RECORD BOY

Rock Hard!Punk Free!!


virulence-ifthis.jpg



・VIRULENCE - If This Isn't A Dream...1985-1989 CD 税込1,620円 (Southern Lord)

長らくSouthern Lordやってなかった時に、こんなCDも出てたとは・・・。全く気づきませんでした。RKLの2nd、POISON IDEAの2nd、NEUROSISの1stなどが有名な80年代USカリフォルニアのパンク・レーベル Alchemy Recordsから1989年にLPを1枚出していたハードコア・パンク・バンドのディスコグラフィーCDです。このバンド、この後ひっそりと改名、と言うか別バンドへと発展しまして、実はFU MANCHUの前身となったバンドなのであります。確かに、このLPはよく見かけたけど、Alchemyの中でもこれとCLOWN ALLEYは全くそそられないジャケだったので全然眼中になかったUSHCファンがほとんどだと思います。


Tracks 1-8 "If This Isn't A Dream..." LP (Alchemy Reords, 1989)
Tracks 9-11 recorded 9/30/1989 live at Berkley, CA.
Tracks 12-13 recorded 2/26/1988 at Spot Studio - Santa Ana, CA.
Tracks 14-15 recorded 12/28/1987 live in Irvine, CA.
Tracks 16-19 recorded 6/13/1986 at Public Recordings - Placentia, CA.
Track 20 recorded Summer 1985 at Public Recordings - Placentia, CA.


しかしFU MANCHUの前身だったとわかって手のひら返すわけではありませんが、ちゃんと聴いてみれば80's USHCファンには十分な内容の作品です。西海岸ハードコアらしい軽速パンク・スラッシュもあれば、BL'ASTを彷彿させるBLACK FLAGタイプのナンバーや、さらにMELVINSからの強い影響を感じさせるオルタナティブ・ジャンク・スラッジ・コア・ナンバーなど、いかにもアメリカン・ハードコアらしいウネリとカラッとした感触のミスマッチがけっこう聴き応えあります。この爽やかさと重苦しいヘヴィネスのアンバランスさを上手くまとめて成功したのが、FU MANCHUだということです。ストーナー・ロック・ファンにも絶対オススメのオブスキュアUSHCリイシューです!!



annihilationtime-incomplete.jpg

・ANNIHILATION TIME - Incomplete Discography CD 税込2,160円 (Annihilate)

2000年代に活躍したUSカリフォルニア出身ハードロッキン・パンク ANNIHILATION TIMEが来日!!当時は当店でもなかなか評判の良かったバンドでしたが、2015年に復活を果たしていて、今年2017年のゴールデンウイークに来日ツアーを慣行します。このCDは来日に合わせて日本流通仕様でリリースされたもので、2004年発表2ndアルバム IIと、Cosmic Unconciousness EP (2006年)、Bad Reputation EP (2003年)などからの曲をボーナスで追加した全18曲入り。裏ジャケの曲クレジットでは19曲入りとなっていますが、実際は15曲目は未収録なので全18曲です。

ある意味アメリカン・ハードコアの王道とも言える、BLACK FLAGが切り開いたハードロック・ベースのパンク・ロックで、My War節全開の神経衰弱フレーズで切り込みつつも、サイコなハードコア・アプローチはさほど強調せず、サバスをUSパンクの陽気さで表現したようなヴィンテージR&Rパンク・サウンドは、個人的にも当時かなり強く印象に残っています。この後、3rdアルバムはBOULDERなども出してたTee Peeからリリースして、「なるほど、確かにそういうタイプのバンドだな」とその時は納得しましたが、このANNIHILATION TIMEのスピリッツを継承して、よりヴィンテージR&Rに回帰した独自のスタイルで大ブレークしたのが、SHRINEということになるのでしょう。久しぶりに聴いたけど、BL'ASTタイプのBLACK FLAGウォーシップなハードコア・パンク・ナンバーも最高にカッコいい!!

