RECORD BOY

EL ZINE Vol.55


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・EL ZINE - Vol.55 BOOK 税込600円

Doll MAGAZINEの編集者だった山路氏によるパンク・ファンジンの最新号#55!新作EPの発売を間近に控えているRAW DISTARCTIONSの巻頭インタビューや、MILITARY SHADOWギタリストTetsuya氏による国内外新鋭バンドのインタビューはスウェーデンのDSM-5などなど。Yoshi Yubai氏のAnti-Art Book Reviewももちろんあります!


●RAW DISTRACTIONS vs POGO77 RECORDS
(7月1日にニュー・シングルをリリースする予定の東京ロウ・パンク・バンド、RAW DISTRACTIONS。そのリリース元であるPOGO77
RECORDSの今村さんに、メンバー全員への直撃取材を敢行してもらいました)

●THATCHER’S SNATCH
(オーストラリア/メルボルンのパンクスとスキンズによるUK82パンク・バンド、THATCHER’S SNATCHへのインタヴュー)

●Yeap from HARDCORE VICTIM
(THATCHER’S SNATCHのシングルもリリースしているメルボルンのパンク・レーベル、HARDCORE
VICTIMのオーナーであるYeapへのインタヴュー)

●NEMESIS RECORDSが語る初期のTHE OFFSPRING
(1989年にTHE OFFSPRINGのファースト・アルバムをリリースしたNEMESIS RECORDS。そのオーナーだったBig
Frank Harrisonが語る初期のTHE OFFSPRINGについてby Negative Insight)

●GODFREE HO
(結成20周年を迎え、ファースト・アルバムをリリースした死国は高知のパワーヴァイオレンス・バンド、GODFREE
HOへのインタヴューby井上/DAN-DOH RECORDS)

●Umea Punk City
(ex.AC4~現ACID BLOODのKarlによる、スウェーデンUmeaの現地情報コラム)

●DISTRESS
(前号の『ハードコア・ロシア』特集に掲載する予定だった、ロシア/サンクトペテルブルクのヴェテランD-Beatバンド、DISTRESSへのインタヴュー)

●HILDOID
(年内に音源集がリリースされる予定の、2000年代後半の仙台で活動したハードコア・パンク・バンド、HILDOIDへのインタヴューby武山/MOTHPERDICIO
TAPES)

●VIOLENT PIGZ
(今年、新作7インチをリリースした大阪拠点のアメリカン・ハードコア・パンク・バンド、VIOLENT PIGZへのインタヴューby
Shooter/the GEROS)

●Tomas Bulanek
(スロヴァキアの首都ブラチスラヴァで活動するメタル・クラスト・バンドのBETONと、女性ヴォーカル・ハードコア・バンドの2 MANKY
HOOKERS AND A RACIST DWARFの2バンドでギタリストを務めている、Tomas Bulanekへのインタヴュー)

●9991
(都内で活動する女性ヴォーカル・ニューヨーク・スタイル・ハードコア・バンド、9991へのインタヴューbyツトム/悲観レーベル)

●DSM-5
(スウェーデンで活動する3人組ハードコア・パンク・バンド、DSM-5へのインタヴューby Tetsuya/MILITARY SHADOW)

●Anti-Art Book Review
(アートブックの書評by Yoshi Yubai)

●Incredibly Strange Photography
(vol.32にてインタヴューを掲載した、広島県福山市出身の写真家Yoshi Yubaiによる写真連載)

●LASHING SPEED DEMONS: NO WAVE
(1980年前後のニューヨークで盛り上がりを見せたNO WAVEムーヴメントの特集by大越よしはる)

●PUNK LIVES!!
(ポーランドのハードコア・バンドOHYDAのMikeによる、アメリカのHOAXとドイツのPIG//CONTROLのライヴ・フォト・レポート)

OOPS - Demo CD


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・OOPS - Demo CD 税込1,500円 (Mouse)

当店には過去に7"EPが入荷していた大阪の女性Voパンク・バンドの2022年新作CDが、今回もPunk And Destroyさざなみ氏のMouse Recordsからペーパースリーブでリリース。シンガーが交代して初の音源となりますが、軽快でポップ、且つオールドスクールなパンク感も維持した、表情豊かなオルタナ・スラッシュ・ポップ・ハードコアは健在!!


