RECORD BOY

Grinding Syndicate!!


lookingforananswer-dios.jpg



・LOOKING FOR AN ANSWER - Dios Carne DIE HARD SPLATTER LP 税込2,808円 / DIGIPACK CD 税込1,944円 (F.O.A.D.)

MACHETAZOと並ぶスペインを代表するグラインドコア・バンド LOOKING FOR AN ANSWERの2017年新作アルバムが、イタリアのF.O.A.D.からリリース。DISHAMMERやMANIACなどのメタルパンク方面での活動が近年活発だったVo.のInaki氏は脱退していたようで、新Vo.になっての初フルレングス作品となります。アナログ盤はゲートフォールド・スリーブで、今回はltd.100枚ダイハード・スプラッター・ビニールで入荷しました。

Distortion Recordsから2000年にデビューして以降、当店では各種作品を細かく入れてきたわけではないしので余計に強く感じてるのもあるのでしょうが、こんなにもデス・メタルに接近したグラインドコアになってたとは驚きです。どちらかと言えばゴアリーなMACHETAZOの方がデス・メタルとしても認知度が高かったわけだけど、LFAAのこの作品の場合はもっと正統派のデス・メタル要素が強く、必殺級の王道デス・メタル・リフを、パワー・バイオレンス並みの爆発力で叩き出しています。特に前半なんか、Dark DescentやUnspeakable Axeなどのオールドスクール・デス・メタル/グラインド・ファンにもかなりアピールするであろう曲の連射です。唯一違う点は、ギターソロが無いだけ。ジャケも昨今のデス・メタルっぽいし、あとVo.の激lowスタイルもかなり渋い。Unspeakable AxeのUNRESTとかが好きな人にオススメのオールドスクール・デス・メタリック・グラインド傑作!!



pissbolt-pissnblood.jpg



・PISSBOLT - Pissnblood CD 税込1,080円 (NGM)

オーストラリアにUNBOUNDというデス・メタル・グラインド・パンクの若手がいまして、そのメンバーが別でやってるメルボルンのグラインドコア・バンドの10曲入りペーパー・フォールド・スリーブCDです。録音とマスタリングは、OZグラインド重鎮 BLOOD DUSTERのメンバーが担当しています。

サウンドはスラッシーなリフも聴かせるクロスオーバー風味も漂うグラインド・スラッシュで、なかなかです。Vo.がハードコアなシャウト・スタイルですが、スラッシュ・メタリックなサウンドが好きな人はぜひチェックを!!



jususchrust-thelast.jpg



・JESUS CHRUST - The Last Temptation of Jesus Chrust CD 税込1,728円 (Bestial Burst)

PSYCHOやGONKULATORのドラマーであり、Fudgeworthy Recordsオーナーでもある、我らがCharlie Infection氏と、PSYCHOのギタリスト Johnny X氏(Mr.Devour Records氏の情報によると、Ax/ctionは実はチャーリーのレーベルではなくこのジョニーXのレーベルだ、とのことですが未確認)、同じくPSYCHOのベーシスト Ed Lynchのバック3人PSYCHOメンバーを従えて、Jesus Chrustなる人物がVo.をとり1990年代初頭に7"EPを2種発表していたバンドのディスコグラフィーCDが、我々同様Hail toチャーリーを掲げるフィンランドの流通極悪レーベル Bestial Burst Recordsからリリース。前半はなんと2011年以降の新録音源です!!


Tracks 1-14 : "The Last Temptation Of Jesus Chrust" 2011-2014
Track 15 : "Bllleeeeaaauuurrrrgghhh! - The Record" Comp 7" (1991年)
Tracks 16-33 : "Blasphemy" 7" (1990年)
Tracks 34-50 : "I'm Nailed Right In" 7" (1991年)


このVo.のJesus Chrustって名乗ってる人、実はあのPOST MORTEMの1990年の7"でVo.をやってた人だというから、やはり類は友を呼ぶと言いますか、モノ凄いコラボレーションです。POST MORTEMはNew Renaissanceを離れた後、完全に気がふれたような音楽性のアヴァンギャルド・スラッシュコアになって、SIGHのMirai氏も参加した作品などもありました。このJESUS CHRUSTは、早くからサタニック・ノイズに目覚めていたチャーリーの趣向にPSYCHOの2人が付き合って相手してあげたようなサウンドで、劣悪な音質の中で繰り出されるすさまじくチープなファスト・ナンバーとダラダラのスロー・ナンバーを繰り返し、極端な曲の中でズキューンと飛び出すJohnny Xらしいギター・ワークもたまに見え隠れします。新曲も何一つ変わっていません。完全に支持したいリリースですが、少量入荷で十分なCDです!!