Break The Records New Releases


mkultra-patriotic.jpg



・MK ULTRA - Patriotic Fuckology CD 税込2,160円 (Break The Records)

LOS CRUDOSを発端にした90年代USシカゴのハードコア・パンク・シーンの盛り上がりが、CHARLES BRONSONの登場でパワー・バイオレンス・ムーブメントやスケート・カルチャーも巻き込んで活気づいてきた頃、CRUDOSとCHARLES BRONSONに次いで絶大な人気を集めたバンド MK ULTRAのディスコグラフィーCDが、日本のBreak The Recordsからリリース。このCDは現在の当店でも発売前から問い合わせが多く、相変わらず高い人気を誇るバンドです。

アメリカン・ハードコアの伝統を継承したスタイルのパワー・バイオレンスで、ブルタリティーよりもトラッシュ感の強いロウ・パワーでスピード・カオティックに畳みかけるサウンドは、今聴いてもやはりカッコいいです。FAITH, VOID, DYS, FEEDERZ, LIFE'S BLOOD, BLACK FLAG, BGKのカバーも含む怒涛の全53曲!!



torso-sono.jpg



・TORSO - Sono Pronta a Morire CD 税込1,620円 (Break The Records)

USカリフォルニアで活動するハードコア・パンクの1stアルバムCDが、日本のBreak The Recordsからリリース。ストレート・エッジの女性だというシンガーのハイテンションが話題となっているバンドで、ストレートなロウ・スラッシュ・ハードコアに乗る絶叫も凄まじい!!Crucial Response系のユーロ・ゴリゴリ・ユースクルー・スラッシュという感じではなく、やはりアメリカン・アンダーグラウンド・ロウ・ハードコアらしさが魅力のバンドです。



kuroishi-poverty.jpg



・KUROISHI - Poverty. Ignorance. Greed. Slavery CD 税込1,620円 (Break The Records)

TERVEET KADETの元メンバーが在籍するフィンランド・ハードコア・パンクのデビュー・アルバムCDが、日本のBreak The Recordsからリリース。ジャケ・デザインはSugi氏、バンド名は「黒い死」という日本語で、サウンドにも日本から影響が強く感じられます。WOLFPACKやTRAGEDYなどの抒情クラストにジャパニーズ・ハードコアの熱いスピリッツも導入したような、ネオ・クラスト・ファンにもオススメの新鋭!!

Hardcore Punk Holocaust!!


discassettes-tapebox.jpg

・V.A. - Dis-Cassettes 8xTAPE BOXSET 税込6,912円 (F.O.A.D.)

ASOCIAL, DISTRUSTのメンバーがやっていたDis Recordsのカセット部門レーベル、その名もDis-Cassettesが活動時に製作した8本のカセットを再現したレプリカ・テープ・セットがF.O.A.D.からリリース!!ボックスセットとは言ってますが、百均でももうちょっとマシな箱が売ってそうなくらい簡易型のペーパー・ボックスに収めて、カタログ・ナンバー#5~#8のブックレット&インナーも付属し、さらにDis Cassettes / Dis Recordsオーナー氏のライナーノートも収納、と言いたいところですが、このブックレット&インナーが微妙にボックスに収まらない大きさなので、箱に外付けして販売致します。イチイチ突っ込みどころが多い企画盤ですが、案外わざとこういう未完璧な仕様にしてるのかも知れません。オリジナルは中古市場では万単位で取引されるうえ、カセットというフォーマットの性質上、レーベルやバンド当事者から手渡しで受け取らない限りは、正真正銘のオリジナル・テープという確証を得て入手するのは絶対に無理でしょうから、ボックスはこんなでもカセット8本でこの値段ですし、これは北欧ハードコア・パンク・コレクターは逃さない方がいいと思います。「SVART PARADだけ欲しいな~」とかウジウジしてたら、当店もまんまとショートしての入荷となりまして、レーベルではソッコー完売したそうです。


Dis 001 - V/A ”No war no more vol 1”
(Kurt i Kuvös, Asocial, Distrust and B.T.D.)
Dis 002 - DISTRUST ”A dream of peace”
Dis 003 - V/A ”No war no more vol 2”
(S.S.G., Booze Boys, Distrust, Kurt i Kuvös and Asocial)
Dis 004 - NAKED ”Land of death”
Dis 005 - ASOCIAL / DISTRUST ”Live at International youth centre”SPLIT
Dis 006 - SVART PARAD ”Myteri”
Dis 007 - V/A ”No more bondage”
(A Touch of Hysteria, Faction, Subhumans, Blood & Roses, Paranoid Visions and Svart Parad)
Dis 008 - SVART PARAD "Multisvält"



distrust-adreamof-lp.jpg



・DISTRUST - A Dream Of Peace + DIE HARD 2LP 税込3,780円 (F.O.A.D.)

