RECORD BOY

デスコア ガイドブック


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・デスコア ガイドブック BOOK 税込2,484円 (パブリブ)

ハマザキガク氏監修による世界過激音楽シリーズのVol.5 デスコア ガイドブックが、ブルータルデスメタル ガイドブックも担当したRNR Toursの脇田涼平氏の執筆で発刊。当店では未知の領域なだけに、パラパラめくってても新鮮どころか驚くような写真や記事もあって面白いです。

自分らの世代にとっての「デスコア」って言うと、Nuclear Blastからアルバム出てたBLOOD関連バンドのDEATHCOREを真っ先に思い起こすように、80年代後期のハードコア・パンクのスピード競争からグラインドとデス・メタルとスラッシュがグチャグチャになって過激化を競ってたバンドを指すので、NWN!がよく南米のSARCOFAGO影響下サタニック・グラインド・デス・メタルを指すときにも「デスコア」と呼ぶのも完全に合致します。でも現在の「デスコア」は、ニュースクール・ハードコアのモッシャブルなビートダウンとブルータル・デス・メタルの融合したスタイルのこと。だと思っていたんだけど、これが実はそんな簡単な話でもないみたいなんです。「シンフォニック・デスコア」とか「クリスチャン・デスコア」だのがあるのにも驚きましたが、一番驚いたのは、ブルデスとは敵対関係にもなってたりするという話と、あとDESIGN THE SKYLINEというバンド。もっとも、DESIGN THE SKYLINEはこのシーンでも異端なようですが、とにかく若い感覚が引き起こす細胞分裂は、好き嫌いは別にしていつの時代も非常~に面白い!!興味のある方はぜひ。

DAMAGE INC. #3

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・DAMAGE INC. - NR 1. 2017 BOOK 税込864円

昨年2016年に大阪のハードコア・パンク・バンド BARASHIの1st 7"を制作/リリースした、ノルウェー・ブラック・メタルの代名詞バンド MAYHEMの初期ボーカリストとして知られるManiac氏が、1986年に第1号を、そして1987年に第2号を自主制作していた知る人ぞ知る伝説のファンジン DAMAGE INC.が、前号から30年の時を経て復活最新号を発行!!しかもこの号は、BIRTH RITUAL, DORAID, FRAMTID, ANATOMIA, KNAVEといった日本のハードコア・パンク&メタル・バンドにManiac氏自らインタビューしたという、まさに彼の名の通りのマニアぶりを発揮した内容となっています。他にも、初のオフィシャル・インタビューとなるスペイン・デス・メタル TEITANBLOODや、Maniac氏の旧友でやはりジャパニーズ・メタル&パンク好きとしても知られるノルウェー・ブラック・メタル DARKTHRONEのFenriz、こちらもまた古くはノイズコア・グラインド方面での活動で日本の初期パワー・バイオレンス・シーンと交流があり、DEATHSPELL OMEGAでの大ブレーク以降はエクストリーム・メタル・シーンでも才能を発揮するミュージシャン Mikko Aspa氏によるフィンランド・ブラック・メタル CLANDESTINE BLAZE、さらには日本のメタル・パンク・マニアにもお馴染みのSYPHILITIC VAGINASも掲載。また、自身のプロジェクト SKITLIVなどでエクスペリメンタルな趣向も表現しているManiac氏ならではの人選として、SEHNSUCHTでともに制作活動したアヴァンギャルド・ミュージック・シーンの大御所 Andrew Liles氏までも掲載しています。全て英語表記ではありますが、ジャパニーズ・パンク&メタルと、デス/ブラック・メタル界のレジェンド、そしてエクスペリメンタル・ミュージックの大御所が、完全80年代風のレイアウトによるオールドスクール・プライド全開なファンジン上で会するという、前代未聞のトゥルー・アンダーグラウンド・ブック!!全44ページ。


掲載バンド :
BIRTH RITUAL (北海道)
TEITANBLOOD (スペイン)
DORAID (東京)
SYPHILITIC VAGINAS (?)
FRAMTID (大阪)
DARKTHRONE (ノルウェー)
ANATOMIA (東京)
CLANDESTINE BLAZE (フィンランド)
KNAVE (大分)
Andrew Liles (イギリス)
and more
日本国内流通 MCR(京都) / RECORD BOY(東京)

