCANNY, DELLAMORTE, REGURGITATE, UNCRUBED, ASOCIAL etc多くの伝説的&現役スウェディッシュ・デス・メタル・バンドを渡り歩いてきたマルチ・プレイヤー Johan Jansson氏がVo.として在籍していました。現在はSETHERIALシンガーのMagnus Odling氏がVo.を担当しています。

今回も超ド真ん中の王道スウェディッシュ・デス・メタル・サウンドで、ENTOMBEDやDISMEMBERなどのゴリゴリでブリブリでファットな爆走デス・メタル・ファンはノックアウト必至の感触です。スピード・ナンバーはかなりクラスティーな疾走感で、クラスト・パンクでも活躍してきたJohan Jansson氏が参加していたのも納得のオールドスクール・テイスト。BOMBS OF HADESやTORMENTEDのファンはぜひチェックしてみてください!!ちょっとBONES, USURPERのJon Necromancer氏にも似た声質のMagnus Odling氏も、このゴリゴリ・サウンドにピッタリでカッコいいです。



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・PLAGUE (Bulgaria) - A Blaze of Unholy Fire CD 税込1,620円 (Chaos)

ヘヴィメタルは世界中にシーンとマーケットが存在するジャンルですが、ヨーロッパに於いて未だ謎の多い国の一つであるブルガリアから登場したデスラッシュ・ブラック・メタル・バンドの2017年発表1stデモが、メキシコの名門Chaos Recordsから限定500枚CDでライセンス・リリース。NIFELHEIMカバー含む4曲入りです。

SLAYERやPOSSESSEDタイプの邪悪トレモロ・リフはスウェディッシュ風イーヴィルで、しかしMERCILESSのようなKREATOR影響下のデスラッシュとは違う、もっとURNやFLAMEなどのフィンランド・バンドのようなスピード・メタル型のドライブ感を土台にしていて、北欧ブラック・スピード/デスラッシュ・メタル・ファンにはなかなかオススメのサウンドです。オリジナル・リリースのカセット・バージョンは母国ブルガリアで66本しか生産されなかったそうですから、Chaos Recordsはよくぞ見つけ出してきたものです。スイスDEATHCULTやフランスVENEFIXIONなどのファン要注目!!



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・OCCULT BURIAL - Skeletal Laughter 7" 税込1,296円 (Electric Assault)

Electric Assault RecordsとStygian Black Handによる共同で2014年にリリースされたブラック・スピード・メタル・コンピレーション Evil Spells Volume One LPの参加と、1stアルバム Hideous Obscure LPも以前入荷していたので覚えている方もいるであろうカナディアン・ブラック・スピード・メタル OCCULT BURIALの2曲入り最新シングルが、限定300枚でElectric Assaultからリリース。

一連のヴィンテージ・ブラック・スピード・メタルの中ではポンコツ・テイストも絶妙にある分かりやすいタイプで、日本ではけっこう受け入れられやすいバンドだと思います。今回はA面ナンバーが完全にVEOMまるぱくりで、名曲「Die Hard」をスピードアップしたような曲ですが、それをMIDNIGHTのようにパンキーに寄らず、パワー・メタル風の疾走感を維持しています。ドラムがかなりドタバタで、B面ではそれがまるでWitchhunter状態に爆発していて、SODOMっぽくなってるのも微笑ましい。このB面のスタイルもなかなか有りではないかと思います。それにしてもこのドラムのポンコツ・パワー凄いな!!



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・IMPURE - Transfixed In Limbo 7" 税込1,296円 (self release)

USミズーリ州セントルイス出身の2人組オカルト・デス・メタル・バンドの2曲入り7"が、バンド自身による限定300枚で自主リリース。Electric Assault RecordsとStygian Black Handによる共同で2014年にリリースされたブラック・スピード・メタル・コンピレーション Evil Spells Volume One LPに参加していたNYのワンマン・オカルト・メタル SPITEのメンバーがドラム&Voを担当し、同じくElectric Assaultから1stデモが12"EP化されていたNATURに一時参加していた人物がギター&ベースを担当。と、敢えて回りくどい言い方をしましたが、実はドラム&Vo.のHorned Father of Desecreation氏はStygian Black Hand(BARROW WIGHTのLPも出していた)レーベルを、そしてギター&ベースのSatyrannical Lord of Assault氏はElectric Assault Recordsを運営する、レーベル・オーナー2人によるバンドです。

サウンドはプリミティブなブラック・デス・メタルで、ウォー・ブラック系のファンにも注目を集めそうなタイプです。VONやBEHERITを彷彿させるドカドカ・ベスチャルなスタイルですが、ノイジーなブラック・メタルのロウ・サウンドではなく、AUTOPSYやINCANTATIONといった原始的デス・メタルのタッチに近く、NWNリリースのベスチャル・デス・メタル・ファンにもかなりオススメ。サタニック・デス/ウォー・ブラック・メタル好きはぜひチェックを!!
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