LongLegsLongArms Records


sekien-cd.jpg



・sekien - S/T CD 税込1,620円 (LongLegsLongArms)

2016年いっぱいをもって解散した兵庫県姫路のハードコア・バンド sekienの2016年発表アルバムCD。海外の叙情クラストの中でもTRAGEDYやWOLFBROGADEのような先駆者ではなく、2000年代以降のヨーロッパのポリティカル・エモ・クラストの感覚に近い、まさにネオ・クラストの名にふさわしいダークで切ないサウンド。ブラック・メタリックではないけれどワルツ調のパートなども聴かせて、悲哀旋律の導入にはかなり貪欲なところも面白い、メランコリック・エモ・クラストです!!


2010年の結成以降、関西圏にとどまらず各地への積極的なライブ攻勢を仕掛け、口コミレベルでその知名度を広げていった姫路シティハードコアsekienが遂に1stアルバムのリリース!!自ら「ネオクラスト」を自称しているsekienだが、「ネオクラスト」とは海外シーンにおいて2010年前後からヨーロッパを中心に盛り上がったパンクシーンの新しい動きであり、それは激情シーンとクラストシーンとのクロスオーバーでありパンクが手に入れた新しい表現であった。その海外を中心とした新たなシーンの動きと大いに共鳴しているバンドが日本国内で同時期に生まれ、活躍の場を次々と開拓しているという意味でもsekienというバンドは非常に稀な存在である。さらに、これまでにも国内パンクバンドVICTIMSとのスプリット、単独のデモCDR『罪と罰』(TAPEはマレーシアのBroken Noise Recordよりリリース)、1st EPとなる『我が意の夜明け』(CDは自主、7"はイギリスのImminent Destruction Recordsより、TAPEはインドネシアのAnarko Popよりリリース)と、いくつもの作品をさまざまなフォーマットで挑戦的なリリースをしてきたが、1stアルバムとなる本作も収録曲の半数はライブでも披露されていない完全な新曲という挑戦的な構成になっていることも驚きだ。1stアルバムだろうとおかまいなしに新しい領域に足を踏み入れていこうとする前のめりな姿勢はそのままサウンドにも反映されており、これまでのsekienの楽曲にはなかった新しい要素を含む表現も大いに取り入れられている。既存発表曲も今回のアルバム用に新録されたものになっており、現時点の彼らの最新の姿がパッケージされた形となっていると言えるだろう。しかしながら新しい要素を取り入れつつも、現代的で重厚なサウンドとは全く正反対に向かうRAWでプリミティブ、つまり非常に生々しい音質でレコーディングされた音の「汚さ」には彼らのパンクへの愛、美学、主張が詰まっている。

Ekkaia,Ictus,Tragedy,Alpinist,Masakari,...そのどれとも違うジャパニーズハードコアが持つ叙情性、激情、哀愁、疾走感、焦燥感、言葉では説明しきれない魂の叫びが凝縮された1stアルバムがここに完成した。

2016年12月、解散。

(インフォメーションより)




rorcal-creon.jpg



・RORCAL - Creon CD JAPANESE EDITION 税込2,160円 (LongLegsLongArms)

SWARRRMの結成20周年盤CDを出していた東京のエクストリーム/ハードコア・レーベル LongLegsLongArmsから、スイスのエクストリーム・メタル/ブラッケンド・ハードコア・バンド PORCALの4thアルバムがブックレット付きのジャパニーズ・エディションCDでリリース。ブックレットには歌詞対訳とライナーノートなどが掲載されています。

ブラッケンド・ハードコア/メタル・シーンでは評価の高いバンドで、この作品は彼ら初となるコンセプト・アルバム。NEUROSIS影響下のEscape Artist系アトモスフェリック・へヴィ・グルームなハードコアと、DEATHSPELL OMEGA以降の不協和音的コード主体のプログレッシブなブラック・メタル・テイストをブレンド。こういった最前線のモダン・ブラッケンド・メタルを聴くと、先ごろ入荷してたBOLZERのようなアンダーグラウンド・バンドが幅広く話題を集めているのがよくわかります。そう言えばBOLZERもスイス出身だけど、このバンドの質感もBOLZERそっくり。エクスペリメンタルなブラック・メタル・ファンにもオススメです!!