YOSHI YUBAI - San Francisco PHOTO BOOK


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・YOSHI YUBAI - San Francisco PHOTO BOOK 税込3,500円

Vice Japan WEB ZINEでNuclear War Now!オーナーのYosuke Konishi氏にインタビューもしていた広島県出身の写真家、弓場井宜嗣氏の初出版物となるフォトブックがサンフランシスコの出版社からリリース。アメリカで出版されたものなのでもちろんテキストも全て英語ですが、後書きをNWN!のYosuke氏が書いています。そして、弓場井氏がYosuke氏のテキストの日本語訳もメールしてくださったので、まずはそのYosuke氏の後書き日本語訳と、弓場井氏のインタビューを読んでみてください。


私が初めてYoshiに会ったのは2000年代の半ばで、お互い似たものに興味があり、関係が始まりました。私の家族には何人かビジュアルアーティストがいるので、写真の力はすでに理解していましたし、人生を通じてエクストリームミュージックを鑑賞してきた結果、Yoshiが探求しているテーマに私も共鳴したのです。私たちが初めて会った頃、YoshiはRE/Searchに住んでいて、サンフランシスコの写真を撮っていました。私はサンフランシスコ市内から10分程離れたパシフィカという町に住んでいました。当時定期的に参加していたコンサートへ行くのに便利な場所です。実際、私たちが初めて会ったのはメタルのギグで、本質的に音楽の趣味を共有していた私たちはそれから色々なショーでよく会うようになりました。それ以来、私たちの道は様々な機会に、ベルリンから東京まで、様々な都市で交差してきました。

より具体的な私たちの繋がりの源は、人間の中にある虚無主義的な面に対する共通した興味にあります。私はNuclear War Now!という名前の音楽レーベルを運営しています。これはおそらく多くの人に「武装闘争」への呼びかけのような扇情的なタイトルに聞こえるでしょう。しかし、私はこのレーベル名をそのような虚無主義的な衝動を感じる傾向がありながらも固有の倫理的羅針盤に導かれ、そのように行動することを妨げられている私たちのためのメタファーと考えています。例えば、ベイブリッジで渋滞にはまった時、全ての車を橋から落とせたら…と夢想するかもしれませんが、私たちは実際にそのように行動したりはしません。私はエクストリームミュージック、特にメタルがこれらの虚無主義的な性向の健康的なはけ口になると考えています。

Yoshiの写真は同様の手法で人間の暗い側面を探っています。サンフランシスコでの彼の作品は人間の逸脱した側面を反映しています。彼の被写体は私たちの多くが「薬物中毒、カス、ガターパンク、オカマのホームレス」等と認識するだろう人たちです。彼らははっきりとしたグレースケールでのみ現されていますが、同時に美しく対比させられています。まるでブラックメタルのように、Yoshiの写真は醜くグロテスクですが、同時に巧妙で魅力的です。ある基本的な衝動が私たちの人生からそのような「芳しくない人格」を排除しようとする時、私たちはその代わりに彼らの中に私たち自身を見いだす必要があります。ちょうど今私たちが全体的な虚無主義に傾いているように、私たちはみんな部分的に芳しくない特質を持っています。

当然に、かつ偶然にもYoshiの写真は1945年の広島と長崎の原爆投下後に撮影された写真に触発された黙示録的なイメージを捉えています。Yoshiの写真と私のNuclear War Now!との繋がりをこれ以上簡潔に表すことはできそうにありません。私たちはお互い異なる分野で活動していますが、私たちの表現は何年もの間、相似した軌道を描きながら前進を続けています。Yoshiのビジョンがこの先どのように進化し拡張していくのか、私は楽しみにしています。