ASOCIALのメンバーも在籍していたという知られざる80'sスウェディッシュ・ハードコア・パンクのディスコグラフィーが、イタリアF.O.A.D.から2枚組LPでリリース。限定500枚リリースで、今回はそのうちのltd.100枚シルバー・ビニールのダイハード・エディションで入荷。既にレーベルではダイハード・エディションは完売していますので、今回のみの入荷になります。


A1-A2, A4-A13 : A Dream Of Peace DEMO (1983年)
A3, A14-A15 Live in Bunkern, Hedemora (1983年)
B1-B9 : Rehearsal 83.07.30-31 (No War No More Vol 1 comp.)
B10 : Rehearsal 83.12.04
B11 : Rehearsal 84.01.22
B12-B15 Live. Ultrahuset, Stockholm. 84.05.05
C1-C16 : Vi Rustar,Dom Dor DEMO (1984年)
D1-D9 : Live. International Youth Centre, Stockholm. 84.04.26
D10-D14 : Live. Tonkällan, Hedemora. 84.06.16.
D15 : Vi Rustar,Dom Dor DEMO (We Won't Be Your Fucking Poor)


どこかで聴いたことあるような名前だし、どの国にも居たようなバンド名ですので、裏ジャケを見ていろんなことが思い出されましたが、初期スウェディッシュ・ハードコア・パンクを代表する名作シリーズ・オムニバス Really Fast vol.II LPや、MortarhateからのWe Won't Be Your Fucking Poor 2枚組LPにも参加していたバンドでした。ASOCIALのメンバーも参加してたらしく、その人はスウェディッシュ・ハードコア・カセット・レーベル Dis Cassettes(ASOCIAL自身のレーベル Dis Recordsと実態は同じ)もやってた人で、さらにVo.はUNCURBED, CENTINEX, PARASITなどのクラストコア/デス・メタルでも近年は活躍してる人だそうで、さすがスウェーデンです。サウンドは北欧アタック・パンク的なキャッチー&ドタバタさのロウ・ハードコアで、マンゲル暴走してないポンコツ突撃テイストのMOB47みたいな感じの曲もありますし、SVARD PARADのようなデス・メタル手前スウェディッシュ・スヴァート・パンク・スラッシュも飛び出したりします。ブックレットが写真や解説もとても面白くて、初期スウェディッシュ・ハードコア・パンク・マニアならば隅々まで堪能しまくれる発掘盤でしょう!!



mg15-lossingles.jpg



・MG15 - Los Singles 1983-2005 LP 税込2,160円 (Nuclear Fear)

スペインを代表するハードコア・パンク・バンドの一つ、MG15のシングル・コンピレーションLPです。スウェーデンのDISCHANGEのデモLPが話題を呼んでいるNuclear Fear Records他による共同リリースで、限定500枚クリア・ビニールです。


Tracks A1-A3 : Split 7" w/ DISCHARGE (2003年)
Tracks A4-A7 : Piromania CD (2003年)
Track A8 : 1988 session
Track A9 : 1986 session
Tracks B1-B4 : Derecho a la vida 7" (1984年)
Tracks B5-B6 : Clonycore CD (1997年)
Tracks B7-B12 : Caos Final DEMO (1983年)


Derecho a la vida 1st 7"をイタリアの名門 Attack Punk Recordsから発表し、Caos Final DEMOが2003年に7"EPでもリリースされてヒットした、日本のD-Beatパンク・マニアにもおなじみのバンドです。「スペイン=ガビガビ」というイメージを強烈に植え付けてくれた1st 7"は、まるでベースを歪ませて自宅ステレオのアンプにつないでギターレスでレコーディングしたような(でもギターもベースもどっちも居ます)驚異のサウンドで、DISCHARGEが"wall of noise"ならば、このMG15はさしずめ、"そよ風ofガビガビ"、とでも言いたくなるような究極のプリミティブD-Beatロウ・パンクで世界中のD-Beatマニアックスを魅了しました。近年の作品は当店では確かDISCHARGEとのSplitくらいしか入れてなかったような気がしますが、これが復活後も見事にraw D-Beatをキープしながら非ダイナミックなブルタリティーが備わっていて、予想をはるかに超えるカッコよさでビックリです。あと、88年録音の曲がいきなりメイデン影響下の3連メタル・リフでスタートして、HALLOWS EVEかと思ったよ!!思ってないけど。リズム感最悪だし。とにかく、BGMのつもりで再生したらイチイチ気に留める曲の連発で、非常に満喫できるRaw D-Beatコンピレーション・アルバムとなっています。



wretched-libero-epbox.jpg

WRETCHED - Libero E Selvaggio LP 税込2,484円 / 4x7" EP BOXSET 税込4,968円 (Agipunk)