デビュー10年目を迎え更なる高みへと挑戦を続けるRorcal、世界中のメタル誌が大絶賛した前作『Világvége』から3年、遂に放たれる最新作4thアルバムが数量限定のJapanese Edition CDとして3LAからリリース!

2005年、スイスで結成されたRORCALがこれまでにリリースしたレコードは10作品以上、しかも様々な国でのリリースを実現してきたために彼らのディスコグラフィの全貌を把握することは不可能に近い。その謎に満ちた活動、結成以降一度も途切れることなくコンスタントに作品を発表し、その度にサウンドを進化させ続けてきたことによりバンドはシーンの中でもカリスマ性と神秘性を保ち続けてきた。結成当初はまだフォロワーの域を出ないアトモスフェリックなドゥームメタルであったが、2010年以降のヨーロッパ圏を中心に盛り上がりを見せた"ブラッケンド"のムーブメントを予見したかのようにブラックメタルサウンドを取り入れて制作された3rdアルバム『Világvége』はメタル誌だけでなくハードコアシーンなど各方面からの大絶賛を受ける。が、彼らは安易にムーブメントに乗るようなバンドではなかった。"ブラッケンド"ムーブメントにより各国に大量発生したフォロワーバンド達、そして飽和していくシーンに別れを告げるかのように次なる次元へと進化したバンドが制作したのが本作『CREON』である。思想もサウンドも流行とは距離を置き、彼らは常に自らの感覚を研ぎ澄ませている。
本作『CREON』は楽曲の収録時間は50分を超える大作となっているが、特筆すべきは"performed by RORCAL"とバンド自ら宣言している通り、コンセプトアルバムとなっていることである。作品のテーマは"ギリシャ神話"であり、世界観を戯曲的に表現していくアプローチはこれまでのRORCAL作品には見られなかった、バンドとしても初の試みとなる。当然、歌詞の内容も物語をただトレースしたものではないことは敢えて言うまでもないだろう。サウンドでは、濃霧の中で演奏しているかのような雰囲気の前作同様ブラックメタル+ドゥームを組み合わせたハイブリッドなプロダクションでありながら、激しさや重さだけを追求するのではなく、よりメロディを強調していることも付け加えたい。バンドサウンドも前作より全体的に変化しており、コンセプト通りギリシャ建築の神殿のように荘厳で、強固な石灰石の柱のようにそびえ立つ、音圧主義ではないが立体的で重厚なサウンドを実現している。ドゥームでも、ブラックメタルでも、ハードコアでもない彼ら独特の新しい音像をぜひ楽しんで欲しい。

日本流通盤はJapanese Limited Editionとして和訳+ライナーノーツ付きとして数量限定仕様でのリリース。

(インフォメーションより)


CRIPPLE BASTARDS - Japan Tour 2016 FLEXI


cripple-tour2.jpg


・CRIPPLE BASTARDS - Japan Tour 2016 FLEXI 税込1,620円 (F.O.A.D.)

グラインドコア・シーン初期から活動を続けるイタリアのCRIPPLE BASTARDSの2016年日本ツアー用に制作されたソノシート!Sugi氏アートワークで限定250枚ナンバリング入り!

最新作でも聴かせたNASUM等とも共通する直線的でシャープなメタリック・グラインド・コアを、名作Misantropo A Senso Unicoの後半ショートカット・パート的な衝動とカオスで連続するA面の21曲、だけど核となる部分はやはりハードコア・パンクの疾走感とキャッチーさで構成していて、進化しながらもやはりCRIPPLE BASTARDSらしさが出ています。そしてB面にはDEATH SIDEのGimmie LiesとNIGHTMAREのActualityのカバーを収録!!

HARM DONE - The First 3 Years CD


harmdone-thefirst3years.jpg



・HARM DONE - The First 3 Years CD 税込1,620円 (Stand For Unity)

11月に来日ツアーを行うフランスのハードコア・バンドのディスコグラフィーCDが、ツアーを主催するレーベル Stand For Unityからリリース。先に入荷して好評発売中のFAST ZINE最新号のテーマにピッタリなタイプで、近年のパワーバイオレンス復興のキーワードである、デスコアやビートダウンなどのニュースクールな手法が備わったハードコア・サウンドではありますが、よりテクニカルなフレーズやブラスト・ビートなどはほとんど使用しないスラッシュ・ナンバーが中心のこのバンドは、SLAYER型のリフワーク以外は、思いのほかオールドスクールに感じられるところが個性のようです。近年のパワーバイオレンス復興ムーブメントの熱さを感じ取りたい人はぜひチェックしてみてください!!