大阪を拠点に活動、各種音源に続き2021年1月にバンド初のレコードフォーマットとなる7"EPをリリースしたOOPS(ウープス)。
その7"EPリリース後ヨコタミナミが新たなボーカリストとして加入、すぐさま楽曲制作に取りかかり新曲4曲/再録1曲をサブスクオンリーにて公開、今回さらに新曲2曲を録音/追加、全7曲入りCDとして2022年6月mouseからリリース。
ファスト&タイトなハードコアの躍動、広大なキャンパスをフリーに彩っていくようなオルタナティブロック、リズムの渦を歯切れよくステップするヨコタミナミのボーカル。
ここまでの道のりの延長線上にありながら、前作リリース時に予期されていたこれからとは同一線上になく、現編成のパーソナリティで生まれるべくして生まれた、2022年OOPSの"初心"全7曲収録。
国内現行のPOST PUNK/ALTERNATIVE然としたバンドや、海外ではTHRILLING LIVING、FEEL IT RECORDS、LUMPY RECORDSあたりからリリースされるバンドをチェックしている方にも一度再生してもらいたい内容です。

*Bandcamp上でも同日リリース。先にリリースされている各種サブスクは5曲のみの配信になります。

OOPS are :
(Vo) ヨコタ ミナミ
(Gt) 川添 健太朗
(Ba) ジャガー
(Dr) チヒロ

Recording Engineer : ippei suda (LM STUDIO)
Jacket Art Work : INKADDICTION
Logo Design : MOYA
Layout Design :HISSAN (SK8NIKS / HDW)

"YESDES" MV Directed : hamaji (INFECTION FILMS)

(インフォメーションより)


Cogumelo 'till Death!!


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・BRIGADA DO ODIO - Diaspora CD 税込2,200円 (Cogumelo)

2021年にF.O.A.D. Recordsからアナログ盤で再発されて速攻完売した、RAPTやPSYCHO SINなどと並んでノイズコアの始祖とされるブラジルの伝説的ハードコア・パンク・バンド BRIGADA DO ODIOのディスコグラフィーがCDバージョンもリリース!!!なかなかお目にかかれない激レアな1985年Split LP w/ OLHO SECO、2000年代にもなって衝撃の復活を果たしてしまった2002年EPと2006年EP音源、さらに前身となったINFRATORESなるバンドの1984年音源も収録した地獄の全50曲!!スリップケースと、付いててもなんら嬉しくない、このジャケット・アートのポスターも付きますぁaaarrrggghhh!!!


Tracks 1-14 : Split LP with OLHO SECO (1985年)
Tracks 15-21 : INFRATORES (pre. BRIGADA DO ODIO 1984年)
Tracks 22-35 : S/T 7" (2002年)
Tracks 36-50 : "Diaspora" EP (2006年)


後のノイズコア誕生に大きな影響を与えたバンドで、南米ハードコア=崩壊、というイメージを作り上げたA級戦犯でもあります。原形をとどめずになだれ込む土石流ビートにより、他パートを務めるメンバーの人格まで崩壊したような、全てがバラバラ、しかし曲の最後だけはちゃんと無音になるのを繰り返す、とにかくムチャクチャなスピード・ノイズです。1985年にしてもう究極的に完成してるので、これを超えるのは極めて困難ですから、ノイズコアというスタイルは実は非常に難しく、そして奥が深いのかも知れません。前身バンドのINFRATORESは、BDOに比べたら至極真っ当なロウ・ノイズ・ハードコア・パンクなので、OLHO SECOとのSplit LPに至る1年間に一体何があったのか?やはり人格が崩壊したとしか思えません。復活当時に聴いた人はみんなビビったのですが、2000年代の音源も本当にすさまじいので、なめて聴いたら死ぬよ!!!サンプルはその2002年復活EP音源を貼ってみました。2006年EPも最高death。



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・WITCHHAMMER - The First And The Last CD 税込2,200円 (Cogumelo)