Yosuke Konishi



若き写真家が見る歪んだ世界vol.8 弓場井宜嗣氏インタビュー


バンドやミュージシャンの写真集ではありません。サンフランシスコのストリートを行き交う人々や情景を収めた、A4よりちょっと小さいモノクロ・オンリーのフォト・ブックです。しかし、上記リンクで紹介されてるとおり、強烈な登場人物の写真が多数あります。長年お世話になっている弓場井氏の作品集だからこそ、当店も取り扱わせてもらうのですが、一つ強く言いたいのは、決して社交辞令的な付き合いで販売するのではないという点です。Yosuke氏の後書きと弓場井氏のインタビューを読んで、自分がレコード屋で仕事してて常日頃悶々としていたことを彼らが代弁してくれているようにも感じるのです。ここに掲載されてる写真が全て人間の本質だとは思わないけど、本質なんて全く美しくなく、むしろ醜くて、でも絶望してるわけでなく何かを表現せずにはいられないところは、BOYが惹かれて取り扱う音楽と通じるところだと思います。こういう写真見てハッと我に返り、どんなにチャラいパーティー・バンドでも、アーティストの端くれの足の爪の垢のクッセー部分くらいではあることを自覚したり思い起こせれば良いのではないでしょうか。限定120冊。

NEGATIVE INSIGHT BOOK New Issue


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・NEGATIVE INSIGHT - issue #1 BOOK + VARUKERS 7" 税込2,592円

USのSocial Napalmというレーベルに携わっていた人物が発刊してスタートしたNEGATIVE INSIGHT ZINEの第1号が、付属音源を変えて再販。初版はDISASTERの91年ライブとSACRILEGEの86年ライブ音源をCDR or カセットで付属したDIYファンジンらしいオマケ音源でしたが、CHAOS UKの7"付き第2号、SHITLICKERSの7"付き第3号と、徐々に付属音源もビックリするような内容のものにグレードアップしてきたところで、この第1号の2017年版も素晴らしい付属音源に変わっています。後のSACRILEGEメンバーがバック陣だったAnother Religion Another War 12"eraの絶頂期VARUKERSが、ドイツのレーベルから1986年にリリースされたWe Don't Need Nuclear ForceオムニバスLPに提供した3曲を単独EP化して付属しています!!

ZINEの内容は、7ページに及ぶRatのVARUKERSインタビュー、SACRILEGEの初期ベーシスト Tonyの5ページにわたるインタビュー、こちらも5ページに及ぶDISASTERインタビュー、と3バンドのインタビューだけでも非常に濃厚です。もちろん各バンドの写真も掲載してますし、特にテキストは無いのにCONCRETE SOXの87年ライブ写真だけで2ページをぜいたくに使ったりして、Late 80's UKHCのあの時代が本当に大好きなのがヒシヒシと伝わってきます。ディスク・レビューのチョイスもなかなかセンスが良く、激渋UKメタルパンク ALTERNATIVE ATTACKにもスポットを当ててるなんて、アメリカ人にしてはちょっとあなどれません!!



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・NEGATIVE INSIGHT - issue #3 BOOK + SHITLICKERS 7" 税込2,700円

そしてけっこう前から告知も行き渡って日本でも心待ちにしていた人も多かったであろう第3号、SHITLICKERSのオフィシャル・ライセンス・レプリカ7"シングル付きが遂に発売!!

過去2号はUKHCパンク色の濃い内容でしたが、今回はトータル・スウェディッシュ・ハードコア・イシュー。ABSURD, DISARM, フォトグラファー Sebastian Todorによる秘蔵写真, SKITSLICKERS, ANTI-CIMEX, そして伝説のChainsaw Tour '86レポート!!目玉はもちろんSHITLICKERSのオフィシャル再発7"付属なんですが、個人的にはやっぱりこの、AGONIとANTI-CIMEXによるChainsaw Tour日記をじっくり読みたいのです。AGONIがスラッシュ・メタルのAGONYに発展してUnder One FlagからリリースしたLPのインナーには、この時のツアー写真が満載で、ANTI-CIMEXのJonsonや、共演したDISCHARGEのCalもGaryもGrave New World eraの貴重なオフショットでAGONIメンバーと一緒に記念撮影に収まっていましたが、このNEGATIVE INSIGHT #3のツアーリポートには、いきなりDISATTACKのPekとMiddieがAGONIメンバーとイギリスらしい(写真モノクロだけど)緑の芝生の上でリラックスしてる写真が掲載されてて、もう倒れそうになります!!(Bill Steerは写ってない。写真撮ってたのがBill Steerなのかな?)SHITLICKERSのポスターも付いてます。