イタリアン・ハードコア・パンク・レジェンド、WRETCHEDのシングル・コンピレーションがオフィシャル・リリース!!Antologia 1982-1988ディスコグラフィーCDにも関与していた母国イタリアAgipunkからのリリースで、LPバージョンと7"EPx4枚組ボックスセットの2種で発売されました。LPバージョンはゲートフォルド・スリーブで、ジャケ内側には写真も満載。ボックスセットはEP4種をそれぞれ異なるカラーのビニールで再現して収納していて、オリジナル盤を持ってる人も、オリジナル盤は夢のまた夢とあきらめてる人にも、どちらにも非常に嬉しいナイスな仕上がり。これはEPボックスとLPどっちにしようか悩んでしまいますので、どっちも買いましょう!!


Tracks A1-A6 : taken from Split 7" w/ Indigesti BLACK VINYL (1982年)
Tracks B1-C4 : In Nome Del Loro Potere Tutto E' Stato Fatto... 7"EP RED VINYL (1983年)
Tracks D1-E3 : Finira' Mai? 7"EP BLUE VINYL (1984年)
Tracks F & G : In ControLuce 7"EP CLEAR MILKY VINYL (1988年)


初期は全パートがとにかく凄まじい焦燥感で、特にVo.のムチャクチャさが突出しています。世界初、いや、世界で唯一の早口言葉コアとでも言うべき、言葉をギュウギュウに詰め込んだVo.はいつ聴いても狂ってる!!速弾きギターや激速ブラスト・ビート・ドラマーはいても、バッキングのスピードを完全に追い越してしまう速口Vo.は、このWRETCHEDのGian Mario氏くらいでしょう。2nd EPになると、猛速スラッシュにR&Rフィーリングを表現しようとするギターと、土台をガクガクに揺さぶりながら突っ走るリズム隊との崩壊具合はピークを迎え、そしてだいぶ曲に合わせるような乗せ方にはなってきたけど、それでもほぼ怒りながら喋ってるような感じのヴォーカルと、もう全員の志向が崇高且つバラバラで、しかも曲展開がけっこう分かりずらいのがカッコいい。イタリアン・ハードコアは何を聴くべき?と尋ねられたら、まずは絶対にこのバンドです。



poisonidea-warall-red.jpg

・POISON IDEA - War All The Time LP RED VINYL 税込2,376円 (American Leather / TKO)

一般流通用レッド・ビニールも入荷!!ちょっとジャケに角打ちシワのある状態で到着してしまいましたが、ダウンロード・コードとジャケ・デザインの円形ステッカーも付けてきたので、こちらのレッド・ビニールお買い上げの方に差し上げようと思います。抜けダメージはありません。

2016年にバンド自身のレーベル American Leather Recordsを再始動させ、いよいよ日本再上陸をまさしく今この2017年3月に計画していたPOISON IDEAでしたが、既に多くの方がご存じの通り、2016年いっぱいでの解散を突如表明。初めてそのニュースを聞いたときは本当に信じられなかったのと同時に、「PIの解散はこれで何回目だっけ笑?」なんて、信じられなかったが故にあまり本気で捉えてなかったですが、2016年12月28日、地元ポートランドのThe Liqour Storeで行ったラスト・ショーの動画が昨年の大晦日にフル・セットでアップされると、今回の解散は完全にシリアスだということがわかり、呆然としてしまいました。リスペクトするWIPERSドラマー Sam Henryのバースデー・パーティー・ライブながら、そのライブはいきなりPOISON IDEAメモリアルな様相でスタートして、Chris TenseとDean JohnsonのPick Your King ~ Kings of Punk期リズム隊が出てきて初期のクラシック・ナンバー連射でスタート。巨漢揃いのPOISON IDEAの中でひときわ弱々しいルックスとして名物キャラクターだったMyrtle Tickner氏も登場し、そしてラストは、インタビュー中あれだけ話題に上げることすら嫌がっていたSlayer Hippieも登場してエンディング。新生POISON IDEAの中枢としてまた大いに活躍すると思われていた、Eric Olsenは全く姿を見せずに終了したのが、やはり彼らに何かがあったことを証明しています。「いろいろな解決策も模索したが、残念ながら解散以外のベストな決断は無かった」と声明を残し、POISON IDEAは2017年のライブを全てキャンセルしました。Pig Championの遺作となったLatest Will And Testamentを皮切りに、初期の名作アルバム各種の再発を発表していましたので、それらも全て中止になるかと危ぶまれましたが、ライブ活動と新たな作品の制作は今後行わないものの、再発は予定通り慣行。そして最も再発リクエストの声が多かった1987年発表の2ndフル・アルバム War All The Timeは遂に再発となりました。