ブラジリアン・スラッシュ/デス・メタル代表的レーベル Cogumelo Recordsの初期作品の中で長らく再発されていなかったミナスジェライス出身スラッシュ・メタル・バンド WITCHHAMMERの1988年発表1stアルバムがスリップケース付きCDで再発!!2018年に30周年記念盤として、オリジナル・リリースから30年を経て初めて再発されていたのですが、Cogumeloは相変わらずランダムな流通事情なので、この2021年2ndエディションまで全く気づきませんでした。両面プリントのポスターも付いています。

ジャケットから強烈に放たれるクサレ・メタルを期待して購入したマニアですら、その予想を超えるクレイジーなスラッシュ・メタル・サウンドにぶっ飛んだカルト・スラッシュ・メタル・アルバムです。土台はジャーマン・スラッシュ・メタルに通じるサウンドで、NECRONOMICONの2ndくらいに似た感じもありますが、再生するといきなり飛び出してくるのがインチキ泥臭いブルージー・パートなので、?中身違いか?と一瞬本気で不安になります。でもそこから唐突に重厚ロウなジャーマン・スラッシュ・メタルへとなだれ込みます。が、またしても途中で今度はジャジーになったりと、もうわけわかんなくなります。冷静に分析すると、ブラジリアン・スラッシュ・メタル名作コンピ・シリーズ Warfare Noise IIアルバムのオープニングを任されていたバンドだったけど、その後クロスオーバー・ムーブメントにどっぷり浸かってしまい、DESTRUCTION型スラッシュ・メタルにSPAZZTIC BLURRのようなクレイジー・ストレンジ・クロスオーバー・スラッシュをミックスしたら、こんな感じでしょうか?しかもこの30周(+3年)記念盤再発は、2018年に再録した音源もプラスしているどころか、その再録バージョンを前半に収録するという、ありがた迷惑構成!!このバンド、復活してまたやってるみたいなので、こんなに成長した今の姿を知ってほしい、ということなのでしょう。後半にちゃんと1988年オリジナル音源もフルで収録されていますので、安心してください。LP欲しい!!


Tracks 1-8 : The First And The Last (Re-Recorded 2018)
Tracks 9-16 : The First And The Last (Original Version 1988 / Remastered 2017)



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・VULCANO - Who Are the True? DIGIPACK CD 税込2,200円 (Encore)

初期ブラジリアン・デスラッシュを代表するバンドの一つ、VULCANOの1988年発表3rdアルバムが、オリジナル・リリース以来初となる念願待望のCD化再発!!長年活動を続け、本国ブラジル以外の南米各国や欧州のメタル・ミュージシャン達にもフルリスペクトされていますので、再発を待ち望んでいたダイハード・メタル・ヘッズは世界中に多かったのではないでしょうか。特にヨーロッパと南米では。

このレコードは個人的には1度もお目にかかったことがないので、存在自体すら最近まで知りませんでしたが、前作Anthropophagyアルバムまでの野性味あふれるロウ・デスラッシュから、ちょっとハードコア・テイストも強まった独特のクロスオーバー・スラッシュ・メタル作品となっています。実は初期からけっこう顔を覗かせていたキャッチーなフレーズがハードコア風味になり、しかしVULCANOならではの、あのドタバタ・ロウな演奏は相変わらずで、初期カルト・スラッシュ・メタル・ファンは存分に楽しめる作品です。これもLP欲しい!!

Japanese Hardcore Punx!!


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・LIFE - The World Lies Across Them CD 税込 2,200円 (Black Konflik)

日本を代表する東京クラストコア・パンク LIFEの1999年録音1stアルバムが、マレーシアBlack Konflik Recordsから初CD化!!帯付き、限定400枚プレスです。

ex. ANTI-AUTHORIZE / 現G.A.T.E.Sのフタツギ氏在籍時の作品で、LIFEの基盤であったスカンジナビアン・スタイルのノイジー・ステンチ・クラスト・スラッシュにメタルコア要素をプラスして、当時は非常に斬新な深化としてファンを驚かせました。ロウな演奏でAMEBIX, ANTISECT, AXEGRINDER, SACRILEGEなどのUKメタル・クラスト・テイストの導入を試みた意欲作です!!