00年代に消滅したかに思われたパワーバイオレンスを復活させて牽引したのはWeekend Nachosで間違いないと思う。強烈なビートダウンが特徴のサウンドスタイルはこれまでのパワーバイオレンスとは全く違うが、モダンなハードコアが行き過ぎたメタルやモッシュを強調するスタイルであることを考えると自然な流れかもしれない。そうやって紐解くと、今のパワーバイオレンス及びハードコアを構成する要素は「メタル」「モッシュ」「スピード」そして「ブルータル」だと思う。そして、そのスタイルを推し進めた結果、出現したのがHarm Doneではないだろうか。Harm Doneの一番の特徴は90年代型のデスコアサウンドだと思っていて、90年代のハードコアがメタルとブルータルの表現を競い合う実験によって生まれたサウンドスタイルを2010年代のメタルとブルータルの表現の実験として帰結した2010年型のデスコア。彼らがパワーバイオレンスやグラインドコアを主張しても、ブラストビートが当たり前の現代でそれを受け入れるのはなかなか難しい。しかし、そのデスコアとしか感じられないスタイルを飲み込めるのが現代のパワーバイオレンスの大きな特徴と言えるのかもしれない。そして、先ほど挙げたパワーバイオレンスを構成する要素がモダンなハードコアと同じでそれらを強調している以上、トータルで2010年のハードコアサウンドを推し進めたスタイルとも言える。難しい ことを考えずに言えば、2016年に現代のハードコアを象徴するサウンドを知りたければHarm Doneを聴くのが一番の近道。Relapseまで登りつめた偉大なWeekend Nachosと比較するのは酷だけど、まだ一部のマニアにしか知られていないとはいえ広く支持されるポテンシャルを秘めていることを考えると、今、Harm Doneを聴くことは歴史の目撃者なのになれることかもしれない。(千田正憲)


harmdone-japantour2016.jpg

Speed Noisecore Rags!!


agentsofsatan-paranoidfreakout.jpg

・AGENTS OF SATAN / PARANOID FREAKOUT - El Presidente / Paranoid Freakout SPLIT 7" 税込864円 (RSR)

PLUTOCRACYメンバーも在籍した西海岸ギャング・パワーバイオレンス AGENTS OF SATANと、オークランドのパワーバイオレンス PARANOID FREAKOUTのスプリット7"が、ドイツのパワー・バイオレンス老舗レーベル RSRからのリリース。

極端なスピードと緊張感あふれる曲構成でハードコア・パンクの原始性取り戻したようなCROSSED OUTやINFEST型の激烈さも魅力的ですが、サグいグルーヴ感とグッシャりブッ潰れたようなウネリのエグい強迫的なサウンドに、スケートやヒップホップ・カルチャーとリンクした危なさも覗かせていたPLUTOCRACYやNO LESS等といったバンドから染み出るギャング色の強い雰囲気もまた、西海岸パワーバイオレンスの魅力でした。AGENTS OF SATANもそのど真ん中にいたバンドで、本作はドギツさが若干抜けたようですが、曲構成なんかはほぼ90年代のまま、冒頭、曲間のよくわからないサンプリングみたいな部分も相変わらずで、やはり当時のデンジャラスなウェスト・コースト・パワーバイオレンスの雰囲気が生きています。昔はこのバンド、ヒップホップ・ファッションでコープス・ペイントしたりもして、ファニーだけど本当に極悪なキャラが最高です。

PRANOID FREAKOUTはAGENTS OF SATANのウネリをスラッシーな曲の中に上手く消化したようなサウンドで、ドラムもギターもボーカルをとって、さらにボーカル担当が3人存在、このうちの一人はRELAPSEからもリリースのあった西海岸パワーバイオレンス/グラインドコアで知られる BENUMBのボーカリストが参加してます。



sm70-kamikaze.jpg

・SM-70 - Kamikaze LP+7" 税込2,808円 (Hate Ape prod.)