ハードロックやヘヴィメタルのダイナミズムを導入し始めたPOISON IDEAのターニング・ポイント的大傑作とされるアルバムですが、後追いのファンはこれ以降のさらにダイナミックなPOISON IDEAも同時(または本作より先)に触れてるわけですから、まださほどハードロッキン・クロスオーバーな印象は受けない作風ではないかと思います。しかし、Kings of Punk 1stアルバムを聴きまくったファンが本作を初めて聴いた時の衝撃は想像に難くありません。その要因は言うまでもなく前作からのメンバー・チェンジです。同郷ポートランドのスピード・メタル・バンド MAYHEMのメンバーだったEric "vegetable" Olsen(ギター)とSlayer Hippie(ドラム)が加入したわけですが、リズム・セクションのダイナミズムが飛躍的に向上しているので、実は曲調はKings of Punkのようなドライビン暴走スラッシュ・チューン連発ながら、まるでハードロッカーがハードコアをプレイしてるような最強のアンサンブルが実現しています。もちろんEricのフレーズはヘヴィメタリックだけど、スラッシーなリフで爆走する"Romantic Self Destruction"などは、実はPig Championの作った曲です。MAYHEMの"Burned Alive" LPは1986年~1987年に録音していたので、もしかしたらEricとSlayer HippieはMAYHEMとPOISON IDEAを掛け持ちしてる時期もあったのかもですが、MAYHEMのLPインナーの写真の中でEricは既に革ジャンにPOISON IDEAとペイントしてたし、Slayer Hippieに至っては、POISON IDEA加入前にKings of PunkアルバムのプロデュースでJerry A.&Pig Championと共に共同作業をしていたのです。つまり何が言いたいのかと言うと、雇われのような新メンバーなどではなく、Jerry AとPig Championをフルリスペクトし良く知る最高のミュージシャンだからこそ、このKings of PunkとFeel the Darknessの中間として完璧すぎる作品を完成することができたのではないでしょうか。あと、Chris Tenseのトリッキー過ぎないベース・プレイも本当に素晴らしい。彼のベース・ラインが、Kings of Punkアルバムの時のあの砂ボコリを上げてるような猛烈なドライブ感を本作でもキープさせていたのかと思います。またしても興奮して長々と書いてしまいましたので、あとはもう思う存分聴きまくってください。

Hardcore Punk Holocaust!!

poisonrites-st-tape.jpg



・POISON RITES - S/T LP 税込2,484円 (Splattered)

LPバージョンもリリース!!

USデンバーから登場して2010年前後に暴れまくったメタルパンク・バンド SPEEDWOLFが活動を停止して、中心メンバーだったVo.のReed氏らが新たに結成したガレージ・パンク・バンドです。SPEEDWOLF時代からの自主レーベル、Splattered Recordsでのリリース。

MOTORHEADをバックにDanzigのVo.が乗る!!と現地で話題となってるのを聞きつけてすぐさま仕入れたSPEEDWOLFの2009年デモは評判通りの内容で、その後Split & 単独EPを発表した後にHells Headbangersと契約してリリースした1stアルバムは、メタルヘッズに大好評だったけど、あの1stデモを聴いていた人にはEP以降のSPEEDWOLFに物足りなさも感じた人は少なくなかったはずです。2000年代のメタルパンク・ムーブメントとは全く別のシーンから出てきたような、Reed氏のダンジグ・コブシが当初はさえまくってましたが、このPOISON RITESではダンジグ・ウォーシップを封印しながらも、やはり彼のR&Rシンガーとしての非凡さを充分に感じさせるスタイルで、これはかなりいいんじゃないでしょうか!!メタル・シーンのミュージシャンによるこのテのバンドとしての存在感はHELLACOPTERSを思い出させますが、Reed氏のVo.はNicke風でも北欧ナスティーな爆音R&Rよりアメリカン・ガレージ・パンクっぽさが強くて、NEW BOMB TURKSなども視野に入れてる、というコンセプトも完全に納得してしまいます。サウンド・プロダクションはデモよりも向上しても、非メタルなタッチは頑なに維持していて、メタルパンク・ムーブメントとは切り離して注目していきたいバンドです。



absolut-paranoid.jpg



・ABSOLUT / PARANOID - Jawbreaking Mangel Devastation SPLIT LP 税込2,484円 (Beach Impediment)