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・LIFE - Violence, Peace and Peace Research CD 税込 2,200円 (Black Konflik)

2013年発表2ndアルバムも帯付き限定400枚で初CD化!!フタツギ氏の脱退に伴い、ベーシストのアベ氏がギターにパート・チェンジして、タカ氏も加わったツイン・ギター編成へと生まれ変わり、さらに古くからのハードコア・ファンを驚かせたのが、NUKEY PIKESなど多くのバンドで活躍してきたノリ氏のベーシストとしての加入でした。

この2ndアルバムでは、土台にあるスウェディッシュ・マンゲル・クラスト型の猛烈な暴走スピードはもちろん、フタツギ氏が植えつけたメタルコア要素もしっかりと根を張っていて、全編に渡る圧倒的なレイジング・クラスト・パンク・スラッシュ波状攻撃の中で、CONFLICT系統のアナーコ・パンク風味のフレーズや、90'sエモ・クラスト以降のダイナミズムなど、ジャパニーズ・クラストコアの深化の過程を体現していると言っても過言ではない、圧巻の力作に仕上がっています。過去曲の再録やDISCLOSEカバーも含む全22曲入り。ジャケットは現STAGNATION, ex. COLLAPSE SOCIETYのノザキ氏によるアートワーク。



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・ASBESTOS - Loud Noise Infection CD 税込1,980円 (Black Konflik)

1989年発表激レア1stアルバム The Final Solution....の再発盤がLP&CDともに即完売した東京ベテラン・ポリティカル・ハードコア・パンク ASBESTOSが新作アルバムをリリース!!フルアルバムとしては1996年のAgonized Cry CD以来となるわけですが、この新作も発売直後から大好評で、レーベルではやはり早々に完売。当店の入荷も今回のみとなりますので、お買い逃しなく!!

ギタリストがBloodbath Recordsから3 Way Split CDが出ていた栃木スラッシュ・メタル DEATHBLASTもやっていますし、ベースはご存知ABIGAIL etcのJero氏というメンバー構成なので、メタル方面でも知名度の高いハードコア・パンク・バンドですが、そういった情報から期待させる以上に演奏と曲はザックザクに刻みまくり疾走するクロスオーバー・メタリックで、これはヘッドバンガーズも興奮首振りせずにはいられないでしょう!!スラッシュ・メタル・ファンにも超オススメです!!

Metal Deadness!!


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・TERMINAL NATION / KRUELTY - The Ruination Of Imperialism SPLIT CD 税込1,500円 (Dead Sky Recordings)

東京で活動するKRUELTYと、20 Buck Spinからアルバムを発表しているUSアーカンソー州のTERMINAL NATIONによるSplit CDが、KRUELTYギタリスト Zuma氏の運営するDead Sky Recordingsからリリース。KRUELTYの過去作品は、当店にはObliteration Recordsからの"Entrevista con los 3 asesinos!” 3 Way Split CD w/ ANAL VOLCANO & GEROPETOROが入荷していましたが、2020年に発表した1stアルバム "A Dying Truth"のアナログ盤がProfound Loreからリリースされて話題となり、当店でもそのウワサは良く耳にしていました。ちなみに本作のアナログ盤は、20 Buck Spinからリリースされています。さらに、ギタリストでDead Sky RecordingsのZuma氏は、Me Saco Un Ojoからカセット・バージョンがライセンス・リリースされていたワンマン・ドゥーム・デス・メタル CADAVERIBUSもやっている人物です。

両者ともにハードコア度数の高いデス・メタル、またはデス・メタリックなブルータル・ヘヴィ・ハードコアといった感じのスタイルです。TERMINAL NATIONは、スウェディッシュ・デス・メタル的ギター・サウンドで、BOLT THROWERなどのキャッチーなリフを中心に構築して、ハードコアなノリも重視したスタイル。KRUELTYはドラム・サウンドまで深く音処理をしてボトムの硬さを強調し、激重音塊で疾走。鈍さを取り除いたCOFFINSのようでもある圧倒的な突進力に打ちのめされます!!