後にPINK FRAMINGOSへと発展するジャーマン・ハードコア・パンク・バンドであり、SATANIC MALFUNCTIONSとスプリットをリリースしたことでも知られるSM-70のディスコグラフィーLPが、ドイツのパワー・バイオレンス老舗レーベル RSRの再発音源専門レーベル Hate Ape prod.からリリース。Uber Dem JenseitsとKrankの2枚の単独7"と前述スプリットEP収録曲、そしてライブEPのCabuk! Cabuk! 7"の計32曲を収録し、ボーナスの7"には2ndデモ収録曲と未発表の90年ライブトラック2曲を収録。

非常にライトなサウンド・プロダクションながら、エクストリーム化していったシーン同様このバンドも終始激速、しかしジャーマン・ハードコア・パンクらしい無骨な歌いまわしも見せるボーカルと、非メタルでシンプルに徹したドライな楽曲が印象的なファスト・ハードコア・スラッシュの応酬!!単独2nd EPから始まるB面はもう完全なグラインド・パンク・スラッシュと化して、サウンドの切れ味もテンションもスピードもさらに加速しています。Cabuk! Cabuk!収録曲では、TUMOR等のジャーマン・グラインド・コアにもつながるようなサウンドに激化していきます!!



sorethroat-disgrace-slipcase.jpg

sorethroat-disgrace-lp.jpg

・SORE THROAT - Disgrace To The Corpse Of Sid DIE HARD LP 税込2,916円 (F.O.A.D.)

80's UKバーミンガム出身クラストコア・グラインド・パンクスの、オリジナルは1989年にEaracheからリリースされていた2ndアルバムが、F.O.A.D.からアナログ盤で遂に再発。この作品は過去にイギリスと日本以外では1度もリリースされたことがなく、数年前にVo.のRich Walker氏と親交の深いドイツのメタル・レーベル Cyclone Empireから再発が一度正式にアナウンスされながらも、結局は寸前のところでボツになったりしていました。そういった経緯もあって、この再発盤はRich氏によるEaracheに対する壮烈な憎悪がさらに爆発したような仕上がりになっていまして、ltd.100枚カラー・ビニールのダイハード・バージョンにはスリップケースが付くのですが、そのスリップケースではタイトルを"Disgrace To The Corpse Of Dig"とし、EaracheオーナーのDigby氏をムチャクチャなまでにコケにしています。裏ジャケでのコケおろし方は、表ジャケどころではありません。これ、大丈夫なのかな・・・。業界の事情を考えると、今後このLPが日本で問題なく流通されるのかすらも微妙かも知れません。Rich氏のライナーノートはもはや毎度の恒例どころか楽しみの一つにもなってるけど、今回も最高で、とりあえず買っておいた方が良いレコードだと思います。

Vo.のRich Walker氏を核に、ギターのBriとベースのJohnのDOOMメンバー2人と、CIVILISED SOCIETY?のドラマーで後にPeaccevilleのオーナーとして大成したHammyことPaul Halmshaw氏の4人によって結成されたSORE THROATは、SHITLICKERSのカバーなどをイチ早くやったり、メタル・クラストの要素も導入していたこともあって、クラスティーズに永遠の人気を誇りますが、この作品はやはりFEAR OF GODなどとともにノイズ・コア・グラインドの草分けとして最重要視したい名作です。AxCxの故Seth Putnam氏とは違った感覚で、スカムなステンチ・スラッシュ・ノイズの裏側に、Rich Walker氏のシニカルで鋭いセンスも随所に感じられます。Rich氏は90年代初頭からはエピック・へヴィメタル・バンド SOLSTICEを率いて、ブリティッシュ・へヴィメタルの伝統継承者として長年へヴィメタル・シーンに大きな影響力を及ぼしている兄貴分として慕われているけど、ヘヴィメタルとパンクへの深い造詣を初期のSORE THROATではマニアックに表現していて、ムチャクチャな文法のタイトルは、当時聴き狂っていた日本のハードコア・パンクに強くインスパイアされて生まれたものだったそうです。


10 | 2017/11 | 12
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
Graphical Clock

Profile

RECORD BOY

RECORD BOY
Koenji Building 303
4-7-10, Koenji Minami
Suginami, Tokyo 166-0003
Japan
OPEN 13:00~CLOSE 20:00
CLOSE on WEDNESDAY

〒166-0003
東京都杉並区高円寺南4-7-10
高円寺ビル303
BOY
TEL 03-3315-2682
FAX 03-3315-0484
営業時間午後1時~8時
毎週水曜日定休

MAP









Mobile Store

入荷情報BBS

How to Order

Recent Entries
Search this site
Categories
Archives
Link
QR Code
QR