オールドスクール・メタリック・ハードコア LEFT FOR DEAD, ゴリゴリ・ソリッドなリフに殺られた日本のスラッシャーも多かったスラッシュ・メタル・バンド RAMMER, 短命だったけどデス・メタル・クラスト・ファンに高く評価されたハードコア・デス・メタル SLAUGHTER STRIKE, そしてMIDNIGHTのサポート・メンバーとしてギターも担当していたJoel F.氏参加のカナダ・モントリオールD-Beatクラスト・メタルパンク ABSOLUTと、D-Takt & Ra Punkレーベルを運営し、MOB 47メンバーとのプロジェクト・バンド DESPERATでも活躍したJocke氏参加のスウェディッシュD-Beatハードコア・パンク PARANOIDによるSplitが2016年LPバージョンで遅ればせながら入荷しました。ジャケ・アートはSugi氏によるデザインです。

Joel F.氏の経歴を知れば、BOYのお客さんに期待するなと言う方が無理ですが、ABSOLUTはその名の通り、ANTI CIMEXウォーシップなD-Beatをやるべくスタートしたバンドです。そこにJoel F.氏のメタル・ギターが容赦なく絡みついてきて、このSplitはABSOLUTのD-Beatな面を強調した作風だと聴いてたので、てっきり1st LP路線かとも思いきや、いやはや、やはりメロディック・ソロが必殺級の爆走D-Beatでかっこいい!!しかしなんで当時入荷させなかったのかな?

PARANOIDはスウェディッシュ・メタル・パンク・オムニバス・シリーズLPのCritical Mass Volume 2にも参加してました。Jocke氏のD-Beatパンク界での経歴にスウェディッシュ・ブラック/デス・メタル要素も導入したようなD-Beatで、これまたメタルパンク要素の強いスウェディッシュD-Beatでかっこいい!!しかしホントなんで当時入荷させなかったんだろ?



question-us-stcd.jpg



・QUESTION (US) - S/T LP+EPs CD 税込1,500円 (Distro Rakkos)

7"でデビューした頃は当店でもいち早く入荷させて反響があったUSミネアポリス・ハードコア・パンク QUESTIONが2017年3月に来日ツアーを敢行。それに合わせてDistro RakkosからディスコグラフィーCDがリリースされました。 ex.DETESTATIONの女性Vo. Sairaさんが率いるバンドで、90年代のクラストからビシッと一本筋の通ったようなロウ・パンク・クラスティー・スラッシュは、アンダーグラウンド・シーンのトレンドに流されてなくて頼もしい限りです。納品時にちょっとだけお話したけど、とても良いことを言ってて、ちょっと感銘を受けてしまいました。クラスト・ファンはぜひ買ってください!!


Tracks 1-9 : S/T LP (2017年)
Tracks 10-17 : S/T 7" (2007年)
Tracks 18-23 : Insanity 7" (2008年)
Track 24-26 Split 7" w/ BLOODY PHOENIX (2011年)



dispair-legacy.jpg



・DISPAIR - Legacy of Fear LP 税込1,620円 (Nuclear Fear)

VIIMEINEN KOLONNAメンバーが在籍するフィンランドのクラスト・ハードコア・バンドの13曲入り2ndアルバムLPです。VIIMEINEN KOLONNAというバンドは確かフィニッシュ・ハードコアのオールド・ウェイを実践していたバンドだったと思うけど、このバンドも実にフィンランドらしいサウンドです。DISORDER系統のハードコアが伝統的に勢力の強いフィンランドに於けるDISCHARGEやVARUKERSスタイル、と言った感じで、感触はRIISTETYTに近いでしょうか。北欧クラスト・ファンにオススメです!!



ultimogobierno-betoe.jpg



・ULTIMO GOBIERNO / B.E.T.O.E. Split LP 税込1,620円 (Nuclear Fear)

RUIDO DE RABIAとのSplit LPがコレクターに大人気のレア盤として日本のマニアにも有名なスパニッシュ・ハードコア・レジェンド ULTIMO GOBIERNOと、南米ベネズエラのD-BEATパンク・バンド B.E.T.O.E.によるSplit LPです。インナースリーブの悲しき宿命と言える底抜けがありますが、ジャケットはもちろん問題ありません。クリア・ビニールです。

UxGxは重厚なクラスト・リフで突進するダーティー・ロウ・パンク・ハードコア。スペイン語Vo.の語感は南米ハードコアとの共通性も感じられますが、楽曲と演奏は流行り廃りとは全く無縁のスタイルで男気すら感じさせます。DOOMなどのUKHCやスウェディッシュ・ハードコアの影響下クラスト・ファンはぜひチェックを!!