USアーカンソー州より鈍器のような重音をかき鳴らすヘヴィーヒッターTerminal Nationと、日本は東京より暗黒の極みへと邁進を続けるデスメタリックハードコアKRUELTYの極上スプリットが実現! オリジナルはUS名門20 Buck Spinが仕切り、こちらはKRUELTYメンバー運営のDead Sky Recordingsによる国内盤である。 両者ともに隙のない名曲を用意しているが、Terminal Nationは前作1stフルレングスで見せたデスメタル路線を踏襲しつつも初期のパンキッシュな面を併せ持つ楽曲となっている。まさに”デスパンク”を自称するにふさわしい仕上がりである。ミキシングに、過去Gatecreeperなどのレコーディングを手掛けたRyan Bramを起用。モダンかつRAWさも失わない絶妙な仕上がりに。 KRUELTYは1stフルレングス以降の流れに沿いつつも、より大胆に展開しよりアグレッシブに攻める2曲を用意。突っ走るDビートから急転直下のビートダウンまで、あらゆるエクストリームミュージックを取り込みつつもしっかりと彼ら流にまとめた形だ。ミキシングにはこれまで同様Taylor Youngを起用した。 スプリットとしての完成度を高めるために、マスタリングは全曲まとめてUSハードコア/メタルシーン第一線のBrad Boatrightに依頼。世界レベルで戦うにふさわしいプロダクションとなった。全5曲入り。通常ジュエルケース仕様。
(インフォメーションより)

TRACK LIST
1. CURATORS OF BRUTALITY (TERMINAL NATION)
2. SACRIFICIAL CAPITAL (TERMINAL NATIOT)
3. EMBALMED CRUCIFIX (TERMINAL NATION)
4. SUPPRESSION (KRUELTY)
5. UNDER YOUR PRESSURE (KRUELTY)




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・ANATOMIA / UNDERGANG - Split (2022) CD 税込1,980円 (Dark Descent)

2017年に10"アナログ盤EPでリリースされて、その後何度もプレスされ大ヒットを記録した、東京&コペンハーゲンのs-lowデス・メタル師弟共演が、フルレングスのアルバム尺で再度実現。各1曲のみの提供だった前述Split 10"のCD化ではなく、全く異なる内容のANATOMIA 2曲+UNDERGANG 3曲の全5曲入りです。

そしてこれが、いやもう、のっけからANATOMIAのウルトラs-lowシックネス大爆発で最凶death!!単独作のフル・アルバムで漂わす退廃感から来る美意識は、Splitという限られた尺内では敢えて抑え気味にしているのか、その分さらに病的なまでの陰鬱スロウネスが極悪です。極悪すぎて、結局またエピックも匂わせてくるのも凄い。そして2曲目はANATOMIAには珍しいファスト・ナンバーながら、low-endが全く後退していない低速(この場合は低いのに速いという意味です)デスピード・ナンバーで、これもまた驚異的にカッコイイ!!

Split相手がANATOMIAでも分が悪くならないところはUNDERGANGならではでして、lowデス・メタルというスタイルでは共通しますが、このSplitは両者のアプローチが完全に異なります。Dark Symphoniesの再発盤がかっこよかったSWOLLENなどで活躍したギターのMads Haarlov氏加入後のUNDERGANGは、腐臭ゴア・スロウネスをMisantropologiアルバムで極めて以降、初期の作品に戻った感もあり、FUNEBRE, CONVULSE, DEMILICH, etcのフィンランド・デス・メタルにも通じる、病的な暗さの中に時折叙情性も垣間見える極上のOSDM路線で楽しませてくれます。

少なからずお問い合わせもいただいている、MSUOからのアナログ・バージョンの到着はしばらくお待ちください。CDでOKな人は、躊躇なくすぐに購入して聴くことを絶対にオススメする凶劣Splitdeath!!