EL ZINE #26


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・EL ZINE - Vol.26 BOOK 税込600円

Doll MAGAZINEの編集者だった山路氏によるパンク・ファンジンの、最新号となる#26です。1stアルバムCDが好調のZAYや、大越よしはる氏のBLACK FLAGコラムなどは、当店のお客さんでも興味深く読めるのでは思います。他にはデモが入荷している東京の女性Vo.ハードコア・パンク DARKSFER, STAGNATIONアズサ氏, 来日ツアーを行ったWHO KILLED SPIKEY JACKET, etc


●WHO KILLED SPIKEY JACKET?
(THE ERECTIONSの招聘により来日を果たしたボストン・ポゴ・パンク・バンド、WHO KILLED SPIKEY JACKET?へのインタヴュー)

●WKSJ?を紐解くための10ディスク
(インタヴューでの発言を軸に、WKSJ?というバンドを理解し、紐解くための10枚の音源を紹介)

●PMS 84
(BLOOD RUNS REDやKOWARD etcのメンバーらによる、ポートランドのUK82スタイル・パンク・バンド、PMS 84へのインタヴュー)

●Azusa from STAGNATION/C/THOUGHT CONTROL
(Kings WorldからディスコグラフィーをリリースしたSTAGNATIONのヴォーカルにして、CやTHOUGHT
CONTROLでも活動しているAzusa氏への個人ロング・インタヴュー)

●Azusa Recommended Noise & Noise Core Discs!!
(Azusa氏オススメのノイズ~ノイズ・コアの音源紹介)

●BARCELONA
(9月に来日ツアーを予定しているex.DESTINO FINAL~BELGRADO、ex.FIRMEZA 10
etcのメンバーらによる、スペイン/バルセロナの女性Voハードコア・バンド、BARCELONAへのインタヴューby
Shogo氏/ALTERNATIVE SOLUTION)

●ZAY
(1stアルバムをリリースしたばかりの、ex.ACROSTIX、ex.D-CLONE、CONTRAST ATTITUDE、ex.ADA
MAXのメンバーによる三重拠点のハードコア・バンド、ZAYへのロング・インタヴューby 鈴木智士氏)

●Adachi from DARKSFEAR etc
(BEYOND DESCRIPTIONやハンマー、WORLD DOWNFALL、DUDMAN、DARKSFEAR
etcの活動で知られる安達裕介氏に、自身のこれまでのバンド経歴を執筆してもらいました)

●ACID BLOOD
(ex.AC4~THE T-55's etcで活動してきたスウェーデン/ウメアのパンク・ギタリスト、Karlが新たに始めたバンド、ACID
BLOODへのインタヴュー)

●REJECTED SCUMS
(シンガポールのストリート・パンク・バンド、REJECTED SCUMSへのインタヴュー)

●東南アジア・パンク/ハードコア・ディスク
(シンガポールの作品を中心とした、東南アジアのバンドの音源紹介)

●OBITTO
(ブラジル/サンパウロのグラインド・コア・バンド、OBITTOへのインタヴューby Rafa)

●Brazilian Grindcore ブラジルのグラインド・コア2017
(ブラジル各地で現在活動しているグラインド・コア・バンドの紹介テキストby Rafa)

●LASHING SPEED DEMONS:BLACK FLAG
(BLACK FLAGの詳細なバイオグラフィーby 大越よしはる氏)

●ES GIBT KEIN WERT
(発行人によるディスク・レヴュー)

●チャレンジ・インタヴュー
(オニギリギリオ氏[Waterslide Records]/南氏[Record Shop Base]/大越よしはる氏[ライター])

●NON MUSICALLY LIFESTYLE & EDITOR'S NOTES
(発行人の日記と編集後記)
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