B.E.T.O.E.はよりロウD-Beatなスタイルに固執したタイプで、昨今はデス・メタルでもネオクラストでもどこでもD-Beatという言葉は便利に使えますので、このB.E.T.O.E.の場合は昔懐かしのDisコアと呼んで、非DISCHARGEウォーシップなD-Beatとは区別したいサウンドです。90年代のDieコア・ファンにオススメ!!ISTERISMOのTシャツ着てる女性ベーシストが、初期Yoshiki氏型の片ウニみたいナイス・ヘアーしてます。


POISON IDEA!!!!!!!!!!


* この3連休に合わせてアップする予定でしたが、ハードコアものの最高のリリースが目白押しであまりにも興奮してしまい、気合い入れてガッツリのめり込んで、ようやく終わったら、連休も終わってしまいました・・・。おかげで商売的にはさんざんな3連休でしたが、クロスオーバー、NYHC、D-Beat、クラスト、そしてこのPOISON IDEA!!!本当に全部最高のものばかりですので、何卒宜しくお願いします!!!


poisonidea-warall-lp.jpg



・POISON IDEA - War All The Time LP BLUE VINYL 税込2,592円 (American Leather / TKO)

2016年にバンド自身のレーベル American Leather Recordsを再始動させ、いよいよ日本再上陸をまさしく今この2017年3月に計画していたPOISON IDEAでしたが、既に多くの方がご存じの通り、2016年いっぱいでの解散を突如表明。初めてそのニュースを聞いたときは本当に信じられなかったのと同時に、「PIの解散はこれで何回目だっけ笑?」なんて、信じられなかったが故にあまり本気で捉えてなかったですが、2016年12月28日、地元ポートランドのThe Liqour Storeで行ったラスト・ショーの動画が昨年の大晦日にフル・セットでアップされると、今回の解散は完全にシリアスだということがわかり、呆然としてしまいました。リスペクトするWIPERSドラマー Sam Henryのバースデー・パーティー・ライブながら、そのライブはいきなりPOISON IDEAメモリアルな様相でスタートして、Chris TenseとDean JohnsonのPick Your King ~ Kings of Punk期リズム隊が出てきて初期のクラシック・ナンバー連射でスタート。巨漢揃いのPOISON IDEAの中でひときわ弱々しいルックスとして名物キャラクターだったMyrtle Tickner氏も登場し、そしてラストは、インタビュー中あれだけ話題に上げることすら嫌がっていたSlayer Hippieも登場してエンディング。新生POISON IDEAの中枢としてまた大いに活躍すると思われていた、Eric Olsenは全く姿を見せずに終了したのが、やはり彼らに何かがあったことを証明しています。「いろいろな解決策も模索したが、残念ながら解散以外のベストな決断は無かった」と声明を残し、POISON IDEAは2017年のライブを全てキャンセルしました。

POISON IDEAは、Pig Championの遺作となったLatest Will And Testamentを皮切りに、初期の名作アルバム各種の再発を発表していましたので、それらも全て中止になるかと危ぶまれましたが、ライブ活動と新たな作品の制作は今後行わないものの、再発は予定通り慣行。そして最も再発リクエストの声が多かった1987年発表の2ndフル・アルバム War All The Timeは遂に再発となりました。解散の落胆と、本作の再発という喜び、まさしく悲喜こもごもな状況の中、またしてもバンド側からオファーいただき、今回は60枚のみのプレスだというブルー・ビニールを日本限定流通カラーとして提供してもらいました!!!!!一般流通はレッド・ビニールで、しかも裏ジャケとインナー・スリーブの写真がオリジナル盤と変わっていて、モノクロだったインナーの写真はカラーも使われています。日本のパンクスは穴が開くほど見つめた裏ジャケの写真も別ショットになっているという最高の別仕様に生まれ変わっています。バンドが10枚保管していますので、日本での流通は50枚になります。彼らのことですから恐らく他にもいくつかカラー盤はあるのかと思いますが、今のところ判明しているのは、Revelation Recordsのショップ限定100枚でイエロー・ビニールがあるとのこと。それよりこっちの方が少ないぜ!!なんて喜ぶのも、POISON IDEAという偉大なバンドで仕事する店としてはショボくて情けない話ですが、なんにせよ本当に嬉しい!!!!!!!!!!2016年復活片面12"の当店限定レッド・ビニールの時に作ったステッカーがまだ残ってましたので、"red"の箇所を"blue"にマジックで上書きして、#/50のナンバリングも書いて透明プラスチック・スリーブ上に貼って販売致します。直貼りやシュリンク・ラップの上ではないので、「余計なことすんなや、BOYは!」という方は、LPの透明袋を自分で替えちゃってくれ。