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・CORPSESSED - Succumb To Rot DIGIPACK CD 税込1,980円 (Dark Descent)

2007年の結成以来、ベーシスト以外のラインアップは不動で活動を続けるフィンランド・デス・メタル CORPSESSEDの2022年発表フル・アルバムCD。実はこの作品の前に、1stアルバム Abysmal Thresholdsを再録&リミックスした Beyond Abysmal Thresholdsという作品を2019年に配信のみで発表しているのですが、そちらはフィジカル・リリースは無し。今となっては作風もちょっとだけ違っていたAbysmal Thresholdsをレストアしているところに、2ndアルバム以降のこのバンドの志向が良く表れていると思いますが、本作もまた前作同様、フィンランド・デス・メタルの病的な暗さと激しさに支配された作風となっています。

もはやCORPSESSED節と言ってしまいたくなるような、あの単調な鬱フレーズを随所に織り込みつつ、しかし激烈なパートは今回はかなりキックを強調して、病的混沌グルームネスと、キラーOSDMリフで畳みかける手法に、今回も大きな変化はありません。リフやビートなどの各パーツは若干1stの頃に揺り返してるかな?ただ、質感は前作での、あの鬱陶しくなるまでの暗さを継承しているので、フィンランド・デス・メタル・マニアは今回も大満足でしょう。PROFETUSやWORMPHLEGMといったフューネラル・ドゥーム・メタルのミュージシャンも参加しているのが、このバンドの鬱暗さに作用しているのかとも思います。ABHORRENCEやKRYPTなどのスオミ・デス・メタル・ファンは今回も必聴death!!



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・ASPHODELUS - Dying Beauty & the Silent Sky LP 税込2,860円 (Iron Bonehead prod.)

CEMETERY FOGを母体とするフィンランドのデス・ドゥーム・メタル ASPHODELUSの2016年発表4曲入り1st MLPを、遅ればせながら少し入れてみました。CEMETERY FOG時代から当店好みのマイナー・メタル臭漂うオカルト・ドゥーム・デス・メタルでしたが、この後2019年に発表した1stフル・アルバム Stygian Dreamsが、地下シーンで正当な評価を得ています。しかしながら、Stygian DreamsアルバムをリリースしたTerror From Hell Recordsは、近年流通が悪化する一方ですので、その代わりと言っちゃなんですが、こちらもぜひチェックしてもらいたく入荷させました。

CEMETERY FOGの頃は、北欧型エピックよりもイタリアン・オカルト・メタルなどのホラー・サイケ感に近い感覚もあって、初期スウェーデンANGUISHが怪しいアングラ・ムードを増幅したような、ブラック/デス・メタルの凶暴性も捨てきってないドゥーム・メタルが当店好みのスタイルでした。ASPHODEUSに発展してからはデス・メタル要素はさらに後退していますが、かなり大胆に導入している教会系キーボードと女性コーラスによるゴシックな叙情性が、パワフルに叩き出す演奏に被さってくるところは、CEMETERY FOGとはちょっと違った、エピックネスとエクストリーム性の極上のマッチングです。MY DYING BRIDEやKATATONIAなどの初期が好きだった人にオススメの、現行ゴシック・ドゥーム・デス・メタル有望株death!!100% OSDMなメンバーのルックスも渋い。



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・MALIGNANT ALTAR - Realms of Exquisite Morbidity CD 税込1,980円 (Dark Descent)

INSECT WARFARE, WAR MASTER, あと当店では取り扱いないけど、最近メロディック・ブラック・メタル・シーンでけっこう注目されているというNECROFIERなどの面々によるUSテキサス出身デス・メタル・バンドの2021年発表1stアルバム。この辺のテキサス・デス・メタル/グラインド・ミュージシャンは、日本のシーンでも交流がある関係者は多いかと思いますが、このバンドも完全に必聴要注目株だと思います。

まずは何と言ってもドラマー Dobber Beverly氏(この人もWAR MASTER, INSECT WARFARE, NECROFIERです)の暴れ太鼓っぷりが最高。曲自体はMORBID ANGELやINCANTATIONなどの影響下にあるキャバナス型がドゥーム・スラッジ感もちょっと強めたような感じだけど、ロウ・パワー爆発だけではない、Dobber Beverly氏の窒息感のあるスロウ・ビートも、張り詰めた重苦しさを増幅させていて素晴らしい。RITUAL NECROMANCYなどファンにオススメのタイプではありますが、このスラッジ・スロウネスとグラインディング・パートのバランス感覚は、パワーバイオレンス・ファンも楽しめるのではないでしょうか。このテは最近はMSUOリリース以外はCDのみの入荷にしてるけど、これはいずれアナログも入れるべきかなー。オススメdeath!!


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