ハードロックやヘヴィメタルのダイナミズムを導入し始めたPOISON IDEAのターニング・ポイント的大傑作とされるアルバムですが、後追いのファンはこれ以降のさらにダイナミックなPOISON IDEAも同時(または本作より先)に触れてるわけですから、まださほどハードロッキン・クロスオーバーな印象は受けない作風ではないかと思います。しかし、Kings of Punk 1stアルバムを聴きまくったファンが本作を初めて聴いた時の衝撃は想像に難くありません。その要因は言うまでもなく前作からのメンバー・チェンジです。同郷ポートランドのスピード・メタル・バンド MAYHEMのメンバーだったEric "vegetable" Olsen(ギター)とSlayer Hippie(ドラム)が加入したわけですが、リズム・セクションのダイナミズムが飛躍的に向上しているので、実は曲調はKings of Punkのようなドライビン暴走スラッシュ・チューン連発ながら、まるでハードロッカーがハードコアをプレイしてるような最強のアンサンブルが実現しています。もちろんEricのフレーズはヘヴィメタリックだけど、スラッシーなリフで爆走する"Romantic Self Destruction"などは、実はPig Championの作った曲です。MAYHEMの"Burned Alive" LPは1986年~1987年に録音していたので、もしかしたらEricとSlayer HippieはMAYHEMとPOISON IDEAを掛け持ちしてる時期もあったのかもですが、MAYHEMのLPインナーの写真の中でEricは既に革ジャンにPOISON IDEAとペイントしてたし、Slayer Hippieに至っては、POISON IDEA加入前にKings of PunkアルバムのプロデュースでJerry A.&Pig Championと共に共同作業をしていたのです。つまり何が言いたいのかと言うと、雇われのような新メンバーなどではなく、Jerry AとPig Championをフルリスペクトし良く知る最高のミュージシャンだからこそ、このKings of PunkとFeel the Darknessの中間として完璧すぎる作品を完成することができたのではないでしょうか。あと、Chris Tenseのトリッキー過ぎないベース・プレイも本当に素晴らしい。彼のベース・ラインが、Kings of Punkアルバムの時のあの砂ボコリを上げてるような猛烈なドライブ感を本作でもキープさせていたのかと思います。またしても興奮して長々と書いてしまいましたので、あとはもう思う存分聴きまくってください。



poisonidea-knitcap.jpg

・POISON IDEA - EMBROIDERED KNIT CAP 税込2,484円

USキングス・オブ・パンク POISON IDEAのオフィシャル・マーチャンダイズ、今回はキャップが入荷しました!!こちらはロゴの刺繍入りニットキャップで、刺繍のカラーは白 / 赤の2種あります。



poisonidea-baseballcap.jpg

・POISON IDEA - War All The Time EMBROIDERED CAP 税込3,240円

こちらはフロントにロゴ、バックにWar All The Timeの刺繍が入った、アジャスター付きのベースボール・キャップ。刺繍のカラーは白 / 赤 / 青の3種です。

03 | 2017/04 | 05
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
Graphical Clock

Profile

RECORD BOY

RECORD BOY
Koenji Building 303
4-7-10, Koenji Minami
Suginami, Tokyo 166-0003
Japan
OPEN 13:00~CLOSE 20:00
CLOSE on WEDNESDAY

〒166-0003
東京都杉並区高円寺南4-7-10
高円寺ビル303
BOY
TEL 03-3315-2682
FAX 03-3315-0484
営業時間午後1時~8時
毎週水曜日定休

MAP









Mobile Store

入荷情報BBS

How to Order

Recent Entries
Search this site
Categories
Archives
Link
QR Code
QR